2025.03.23
セブ島の玄関口となる「マクタン・セブ国際空港(MCIA)」は、観光や留学で訪れる人にとって最初に利用する重要な施設です。
国内外から多くの便が発着し、セブ市内へのアクセスも比較的便利です。
また、空港内には飲食店や両替所などの施設もあり、快適に過ごせる設備も整っています。本記事では、空港の基本情報や利用時のポイントを詳しく解説します。
マクタン・セブ国際空港(MCIA)は、セブ島の主要な空港であり、多くの観光客や留学生が利用します。国内線と国際線の2つのターミナルがあり、施設も充実しています。
マクタン・セブ国際空港は、フィリピンでニノイ・アキノ国際空港(マニラ)に次ぎ、利用者数が2番目に多い空港です。
観光客や留学生が多く利用し、国内外の主要都市とを結ぶ拠点となっています。
空港はセブ本島ではなくマクタン島にあり、セブ市内へはタクシーやバスで移動する必要があります。マクタン島にはリゾートホテルも多く、短期滞在の旅行者に人気のエリアです。
空港内には飲食店、免税店、両替所、ラウンジが整い、搭乗前後も快適に過ごせます。
フィリピンの他の地方都市と比べ近代的な設備が充実し、利便性の高い空港として知られています。
マクタン・セブ国際空港には、ターミナル1(T1)とターミナル2(T2)の2つのターミナルがあり、それぞれ国内線と国際線に分かれています。
ターミナル1は、フィリピン国内の主要都市へのフライトが発着する国内線専用のターミナルです。
マニラ、ダバオ、ボラカイ(カティクラン)、プエルトプリンセサなどの観光地へ向かう便が多く運航されています。
改装が進み、飲食店やカフェ、コンビニが充実しています。特にファストフードやコーヒーショップが多く、フライト前後の食事に便利です。
ターミナル2は2018年に開業した比較的新しい国際線専用ターミナルで、日本(東京・大阪・名古屋)、韓国、台湾、シンガポールなどの国際便が発着しています。
T1と比べ、開放的で洗練されたデザインが特徴です。
空港ラウンジや免税店が充実し、待ち時間も快適に過ごせます。また、国際線ターミナルのため、両替所やATMなどの金融サービスも整っています。
ターミナル1とターミナル2は、車で約5分の距離にあります。徒歩での移動は難しいため、タクシーまたはシャトルバスの利用が一般的です。
航空会社によっては、国際線から国内線への乗り継ぎ用に無料シャトルバスを運行している場合もあるため、事前に利用予定の航空会社の情報を確認しておくとスムーズです。
セブ市内とマクタン・セブ国際空港(MCIA)の間は、複数の交通手段を利用できます。
セブ市内から空港へはタクシーが便利です。タクシーには大きく分けてホワイトタクシーとイエロータクシーの2種類があります。
ホワイトタクシー(一般タクシー)
イエロータクシー(空港タクシー)
ホワイトタクシーの方が安いですが、運転手によっては遠回りをしたり、メーターを使わなかったりする場合があるため、乗車前に料金の目安を確認しておくと安心です。
セブでは「Grab(グラブ)」という配車アプリが一般的に利用されています。
注意点:
「MyBus(マイバス)」は、空港とSMシティ・セブ(大型ショッピングモール)を結ぶシャトルバスです。
タクシーやGrabと比べると安価ですが、SMシティ・セブから先の移動は別の交通手段が必要になります。荷物が少なく、時間に余裕がある人にはおすすめです。
空港到着後、セブ市内のホテルや目的地へ移動する方法はいくつかあります。
ポイント:
空港にはレンタカーサービスもあり、長期滞在や郊外への観光には便利です。
このように、自分の予算や移動のしやすさに応じて、最適な交通手段を選びましょう。
マクタン・セブ国際空港(MCIA)には、旅行者が快適に過ごせるよう多くの施設やサービスが整っています。
ここでは、空港内で利用できる主な施設について紹介します。
空港内には複数の両替所があり、到着後すぐにフィリピンペソに換金できます。
また、ATMも複数設置されており、国際キャッシュカードやクレジットカードを使って現地通貨を引き出せます。
ポイント:
