英語が苦手でもOK!バックパッカーが英語力を自然に伸ばす方法5選

初めての海外一人旅で「英語が通じなかったらどうしよう」と不安に感じる人は多いでしょう。
英語が苦手でも、旅先で最低限の会話ができればトラブルは怖くありません。
本記事では、バックパッカーに必要な英語力の目安や旅の場面別で使える実用フレーズ、自然に英語力を伸ばす5つの方法を解説します。
読み終わる頃には、英語への苦手意識が和らぎ、世界を自由に旅するための自信がわいてきます。
バックパッカーに求められる英語力の目安
バックパッカーに必要な英語力は、ビジネス英語のような難しい会話力ではありません。
旅の目的は現地の人との交流や移動をスムーズにすることなので、完璧な文法よりも「伝える力」が大切です。
TOEICの点数よりも、身近な言葉で素早く反応できる会話力が求められます。
つまり、最低限の単語とかんたんな文型を使って、自分の意思を伝えられるレベルで十分です。
文法よりも「伝える力」が重視される理由
バックパッカーの旅では、文法の正確さよりも相手に意図を伝える力が大切です。
旅先での会話はスピードが求められるため、完璧な文を考えている余裕はありません。
たとえば「I go bus station」というだけでも意味は通じます。相手はあなたの意図を理解してくれます。
伝える力とは、単語やジェスチャーを組みあわせて意思を表現する力です。
相手に伝わる表現を意識すれば、旅先でのコミュニケーションは楽になります。
TOEICスコアより大切なのは会話の瞬発力
バックパッカーに必要なのは高いスコアよりも、状況に応じてすぐに言葉を出せる瞬発力です。
実際、TOEICで高得点でも、話す練習をしていなければ会話はスムーズに進みません。
旅先では、空港での質問や宿でのチェックインなど、相手の言葉にすぐ反応する場面が多くあります。
そのため、完璧な文法よりも「聞かれたら即答できる練習」をしておくことが大切です。
英語を話す機会が少ない人は、短いフレーズを繰り返し声に出すトレーニングから始めましょう。
非英語圏の旅で通じるシンプルな英語
英語が公用語でない国では、難しい表現よりもシンプルな英語のほうが通じやすい傾向があります。
たとえば、タイ・ベトナム・インドネシアなど非英語圏では、多くの人が英語を第二言語として使用しています。
短くて、はっきりわかる言葉のほうが、相手に理解されやすいです。
「Where bus?」「How much?」「Thank you so much.」などのかんたんな表現だけでも意思疎通はできます。
無理に完璧な文を作る必要はありません。
伝えようとする姿勢があれば、多くの人が親切に対応してくれます。
旅の場面で役立つ!バックパッカーの実用英語フレーズ集
旅の途中では、空港・宿泊先・食事・交通など、英語を使う場面が頻繁にあります。
すべてを完璧に話す必要はありませんが、よく使うフレーズを覚えておけば安心です。
ここでは、バックパッカーがよく直面する5つのシーン別に、実際に使える英語表現を紹介します。
どれも短く覚えやすい言葉ばかりなので、旅の前に声に出して練習しておきましょう。
空港や入国審査で必要なフレーズ
空港ではチェックインや入国審査などで必要なのは、基本的な英語です。
聞かれやすい質問を想定し、準備をしておくと困らないですみます。
例文
May I see your passport?
(パスポートを拝見できますか?)
What’s the purpose of your visit?
(訪問の目的は何ですか?)
How long will you stay?
(どのくらい滞在しますか?)
上記のような質問が一般的です。
答える際は、
For sightseeing.
(観光です。)
One week.
(1週間です。)
など、短くはっきりと答えましょう。
焦らず落ち着いて話すことがポイントです。
宿泊先(ホテル・ゲストハウス)で使う表現
チェックインや宿泊中のやり取りもよくある場面です。
スタッフとの会話では、丁寧でシンプルな言葉を意識しましょう。
例文
I have a reservation under [名前].
([名前]で予約しています。)
Can I check in now?
(今チェックインできますか?)
Is breakfast included?
(朝食は含まれていますか?)
ゲストハウスでは
Where is the kitchen?
(キッチンはどこですか?)
のような質問も役立ちます。
かんたんな英語でも笑顔で話せば、スタッフとの距離が近づきます。
交通手段(バス・電車・タクシー)で使う会話
移動中はチケット購入や行き先確認で英語を使います。
覚えておくと便利なフレーズは次のとおりです。
例文
How much to the city center?
(市内までいくらですか?)
Does this bus go to the airport?
(このバスは空港へ行きますか?)
Please stop here.
(ここで止めてください。)
運転手や駅員は観光客に慣れていることが多く、ゆっくり伝えれば理解してもらえます。
地図やスマホ画面を見せながら話すと、さらにスムーズです。
レストランやカフェで注文する際の言い方
食事の場面では、注文や支払いに関する基本表現を覚えておくと安心です。
例文
Can I see the menu?
(メニューを見せてもらえますか?)
I’ll have this one, please.
(これをください。)
Can I have the bill?
(お会計をお願いします。)
ベジタリアンやアレルギーがある場合は、
I can’t eat meat.
(肉は食べられません。)
など、事前に伝えておきましょう。
笑顔で話すだけで印象も良くなります。
トラブル時や助けを求めるときの英語
旅先では、道に迷ったり、荷物をなくしたりすることもあります。
そのようなときは短い英語で助けを求めましょう。
例文
I lost my bag.
