セブ島のお土産はコレ!アバカ・ギター・ココナッツ製品の魅力徹底ガイド | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.04.30
セブ島のお土産はコレ!アバカ・ギター・ココナッツ製品の魅力徹底ガイド

私はミリオンマイラーで飛行機にメチャクチャ乗っています。セブと日本の往復も何回したかわかりません。
そうなんです。私はセブ島のお土産をメチャクチャ買ったお土産ミリオンマイラーでもあるのです。
今回はセブ島のお土産について書いてみます。
東京なら東京バナナ、北海道なら白い恋人、ハワイならマカダミアナッツ、そして、セブ島といえばドライマンゴーです。
しかし、それでは味気無さすぎです。せっかくセブ島に来たのですから、気の利いたセブらしいお土産を買って帰りましょう。
20年以上前からセブ島と日本を行き来しているお土産ミリオンマイラーが、日本ではあまり知られていないセブのお土産をご紹介します。
セブの歴史や自然がどのように影響し、今のお土産につながっているのかを掘り下げながら解説します。セブの魅力を感じながら、ぜひ一つ一つの土産品に込められたストーリーをお楽しみください。
先ずはセブの歴史についてお話しします。
セブ島は、フィリピンの中でも特に歴史的な価値が高い場所として有名です。
1521年に、ポルトガルの探険家フェルディナンド・マゼランが初めてフィリピンに上陸したのがセブ島なのです。フィリピン最古の教会サントニーニョチャーチはセブ島にあります。
フィリピン最古の通りコロンストリート(Colon Street)もセブ島にあります。そしてあまり知られていませんがフィリピン最古の都はセブだったのです。私は歴史あるセブ島を日本の京都のように感じています。
セブ島のお土産:アバカ

セブ島のお土産として人気の「アバカ(Abaca)」製品は、自然素材ならではの風合いが魅力です。
「マニラ麻(Manila Hemp)」とも呼ばれるアバカは、丈夫で環境に優しい天然繊維なのです。フィリピンの文化や経済と深く結びつき、バッグや帽子、ランチョンマットなどの伝統工芸品として親しまれています。
世界のアバカ繊維の約85%をフィリピンが生産しており、主にセブ島を含むビサヤ地方やミンダナオ島で栽培されています。
1. アバカとは?— フィリピンを代表する天然繊維
アバカ(学名:Musa textilis)は、バナナに似た植物で、その繊維は非常に丈夫で耐水性に優れています。もともとフィリピンの熱帯地域に自生していた植物であり、主に以下の用途で利用されています。
1, ロープや網:耐水性と強度を活かし、船舶用のロープや漁網として利用。
2, 紙の原料:高級和紙や紙幣の材料としても使用。
3, 織物:伝統的な衣装やバッグ、小物などに加工。
4, インテリア用品:ランチョンマット、コースター、バスケットなど。
2. アバカの歴史
① 先住民によるアバカの利用
スペインがフィリピンを植民地化する以前から、先住民たちはアバカを日常生活に活用していました。特に、漁師たちはアバカの繊維を使って漁網を作り、農民は袋や衣服として利用していたのです。
② スペイン統治時代(16世紀〜19世紀)
フィリピンがスペインの植民地となったことで、セブ島で作っていたアバカがヨーロッパへ輸出されるようになりました。
スペイン人はフィリピンの強度と耐久性に着目し、帆船のロープや船の索具(ロープや帆などの装備)として利用していたのです。
③ アメリカ統治時代(1898年〜1946年)
1898年の米西戦争の後、フィリピンはアメリカの統治下に入りましたが、この時期にアバカの産業はさらに発展しました。
特に、アメリカの企業がフィリピンに進出し、アバカの大規模プランテーションを設立したのです。
その後、フィリピンは世界有数のアバカ生産国になり、素晴らしい商品が作られるようになりました。
3. 購入できるおすすめのショップ
①Anthill Fabric Gallery
伝統的な柄を活かしつつ、モダンで洗練されたデザインの商品が多いのが特徴です。ファッションアイテムだけでなく、バッグやアクセサリー、ホームデコレーション用品なども販売しています。
住所: Pedro Calomarde St, Cor Acacia St, Gorordo Avenue, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:9:00~17:00(土日休み)

②Kultura Filipino(クルトゥーラ・フィリピーノ)
フィリピンの伝統工芸品を扱うお店で、高品質なアバカ製品を販売しています。職人による手作り品が多く、品質が良くておしゃれなお土産が多いです。
1, 住所:The Northwing, SM City Cebu, Upper Ground, A. Soriano Ave, Cebu City, (GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00
2, 住所:2nd Floor Cube Wing, SM Seaside City Cebu,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00

③Carbon Market(カーボン・マーケット)
セブ市内最大のローカルマーケットで、安価にアバカ製品を手に入れることができます。交渉次第で値引きも可能です。しかし、治安が良い場所ではないので気を付けてください。
住所:59 M. C. Briones St, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:0:00~24:00

