フィリピンの選挙制度や選挙期間中に何があるのかをご紹介いたします。

 

こんにちはHIDEです。


今日は今年の5月13日にあるフィリピンの中間選挙についてご紹介したいと思います。今回の選挙では上院の半数(12議席)と下院(約300議席)、全国の州知事、市長らを選ぶもので、6年1期のドゥテルテ政権への中間評価をする選挙でもあります。日本でも4月に統一地方選挙があり、7月には参議院議員通常選挙がありますが、フィリピンの選挙は日本とは異なることが多いので見ていくとフィリピンがどのような国なのか見えてきます。

街が綺麗になる

シーフロントキャンパスのあるマリバゴエリアでも雨が降ると必ず水没していた場所がありました。しかし選挙戦が解禁になった翌日に大規模な工事が行われて水はけの良い綺麗な道路になりました。多分シーフロントキャンパスに一度でも留学にいらっしゃった生徒さんならどこのことだかわかると思います。シーフロントキャンパスのあるマリバゴエリアにはコンビニ(セブンイレブン)が一件しかないのですが、雨が降ってしまうとコンビニの近くの交差点が水没してしまうため簡単に歩いて行くことができません。しかし、この選挙のおかげで突然道が綺麗になり見えずらかった信号がはっきりと見える型のものに変わりました。




シーフロントキャンパスの近くには建設中の建物がたくさんあります。これらの建物もオープンは4月後半や5月の前半などで、建設中の建物にでかでかと候補者のポスターが貼られているで、とりあえず目に見える箱物を作って実績をアピールしたい思いがあるのでしょう。まぁ、選挙権のない日本人からしたら学校の近くが便利になってくれるのでありがたい限りです。




連記制

日本でも一瞬だけ取り入れられたことのある選挙制度ですが、今はこの制度は無くなっています。有権者は、立候補者から定数の12名を選んで投票します。


開票効率が非常に悪い選挙制度です。以前のフィリピンで、開票に数カ月掛っていた主原因は、これだと思っています。
今は、投票用紙がマークシートになって、自動読み取り機を採用しているので、だいぶ速くなりました。




上の投票用紙で言えば、33名の立候補者の中から、12名にマークを付けます。13名にマークを付けると無効です。12名未満の場合は、問題ありません。連記制なので、一番人気のある候補者が1位になるのではなく、人気12番以内に最も多くランクインする候補者が、1位になります。しかし、やっぱり、上院議員選挙で1位になると、次期大統領選挙の有力候補者の一人になります。そこで、マスコミは、この候補は皆から「33人中1番目」と評価されて1位になったのか? 皆から「33人中12番目」と評価されて1位になったのか?が、分析されます。

お酒が買えない・飲めない日がある

日曜日に飲む人も居れば、平日に飲む方など居るかと思いますが、日曜日(12日)から月曜日(13日)はアルコールの販売、飲酒が一切禁止されます。これはフィリピン最高裁が出した条約なのです。日本人には馴染みのない飲酒禁止期間が国の法律としてあります。フィリピンでは選挙日前にアルコールの販売、飲酒を完全に禁止するアルコール・バン(Alchol Ban)を行います。一定の期間のみ禁止されるわけですが、スーパーやお店での販売はもちろん、レストランでの飲酒も禁止されることになっています。日本には全く馴染みのない様な法律ですが、なぜこのような事があるかというと、お酒の影響で選挙投票が出来なかったり、お酒絡みの興奮で喧嘩や交通事故、強盗などの影響を出さないという犯罪防止策としても行われています。




フィリピンの選挙はお祭りとは行きませんが、非常に盛り上がるイベントの一つでもあります。政治は色々な意見になるトピックの一つなので、お酒を飲んで興奮して喧嘩などを起こさない様にという事なのです。お酒が禁止されるといっても、本当は有権者であるフィリピン人のみの話です。旅行客や外国人は購入はできるのですが、大体のお店は期間内で禁止されているフィリピン人と差別を行わないようにと、外国人でも旅行客にも販売しない事が多いと思います。

編集後記

フィリピンももちろんの事ながら日本のように国会を取り囲むようなデモがないわけではありません。かといって何年か一度タイのようにクーデーターはありません。この選挙で世界の株価が変化するというようなこともありません。選挙期間中の留学に関しましては人があまり多くいるところに行かないことがベストです。でもこれって日本でもアメリカでも一緒ですよね。特段フィリピンの選挙期間中だから危ないってわけではありません。


HIDE

 

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