2016.06.30
日本一イタリアスクーターを売っています。
ご存知の方も多いと思いますが私は東京でバイク便の会社とオートバイショップを経営しています。
オートバイショップはけっこう優秀で日本一イタリアスクーターを売っています。今日はオートバイショップの自慢話をさせてください。
ローマの休日と言う映画をご存知でしょうか?オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックがローマの中をVESPAと言うスクーターを乗り回す映画です。
え?バイクの映画なの?と言う突っ込みが来そうですが私に言わせるとバイクの映画です(笑)
映画は昭和29年(1954)に封切られていますがリバイバル映画も含めて日本で7回も上映され、またテレビでも10回以上放送されている名作です。
本当のストーリーはヨーロッパの小国のアン王女(オードリー・ヘップバーン)が親善旅行でローマに立ち寄った時のエピソードです。世間を知らないアン王女が宿泊先を抜け出し、そこで出会った新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)とローマ中をスクーターで走り回るのです。
前書きが長くなりましたが、私のオートバイショップには「ローマの休日」コレクションがたくさんあります。日本では手に入りにくい物ばかりを集めているのです。当時映画で使ったタイプと同じスクーターや映画で使ったカメラなどを展示しています。
ライター型のスパイカメラは実際にライターとしても使用できる小型カメラで、なんと日本製なんですよ。その他いろいろなカメラが登場しますがすべて同じタイプをカメラを集めています。
映画のチラシもたくさん持っています。上映する作品を宣伝するために街中で配られるものなので60年以上たって残っているのは貴重です。
当時の映画雑誌もあります。「キネマ旬報」には荻昌弘氏も編集部にいました。「映画の友」の編集長は淀川長治氏で編集部員に小森和子氏(小森のおばちゃま)がいた時代です。因みに水野晴郎氏は「映画の友の友の会」に在籍して淀川氏と映画談議をしたり、映画評論を投稿していたそうです。
ローマの休日コレクション・ルームがあるので見てください。
http://romanholiday.jp/index.html