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2025.07.06

【都市別比較】オーストラリア主要5都市の特徴と選び方ガイド

7 1 3| 【都市別比較】オーストラリア主要5都市の特徴と選び方ガイド

「オーストラリアに留学したいけど、どこの都市を選んでよいのかわからない」と悩む人は少なくありません。

都市によって特徴や生活費などが異なるため、自分の目的にあった都市を選ぶことが大切です。

この記事では、シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード・パースの特徴を比較しました。

ぜひ最後まで読んでみてください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

オーストラリアにはどんな都市がある?5つの都市と特徴

オーストラリアは、シドニーやメルボルンなど大都市のほか、アデレードやパースのように自然が豊かな都市もあります。

どの都市を選ぶかは、自身の目的や性格によって変わるでしょう。

ここでは5つの都市を取り上げ特徴をまとめました。

シドニー:観光も仕事もバランス良好な最大都市

シドニーは、観光・ビジネス・教育の三拍子がそろった都市です。

観光スポットの多さに加え、働く場所や留学生向けサービスが充実しています。

例えば、オペラハウスやハーバーブリッジなど世界的に有名な観光地があります。

国際企業も多いため、就職・キャリアの選択肢も幅広いです。交通機関も充実しており、通学や通勤がしやすいです。

語学学校の選択肢も多く、外国人の割合も高いため、多文化の環境のなかで英語を学べるのは大きなメリットでしょう。

一方で、生活費は高めです。特に家賃が高騰しているため、シェアハウスを選ぶ人が多い傾向があります。

英語を実践的に学びながら、仕事や生活を通して国際的なスキルを学びたい人におすすめです。

シドニーは、留学とキャリア形成を両立したい人にぴったりの都市といえます。

メルボルン:芸術や音楽などが根付く住みやすい都市

メルボルンは、芸術や音楽、演劇などのカルチャーが日常的に溶け込んでいる都市です。

過去には、世界で最も住みやすい都市に選ばれており、街のいたるところにアートや音楽を愛する雰囲気があります。

街角には色とりどりのストリートアートが広がっており、ギャラリーや音楽イベントも年間を通して開催されているようです。

とりわけジャズフェスティバルは、地元の人に親しまれています。交通の利便性もよく、市内を走るトラムが主要エリアをカバーしており、移動もスムーズです。

治安もよいため、長期的に住むことを視野に入れている人は安心材料になるでしょう。

落ち着いた環境でじっくり英語を学びたい人にとって、メルボルンは魅力的な都市です。

ブリスベン:温暖な気候とゆったりとした雰囲気の都市

ブリスベンは、年間を通して温暖な気候で自然豊かな環境が特徴です。

太陽が降り注ぐ日が多くサンシャインステートともいわれています。のんびりとした雰囲気のなかで、生活費を抑えながら過ごせるため、留学生やワーキングホリデーを考えている人に人気です。

