1. セブ島留学・フィリピン留学のQQEnglish
  2. カテゴリー
  3. 留学全般
  4. ChatGPTで英語学習を効果的に進める…

留学全般

ChatGPTで英語学習を効果的に進める方法|英会話練習からプロンプト活用まで

qq photo 9 2 2| ChatGPTで英語学習を効果的に進める方法|英会話練習からプロンプト活用まで

いま英語学習で注目を集めているのがAIツール「ChatGPT」を活用した方法です。

テキストや参考書と違い、ChatGPTならまるで先生と対話しているように英語を練習でき、24時間いつでも自分のペースで学べるのが大きな魅力です。

本記事ではChatGPTを使った効果的な英語学習法を初心者から上級者までわかりやすく解説します。

英会話のロールプレイやスピーキング練習の具体的な手順、英作文添削や語彙力アップに役立つプロンプト集など、実践的な活用法を幅広く紹介。

AIを味方につけて新しい学習法に挑戦してみませんか?

あなたの英語学習を一歩先に進めるヒントをお届けします。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

ChatGPTとは?英語学習に活用できる最新AIツール

ChatGPTは、米国OpenAIが開発した自然言語処理のAIツールで英語学習者に広く利用されています。

ChatGPTの基本機能と始め方

アカウントを作成してアプリやブラウザからアクセスすればすぐに使えます。

英文を入力すると即座に返答があり、まるで先生と会話しているように学習できます。

主な機能は以下のとおりです。

  • 会話練習(英会話ロールプレイ)
  • ライティング添削(文法や自然な表現への改善)
  • リーディング補助(要約や語彙解説)
  • 単語学習(例文や同義語を提示)

無料版と有料版(ChatGPT Plus)の違い

ChatGPTには無料版と有料版があります。

無料版はGPT-3.5を利用し、日常的な練習には十分です。

有料版のChatGPT Plus(月額20ドル)は、GPT-4を利用でき、精度の高い会話や添削が可能で、混雑時も快適に利用できます。

また、現在はさらに進化したGPT-5も登場しており、精度・表現力・理解力が一段と向上しています。

ただし、一般提供は主に3.5と4で行われているため、学習目的に応じて選ぶのが現実的です。

プラグインやGPTsの活用について

拡張機能のプラグインを使えば、英字記事の要約や動画の字幕整理なども可能です。

また、GPTsを活用すれば自分専用の学習アシスタントを作成でき、試験対策や会話練習に特化した学習が行えます。

これによりChatGPTは「教材・先生・辞書」を兼ねる総合的な学習ツールとして活用できます。

ChatGPTで英語学習するメリットとデメリット

ここでは主なメリットとデメリットを整理し、理解した上で効率的に活用するためのポイントをご紹介します。

メリット1. パーソナライズされた学習ができる

ChatGPTは学習者のレベルや目的に応じて、学習内容を自由にカスタマイズできます。

初心者には基礎的な単語やフレーズの練習、上級者にはビジネス英語や専門分野に特化した会話など、幅広く対応可能です。

ChatGPTなら「自分だけの教材」として使える点が大きな利点です。

メリット2. リアルタイムで添削やフィードバックが受けられる

英作文や日記を入力すると、すぐに文法や語彙の間違いを指摘してくれます。

さらに自然な表現例も提示してくれるため、即時に改善ができ、正しい表現を繰り返し練習できます。

メリット3. 24時間いつでも練習できる

オンライン環境があれば、時間や場所を問わず学習が可能です。

深夜や早朝でも利用できるため、忙しい社会人や学生にとって強力な味方となります。

留学前の準備や海外出張直前のトレーニングなど、限られた時間で学習したいときに効果的です。

デメリット1. 誤情報が含まれる可能性

ChatGPTは高精度なAIですが、必ずしもすべて正しい情報を返すわけではありません。

高度な文法説明や専門用語では誤りが混ざることがあります。

内容をそのまま鵜呑みにせず、辞書や信頼できる教材と併用することが求められます。

デメリット2. 発音チェックは不完全

音声機能を利用すればリスニングや会話練習はできますが、人間の講師のように細かい発音の矯正までは難しいのが現状です。

発音を正しく習得したい場合は、ネイティブスピーカーやTESOL資格を持つ教師との練習を組み合わせるのが効果的です。

デメリット3. プライバシーや入力情報の管理に注意

ChatGPTに入力する情報はサーバーに送信されるため、個人情報や機密内容を入力するのは避けるべきです。

学習では匿名性の高い会話や一般的な英文作成に活用し、情報管理に注意することが大切です。

ChatGPTを使った英語学習法|効果的な活用シーン

ChatGPTは幅広い学習方法に対応できるため、目的に応じて活用の仕方を工夫することが重要です。

ここでは代表的な使い方を紹介します。

英会話のロールプレイ(初心者からビジネス英語まで)

ChatGPTは会話の相手役として利用できるため、ロールプレイに最適です。旅行先でのやり取りや日常会話の練習はもちろん、ビジネスシーンを想定した会議やプレゼン練習も可能です。

場面を具体的に指定すれば、リアルに近い英会話練習を体験できます。

英作文・英語日記の添削

学習者が書いた文章を即座に添削してもらえるのも大きな魅力です。

誤った文法を正すだけでなく、より自然でネイティブらしい表現を提示してくれるため、書く力と同時に表現の幅も広がります。

毎日の英語日記を添削してもらえば、短期間で文章力が向上します。

単語学習と語彙力アップ(例文・派生語・表形式)

単語を単独で覚えるのは効率が悪く、忘れやすいものです。

ChatGPTを使えば、例文や同義語、派生語まで含めて学習できます。

さらに表形式で整理してもらえば、視覚的にも理解しやすく、復習にも役立ちます。

リーディング・リスニング強化(要約・質問作成・シャドーイング)

