2025.04.09
セブ島に観光で来ても、留学で来ても、一番のハイライトは「アイランドホッピング」です。
セブ島の透き通るようなエメラルドグリーンの海をフィリピン特有のバンカーボートで巡りながら、魅力的な島々を訪れるツアーは、一押しのイベントです。
私は海のない埼玉県出身なので子供の頃から海にあこがれていました。セブ島に来たのも海が好きだったからと言っても良いかもしれません。
QQEnglishを始める前、QQ便というバイク便の社長をしていた時は小さな船とジェットスキーを持っていました。乗り物が大好きだったので、バイクだけでなく小型船舶1級の免許を取って船も操縦していたのです。
20年前に初めてセブ島に来てから、もう何回アイランドホッピングをしたかわかりません。今回は今まで誰も書いていなかったアイランドホッピングの極意をお話ししましょう。
おおお、、、ハードルを上げてしまいましたが、頑張ります。
アイランドホッピングとは、フィリピンのローカル船、バンカーボート(Bangka Boat)に乗って、セブ島周辺にある自然豊かな小島を回りながら、島ごとにシュノーケリングやダイビング、海鮮ランチなどを楽しむイベントのことを言います。
バンカーボートはフィリピンの島々で広く使われているアウトリガー、すなわち、バランスをとるために船の両脇に浮きがついた船です。
セブ島ではアイランドホッピングだけでなく、漁業や、島間の移動に利用されています。
因みに、バンカーボートは車のディーゼルエンジンで動いています。船にエンジンを載せただけなのでアクセルペダルは無く、エンジンから伸びたワイヤーを引っ張って動かします。
私は小型船舶の免許を持っていますが、とても運転できません。
あああ、、、脱線してしまいました。乗り物の話になると、つい熱くなってしまいます。ははは、、、
では、人気のアイランドホッピングのポイントについてお話しします。
私の一押しはなんといってもカオハガン島です。「何もなくて豊かな島」として知られるカオハガン島は、自然を満喫できます。
白い砂浜と透き通る海が広がり、シュノーケリングやのんびりとしたビーチタイムに最適です。
島民が実際に住んでいるので島の生活を垣間見ることができるだけでなく、ビーチで魚介類を売っている出店もあり、その場で調理もしてくれます。難点はどの島より、島内で売っているものの値段が高いことです。
ナルスアン島は、マリンスポーツ好きにおすすめのスポットです。特に、シュノーケリングやダイビングに適しており、美しいサンゴ礁と色鮮やかな熱帯魚を間近で見ることができます。
また、桟橋が長く続く景色は写真映えも抜群です。多くのアイランドホッピングのツアーで使われています。
しかし、人が住んでいない人工的な島なので効率よく遊べますが、地元の人の生活が見られるわけではありません。
ヒルトゥガン島は、海洋保護区として指定されており、フィリピンでも屈指のシュノーケリングスポットとして知られています。
透明度の高い海では、多種多様な熱帯魚やサンゴを見ることができ、ダイビング初心者にも最適なポイントです。難点は、セブ市内から一番近い島なのでいつも混んでいます。
また、餌付けをしているので多くの魚をみられますが、私はあまり好きではありません。
オランゴ島は、バードウォッチングやサイクリングが楽しめるエコツーリズムスポットとして人気です。
特に、オランゴ野生動物保護区には多くの渡り鳥が訪れ、自然観察が好きな方にはたまらない魅力があります。
もちろん、海でのシュノーケリングや島内でのローカル体験も可能です。しかし、美しいビーチがあるわけではないので、のんびりとしに行く場所ではありません。
他の島より少し遠いですが、パンデミック前にホリエモン祭りをQQEnglishでやった時に使いました。
砂州が美しく広がり絶景なので、セブ島でグラビア撮影するときは大概パンダノン島です。真っ白な砂浜と遠浅の海が特徴のパンダノン島は、「天国のようなビーチ」と称されることもあります。
しかし、どの島より遠くにあるので行くのに気合がいります。
その他、アイランドホッピングで楽しめる人気アクティビティについて書きます。
セブ周辺の海は透明度が高く、多種多様な熱帯魚や美しいサンゴ礁が広がっています。
特に、カオハガン島、ナルスアン島、ヒルトゥガン島、パンダノン島では、初心者でも楽しめるポイントが豊富です。
ライセンスを持っている方は、アイランドホッピングの途中でダイビングを楽しむこともできます。
ダイビングをしたい人は、アイランドホッピングを選ぶときに初めからダイビング付きのアイランドホッピング選んでください。ツアーの途中からダイビングはできません。
ヒルトゥガン島、ナルスアン島が有名ですが、オランゴ島のそばにも有名なポイントがあります。
基本的にどのアイランドホッピングにもランチはついていますが、私はBBQランチやシーフードランチがセットになっているツアーをおすすめします。
絶景を眺めながら贅沢なひとときを過ごせます。
次はアイランドホッピングをどのようにして選べばいいのかをお話ししましょう。
多くのリゾートホテルや宿泊施設にはツアーデスクがあり、宿泊客向けにアイランドホッピングツアーを手配してくれます。
ホテル発の送迎付きプランも多く、安心して参加できます。が、、、メッチャ高いし内容を選べません。
オンラインの旅行サイトでは、事前にツアーを予約することができます。値段も安く、さらに、事前にクレジットカード決済できるため、現地での手続きが簡単です。
しかし、経営者の顔が見えないツアーは個人的に好きではありません。
マクタン島のヒルトンポートやマリバゴエリアの船乗り場では、現地の船長やボートオーナーと直接交渉し、プライベートツアーを手配することも可能です。
価格交渉ができるため、安くなることもありますが、ぼったくられることもあります。私は料金の相場を知っているので使いますが、初めての人にはおすすめしません。
私は日系の旅行代理店か、ダイビングショップのツアーをおすすめします。海のリゾートは簡単に事故に結びつくのでセブ島でしっかりとビジネスをしている会社を選びましょう。
ちなみに私はオールブルーさんというダイビングショップが大好きでよく使っています。スタッフの方がそれぞれの観光ポイントのツボを知っていて楽しませてくれるからです。
値段は選ぶツアー会社、行き先、時間、そしてオプションによってあまりに違うので、気に入ったアイランドホッピングを見つけたら直接聞いてみてください。
目安は一人5,000円~15,000円ぐらいです。
あまり知られていませんが、アイランドホッピングは潮の満ち引きによってまったく変わります。潮が引いていると遠回りしなくては行けなかったり、水中を歩かないと上陸できない島などがあるのです。
移動中は満潮の時がベストですが、時間によって変わるので、ツアーが決まったら調べてみてください。
フィリピンでは1998年までダイナマイト漁がおこなわれていました。
魚を獲るためにやっていたのですが、結果的にサンゴ礁が破壊されてしまい、魚がどんどん少なくなり生活ができないレベルまで進んでいたのです。
しかし、ダイナマイト漁が禁止されてからセブ島周辺をサンゴ礁保護区に指定し、必死に環境を守ってきました。
その結果、魚やサンゴが元に戻るだけでなく、たくさんの観光客が訪れるようになり、小島で生活をしている島民の良い収入源になっています。
今では、地元の人々も「この海を守らなければならない」という意識を持ち、環境保護に積極的に関わるようになりました。
最近は海のクリーンアップ活動やエコツーリズムの推進など、持続可能な未来を目指す取り組みが増えています。
是非、美しいセブ島の海を見にいらしてください!!
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