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サウジアラビアの家に招かれて気づいたこと – セブ島との新しいつながり

サウジアラビアの家に招かれて気づいたこと ― そしてセブ島との新しいつながり

サウジアラビアに到着した当日、現地の友人から「木曜の夜に家へ来ないか」と誘われました。

サウジアラビアでは金曜と土曜が休日なので、その前夜の木曜は、家族や友人が集まり、食卓を囲む特別な時間なのです。

リビングに入ると、椅子やテーブルは一つもなく、皆が絨毯の上に並んで座り、楽しげに語り合っていました。

なんと、メインディッシュは子羊の丸焼きでした。

セブ島で子豚の丸焼きレチョンをよく食べますが、羊の丸焼きは初めてです。

羊肉は脂が豚肉に比べてさらっとしており、独特の「草原の香り」といわれる風味(ラム香)があります。子羊だったのでクセが無くとても食べやすかったです。

大皿を囲み、手でちぎりながら分け合い、笑顔と笑い声の中で食べる。大家族で生活をしているフィリピンと似ていると思いました。

一つだけ違うのは大人も子供も一緒なのですが、女性が一人もいないことです。

木曜日は男性と女性が分かれて家族や友人と集まる日で、休日の金曜日が家族だけの団らん日だそうです。サウジアラビアでは、家族でない男女が一緒に食事をすることはありません。

サウジアラビアとセブ島を結ぶ新しい流れ

saudialavia5| サウジアラビアの家に招かれて気づいたこと - セブ島との新しいつながり

今回のサウジアラビア訪問で感じたのは、サウジアラビア社会が今まさに大きな転換点を迎えているからです。

サウジアラビアといえば「石油の国」というイメージです。しかし、石油依存の時代は終わりに近づき、新しい経済の柱を築く必要に迫られているのです。

そこで登場した若い王子(Crown Prince)による国家改革「Vision 2030」です。

2016年に発表されたこの計画は、石油収入に頼らず「教育・観光・テクノロジー」を軸に未来を切り拓く壮大な国家プロジェクトなのです。

中でも教育は国家戦略の中心に位置づけられています。 事実、サウジ教育省は最近では国家予算の約19%(年間500億ドル以上)を教育分野に投じ、毎年数万人規模の若者に海外留学の奨学金を与えているのです。

そしてその流れの中に、「英語教育の強化」が大きな位置を占めています。

saudialavia6| サウジアラビアの家に招かれて気づいたこと - セブ島との新しいつながり

なぜセブ島が選ばれるのか

今までサウジアラビアの人たちにとって、英語を学ぶ国はアメリカやイギリスだけだと思われていました。

値段だけで考えたら、教育費用をたくさん持っているサウジアラビアはフィリピン・セブ島を選びません。

なぜ、QQEnglishでの英会話学習が注目されるようになったのでしょうか。

1. マンツーマンレッスン

欧米留学はグループレッスンが中心で、例え追加料金を払うからといってもマンツーマンレッスンは受けられない場合があります。

その点、セブ留学は全ての授業がマンツーマン。自分だけの時間で、発話量も圧倒的に増やせます。

2. 学びやすい教育環境

フィリピン人講師は英語を第二言語として習得しており、初心者や子供への指導に強みがあります。

「わかるまで丁寧に教える」スタイルは、英語に不慣れなサウジの生徒さんに安心感を与えます。

3. 多文化交流の場

セブ島には、いろいろな国から留学生が集まるので、英語を学びながら世界を感じることができます。

この国際的なコミュニティは、Vision 2030が掲げる「世界と対話できる人材」の育成に直結します。

QQEnglishの現状

ここ数年、QQEnglishではサウジアラビアからのキッズキャンプ生が急増しています。

他の国との大きな違いは、男の子しか来ないこと、そして宗教上の理由から豚肉を含まないハラルフードが必須であることです。

さらに、一日に5回のお祈りの時間があるので、サウジアラビアからの留学生には、特別な配慮も必要となります。

正直に言えば、受け入れる側にとって大きな負担です。しかしQQEnglishは、積極的にサウジアラビアの生徒を受け入れています。

なぜなら、イスラム圏以外の国の生徒さんに「イスラムの国の文化や価値観」に触れてほしいと考えているからです。

QQEnglishにとっての意義

私たちのミッションは 「To be the Gateway to the World」 です。世界への扉を開くために多様性を何よりも重要視しています。

学びの幅を広げるためにサウジアラビアだけでなく、中国・モンゴル・韓国・ベトナム・タイ・ロシアなど、いろいろな国からの留学生を積極的に受け入れているのです。

QQEnglishで学ぶ生徒さんは、異なる文化や価値観を理解し、世界と対話できる力を育んでいきます。

そして、やがて彼らは、自国を背負い未来を切り開く存在になるでしょう。

世界をつなぐ英語の力

私はサウジアラビアで子羊の丸焼きを囲んだ夜を思い出すたびに確信します。

現地の友人から「家に来ないか」と招待を受け、家族や仲間とともに食卓を囲み、絨毯の上で笑い合いながら羊の丸焼きを分け合いました。 このような貴重な体験ができたのは、英語を話せたからこそです。

英語で会話ができたから、彼らの文化や価値観を直接知り、心から受け入れてもらえたのです。

まさに新しい世界の窓を開きました。

「文化や宗教を超えて人を結ぶもの」は言葉なのです。英語教育は人を育て、社会を変え、未来を築く力を持っています。

QQEnglishはこれからも “Gateway to the World” として、世界中の人たちに未来への扉を開く機会を届けていきます。

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