セブ島ダイビング完全ガイド|初心者でも安心!人気スポット・持ち物・楽しみ方 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.06.03
セブ島ダイビング完全ガイド|初心者でも安心!人気スポット・持ち物・楽しみ方

透明度の高い海と多彩な海洋生物に恵まれたセブ島は、世界中のダイバーから高い人気を誇るスポットのひとつです。
初めてダイビングを体験する人でも安心して楽しめる環境が整っており、観光ついでに気軽に参加できるのも魅力です。
この記事では、初心者向けの基礎知識から人気のダイビングエリア、持ち物や注意点まで、セブ島でダイビングを検討している人に役立つ情報をわかりやすくご紹介します。
ダイビングの基礎知識(初心者向け)
セブ島でのダイビングは、初心者にも安心して楽しめる体験として人気です。
ここでは、ダイビングの基本的なスタイルやエントリー方法について、わかりやすく紹介します。
ダイビングとは?
ダイビングは、水中に潜って海中の景色や生き物を観察するアクティビティです。
なかでも「スキューバダイビング」は、専用の器材を使って自分の呼吸で海中を自由に移動するスタイルで、初心者から上級者まで幅広く楽しまれています。
セブ島では、ライセンスがなくても参加できる「体験ダイビング」が多く用意されており、観光の合間に手軽に挑戦できるのが特徴です。
海が初めてという人や、水に不安がある人でもインストラクターがしっかりサポートしてくれるため、安心して楽しめます。
エントリー方法の種類
ダイビングには、海への入り方(エントリー方法)によっていくつかの種類があります。
初心者向けの体験ダイビングでは、以下の2つが主流です。
ビーチエントリー
海岸から徐々に足を踏み入れながらダイビングを始める方法です。
水深が浅く、足がつく場所からスタートできるため、初心者にとって安心感があります。
ボートエントリー
船で沖合に出て、海の中に直接エントリーするスタイルです。
ビーチからはアクセスできない美しいポイントに行けるのが魅力で、セブ島では一般的な方法です。
器材を背負ったまま海に入るため、最初は少し緊張するかもしれませんが、慣れると景色の美しさに感動します。
セブ島はダイビングの敷居が低く、「観光のついでに」「語学留学中の週末に」など、気軽に参加できる点が大きな魅力です。
どのスタイルも、インストラクターやスタッフのサポートがしっかりしているため、初めてでも安心して挑戦できます。
セブ島の人気ダイビングエリア
セブ島周辺には、初心者から経験者まで楽しめる多彩なダイビングスポットが点在しています。
それぞれのエリアには特徴があり、見られる魚や海の雰囲気も異なります。
ここでは、特に人気の高い4つのエリアを紹介します。
マクタン島周辺|アクセス抜群の定番スポット
セブ・マクタン国際空港から車で約30分とアクセス抜群のマクタン島は、初めてのダイビングに最適なエリアです。
透明度が高く、穏やかな海況が特徴で、初心者でも安心して潜ることができます。
近隣にはヒルトゥガン島やナルスアン島などの人気スポットがあり、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁を楽しめます。
また、日本人スタッフが常駐するダイビングショップも多く、言葉の心配も少ないのが魅力です。
モアルボアル|イワシの群れとウミガメに出会える海
セブ市内から車で約2時間半の距離にあるモアルボアルは、イワシの大群「サーディンラン」で有名なスポットです。
数万匹のイワシが作り出す巨大な群れは圧巻で、初心者でも参加できる体験ダイビングでこの光景を目にすることができます。
また、ウミガメとの遭遇率も高く、自然の神秘を感じられるエリアです。
関連記事:【モアルボアル】セブ島郊外のダイビングの聖地を徹底解説
オスロブ|ジンベエザメと泳げる感動体験

オスロブは、ジンベエザメと一緒に泳げることで世界的に知られるスポットです。
セブ市内から車で約3時間の距離にあり、早朝のダイビングツアーが主流です。
体験ダイビングやシュノーケリングでもジンベエザメと触れ合うことができ、忘れられない思い出になるでしょう。
マラパスクア島|早朝に出会えるニタリザメの楽園

セブ島北端のマヤ港からボートで約30分の場所に位置するマラパスクア島は、ニタリザメ(オナガザメ)との遭遇率が高いことで有名です。
特に早朝のダイビングで高確率で見ることができ、世界中のダイバーが訪れるスポットとなっています。
島自体はのどかで、リゾートステイを楽しみながらダイビングを満喫できます。
その他おすすめスポット|カビラオ島・ダウインで出会う多様な海の世界
セブ島周辺には、他にも魅力的なダイビングスポットが点在しています。
カビラオ島は手つかずのサンゴ礁が広がり、マクロ生物の観察に適しています。
また、ダウインはアポ島へのアクセス拠点として知られ、多様な海洋生物との出会いが期待できます。
これらのスポットは、少し足を延ばして訪れる価値があります。
ダイビングショップの選び方とおすすめ例
セブ島には多くのダイビングショップがあり、初心者向けから上級者向けまでさまざまなサービスを提供しています。