中心部でも比較的家賃が安く、初めて海外で生活する人でも無理なくスタートをきることができます。

気候や物価、治安のバランスもよいため、安心して暮らせる点も評価されている要因のひとつでしょう。

ゴールドコーストやサンシャインコーストなどの観光地に足を延ばせるため、美しい海でバカンスも楽しめます。

空き時間に観光名所を巡るのもよいでしょう。生活費を抑えながら、ゆったりとした生活を求める人にとっては、ブリスベンはおすすめです。

アデレード:物価が安く静かな都市

アデレードは、他の都市に比べて物価が安く、静かで落ち着いた雰囲気をもっています。

都市でありながらも、人混みが少なく静かに暮らしたい人におすすめです。人口がそれほど多くないため、通学や通勤でのストレスも少なめです。

生活費がシドニーやメルボルンなどの大都市よりも抑えられるので、長期的に滞在を考える人にとってはメリットが大きいのではないでしょうか。

ただし、他の都市と比べると求人がやや限られる傾向があるようです。ワーキングホリデーで仕事探しを目的にする場合は、注意が必要でしょう。

コストパフォーマンスを重視し、静かで長期的な滞在を考えている人にはぴったりな都市です。

パース:西オーストラリア最大の都市で自然豊か

パースは、西オーストラリア最大の都市でありながら、自然に囲まれてリラックスした時間を過ごせます。

世界で最も住みやすい都市ランキングにランクインしており、安定性・医療・文化・環境・教育・インフラで高い評価があります。

中心部から少し離れるとビーチや公園などが点在しており、サーフィンやハイキングなどアウトドアを楽しめるでしょう。

また、最低賃金が高く設定されており、学生ビザでもアルバイトができるため、働きながら滞在したい人にはおすすめです。

さらに、日本人が少ないため、英語漬けの環境で学習したい人には、いわば穴場的な学習環境になっています。

働きながらの滞在を考えている人や住みやすい都市で英語を勉強したい人向けの都市です。

オーストラリアの各都市を気候・文化・生活費・人口密度で比較

滞在先を選ぶにあたって見落としがちなのが生活環境の違いです。

オーストラリアは、広い土地を持っており、拠点を置く地域によって天候や経済的な負担なども変わってきます。

ここでは、代表的な都市ごとに気候や文化、生活費、人口構成をまとめました。

どの都市がご自身の留学スタイルにあっているのか参考にしてみてください。

乾燥したシドニー・蒸し暑いブリスベン・変わりやすいメルボルン

都市によって気候が大きく異なるため、代表的な都市の性質を紹介します。

シドニーは年間を通して晴れの日が多く、カラッとした暑さが特徴です。夏で26℃前後、冬では5℃よりも下がるのは稀といわれており、比較的過ごしやすい気候です。

ブリスベンは、1年通して温暖な気候で冬でも20℃近くあります。夏は日本と同じで、湿度が高くじめっとした暑さになるため、暑さが苦手な人は注意が必要です。

メルボルンは、1日のなかに四季があるといわれるほど気温の変化が激しいです。羽織物や雨具は必需品となるでしょう。

現地での生活を快適にするためにも、地域の天候の特徴を知るのも大切です。

東海岸は都市機能・西海岸は自然とゆとり

東海岸にはシドニーやメルボルン、ブリスベンなどの大都市が集中しています。

そのため、交通・教育・医療などが整っています。仕事や留学、子育てなどを重視する人にとっては、東海岸がおすすめです。

西海岸のパースは、自然との距離が近いため、のびのびとした生活を送りたい人向けです。

便利さを重視するなら東、自然の豊かさを求めるなら西を検討するといいでしょう。

生活費はシドニーが高い!アデレードはコスパがよい

留学やワーキングホリデイでは、物価や家賃などの生活費も気になるところです。

場所によっては数万円単位で月々の出費が変わってきます。長期的な滞在を考えるなら事前に調査をしておくことをおすすめします。

シドニーは、物価や家賃の相場は国内でトップクラスです。シェアハウスでも1週間に300ドル前後が相場になります。また外食や交通費も高いです。

一方アデレードでは、1週間250ドル程度かかるといわれています。家賃や食費も比較的リーズナブルのため、経済的な負担を減らしたいならアデレードがよいでしょう。

以上のように、同じ国でも都市が変わればかかる費用が変わります。

できるかぎりコストを抑えたい人は、生活費の安い都市を選ぶのがおすすめです。

外国人比率が高いのはシドニー・メルボルン!少ないのはアデレード・パース

シドニーとメルボルンは、経済の中心地のため移民や留学生が集まりやすく、外国人比率が高いです。

多国籍の人が多いためアジア人で差別される心配はなく、ジャパニーズ英語でも丁寧に対応してくれるでしょう。

しかし、日本人も多くいるため、日本人同士で集まることで英語を使う機会が減る可能性もあります。

アデレードやパースは移民が少なく、必然的に現地の人と英語での交流が多くなります。

しかし現地の英語のため、方言が混ざっている場合があり、初心者からするとハードルが高いと感じるかもしれません。

国際的な幅広い交流を重視するか、現地の人との交流を重視するかで選ぶ都市は変わってきます。

外国人比率も確認しておくとよいでしょう。

目的別おすすめ都市ガイド

自分の目的にあった都市を選ぶことが重要です。

観光を楽しみたいのか、語学を集中して学びたいのかなどです。同じ国のなかでも都市によって環境が異なります。

ここでは観光や語学留学、家族生活など、目的別におすすめ都市をまとめました。

ご自身にとって最適な滞在先を見つけるヒントになるでしょう。

観光を楽しみたい人:シドニー

観光を楽しみたいなら、シドニーがおすすめです。シドニーには、オーストラリアで有名な観光スポットが集まっています。

世界遺産のオペラハウスやハーバーブリッジ、サーフィンが楽しめるボンダイビーチなどオーストラリアならではの文化や自然に触れることができます。

短期滞在や観光目的の人には充実した時間を過ごせるでしょう。

語学留学・ワーホリ初心者:ブリスベン・メルボルン

語学留学やワーキングホリデイ初心者には、ブリスベンやメルボルンがおすすめです。

治安がよく、生活しやすい環境が整っています。

ブリスベンは、すれ違う人に挨拶するフレンドリーな人が多く、現地の人との会話を楽しめます。

また他の都市と比較すると物価も低いため、生活にかかるコストを抑えることができ、英語学習に集中しやすいです。

メルボルンは、世界で最も住みやすい都市ランキング1位をとっており、物価も安いため住みやすい環境が整っています。

海外からの留学生が多いため、片言の英語でも耳を傾けてくれる人が多いようです。

またオーストラリアのなかでも英語の訛りが少ない地域のため、初学者からすると聞き取りやすいでしょう。

家族や落ち着いた暮らしを希望する人:アデレード

家族での留学や静かで落ち着いた生活をしたい人は、アデレードがぴったりです。

大都市に比べて人口が少なく、治安がよい街といわれています。

家賃や交通費も安く、公園や教育機関・医療施設なども整っており、生活しやすい環境があります。

のんびりと過ごしやすい人や物価が安いところを探している人にはぴったりでしょう。

永住を目指す人:シドニー・パース

永住を目指す人には、シドニーやパースがおすすめです。

シドニーは、企業が多く、求人が豊富なためスキルを活かして働ける場が多いです。

パースは、移民の受け入れに積極的であり永住権申請のときに加算される場合があります。都市ですが、自然もあるため穏やかに暮らせるのもポイントです。

仕事と生活を両立させながら長く住みたい場合、シドニーとパースを検討してみてください。

まとめ

オーストラリアには、シドニーやメルボルンなどの大都市から、アデレードやパースのように自然が魅力的な都市まで幅広い滞在先があります。

都市によって気候や生活費、外国人比率が異なり、自分の目指す姿に合わせた場所選びが大切です。

都市選びに悩んでいる人や、英語力に不安がある人は、まずフィリピン留学で基礎を固めてからオーストラリアに渡るステップ留学も検討してみてください。

特にQQEnglishのようにマンツーマンレッスン中心の語学学校では、短期間で実践的な英語力を身につけることができ、海外生活のスタートダッシュにおすすめです。

自分に合った都市と学習スタイルを見つけ、オーストラリア生活を楽しみましょう。

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