英語とフランス語が公用語!カナダ語学留学を徹底解説 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.06.13
英語とフランス語が公用語!カナダ語学留学を徹底解説

カナダには広大な自然、多様な文化と国民性、質の高い教育が受けられたり、安全で安心して暮らせたりするなど、語学留学先として多くの魅力があります。
授業料や生活費も隣接するアメリカと比べるとリーズナブルで、安心して渡航できる留学先です。
カナダには、世界中の人たちと出会い、新たな価値観に触れられる機会が豊富にあります。
ここではカナダでの語学留学のメリットや注意点、他国との違いや留学期間別に算出した費用などをご紹介します。
知っておきたいカナダ語学留学の基礎知識
カナダは語学留学先としても人気が高い国ですが、すでにある程度の英語力があるならば、本格的に大学にチャレンジするというのも一つの方法です。
それぞれどのような手続きが必要なのでしょうか。
その他、州ごとのローカルルールや費用の相場など、カナダ留学に関する基礎知識を紹介します。
カナダ留学には2つの種類がある
英語だけではなくフランス語も公用語になっていて語学教育が盛んなこともあり、多くの語学学校が留学生の受け入れに積極的です。
初心者でも無理なくスタートできるクラスも充実している上に、母国語禁止ルールが徹底されているので、飛躍的な英語の実力アップも期待できます。
6ヶ月まではビザ無しで滞在できますし、いつからでも入学できる語学学校も多くあります。
まずは、短期間の語学留学というのも一つの方法でしょう。
一方で大学に留学するならば、英語であれば、TOEFL IBT80〜100(PBT550〜600)、IELTS6.5〜7.0のスコアが必要となります。
ただし、英語力が不足していても条件付き入学制度があり、仮入学許可を得て入学前に集中的に英語研修を受けて、スコアを規定レベルまでアップさせるという方法もあります。
知っておくべき州ごとのルール
カナダでは州ごとに成人年齢も異なるので注意が必要です。
- オンタリオ州
- ブリティッシュコロンビア州
- プリンスエドワードアイランド州
- ニューブランズウィック州
- ニューファンドランド・ラブラドール州
- ノバスコシア州
- ヌナブト準州
上記の州では19歳が成人年齢となります。
一方、下記の州では18歳が成人年齢となります。
- ケベック州
- アルバータ州
- マニトバ州
- サスカチュワン州
- ノースウェスト準州
- ユーコン準州
成人年齢に達すればタバコの購入や喫煙ができますが、お酒の購入と飲酒については、州によって異なるルールがあります。
必ず留学先のルールをしっかりと確認しましょう。
カナダ留学人気の都市
カナダにおける人気のある留学先の都市の特徴をまとめました。
ビクトリア | バンクーバー | カルガリー | トロント | モントリオール |
ビクトリアは「ガーデンシティ」と称される、とても美しい街です。のんびり、ゆったりとした雰囲気が魅力で勉強に集中したい方に人気があります。 | カナダの中では比較的温暖な気候で、暮らしやすさ世界一の街と言われるバンクーバーは留学先としても大人気の都市です。 | カルガリーは都会的な生活も、豊かな自然の中での生活も両方楽しみたいという方にお勧めの都市です。 | トロントはリトルニューヨークとも呼ばれ、アメリカの文化や習慣、経済の影響を色濃く受ける都市です。規模の大きな都市でありながら、安全で暮らしやすいと評判です。 | カナダで2番目に大きな都市モントリオールは、美しい街並みから“北米のパリ”と呼ばれるほど魅力的な街です。 |
カナダ語学留学の特徴
カナダは語学留学の渡航先として常に人気の国です。
そんなカナダへの留学は以下の特徴があります。
- 自然の中で学べる
- 語学留学で2か国語が学べる
- 大学留学のコスパが良い
カナダ語学留学のメリット
- 6ヶ月までビザ不要
- 学校の質の高さ
- グローバルな環境
- 英語初心者でも安心して生活できる環境
- 英語+フランス語も学べる
- 聞き取りやすい英語
このようなメリットがあります。1つずつみていきましょう。
6ヶ月までビザ不要
留学期間が3ヶ月以上の場合、オーストラリアやニュージーランドでは学生ビザの申請が必要ですが、カナダは最長6ヶ月間まで観光ビザのみで滞在できます。
隣国アメリカでは、フルタイムの就学を希望する場合、3ヶ月未満の留学でも学生ビザが必要である一方、カナダでは学生ビザでなくてもフルタイム(学生ビザで受講するのと同じ就学時間のコース)の受講が可能です。
学校の質の高さ
人気都市トロントとバンクーバーには100校以上の語学学校が存在しています。競争率が高いため、各学校が様々な工夫を行なっています。
例えば一般的に学校のレベル分けは、通常、初級・中級(下)・中級・中級(上)・上級の5段階となっています。
対してカナダでは、10段階以上もの細かいレベル分けを行なっている学校も存在します。
選択科目も同様に一般的な発音矯正や英語文法、各種試験対策などに加えて政治経済や文化・習慣を題材に英語を学ぶことのできる科目もあり、豊富な選択肢の中から自分にぴったりのコースを選ぶことができます。
グローバルな環境
留学経験者に求められる能力は語学力だけではなく、グルーバル力にも注目が高まっています。
カナダは国際色豊かな社会を持ち、年間30万人以上の留学生がさまざまな国から訪れています。
中でも、カナダ最大の都市トロントは「リトルニューヨーク」や「モザイク都市」と呼ばれ、さまざまな国の人が集まる場所です。
そのため、語学留学をするだけでも、世界中の人たちと出会い、交流するチャンスがあります。
ちなみに、筆者はカナダで3年半ほど生活していたのでカナダ留学が一番のおすすめではあるのですが、アジアでの留学先としてはフィリピン・セブ島での語学留学もお勧めしています。
英語学習に関してはマンツーマンの英語の授業を語学学校では提供している語学学校もあり、わからない点をすぐに解消できるという点では英語力アップの近道といえます。