ダイビング体験をより安全かつ快適に楽しむためには、信頼できるショップ選びが重要です。
ここではショップを選ぶ際のポイントと、初心者に特におすすめの店舗を紹介します。
ダイビングショップ選びのポイント
ダイビングショップを選ぶ際には、以下の点を確認しておくと安心です。
日本語対応の有無
英語に不安がある場合は、日本語対応のインストラクターが在籍しているショップを選ぶと安心です。
説明やサポートがスムーズに受けられ、緊張も和らぎます。
安全基準と保険対応
機材の管理状況やインストラクターの資格、保険の有無など、安全対策がしっかりしているかをチェックしましょう。
PADIやNAUIなどの国際的な認定を受けたショップが信頼度の高い目安です。
口コミや評判
GoogleレビューやSNS、旅行サイトなどで他の利用者の体験談を確認しておくと、ショップの雰囲気やサービスの質がつかめます。
ロケーションとアクセスの良さ
マクタン島やセブ市内のホテルからアクセスしやすい場所にあるかも重要です。
移動時間が短ければ、より気軽に参加しやすくなります。
初心者におすすめのダイビングショップ例
セブ島には初心者でも安心して利用できる実績あるショップがいくつかあります。
以下はその一例です。
セブ・ダイブセンター(Cebu Dive Center)|モアルボアル
日本語対応あり。少人数制の丁寧な指導と、リラックスできる雰囲気が特徴。
体験ダイビングからライセンス取得まで幅広く対応。
ハッピーダイブセブ(Happy Dive Cebu)|マクタン島
日本人スタッフが常駐し、初心者でも安心。
アクセス良好で、送迎サービスも充実しています。
体験ダイビングやファンダイブのコースも豊富。
ブルーオーシャン(Blue Ocean Diving)|セブ市内近郊
設備が新しく清潔感があり、学生や女性に人気。
リーズナブルな価格と親切なサービスで、留学生の口コミ評価も高いショップです。
留学中の短期休暇や週末を使って、気軽に体験できるプランも多いため、語学学校に通っている人にとっても身近なアクティビティの一つとなっています。
ダイビングライセンス取得にチャレンジしたい人向け
セブ島でのダイビング体験を通じて「もっと自由に潜りたい」「より深い場所へ行きたい」と感じた人には、ダイビングライセンスの取得がおすすめです。
ライセンスがあれば、世界中の海でガイドなしでも潜ることが可能となり、ダイビングの楽しみ方が大きく広がります。
ダイビングライセンスとは?
ダイビングライセンス(通称Cカード)は、一定の知識と技術を習得した証明書で、世界的に認知された指導団体が発行しています。
中でも「PADI」や「SSI」といった団体のライセンスは、ほとんどのダイビングショップで有効に使えます。
初心者が最初に取得するのは「オープン・ウォーター・ダイバー」という資格で、水深18mまで潜ることが可能になります。
セブ島でライセンスを取るメリット
セブ島は、初心者にとって理想的なライセンス取得地として知られています。
費用がリーズナブル
日本と比較して、ライセンス取得にかかる費用が安いのが特徴です。
3日間の講習で、10,000〜15,000ペソ(約25,000〜37,500円)ほどが目安です(教材費や機材レンタル込み)。
海況が安定している
透明度が高く穏やかな海が多いため、初心者でも安心して海洋実習ができます。
講習が日本語対応のショップも多数
言語面で不安がある人も、日本語インストラクターがいるショップなら安心です。
留学生にも人気
語学学校に通う留学生が、週末やホリデーを使って取得するケースも増えています。
取得までの一般的な流れ
1.事前学習・学科講習
テキストや動画を使って、ダイビングに関する基礎知識を学びます。
eラーニングに対応しているショップも多く、事前にオンラインで学習を進めることも可能です。
2.限定水域講習(プールまたは浅場)
実際に器材を使いながら、水中での呼吸や浮力調整、トラブル対処法を練習します。
3.海洋実習(4回のダイビング)
インストラクターとともに海へ出て、実践的な技術を確認します。
ダイビングに適した時期と天候
セブ島は年間を通じてダイビングが楽しめるエリアですが、より快適に、より美しい海中世界を堪能したいのであれば、時期や天候を考慮したスケジューリングが重要です。
ベストシーズンは乾季(12月〜5月)
セブ島の乾季は、晴天の日が多く、波も穏やかで視界も良好なため、ダイビングには最適なシーズンです。
特に1月〜4月は雨も少なく、海の透明度が高い状態が続きます。
この時期は初心者にも最もおすすめで、天候に左右されにくいため、講習や体験ダイビングのスケジュールも組みやすくなっています。
雨季(6月〜11月)でもダイビングは可能
セブ島の雨季は、いわゆる「スコール」が中心で、短時間に強く降る雨が多いですが、一日中雨が続くケースは稀です。
そのため、午前中や雨の合間を狙って問題なくダイビングを楽しめる日も多くあります。
ただし、雨季は海況が読みにくくなるため、外洋のポイントや流れの強いエリアでは中止・変更になる場合もあります。
計画に柔軟性を持たせておくのがコツです。
関連記事:【セブ島のベストシーズン】目的別に最適な時期と旅行計画のポイント!
