2025.03.11
セブ島に滞在しながらボホール島への旅行を考えている方にとって、「日帰りツアーと1泊ツアーのどちらがいいのか?」は大きな悩みどころです。
セブ島からフェリーを使って約2時間でアクセス可能なため、日帰りでも1泊でも行ける大人気の観光スポットです。
ボホール島に30回以上行っている私の考えをお話ししましょう。
実は観光だけでなく、先生のリクルートでしょっちゅう行っています。ボホール島には良い大学があるのですが、就職先が少ないのでセブ島に来て働く卒業生が多いのです。
先生から聞いたおすすめまで含めて書いていきますね。
ボホール島はセブ島の南東に位置する美しい島で、手つかずの自然や歴史的なスポットが点在しています。
特に有名なのは世界最小のメガネザル「ターシャ」そして、「チョコレートヒルズ」「ロボック川クルーズ」「パングラオ島のアロナビーチ」です。
しかし!! 私がボホール島で一押ししたいのは「ターシャ」です。
なんと、なんと、QQEnglishのマスコットQty(Qティー)とQrex(Qレックス)はターシャをモチーフにしているのです。全く似ていないという意見も多いですが、ターシャが巨大化したのがQtyとQrexです(笑)
ターシャ(Tarsier)は、見た目はメガネザルのようで、大きな目と小さな体が特徴的です。
非常にデリケートな生き物なので、リスザルと一緒で、ストレスで死んでしまうことがあります。撮影するときはフラッシュを使わず、そして大声を出さないで、静かに観察することが重要です。
◾️ターシャの特徴
・体長:10~15cm(しっぽを含めない)
・体重:80~160g(大人の拳ほどのサイズ)
・目:体の大きさに比べて非常に大きく、夜行性で暗闇でもよく見える
・指:細長い指を持ち、木の枝にしっかりとつかまることができる
・首:首を180度回転させることができる
・食性:昆虫や小動物を食べる肉食性
ロボック川クルーズやチョコレートヒルズに行きやすいです。
住所:Bilar, 6317 Bohol(Google Maps)
開園時間:8:00 AM – 5:00 PM
入園料:60ペソ
自然の中で観察できるので先生のおすすめです。
住所:Tarsier Sunctuary Rd, Corella, Bohol(Google Maps)
開園時間:8:30 AM – 5:30 PM
入園料:150ペソ
チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)は、フィリピン・ボホール島にある1,200~1,700以上の小さな円錐形の丘が広がる独特な地形です。
名前の由来は、乾季(2月~5月頃)になると丘が茶色く変わり、まるでチョコレートのように見えることからきています。
今まで何度も行きましたが、毎回グリーンの時期でチョコレートに見えたことは一度もありません(笑)
◾️特徴
・大きさ:高さ30~50m程度の丘が点在
・総数:1,260以上(最大で1,776とも言われる)
・地質:石灰岩でできており、長い年月をかけて浸食され形成された
・世界遺産候補:ユネスコの世界遺産暫定リストに登録
乗り物好きの私としては展望台から景色を眺めるだけでなく、アクティビティも試してほしいです。
チョコレートヒルズ展望台(Carmen)から美しい丘の景色を眺める。とても眺めがよく写真撮影が人気。
所在地:Loay Interior Road, Carmen, Bohol(Google Maps)
開園時間:8:30 AM – 5:00 PM
入園料:100ペソ
ジップラインやロープコースなど、アクティブな体験ができるアドベンチャーパーク。バイクジップ(空中自転車)やターザン・スイングが人気。
所在地: Loay Interior Road, Batuan, Bohol(Google Maps)
開園時間:8:30 AM – 5:30 PM
入園料:100ペソ
空中自転車(Wave Runner):750ペソ
Tarzan Swing:400ペソ
チョコレートヒルズの周りをバギーで駆け巡るツアー。泥道や小川を走るスリル満点の体験ができます。
所在地: CARDASA NORTE, BUENOS AIRES, Carmen, Bohol(Google Maps)
開園時間:7:30 AM – 5:30 PM
入園料:100ペソ
ATV利用料30分:450ペソ
ATV利用料60分:950ペソ
※この周辺に複数のATVツアー会社があります
ロボック川(Loboc River)は、ボホール島を流れる美しい川で、クルーズツアーが人気です。
このクルーズは、自然の美しい景色を楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができるアクティビティです。川の両岸には緑豊かなジャングルが広がり、静かな川の流れの中で、地元の文化や食を体験することができます。
また、ボホール島から来た先生が、子供達が川遊びをしていることも多く、フィリピンの田舎の生活が見られると言っていました。
◾️特徴
・クルーズ:緑豊かなジャングルに囲まれたロボック川を、屋形船のようなローカル船で進みます。約1時間~1時間半程度で行われています。
・ランチ:クルーズは地元の料理を楽しめるビュッフェが提供されます。バーベキューやシーフード、トロピカルフルーツなど、フィリピンの味覚を堪能できます。