また、カナダやオーストラリア留学に比べると価格面でも非常に安く留学体験ができる点もお勧めの理由の一つです。
英語初心者でも安心して生活できる環境
ロシアとウクライナの戦争など、国際情勢が不安定な今、留学先を選ぶうえで治安や安全性は重要なポイントと言えるでしょう。
カナダ第3の都市であるバンクーバーは、イギリスの経済誌『エコノミスト』が毎年発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング」において、過去5年連続で1位に輝いた実績があります。
現在ではオーストラリアのメルボルンに首位を譲ったものの、トロントと並び依然として上位10位に名を連ねており、その生活環境の質の高さは世界的に高く評価されています。
英語+フランス語も学べる
カナダは英語とフランス語の両方を公用語とする、世界でも珍しいバイリンガル国家です。
特に「北米のパリ」とも呼ばれるカナダ第2の都市モントリオールでは、西側が英語圏、東側がフランス語圏と、居住エリアによって使われる言語が異なります。
そのため、買い物や外出先を変えるだけで、自然と言語が切り替わるというユニークな環境が体験できます。
さらに、モントリオールから車で約3時間の距離にあるケベックシティでは、言語だけでなく文化や街の雰囲気もよりフランス色が濃くなります。
いきなりフランス語圏に飛び込むのが不安な人でも、まずは英語を身につけ、その後フランス語にも挑戦できるという点で、カナダは語学学習に理想的な環境と言えるでしょう。
聞き取りやすい英語
カナダ英語は非常に聞き取りやすいと評価されています。これは、200年以上にわたりフランスやイギリスからの移民、そして隣国アメリカの影響を受けて発展してきた背景があります。
スペルはイギリス英語に近く、発音や語彙はアメリカ英語に近いという特徴があり、アメリカ英語に慣れている日本人には親しみやすいと感じられることが多いです。
さらに、カナダは移民や難民を積極的に受け入れており、英語を母語としない人々にとっても非常に寛容な社会が築かれています。
このような環境は、語学学習者が安心して英語を使う上で大きな助けとなっています。
カナダ語学留学のデメリット
- 寒いのは苦手な方は要注意
- 働けないため、留学費用は高め
カナダ留学にあまりデメリットはありませんが、1つずつみていきましょう。
寒いのが苦手な方は要注意
安全性が高く、留学制度も整い、質の高い学校が多いカナダですが、「寒いのが苦手」という方にとっては積極的にお勧めできません。
カナダの中でも、トロントやモントリオールといった大きな都市は、冬になるととても寒くなります。特に寒い日には、気温がマイナス20度からマイナス30度以下になることもよくあります。
さらに、雪もたくさん降るので、雪に慣れていない人にとっては、寒さや雪の多い生活に戸惑うことがあるかもしれません。
寒いのは苦手!でもカナダに行きたい!という方は国内でも比較的温暖な気候のバンクーバーやビクトリアがお勧めです。
働けないため、留学費用は高め
オーストラリアやニュージーランドなど学生ビザでも一定時間の就労が許可されている国がある一方で、残念ながらカナダでの語学留学では、原則留学中に就労することができません。
そのため、留学期間中の生活費は全学留学予算として準備をしておく必要があります。
バンクーバーやトロントは留学先としてとても人気がありますが、最近は生活費や家賃などの物価が大きく上がっています。
そのため、「できるだけお金をかけずに留学したい」と考えている人にとっては、これらの都市は費用がかかりすぎるというデメリットがあります。
カナダへ語学留学するのに必要な費用
ではカナダへ留学するには、一体いくらの費用がかかるのでしょうか?
カナダへの留学費用は英語圏の中でもリーズナブルと言われています。こちらでは、カナダ留学にかかる費用の相場を紹介します。
【期間別】カナダへ語学留学するのに必要な費用の目安
留学準備費(ビザ費用、航空券費用など)、学費、滞在費、生活費を全てまとめた場合の、留学費用の目安となります。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
約50〜68万円 | 約99〜161万円 | 約185〜284万円 | 約333〜432万円 |
カナダ語学留学にかかる費用の内訳一覧
何にどのくらいお金がかかるのか、1つずつみていきましょう。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | |
学費(入学金・教材費込み) | 約12〜25万円 | 約32〜58万円 | 約64〜110万円 | 約125〜206万円 |
生活費(滞在費・食費・交通費など) | 約14〜16万円 | 約42〜48万円 | 約84〜96万円 | 約168〜192万円 |
航空券代金(往復) | 約25〜30万円 | 約25〜30万円 | 約25〜30万円 | 約25〜30万円 |
海外旅行保険代金 | 約1.5〜2万円 | 約4.5〜6万円 | 約9〜12万円 | 約18〜24万円 |
ビザ申請諸費用(観光ビザ) | 約600〜800円 | 約600〜800円 | 約600〜800円 | 約2.5〜3万円 |
サポート代金 | 留学エージェントにより異なる | 留学エージェントにより異なる | 留学エージェントにより異なる | 留学エージェントにより異なる |
合計 | 約56万〜77万円 | 約107〜146万円 | 約186〜250万円 | 約342万〜458万円 |
まとめ
カナダ語学留学について細かくご紹介させていただきました。
カナダ語学留学にはメリットがたくさんあり、カナダだからこそ経験できることがたくさんあります。
カナダ語学留学から学べること・経験できることを知るとよりカナダ語学留学に魅力を感じるはずです。
留学先選びに悩んでいる方、ぜひカナダで色々な体験をしてみませんか?