セブ島のお土産:ギター

セブ島は「ギターの島」としても知られています。セブのギターは、職人が一つひとつ丁寧に手作りしており、フィリピン国内だけでなく、世界中のギター愛好家からも高く評価されています。
その魅力は、高い品質と温かみのある音色です。お土産屋さんでもギターは売っていますが、せっかくなら工場を見学して、実際に作られている様子を見てから購入することをおすすめします。
職人の技術を間近で見られるのが、セブならではの体験なのです。
1.セブ島のギターと音楽文化
セブ島は「フィリピン音楽の中心地」とも呼ばれるほど、音楽が人々の生活に深く根付いています。その中でもギターは特に大切な楽器で、多くの家庭に1本は置かれています。
また、セブには「ギターを弾けない男性は女性を口説けない」という言い伝えもあるほど、ギターは重要な存在です。セブの音楽文化を感じながら、本場のギターを手に入れてみてはいかがでしょうか?
2. セブ島のギターの歴史
①スペイン統治時代(16世紀〜19世紀)
セブ島のギターは、スペイン人宣教師たちが賛美歌を歌うための楽器として、ギターを使用していたのが始まりです。なんと、セブ島のギターは16世紀からの長い歴史があるのです。
②アメリカ統治時代(1898年〜1946年)
アメリカが統治するようになると商業化が進み、地元の音楽文化の発展とともに広まっていきました。現在では、セブ島のギターはフィリピン国内のみならず海外にも輸出されています。
なんと、ハワイのウクレレはセブ島で作られているものが多いです。
3.セブ島のギターの特徴—素材と職人技
セブ島のギターの多くは、大量生産ではなく職人による手作業で作られています。工房では、木材の選定から加工、組み立て、塗装までをすべて手作業で行い、細部にまでこだわった仕上がりになっています。
特に、ギターのネック(指板部分)やボディの形状は、音の響きに大きく影響を与えるため、職人が慎重に削り出します。また、塗装や装飾もすべて手作業で行われるため、一つ一つが唯一無二の作品になります。
4.購入できるおすすめのギター工房
①Alegre Guitars(アレグレ・ギター)
セブ島で最も有名なギター工房の一つです。高品質なギターを製作しており、多くのミュージシャンに愛用されています。
見学ツアーもあり、ギターが作られる工程を間近で見ることができます。私はここで何本かギターを買いました。
住所:Pajac-Maribago Rd, Lapu-Lapu City,(GoogleMaps)
営業時間:8:00~18:00

②Susing’s Guitars(スシングス・ギター)
1920年代に創業した老舗のギター工房で、長い歴史と伝統を持ちます。クラシックギターやウクレレなど、手作りの弦楽器を製作しており、その品質と音色には定評があります。
カスタムメイドにも対応しており、顧客の要望に合わせた楽器作りを行っています。
住所:Bangkal, Lapu-Lapu City,(GoogleMaps)
営業時間: 8:00~17:00

③Ferangeli Guitars(フェランジェリ・ギター)
カスタムギターやウクレレのオーダーメイドを専門とする工房で、音質やデザインにこだわった製品を提供しています。
高品質な木材を使用し、細部まで丁寧に作り込まれた楽器は、地元だけでなく海外からも高い評価を受けています。工房見学も可能で、製作過程を直接見ることができます。
住所: Abuno, Pajac, Lapu-Lapu City,(GoogleMaps)
営業時間: 8:00~17:00

セブ島のお土産:ココナッツ製品

フィリピンではココナッツは「生命の木(The Tree of Life)」と呼ばれ、果実、葉、幹、花まであらゆる部分が活用されています。
今回はセブ島のお土産として、おすすめのココナッツ製品と、その歴史や文化的背景について詳しくご紹介します。
1. フィリピンとココナッツの深い関係
①ココナッツ産業の歴史
フィリピンでは、ココナッツの栽培は何世紀にもわたって続けられてきました。スペイン統治以前から、先住民たちはココナッツの木を活用し、食品、建材、薬として利用していました。
16世紀にスペイン人がフィリピンを植民地化した際、ココナッツの油がヨーロッパへと輸出され、産業としての基盤が築かれました。
②アメリカ統治時代(1898年〜1946年)
フィリピンのココナッツ産業はさらに発展し、特にココナッツオイルは世界市場において重要な輸出品となりました。
戦後もココナッツ産業は成長を続け、現在ではフィリピンは世界最大級のココナッツ生産国の一つです。
2. セブ島でおすすめのココナッツ製お土産
ココナッツオイル(Virgin Coconut Oil, VCO)
ココナッツオイルは、美容や健康に良いとされ、世界的に人気の高い商品です。
特に「バージン・ココナッツオイル(VCO)」は、低温圧搾製法で作られた純度の高いオイルで、以下のような効果があります。
1, 美容効果:保湿力が高く、髪や肌のケアに最適。
2, 健康効果:抗酸化作用があり、免疫力アップに貢献。
3, 調理用途:加熱しても栄養が損なわれにくく、ヘルシーな料理に最適。
購入できるおすすめのショップ
①Healthy Options
1995年に設立された、フィリピン初かつ最大のオールナチュラルおよびオーガニック製品のお店です。
オーガニック食品、自然派スキンケア製品、栄養補助食品など、幅広い製品ラインナップを提供しています。
1, 住所: Level 2, New Wing, Ayala Center Cebu Near Rustans, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00
2, 住所:SM City Cebu, Upper Ground Floor, North Wing, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00

