「留学意味ない」は嘘!? 企業の約80%が“積極採用したい”と回答した理由とは?

「留学って、意味あるの?」—最近、SNSや掲示板でそんな声をよく見かけます。
「留学なんて、お金がかかるだけ」「英語なんて日本でも学べる」「就活で評価されない」等々の声が出てくるのも無理はありません。
留学には時間もお金もかかりますし、成果が見えなければ不安になるのは当然です。
しかし、QQEnglishの代表として自ら採用に関わってきた私の実感では、結論は真逆です。留学経験は、企業の採用現場で“評価されやすい経験”のひとつとして、今でも高く評価されています。
ネット上のイメージと採用現場の実態には、確実にギャップがあると言えます。
では、なぜこれほど大きなギャップが生まれているのでしょうか。そして企業は、留学経験者の何を評価しているのでしょうか。この記事では実際の調査データをもとに、その実態を明らかにしていきます。
「留学は意味ない」は、採用現場の実態とズレている
文部科学省とJASSOによる「トビタテ!留学JAPAN」の調査(以下、「トビタテ!留学JAPAN」調査)(出典)によると、採用担当者の約8割は「今後も留学経験者を積極的に採用していきたい」と回答しています。
この数字は、決して建前や理想論ではありません。実際に採用実務を担当している人事部門による判断です。
毎年何百人、何千人という学生を見てきた採用のプロフェッショナルたちが、留学経験を高く評価しているのです。
一方で、SNS上では「留学しても就活で有利にならなかった」「TOEICの点数だけで十分だった」といった声が目立ちます。
このズレは、留学そのものの価値が下がったというより、採用担当者の声よりも、SNSの体験談の方が目に入りやすい構造が、このギャップを生んでいるのだと思います。
まず押さえておきたいのは、少なくとも企業側は、今も留学経験を前向きに見ているという事実です。
ではなぜ企業が留学経験者を評価するのか、その中身についてもう一歩踏み込んで考えてみましょう。
企業が本当に見ているのは「英語力」ではなく“行動の質”
私自身、QQEnglishの経営者として多くの人材を採用してきました。留学経験者を採用する際、重視しているのは、英語がどれだけ流暢に話せるかではありません。
もちろん英語力は大切です。ただ、それ以上に見ているのは、その人が留学の際、どんな行動をしてきたかです。
具体的には、次のような点です。
- 未経験の環境でも、指示待ちにならず自分から動けたか
- うまくいかなかった経験を、どう振り返り、どう語れるか
- 価値観や文化の異なる相手と、対話をあきらめずに続けられたか
留学という環境は、言語も文化も人間関係も、日本とは大きく異なります。そのなかで「何を感じたか」よりも、「どう動いたか」「どう乗り越えたか」が、採用では重要になります。
この視点は、私だけの感覚ではありません。実際の調査データを見ても、企業が評価しているポイントは明確です。
「トビタテ!留学JAPAN」調査では、留学経験者を評価する理由として、次のような項目が挙げられています。
- 主体性
- チャレンジ精神
- 視野の広さ
- 多様な価値観への理解
- コミュニケーション力
いずれも、「英語が話せるかどうか」そのものではなく、行動や姿勢に関わる要素です。
この傾向は、留学に限った話ではありません。日本経済団体連合会(経団連)が公表している新卒採用に関する調査(出典:経団連「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果」)でも、企業が重視する能力として
「主体性」「コミュニケーション能力」が、長年にわたって上位に挙げられています。
さらに、経済産業省が定義する社会人基礎力((出典:経済産業省「社会人基礎力」)でも、
- 前に踏み出す力
- 考え抜く力
- チームで働く力
という3つの能力が示されています。
これもまた、語学力そのものではなく、行動の積み重ねによって身につく力です。
こうしたデータを踏まえると、企業が何を評価しているのかは明確です。「英語ができるかどうか」よりも、「その環境でどう行動してきたか」。
留学経験が評価される理由は、まさにこの点にあります。
変化が激しく、正解のない時代だからこそ、自分で考え、動き、修正できる人材が、企業には求められているのです。
なぜ留学経験者は「入社後に伸びる人材」と見られるのか
採用の現場では近年、「即戦力」よりも入社後にどれだけ伸びるかを重視する企業が増えています。事業環境の変化が速く、過去の成功パターンや正解が通用しにくい仕事が増えているからです。
そのため企業が求めているのは、特定のスキルをすでに持っている人材よりも、
- 変化に直面しても柔軟に適応できる
- 失敗から学び、修正しながら前に進める
- 経験のない領域でも、まず一歩を踏み出せる
といった成長の土台を備えた人材です。
留学は、そうした力が試されやすい環境だと言えます。
言語が思うように通じず、文化や価値観も異なるなかで、人間関係を一から築かなければならない。留学とは、そうした不確実性の中で生活する経験です。
そこで求められるのは、完璧さではありません。うまくいかない状況でも立ち止まらず、考え直し、動き直しながら前に進む姿勢です。
その結果、
- 未経験の環境でも行動できる
- 失敗してもやり直せる
- 相手と対話を続けながら関係を築ける
といった力が鍛えられていきます。
留学経験が評価されるのは、海外に行ったという事実そのものではありません。正解のない環境のなかで、考え、動き、やり直してきた経験が、入社後の成長をイメージさせるからです。
とはいえ「英語ができない留学」は評価されにくい
ここまでお伝えしてきた通り、企業が見ているのは英語力“だけ”ではありません。
ただし、それは英語ができなくてもよいという意味ではありません。採用の現場では、英語力はあくまで前提条件として見られることが多いのも事実です。
実際、「留学はしたが、英会話はあまり身につかなかった」というケースは少なくありません。
授業は受けていても、日本人同士で固まってしまったり、英語を使わなくても生活できる環境にいると、留学期間が長くても英語力は思うほど伸びないことがあります。
このような場合、「適応力がある」「チャレンジしてきた」と語っても、英語を実際に使ってきた経験が伝わらなければ、評価につながりにくくなります。
英語力と行動力、その両方を身につけてこそ、企業が求める人材像に近づけます。
だからこそ重要なのは、ただ海外に行くことではなく、英会話が確実に身につく設計の留学を選ぶことです。
英会話を身につける留学として、フィリピンは合理的