・パフォーマンス:船の上では、地元のミュージシャンによるライブ演奏が行われ、途中、地元の住民による伝統的なダンスパフォーマンスも楽しめます。
所在地: Loboc, Bohol(Google Maps)
開園時間:10:00 AM – 2:00 PM
クルーズと食事込みの料金:1,000ペソ
1:バクラヨン教会 (Baclayon Church):フィリピン最古級の教会の一つ。スペイン統治時代の歴史を感じられる建築です。
2:血盟記念碑 (Blood Compact Shrine):1565年にスペイン人探検家と現地の首長が友好を誓った「血盟」の記念碑。歴史好きにはおすすめです。
3:マンメイド・フォレスト (Man-Made Forest):直線的に植えられたマホガニーの人工林。車で通ると緑のトンネルのような、フィリピン人に人気のフォトスポットです。
4:ヒナグダナン洞窟の探索:見事な鍾乳石と石筍が形成されている洞窟内には、地下の淡水ラグーンがあり、透明度の高い水で泳ぐことが可能です。
では、ボホール島日帰りツアーのやり方をお話しします。
もちろん、ネットでツアーを探して申し込むのが一番無難です。しかし、船のチケットを買うのは簡単なので挑戦してみてください。
セブ市にある港「ピア1(Google Maps)」に行き、エントランスの前にあるチケット売り場でチケットを買います。
片道800ペソです。ターミナルに入るとターミナル利用料に25ペソかかりますが、それだけでボホールに行けます。(2025年3月時点)
スケジュールはだいたい1時間おきに出ていますが、事前にネットで調べておいてください。チケットを買う時間を入れて出港の1時間前に港に行きましょう。
2時間ほどでボホールのタグビララン港についたら、港に多くの客引きがいます。
私は友達と一緒に行って、運転手付きの車を交渉するのが良いと思います。一日借り切って、3,000~4,000ペソで交渉できたらまずまずです。
因みに私は、レンタバイクを借りて、自分で運転しながらボホール島をいろいろ探検しています。山道が多いのでバイク好きにはたまらないツーリングになりますが、おすすめはしません。
06:00 セブの港ピア1を出発
08:00 ボホール島のタグビララン到着
10:00 バギー体験(チョコレートヒルズ周辺を走行)
11:30 ジップライン体験
12:30 ロボック川ランチクルーズ
14:00 ターシャ保護区見学
15:30 タグビララン港へ移動
17:00 フェリーでセブ島へ出発
19:00 セブ港到着、ホテルへ送迎
・時間を有効活用:セブ島の滞在日数が限られている人でも、気軽にボホール島を楽しめる。
・荷物が少なくて済む:泊まらないため、最小限の荷物で移動できる。
・コストが抑えられる:宿泊費が不要なため、比較的リーズナブルに旅行が可能。
・慌ただしいスケジュール:多くのスポットを回るため、滞在時間が短くなりがち。
・自由度が低い:ツアーによっては決まったルートしか回れず、好きな場所で長時間過ごせない。
・移動時間が長い:フェリーの往復4時間を含めると、1日の大半が移動時間となる。
1泊ツアーについて ボホール島の日帰りツアーと1泊ツアーについて私の考えをお話しします。
セブ島に無い観光スポットを回るだけなら日帰りツアーでじゅうぶん楽しめます。しかし、ボホール島の1泊ツアーをおすすめしたい理由があるのです。
ズバリ結論から言うと、アロナビーチがあるからです。私はボホール島に行っても今はここにしか行きません。
アロナビーチ(Alona Beach)は、フィリピン・ボホール島の南にあるパングラオ島に位置する、美しいビーチです。
アロナビーチは、非常に細かく柔らかい白い砂が広がっており、晴れた日には海の水が透明度を増し、幻想的な景色が広がります。
・ゆったりと観光できる:日帰りでは時間が足りないビーチやアイランドホッピングにも行ける。
・早朝&夕方の観光が可能:日帰りでは見られない朝日や夕日を楽しめる。
・ナイトライフも体験できる:ビーチ沿いのバーやナイトマーケットも満喫できる。
・リゾート気分を味わえる:ボホール島には美しいビーチが点在し、リゾートホテルに宿泊することで優雅な時間を過ごせる。
・コストが高くなる:宿泊費や食費がかかるため、日帰りより費用がかさむ。
・荷物の準備が必要:1泊分の荷物を持っていく必要があり、少し手間がかかる。
・日程に余裕が必要:1泊するため、セブ島での滞在日数が短い人には向かない。
ビーチならセブのマクタン島でもいいのではないかと思う人は大間違いです。セブのビーチはホテルが管理するプライベートビーチなので規模が小さいです。
しかし、しかし、アロナビーチは違います。砂浜が延々と続いているのです。
海岸沿いに高級ホテルが沢山ありますが、砂浜が解放されていて誰でも使うことができます。砂浜沿いには、たくさんのレストランやショップもありウロウロしているだけで楽しいのです。
初めは日帰りツアーで楽しんで、その後はゆっくり1泊でアロナビーチに来ることをおすすめします。
せっかくボホール島にいくなら事前に英語学習をして、現地での交流を楽しみましょう。
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