(カバンをなくしました。)
Can you help me?
(助けてくれますか?)
Where is the police station?
(警察署はどこですか?)
困ったときほど、焦らずはっきり伝えることがポイントです。現地の人は意外と親切に対応してくれます。
翻訳アプリを併用すれば、より安心してトラブルを乗り越えられます。
英語が苦手なバックパッカーでも英語力を自然に伸ばす5つの方法
英語が苦手でも、旅を通して英語力を自然に伸ばすことは十分可能です。
ポイントは「完璧を目指さず、伝える工夫をすること」となります。
ここでは、実際のバックパッカー経験から導かれた5つの実践的な方法を紹介します。どれも特別な教材や長時間の勉強を必要とせず、旅を楽しみながら実践できる内容です。
旅先で使う英語が身につけば、会話への不安が減り、世界中での交流がもっと楽しくなります。
ボディランゲージを活用して気持ちを伝える
言葉が出てこないときは、ボディランゲージを積極的に使いましょう。
手振りや表情は、どんな言語よりも伝わりやすい「共通のコミュニケーション手段」です。
たとえば、「食事を頼むときにメニューを指差す」「道を尋ねるときに地図を見せる」など、かんたんな動作でも意思は伝わります。
英語が完璧でなくても、笑顔と身振りで相手に気持ちを伝える姿勢があれば、親切に助けてくれる人もいます。
自信がないときほど、体全体で「伝えよう」とすることがポイントです。
ゆっくり・はっきり話して聞き取りやすくする
英語に自信がなくても、話すスピードを落として発音をはっきりすれば、相手に伝わりやすくなります。
多くの外国人はネイティブ並みの英語を期待していません。
大切なのは「正確さ」ではなく「伝わること」です。
たとえば、
Where is toilet?
(トイレはどこ?)
のように、短く区切ってゆっくりいうだけで通じます。
ポイントは、早口にならず、相手の目を見ながら話すことです。
焦らずはっきりと話せば、相手も聞き取ろうとしてくれます。
翻訳アプリを旅の強い味方として使う
近年は翻訳アプリの精度が高く、英語が苦手なバックパッカーにとって大きな助けになります。
Google翻訳は言語パックを入れればオフラインでも利用可能です。DeepLは訳文のお気に入りをオフライン閲覧できますが、翻訳自体は基本オンラインとなります。
使い方のコツは、長い文ではなく「短い単語やフレーズ」を入力することです。誤訳のリスクを減らし、より自然な表現に近づけます。
また、アプリの音声読み上げ機能を使えば、自分の発音に自信がなくてもスムーズに伝えられます。
旅の必須ツールとして上手に活用しましょう。
宿やツアーで外国人と話す機会を積極的に作る
英語力を伸ばす最短ルートは「使うこと」です。
宿泊先の共有スペースや現地ツアーでは、気軽に話しかけてみましょう。
たとえば
Where are you from?
(どこから来たの?)
How long will you stay?
(どのくらい滞在するの?)
など、かんたんな質問から会話が始まります。文法が多少間違っていても問題ありません。
相手も旅人なので、お互い理解しあおうという姿勢があります。
失敗を恐れず一言でも声をかけることが、自然に英語力を鍛えるコツです。
日記やSNSを英語で書いて表現力を磨く
旅の記録を英語で書くことで、表現力が確実に伸びます。
日記やSNSに
Today I went to the market.
(今日は市場に行った。)
のような短文を投稿するだけでも効果的です。
書くことで単語の使い方が身につき、文の組み立ても自然に理解できるようになります。間違いを気にせず続けることがポイントです。
写真と一緒に投稿すれば、海外の人からコメントがもらえることもあります。
旅をしながら英語で発信すれば、学びが交流へと広がっていきます。
フィリピン留学〜バックパッカーの英語力を伸ばす選択肢
バックパッカーの英語力を伸ばすためには、英語使用の機会が豊富なフィリピン留学も有力な選択肢となっています。
1日複数コマのマンツーマン中心の授業で話す量を確保でき、費用は欧米より相対的に抑えやすいのが魅力です。
寮やキャンパス生活でも英語に触れる時間が増え、オンライン受講と組み合わせることで、出発前の準備から帰国後の継続まで一貫した学習が可能です。
QQEnglishで留学するメリット
マンツーマン中心(最大8コマ/日、プランにより一部グループ)のカリキュラム、TESOL資格を持つ正社員教師、日本語によるサポートが特長です。
目標に合わせた科目選択と時間割で日常会話・ビジネス・試験対策に対応し、カランメソッド正式認定校として反復練習も実践できます。
通学とオンラインを併用して渡航前後も継続しやすい体制を整えています。
まとめ|バックパッカー英語力を磨いて自由に世界を旅しよう
バックパッカーに必要なのは、完璧な文法ではなく伝える力です。
空港・宿・移動・食事・トラブルで使う短いフレーズを覚え、ゆっくりはっきり話すことを意識しましょう。
身振りや翻訳アプリも積極的に活用してみてください。現地で実際に会話を重ね、英語日記で学びを振り返れば、着実に力がついていきます。
次の旅に向けて、1日5分でもいいので練習を続け、この記事で紹介したフレーズを保存しておくと安心です。