Virgin Coconut Oil:795ペソ
②Island Souvenir
フィリピン発の人気ブランドで、観光客向けのTシャツや雑貨、アクセサリーなどのカラフルなアイランドグッズを販売しています。
セブをはじめとする観光地で店舗を展開し、フィリピンらしいデザインの商品が豊富に揃っています。
1, 住所:Ayala Center Cebu, Cebu Business Park, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00
2, 住所:SM Seaside City Cebu, South Road Properties, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00

24K Gold Coconut Oil:329ペソ
Extra Virgin Coconut Oil:329ペソ
③ Human Nature
2008年にフィリピンで設立されたオーガニック&ナチュラル製品のブランドです。
環境に優しく、フィリピンの貧困層支援にも力を入れている企業として知られています。
1, 住所:Unit 3, The Strip, Osmeña Blvd., Capitol Site, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:9:00~19:00
2, 住所:G/F JAB Building、A.S. Fortuna St., Mandaue City,(GoogleMaps)
営業時間:9:00~19:00

Pure Virgin Coconut Oil:349.75ペソ
ココナッツ石鹸・スキンケア製品
ココナッツオイルを使ったナチュラルな石鹸やスキンケア製品は、肌に優しく、敏感肌の人にも適しています。
フィリピンでは、昔からココナッツオイルを使った伝統的なスキンケアが行われており、現代でも自然派コスメとして人気があります。
購入できるおすすめのショップ
① Human Nature
2008年にフィリピンで設立された、オーガニック&ナチュラル製品のブランドです。環境に優しく、フィリピンの貧困層支援にも力を入れている企業として知られています。
1, 住所:Unit 3, The Strip, Osmeña Blvd., Capitol Site, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:9:00~19:00
2, 住所:G/F JAB Building、A.S. Fortuna St., Mandaue City,(GoogleMaps)
営業時間:9:00~19:00

香り付きココナッツ石鹸(ラベンダーミント・レモン):95.75ペソ
ティーツリーココナッツ石鹸:99.75ペソ
スクラブ入りココナッツ石鹸(バニラ・ストロベリー):114.75ペソ
無香料ココナッツ石鹸:85.75ペソ
②Healthy Options
1995年に設立されたフィリピン初、かつ最大のオールナチュラルおよびオーガニック製品のお店です。
オーガニック食品、自然派スキンケア製品、栄養補助食品など、幅広い製品ラインナップを提供しています。
1, 住所: Level 2, New Wing, Ayala Center Cebu Near Rustans, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00
2, 住所:SM City Cebu, Upper Ground Floor, North Wing, Cebu City,(GoogleMaps)
営業時間:10:00~21:00

ココナッツ石鹸4個入:450ペソ
ココナッツシュガー&ココナッツジャム(Coco Jam)
フィリピンでは、ココナッツの花の蜜から作られるココナッツシュガーが伝統的に使われています。低GI(血糖値の上昇が緩やか)で健康的な甘味料として注目されています。
ココナッツミルクと砂糖を煮詰めて作る「ココジャム(Coco Jam)」は、パンに塗ったり、お菓子作りに使ったりできるフィリピンの定番スプレッドです。
購入できるおすすめのショップ
①Healthy Options
1995年に設立されたフィリピン初、かつ最大のオールナチュラルおよびオーガニック製品のお店です。
オーガニック食品、自然派スキンケア製品、栄養補助食品など、幅広い製品ラインナップを提供しています。
1, 住所: Level 2, New Wing, Ayala Center Cebu Near Rustans, Cebu City,
営業時間:10:00~21:00
2, 住所:SM City Cebu, Upper Ground Floor, North Wing, Cebu City,
営業時間:10:00~21:00

Organics Coconut Jam 230g:319ペソ
Organics Coconut Jam with Sea Salt 230g:319ペソ

Organic Coconut Sugar 369g:525ペソ
最後に
フィリピン人に喜ばれるお土産について書いてみます。
バナナの本拠地に「東京バナナ」はどうなんだ、と思いましたが、フィリピン人に「東京バナナ」はめちゃくちゃ受けました。他にも「白い恋人」も知っている人が多く喜んでくれます。
しかし、これまで日本らしいお菓子や、おしゃれな和風スイーツなどいろいろ試した結果、QQEnglishの先生たちに限って言えば、けっきょく甘ければなんでもウケると言うことがわかりました。
最終的には100円ショップで売っているチョコレートを大量に配るのが一番喜ばれたんです。ポイントは甘さと量でした(笑)
もし、オンライン英会話で習っている人がセブ島留学に来て、QQEnglishの先生にお土産を渡すなら、私のおすすめはチョコレート一択です。くどいですが内容より量が重要です(笑)