2025.03.08
セブ島は、美しい海と自然に囲まれたフィリピン屈指のリゾート地です。
日本から直行便で行ける手軽さや、比較的リーズナブルな物価もあり、観光はもちろん、語学留学の地としても注目されています。
セブ島では、アイランドホッピングやジンベイザメと泳ぐツアーなど、豊富なアクティビティを楽しめます。
しかし、どのツアーをどう選ぶかによって、費用や満足度に大きな差が出るため、事前の情報収集が重要です。
本記事では、セブ島の主要なツアーと、効率よく楽しむためのポイントを紹介します。
セブ島旅行を計画する時、どのようにツアーを手配するかによって、旅行の費用や自由度が大きく変わります。
セブ島のツアーには、大きく分けて「フルツアーパック」と「現地ツアー利用」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分のスタイルに合った方法を選びましょう。
フルツアーパックは、日本の旅行会社が販売しているパッケージツアーで、航空券・ホテル・現地ツアーがセットになっています。
事前にすべての手配が完了しているため、旅行の準備がシンプルになるのが特徴です。
メリット
デメリット
パッケージは、旅行の計画を簡単にしたい人や、英語が苦手で日本語ガイド付きツアーを希望する人に向いています。
特に、家族連れやシニア層の旅行者には便利です。
現地ツアー利用とは、航空券とホテルを個別に予約し、現地でツアーを申し込む方法です。
自分のスケジュールに合わせて柔軟に旅行を計画でき、費用を抑えながら自由度の高い旅が楽しめるのが特徴です。
メリット
デメリット
この方法は、費用を抑えたい人や、自由なスケジュールを組みたい人におすすめです。
特に、留学生の場合は、英語を実践する機会にもなるため、英語ツアーに挑戦するのも良い選択肢になります。
どちらの方法を選ぶかは、旅行のスタイルや英語力、予算によって決まります。
条件 | フルツアーパックが向いている | 現地ツアー利用が向いている |
旅行の手間を減らしたい | ◎ すべて手配済みで楽 | △ 事前リサーチが必要 |
英語に自信がない | ◎ 日本語ガイド付きで安心 | △ 日本語対応ツアーが少ない |
費用を抑えたい | △ 割高になることが多い | ◎ 料金を抑えやすい |
自由なスケジュールを組みたい | △ 決められた行程に従う | ◎ 自由にプランを決められる |
英語を活かしたい(留学生向け) | △ 日本語環境になりがち | ◎ 英語ツアーで語学力向上も |
結論として、英語に不安があり、旅行の手配を簡単にしたい人は「フルツアーパック」がおすすめです。
一方で、費用を抑えたい人や自由に旅を楽しみたい人には「現地ツアー利用」が向いています。
また、英語に自信がある場合は、現地の英語ツアーを活用することでさらに費用を節約し、英語の実践の機会にもなります。
セブ島での滞在スタイルに合わせて、自分に合った方法を選びましょう。
セブ島には、美しい海や自然を活かしたツアーが数多くあります。
定番のものからアクティブに楽しめるものまで幅広く選べるため、目的や好みに応じてぴったりのツアーを見つけることができます。
ここでは、特に人気の高いツアーを紹介します。
※なお、ツアー料金は目安であり、参加するツアー会社や時期によって変動する可能性があります。
行き先:ナルスアン島、ヒルトゥガン島、パンダノン島など
特徴:セブ島周辺の美しい島々を巡りながら、シュノーケリングやビーチリゾートを満喫できるツアーです。
特にナルスアン島やヒルトゥガン島は海の透明度が高く、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を見ることができます。
船の上でランチが提供されるプランも多く、一日中のんびり過ごせるのもポイントです。
予算:3,500〜6,000円(1,500〜2,500ペソ)
行き先:オスロブ(スミロン島とセットの場合あり)
特徴:オスロブでは、高い確率でジンベイザメと一緒に泳ぐことができます。ジンベイザメはとても大きく、目の前で見ると圧倒されるほどの迫力があります。
シュノーケリングやダイビングで、間近にその姿を楽しめるのが魅力です。朝早く出発するツアーが多く、スミロン島など他の観光地とセットになっていることもあります。
予算:8,000〜15,000円(3,500〜6,500ペソ)
行き先:バディアン(カワサン滝)
特徴:滝に飛び込んだり、川を下ったりしながら進む迫力のあるアクティビティです。
青く透き通った川を泳いだり、岩場を滑り降りたりする体験は、スポーツやアドベンチャーが好きな人に特におすすめです。
予算:5,000〜9,000円(2,000〜4,000ペソ)
行き先:マゼランクロス、サントニーニョ教会、サンペドロ要塞、道教寺院など