特殊な見どころがあるシーズン
ニタリザメ(マラパスクア島)
通年見られるものの、海況が安定する3月〜5月が狙い目です。
イワシトルネード(モアルボアル)
一年を通じて観察可能ですが、やはり乾季のほうが視界が良好です。
ジンベイザメ(オスロブ)
こちらも基本的に通年出現していますが、雨の多い時期は水中視界が落ちることもあります。
天候による中止や変更の可能性
ボートを使うダイビングでは、風や波の影響で出航が中止になることがあります。
特に台風が接近している場合や、大雨のあとは濁りが発生しやすいため、直前の天候チェックが欠かせません。
旅行期間が限られている人は、複数日のダイビング日程を確保しておくと安心です。
予備日があるだけで、天候不良による影響を最小限に抑えられます。
ダイビングの持ち物と注意点
セブ島でのダイビングを安全かつ快適に楽しむためには、必要な持ち物の準備と、健康・安全面での基本的な知識が欠かせません。
ここでは、事前に確認しておきたいポイントを3つの観点から整理してご紹介します。
持ち物リスト
ダイビング器材は多くの場合、ショップでレンタル可能ですが、自分で用意しておくと便利なアイテムもあります。
- 水着・ラッシュガード:着替えやすく、日焼け防止にもなります。
- バスタオル・着替え:ボート上やダイビング後の移動に備えて。
- サンダル・マリンシューズ:滑りにくく足を守ってくれるアイテム。
- 防水バッグ・ドライバッグ:貴重品や衣類を濡れから守ります。
- 日焼け止め(リーフセーフタイプ):海洋保護の観点からリーフセーフ推奨。
- 酔い止め薬:船酔いしやすい人は必ず準備を。
- ログブック・Cカード(ライセンス保持者):ファンダイビング参加時に必要です。
- 水分補給用の飲料水・軽食:特に長時間の移動や2ダイブ予定の場合。
体調と健康管理
ダイビングは気圧変化や水中での運動を伴うアクティビティのため、体調管理が非常に重要です。
- 前日は十分な睡眠をとること。
- アルコールの摂取は控えめに。特に前夜の飲酒は脱水や体調不良の原因になります。
- 風邪気味や鼻づまりがある場合は、耳抜きがしづらくなるため要注意。
- ダイビング後の飛行機搭乗には18〜24時間の間隔を空けることが安全の目安です。
体調に少しでも不安がある場合は、無理せず日程の変更を検討することが大切です。
安全面の基本マナー
海での安全は、自分だけでなく周囲の人の行動にも影響されます。
以下の基本マナーは必ず守りましょう。
インストラクターやガイドの指示に従う
水中ではとっさの判断が重要な場面もあります。
生物やサンゴには触れない
環境保護と自身の安全のためのルールです。
エア残量や体調は自己管理が基本
万が一に備え、こまめに確認を。
トラブル時にはすぐに知らせる
遠慮は禁物。少しでも異常を感じたら早めの報告を。
初めての人でも、これらの基本をしっかり意識しておけば、安全かつ楽しいダイビング体験につながります。
まとめ
セブ島は、手つかずの自然、美しいサンゴ礁、温暖な気候、そしてフレンドリーな現地スタッフに恵まれた、初心者にも優しいダイビング天国です。
観光の合間や留学中の休暇を利用して、気軽に体験できるプログラムも多く、初めての人でも安心してチャレンジできます。
目的やスケジュールに合わせて最適なプランを選び、思い出に残る海中体験をぜひセブ島で満喫してみてください。