2016.01.04
先日、ロシアからの生徒さんとブラジルからのインターンを連れ出し、水上レストラン「ランタウ」に行きました。なかなか生徒さんと話をする機会がないのですがお正月を暇にしていたので良い機会ができました。
せっかくなのでそれぞれの国の話を聞いてみました。もちろんロシア人にはウクライナ問題です。思ったより深く考えていました。歴史的背景から大きな二つのブロックがあり言葉や人種が違い大変なようです。プーチン大統領は常に冷静でどうやって戦争を回避するかを考えて動いていると言っていました。そしてクリミア半島については完全にロシアの物だそうです。60年前にフルシチョフ書記長が間違えたのがいけないと言っていました。当時はだれもソビエト連邦が崩壊すると思わなかったので気が付かなかったそうです。
ブラジル人は今の大統領についてもあまり詳しくしりません。ジウマ・ルセフィ大統領ですがどうでもいいそうです。それよりもオリンピックを心配していました。景気が悪いので盛り上がるのを期待しているのですがちゃんと準備できるか分からないそうです。しかしその後の言葉が面白かったです。間に合わなくても何とかなるそうです。ブラジルとはそんな国だと言っていました。今、一番楽しみなのは2月に行われるカーニバルだそうです。お祭りを何か月も前から楽しみにしているのはフィリピンと似ていますね。まさにラテンの血なのでしょう。
異文化コミュニケーションは本当に面白いです。日本にいると聞けない生の話が聞けます。もちろんいろんな意見があるうちの一つなのですがお互いの意見を言い合うのは良い勉強になります。
しかし気になった事があります。ロシア人もブラジル人も日本には興味がないのです。むしろ中国について色々話がでました。世界の中で日本の地位は日本人が考えているほど高くありません。
少し残念に思い、末恐ろしくなりました。