特徴:セブ市内には、スペイン統治時代の歴史を感じられる建築物や、フィリピンの文化に触れられるスポットが点在しています。
半日ツアーや1日ツアーがあり、効率よく名所を巡ることができます。観光ガイド付きのツアーなら、セブの歴史や文化について詳しく知ることもできます。
予算:3,000〜6,000円(1,200〜2,500ペソ)
行き先:マクタン島周辺
特徴:セブ島はダイビングスポットとしても有名で、初心者向けの体験ダイビングから上級者向けのファンダイビングまで楽しめます。
また、ジェットスキーやパラセーリング、バナナボートなどのマリンアクティビティも充実しており、1日中遊べるプランも人気です。
予算:3,500〜10,000円(1,500〜4,500ペソ)
セブ島にはさまざまなツアーがありますが、選び方や予約方法によって、費用や満足度が大きく変わります。
特に、日本語ガイドの有無や予約のタイミングを工夫することで、コストを抑えつつ快適にツアーを楽しむことができます。
ここでは、お得にツアーを予約するためのポイントを紹介します。
ツアーを選ぶ際は、ガイドが日本語対応か英語対応かを確認することが重要です。 どちらを選ぶかで、費用やツアーの快適さが変わります。
日本語ガイド付きツアーの特徴
英語ガイドのツアーを選ぶメリット
英語にある程度自信があるなら、英語ツアーを選ぶことで、費用を抑えながら英語を実践するチャンスになります。
ツアーの予約方法には、大きく分けて「事前予約」と「現地予約」の2つがあります。
それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分に合った方法を選びましょう。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
確実に参加したい場合は事前予約、柔軟に予定を決めたい場合は現地予約がおすすめです。
セブ島のツアーは早朝出発のものが多く、長時間の移動を伴うこともあります。 体調を崩さないよう、事前にスケジュールを調整し、しっかり準備をしましょう。
オスロブのジンベイザメツアーなど、朝3〜4時にホテルを出発するツアーもあるため、前日は早めに寝ることが大切です。
寝不足の状態でツアーに参加すると、移動中に疲れてしまい、せっかくの体験を十分に楽しめないこともあります。
移動時間が長いツアーは、翌日の予定も考慮しましょう。
ジンベイザメツアーやカワサン滝のキャニオニングは、片道3〜4時間の移動が必要です。帰りが遅くなることもあるため、翌日はゆったり過ごせるスケジュールを組むのがおすすめです。
特に留学生は、ツアー後に授業がある場合は注意が必要です。また、翌日も外出する予定がある場合は、無理をせず体調管理を優先しましょう。
セブ島には数多くの現地ツアー会社があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
ツアー会社選びを間違えると、希望のツアー内容と合わなかったり、料金が割高になったりすることもあるため、事前にしっかり比較することが大切です。
おすすめのツアー会社比較表
ツアー会社名 | 特徴 | 日本語対応 | 代表的なツアー | 予約方法 |
PTNトラベル | セブ島のアクティビティ全般を扱う老舗の現地ツアー会社。 | 〇 | アイランドホッピング、ジンベイザメツアー、市内観光 | Web |
タビセブ | ジンベイザメ専門ツアーが充実。水中カメラ無料貸し出しや、日本人向けサービスが豊富。 | 〇 | ジンベイザメ+ツマログ滝、スミロン島ツアー | Web |
ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング | 貸切専用ボートで気兼ねなくアイランドホッピングを楽しめる。予約や相談は日本語可。現地スタッフは日本人慣れしているので英語が苦手な方にもおすすめ。 | 〇 | アイランドホッピング | Web |
KLOOK | 世界的な旅行予約サイトで、ツアーの選択肢が多い。セール時には大幅割引が適用されることも。 | △(ツアーによる) | マリンスポーツ全般、セブ市内観光 | Web |
セブ島には、アイランドホッピングやジンベイザメツアーなど、さまざまなツアーがあります。
フルツアーパックは手間がかからず安心、現地ツアーの利用は費用を抑えられ自由度が高いというそれぞれの特徴があるため、自分のスタイルに合わせて選びましょう。
また、日本語対応の有無や事前予約の割引などを考慮し、ツアー会社を比較することも大切 です。
特に留学生にとっては、英語ツアーを活用することで、旅行を楽しみながら語学の実践の機会も得られます。
セブ島のツアーは、旅行者はもちろん、留学生にとっても勉強の合間や休日に楽しめるものが多いので、滞在中にぜひ参加してみてください。