元横綱・日馬富士さんとモンゴルで語った、これからの英語教育と人づくり

モンゴルの首都ウランバートルにある「新モンゴル日馬富士学園」を表敬訪問してきました。
なんと、なんと元大横綱、日馬富士さんと対談することができたのです。
教育についてじっくりお話をすることができたので、YouTubeをみて頂ければと思います。
▼元横綱・日馬富士×QQEnglish代表が語る「教育の本質」とは?相撲で学んだ礼節と、世界を広げる英語の力
去年からたくさんのモンゴル人留学生がセブ島留学に来るようになりました。決して人口が多い国ではありませんが、日本、中国について3番目に多くの留学生がQQEnglishに来ているのです。
モンゴルからの留学生がここまで増えてきた理由を知りたくて、また、「どんな環境で育った子どもたちなのだろう?」
ずっと気になっていたので、今回の日馬富士さんの学校訪問をとても楽しみにしていました。

校舎に入ってまず驚いたのは、子どもたちの挨拶です。
「こんにちは!」「おはようございます!」
モンゴルの子どもたちが、相手の目をしっかり見て、日本語で元気よく挨拶してくれるのです。
後で日馬富士さんが教えてくれましたが、「礼儀礼節のもとは、挨拶を相手の目を見て、敬って心から挨拶すること」これが日馬富士学園の教育の大黒柱になっているそうです。
「1000年前と今では、服も食べ物も車も全部変わった。でも人の心だけは変わらない。思いやり、素直さ、人を愛する心、そして道徳と礼儀。その出発点が「挨拶」だ」と、相撲道から学んだと仰っていました。

さらに、相撲部屋で叩き込まれた三つの教えも話してくれました。
・相手を敬い、目を見て挨拶すること
・「おかげさまで」という感謝の心を持つこと
・自分が頑張ることで恩返しをしていくこと
日馬富士学園では、幼稚園の頃からこの三つを徹底して伝えていると聞き、「これはまさに、人としての土台づくりだ」と強く共感しました。
私も、英会話学校をやっていますが、元々は東京でバイク便とバイク屋をやっていた人間です。
日馬富士さんが相撲界から学校経営へと新しい世界に飛び込んだように、私も英語はとはまったく縁のない世界から、40歳を過ぎて英語を学び始めました。
英語が話せるようになった時に感じたのは、「本当に扉が開いて、今まで見たことのない世界があった」ということです。
その話をすると、日馬富士さんはこんな言葉を返してくれました。
「私は英語を“教育そのもの”とは見ていないんです。英語は人と触れ合うための通路の一つ。大事なのは、礼儀・礼節・思いやり・挨拶・おかげさまで・恩返しという心。それがあって初めて、英語や日本語、中国語が“生きてくる”んです。」
この言葉を聞いた時、QQEnglishのミッション「To be the Gateway to the World」と、日馬富士学園の理念がとても似ていると思いました。
英語そのものがゴールではなく、英語は世界と出会うためのゲートにすぎない。
その前に、人としての土台をつくる。
私がセブ島で大切にしてきたことと、モンゴルの学園で行われていることは同じだったのです。
対談の終盤、もう一つ心に残った言葉があります。
「勉強っていうのは、何歳になってもできますよね。その時『勉強しておけばよかった』と思うより、思い出したら動くべきだと思います。」
私は40歳から英語を始めました。
セブには今、「学び直し」で来られる中高年の方がたくさんいます。
「もう遅いかな」と迷っている時間が一番もったいない。
思い出した瞬間が、一歩を踏み出すタイミングなのだと、横綱の言葉に背中を押されました。
日馬富士学園の子どもたちは、英語で話しかけると自然に英語で返してくれます。
モンゴルの大地で育った彼らが、英語という通路を使って世界に出ていく姿を想像すると、セブ島から世界へ旅立つQQEnglishの生徒さんたちと重なって見えてきます。
ー モンゴルの大地から世界へ ー
ー フィリピン・セブ島の海から世界へ ー
場所も文化も違うけれど、「教育を通じてチャンスの扉を開きたい」という思いは同じでした。
短い動画なので、是非最後まで見て頂ければと思います。
▼元横綱・日馬富士×QQEnglish代表が語る「教育の本質」とは?相撲で学んだ礼節と、世界を広げる英語の力

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