2017.08.16
終戦記念日。戦没者慰霊祭。日本にいる時はそれほど考えることがありませんでした。戦後20年経って生まれた私にとって過去の事だったからです。しかし、セブのIT‐パークで起業して全く違った気持ちになっています。
【IT‐パークとは】
私のいるIT‐パークは元日本軍が使っていた空港でした。特攻隊の1号機がレイテ島に向けて飛び立った飛行場です。多くの若者が日本を思い突撃していったのです。どんな思いでセブに来て、どんな思いで死んでいったのか想像しないわけにはいきません。
【特別な力に守られる】
私は多くの思いが詰まったIT‐パークにいます。ここでビジネスをしていていつも思うのですが何か特別な力に守られている気がするのです。IT‐パークで英会話学校を作って今年で8年目です。今では1000名のフィリピン人を雇用するフィリピン最大の英会話学校になりました。
【雇用を作りたい】
私は少しでも多くのフィリピン人を雇用したいと思っています。それはフィリピンには仕事が少なく貧しい人々が多いからです。国民の10%が海外に出稼ぎに行かないと食べて行かれない国フィリピン。しかし、フィリピン人はとても家族思いで家族が大好きなのです。誰も家族のそばを離れて海外で働きたいと思っていません。
しかし、家族思いがゆえに出稼ぎに行くのです。
【恩返しがしたい】
私はフィリピンで働ける場所を作りたくて仕方ありません。12年前フィリピンに来て英語を学習して私の人生が変わりました。その恩返しをしたいのです。
先の大戦で50万人以上の日本人がフィリピンで亡くなっています。しかし、フィリピン人の犠牲者は倍の100万人以上でした。
IT‐パークにいる日本人の魂も同じことを考えてくれていると思っています。
今回はこんな事を思いながら英霊に祈りを捧げ不戦の誓いをしました。