では、英会話が確実に身につく留学とは、どのような環境でしょうか。私は、その答えのひとつが フィリピン留学だと考えています。理由は明確です。
フィリピン留学の最大の特徴は、マンツーマン授業が中心であることです。
一人ひとりのレベルや課題に合わせて授業が進むため、受け身になりにくく、発話量が圧倒的に多い。これが英語力の伸びを大きく左右します。
英語がうまく出てこなくても、その場で言い直し、修正し、また話す。この「失敗 → 修正」のサイクルを、短時間で何度も回せる環境が整っています。
さらに、授業だけでなく生活のなかでも英語を使わざるを得ない場面が多いのも、フィリピン留学の特徴です。
寮での生活や食事、外出など、日常のあらゆる場面で英語が必要になります。日本語が通じない環境だからこそ、英語を使う必然性が生まれます。
完璧な英語で話す必要はありません。伝えようとして、試して、うまくいかなければやり直す。その積み重ねが、実践的な英会話力につながっていきます。
こうした環境では、英語力だけでなく、
- 自分から話しかける姿勢
- 失敗を恐れずに挑戦する行動力
- 相手との対話を続ける粘り強さ
といった力も、自然に鍛えられます。
英語力と行動力を同時に伸ばせる。この点において、フィリピン留学は、留学経験を「評価される経験」に変えやすい、非常に合理的な選択肢だと言えるでしょう。
フィリピン留学の中でも QQEnglishでは、カランメソッドによる反射型トレーニングを導入しています。
考える前に英語を使い続けるこの学習法によって、英語を「知っている状態」から「使える状態」へと引き上げることができます。
さらに、留学とオンラインの両方で同じ学習法を継続できるため、留学前に基礎を固め、留学で一気に伸ばし、帰国後も維持する—「留学で英会話が身につかなかった」という失敗を防ぐ設計が整っています。
まとめ 「留学は意味ない」と言われる時代だからこそ、留学の“質”が問われる
「留学は意味ない」と言われることが増えた背景には、成果につながらない留学が少なくないという現実があります。
しかし、それは留学そのものの価値が下がったことを意味しません。
これまで見てきた通り、企業は今も留学経験を前向きに評価しています。ただし、評価されるのは「海外に行った」という事実ではなく、英語を使いながら行動し、挑戦と修正を重ねてきたかどうかです。
これからの時代に求められるのは、英語力 × 行動力 × 適応力。留学は、その3つを同時に鍛えられる経験であるからこそ、今も評価され続けています。
重要なのは、「留学するかどうか」ではなく、どんな留学を選ぶかです。
英会話が確実に身につき、行動量が増え、挑戦と修正を繰り返せる環境。その第一歩として、QQEnglishを軸にしたフィリピン留学は、非常に合理的な選択肢の一つだと、私は考えています。
留学は、行くことがゴールではありません。何を身につけ、どう成長して帰ってくるかが問われます。そのための現実的な選択肢として、QQEnglishは存在しています。


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