セブ島留学 プール比較、QQEnglishのプールが一番良い理由 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

CEOブログ

2025.07.09

セブ島留学 プール比較、QQEnglishのプールが一番良い理由

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留学に来る前は、誰も想像していないと思いますが、学校内にあるプールは誰も使いません。

QQEnglishが16年間の運営で経験した真実を、お話しいたします。

「ブラックスワン(Black Swan)」という言葉を、ご存知でしょうか。

リスク・不確実性の研究で名を馳せたナシーム・ニコラス・タレブ氏が提唱したこの理論は、極めて予測が困難でありながら、発生すると甚大な影響を及ぼす出来事を指します。

この現象には3つの特徴があります。

1:予測不可能であること(事前には誰も予想していない)
2:起きたときの影響が非常に大きいこと
3:後から振り返ると「起きてもおかしくなかった」と思えてしまうこと

実は、語学学校の環境についても、「ブラックスワン」は見事に当てはまっています。

セブ島留学といえば、美しい海、素晴らしいビーチ、きれいなプールを思い浮かべる方が多いことでしょう。

QQEnglishは現在のITパーク校に加え、2015年から2023年まで海沿いのリゾートホテルを改修した校舎を運営しておりました。

美しいプールがあるだけでなく、両隣は高級リゾートホテルという好立地でした。一泊数万円するホテルと同じ景色を望むことができたのです。これこそが「理想の留学環境」だと、本気で信じていました。

しかし、現実は全く異なっていました。

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QQEnglishは2025年、フィリピン最大級の教育アワード「People’s Choice Excellence Awards」において、Best International Language School(最優秀国際語学学校賞)を受賞しました。

この賞は、英語力の向上に加え、「本当に生徒の学びと生活に寄り添った環境づくり」ができている学校に贈られるものです。

セブ島留学中、プールは誰も使わない現実

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リゾートホテルを改修した校舎(2015〜2023年)

「セブ島留学=リゾート留学=プール」というイメージを、多くの留学生が思い描いています。

QQEnglishでは、このイメージを現実化し、美しいプールばかりかプライベートビーチまで有していました。

南国リゾートらしい最高の環境を用意しただけに、生徒さんにも喜んでいただけるものとばかり思っていました。

ところが……。プールもプライベートビーチも、生徒さんには全くと言ってよいほど使ってもらえなかったのです。

4~5日の観光旅行なら毎日でも泳ぎたくなります。しかし長期間滞在する留学では、ほとんど誰も泳ぎませんでした。

2019年の内部調査によると、大人の利用率はわずか2.7%、子供の利用率でも15%という結果でした。

子供の留学生はたまに泳いでいますが、大人の生徒さんで泳いでいる人はほとんどいませんでした。

プールやビーチを使わない理由

セブ島留学でプールがある学校はたくさんありますが、ビーチまであるところはほとんどありません。

しかし、結果的にプールどころかビーチですら、留学生にとっては単なるオブジェにしかすぎなかったのです。

さらに言わせてもらうと、せっかくのオブジェであっても感動するのは初めの2~3日だけでした。プール沿いのベンチで宿題をしたり、ビーチで海を眺めている生徒さんすら誰もいませんでした。

しかし、週末になると多くの生徒さんが学校を出て、隣のホテルのプールに泳ぎにいっていたのです

日本で考えるプールは非日常です。しかし、毎日勉強をしている学校の中にあるプールは生活の一部になっていたのです。

「非日常」が「日常」になった瞬間に価値が失われていました。プールは学校の外になければいけなかったのです。

留学生が求めているのは単なるビーチやプールではなく、「非日常の空間」なのだと、改めて気づかされました。

海沿いのビーチカフェ

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校内にあったカフェ&バー

校内には、セブ島で最も美しいと称されるカフェ&バーがありました。

正直に申し上げて、セブ島のリゾートエリアでもQQEnglishのビーチカフェ以上に素晴らしい立地のカフェは存在しなかった、と自負しています。

海にせり出したカフェから見る海は最高でした。心地よい波の音と海風に吹かれて飲むカクテルやジュースは、格別だったのです。

ところが……。

カフェとバーの運営データ(2019〜2020年)
・生徒向け販売価格:地元のバーの約50%(例:ビール1杯65ペソ)
・カフェ座席数:30席以上(屋根付きウッドデッキエリア)
・ピークタイム(17:00〜20:00)稼働率:平均18%
・利用者平均数:平日8人以下、週末15人以下