空港内では無料Wi-Fiが利用できますが、回線が混雑する時間帯は速度が遅くなることもあります。
より安定した通信環境を確保するなら、SIMカードの購入がおすすめです。
ポイント:
空港内には、フィリピン料理を楽しめるレストランやカフェが多数あります。
ポイント:
空港内には免税店(Duty-Free)やローカルのお土産ショップがあり、出発前に買い物ができます。
ポイント:
空港近くには、トランジットや深夜・早朝便利用者に便利なホテルがあります。
Waterfront Airport Hotel & Casino(徒歩圏内)
長時間のフライト後にリフレッシュしたい場合、空港内の有料シャワールームを利用できます。
快適に過ごせる空港ラウンジもあり、プライオリティ・パスを持っている場合は無料で利用できます。
Plaza Premium Lounge(T2)
ポイント:
空港を利用する際の注意点
セブ島の玄関口であるマクタン・セブ国際空港を快適に利用するためには、安全面や防犯対策にも注意が必要です。
マクタン・セブ国際空港は24時間稼働しており、深夜や早朝でも空港内には一定数の利用者やスタッフがいます。
しかし、夜間の移動には注意が必要です。
移動手段の確保: 深夜・早朝はタクシーやGrabの台数が少なく、空港から市内への移動がスムーズにできないことがあります。到着が深夜になる場合は、事前にホテルの送迎サービスを手配しておくのが安全です。
人通りの少ない場所を避ける: 空港内の明るい場所や人の多いエリアで待機し、無駄な移動を避けるようにしましょう。
必要以上の現金を持ち歩かない: フィリピンではキャッシュレス決済がまだ普及していないため、ある程度の現金は必要ですが、多額の現金を持ち歩くとリスクが高まります。
夜間に空港を利用する場合、移動手段をしっかりと確認しておきましょう。
タクシーやGrabの利用: 深夜でも空港のタクシー乗り場には車が待機していますが、通常よりも台数が少なく、待ち時間が長くなることがあります。Grabを利用する場合も、配車まで時間がかかることがあるので注意しましょう。
空港内での滞在: フライトの時間まで空港で過ごす場合、ターミナル2(国際線)のカフェやラウンジを利用するのがおすすめです。シャワーや仮眠スペースがあるホテルも併設されているため、長時間の待機にも対応できます。
ホテルの送迎サービス: 早朝の便を利用する場合は、前日から空港近くのホテルに宿泊するのも選択肢のひとつです。
マクタン・セブ国際空港は比較的安全ですが、観光客を狙ったスリや置き引きの被害が発生することがあります。特に混雑するエリアでは注意が必要です。
荷物から目を離さない: 空港内でカフェやトイレを利用する際も、スーツケースやバッグは常に手元に置くようにしましょう。
貴重品は分散して持つ: 現金やパスポート、クレジットカードなどは一カ所にまとめず、分けて持ち歩くと安心です。
人混みでは特に注意: 出入国審査エリアや荷物受取所、タクシー乗り場などの混雑する場所では、スリが発生しやすいため注意が必要です。
マクタン・セブ国際空港では、荷物を一時的に預けられるサービスは限られています。
空港内にロッカーはほぼない: 一部のラウンジや空港内のホテルで荷物を預けられる場合がありますが、数に限りがあるため事前に確認が必要です。
ホテルのフロントで預かってもらう: ホテルでは、チェックアウト後もフロントで荷物を預かってくれることが多いです。
観光ツアー会社の荷物預かりサービス: 一部の旅行会社では、観光中の荷物預かりサービスを提供しています。空港から直接観光に出かける場合は、ツアー会社のサービスを利用するのも可能です。
マクタン・セブ国際空港は、観光客や留学生が最初に利用する主要な空港です。
空港内には必要な施設が整い、アクセス手段も充実していますが、深夜・早朝の移動時には安全対策を講じることが大切です。
スリや置き引きにも注意し、荷物管理を徹底しましょう。
事前に移動手段や空港の設備を把握しておくことで、より快適に利用できます。セブ島での滞在をスムーズにスタートできるよう、空港情報をしっかり確認しておきましょう。