つまり、圧倒的に“使われていない空間”だったのです。

なぜ、このような素晴らしいロケーションが活用されなかったのでしょうか。

その理由もプールが使われない理由と同じでした。カフェやバーに行くのは、気分を変えたいからです。

ところが、どれだけお洒落なカフェやバーがあったとしても、それが校舎の一部である場合、生徒にとって特別な場所ではなく、日常の延長に過ぎない場所だったのです。

セブ島留学とリゾートの違い

QQEnglishの先生に「日本に行って一番やりたいこと」を聞くと、「満員電車に乗りたい」と答えます。

電車の走っていないセブ島から見れば、日本の満員電車への憧れがあるようです。しかし、実際に日本に長期滞在して何度も満員電車に乗るようになれば、二度とそんなことは言わなくなるに違いありません。

セブ島に住むフィリピン人教師たちは、毎日美しい海に囲まれて生活していますが、誰一人として「泳ぎたい」とは言いません。

実は留学にも、まったく同じことが当てはまります。

留学とは短期のリゾートとは全く違います。長期間滞在し、英語を勉強しながら生活をすることだからです。

例え海沿いに留学していても、隣のホテルに行ってプールを使えば気分が変わり、楽しい気持ちになれます。

通勤で使用する電車にはワクワクしませんが、観光地へ向かう電車にはワクワクするのと同じ心理だと思います。

また、学校内で泳ぐという事は、毎日一緒に学習している生徒さんや先生の目の前で水着に着替えて泳ぐわけです。精神的にもハードルが高いのかもしれません。

現在のQQEnglishの環境

ITパーク校のプール

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ITパーク校のプール

生徒さんが無料で使えるプールは、ITパークの敷地内にあるウォーターフロントホテル内にあります。ヤシの木や滝の装飾がされた南国ムード満点のプールで、リゾート気分を満喫できます。

夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気の中でのんびりと過ごすことができます。

また、子供用に浅いエリアや滑り台が設置されているので、家族連れでも安心して使える設計となっています。

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プールサイドバー

さらにプールにはプールサイドバー「Pool Aquarius」が併設されており、週末はカクテルや軽食を楽しみながらリラックスできるのです。

高級ホテルのプールは、英会話学校にあるプールとは桁違いの品質です。まさに都会のオアシスのような空間です。

学校から徒歩5分の立地にあるため、週末だけでなく授業終了後にプールを利用される生徒さんも、多くいらっしゃいます。

ビーチフロント校のプール

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ビーチフロント校のプール

生徒さんが無料で利用できるプールとビーチは、海沿いの高級リゾートホテルが立ち並ぶマクタンニュータウンというエリアにあります。

マクタンニュータウンはシャングリラホテルの隣にあるので、ビーチから見える景色は超高級ホテルと同じです。

敷地内にあるプールは海と一体化したようなデザインのインフィニティプールで、絶景を楽しみながら泳ぐことができます。

また、ビーチやプールサイドには、ドリンクを楽しめるバーや簡単な軽食を食べられるレストランがあります。

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ビーチフロント校のビーチ

さらに公園のような環境になっているため、泳がなくても木陰のベンチに座って海を眺めながら宿題に取り組むこともできます。

学校から徒歩5分の立地にあるため、授業終了後でも気軽にご利用いただけます。

学校内にプールがあった時代と比較すると、格段に多くの生徒さんに利用していただけるようになりました。

まとめ

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ビーチフロント校のビーチ

プールとビーチがあるリゾートエリアの学校を閉鎖して、より価値の高いマクタンニュータウンの経済特区に学校を移すのは大きな決断でした。

しかし、生徒さんの声に耳を傾けると閉鎖するしかなかったのです。

学校案内やパンフレットにビーチやプールの写真を使えることは大きかったのですが、誰も利用しない施設を見せて集客するのはよくありません。

最高の学校を作ったつもりだったのですが、結果的に無駄な施設だと気が付いたのです。

頭で考えるだけの理想の学校と、生徒さんが使ってみて喜ぶ学校は全く別物でした。

理想のプールとは、学校の目の前にあるプールではなく、非日常を味わえるプールだったのです。英会話を学びに来て、気分転換をするためにプールが必要なのです。

QQEnglishは大きな授業料を払いましたが、これまでの失敗と試行錯誤を経て、「使われない贅沢」ではなく、「本当に価値ある仕組み」へと舵を切りました。

そして、ついに、「見た目だけでない、本当に使える学習環境」を追求し続けてきたその姿勢が正式に認められ、QQEnglishは「People’s Choice Excellence Awards」において、Best International Language School(最優秀国際語学学校賞)を受賞するに至ったのです。

だからこそ、今のQQEnglishは“セブ島で一番素敵なプールを持っている学校“だと自信を持って言えるのです。