英文記事を読み込む際に要約を依頼すれば、重要なポイントを効率的に理解できます。

理解度を確認する質問を作ってもらうことで、リーディング力が高まります。

さらに音声機能を使えば、シャドーイングの教材としても活用でき、リスニング力の強化につながります。

発音・スピーキング練習(音声モードの活用)

音声モードを利用すると、実際に声を出しながら会話練習ができます。

AI相手なので間違いを恐れる必要がなく、初心者でも安心してスピーキング練習に取り組めます。

発音チェックは限定的ですが、会話の流れに慣れるには最適です。

英語試験対策(TOEIC・TOEFL・英検®など)

ChatGPTは資格試験対策にも活用できます。

模擬問題を作成してもらったり、リスニングパートの要約やリーディング問題の解説を依頼したりすることで、効率的な試験準備が可能です。

弱点を重点的に練習できるのも大きな利点です。

ChatGPTは日常会話から試験対策まで幅広く対応できる万能な英語学習ツールです。

目的に応じた活用を行うことで、効果的にスキルを伸ばすことができます。

ChatGPTを使った英会話・スピーキング練習法【効果的な手順】

ChatGPTを使ったスピーキング練習の手順

ChatGPTを利用したスピーキング練習は、以下のステップで進めると効果的です。

  • Step1. ChatGPTにアクセス
    ブラウザやアプリからChatGPTを開きます。

アカウントがあればすぐに利用可能で、時間や場所を問わず練習を始められます。

  • Step2. 音声モードを設定
    音声会話モードを選択することで、実際に声を出しながら英語でのやり取りが可能になります。

リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられる点が強みです。

  • Step3. 会話シナリオを指定
    「空港でのチェックインを練習したい」「上司との会議を想定した会話をしたい」など、具体的なシチュエーションを指定するとリアルな対話ができます。

レベルに合わせてシナリオを設定できるので、初心者からビジネスパーソンまで活用可能です。

  • Step4. 英語で会話練習
    ChatGPTを相手に実際の会話を行います。

間違っても指摘してもらえるので、安心してトライできます。会話の流れを繰り返すことで自然なやり取りに慣れていきます。

  • Step5. スクリプトや会話内容を振り返る
    終了後には会話の内容をスクリプトとして確認し、言い回しや語彙の改善点を見直します。

間違いを修正して再度練習することで、短期間で表現力を高めることができます。

効果を高めるコツ(指示を明確にする/会話相手の人格設定など)

ChatGPTでスピーキング練習を行う際は、使い方の工夫次第で効果が大きく変わります。

・指示を明確に出す:「中級者向けのスピードで話して」「短いフレーズで答えてほしい」など、具体的にリクエストすることで自分のレベルに合った練習ができます。
・会話相手の人格を設定する:「英語講師として」「空港スタッフとして」など、役割を与えることでリアルな会話練習が可能になります。
・定期的にテーマを変える:旅行、ビジネス、日常生活といったテーマを切り替えることで幅広い表現を習得できます。

これらを意識することで、AIとの練習であっても実際の会話に近い緊張感や臨場感を持つことができ、英語力の定着が早まります。

リスニング力アップとの組み合わせ(シャドーイング)

ChatGPTの音声を活用すれば、シャドーイング練習も簡単に取り入れられます。

・音声を聞きながら同時に声に出して繰り返すことで、発音やイントネーションを身につけられる。
・ネイティブに近いスピードに調整してもらえば、段階的にリスニング力を鍛えられる。
・会話練習とシャドーイングを組み合わせることで、理解と発話の両面を効率的に強化できる。

ChatGPT英語学習で役立つプロンプト集【実例付き】

ChatGPTを使いこなすためには、適切なプロンプト(指示文)が重要です。

具体的なシチュエーションや目的を提示することで、より効果的な練習が可能になります。

会話練習用プロンプト例

  • 「あなたは空港のチェックインカウンターのスタッフです。私は旅行客として英語でやり取りを練習したいです。」 
  • 「英語の先生になって、私が間違ったらその場で直してほしいです。」

 語彙学習用プロンプト例 

  • 「’environment’ という単語を使った例文を5つ作ってください。同義語と派生語も教えてください。」 
  • 「ビジネスシーンでよく使うフレーズを表形式で10個まとめてください。」 

英語試験対策用プロンプト例

  • 「TOEICのリーディング問題を模擬的に作成してください。」 
  • 「英検®2級の面接練習を想定して質問を出してください。」

ビジネス英語用プロンプト例

  • 「あなたは上司です。私は部下としてプレゼンを英語で練習するので、フィードバックをください。」
  • 「海外の取引先に送る英語メールの例文を作ってください。フォーマルな表現でお願いします。」 

英作文・英文添削用プロンプト例

プロンプトを活用することでChatGPTを自分専用の英語学習パートナーとして最大限に活かすことができます。

まとめ

ChatGPTは英作文や語彙学習、英会話のロールプレイなど、自宅での学習において効果的です。

しかし、発音の細かな矯正や人との自然なやり取りにおいては限界があります。相手の感情や文化的なニュアンスを含む実践的な会話力を磨くには、人との交流が欠かせません。

QQEnglishは、全教師がTESOL国際資格を持つプロフェッショナルで構成されており、実践的な英語力をしっかり鍛える環境が整っています。

ChatGPTで学んだ表現を実際の会話で試し、教師から的確なフィードバックを受けることで、知識を確実に自分の力へと変えていけます。

ChatGPTで基礎と応用を学び、セブ島留学で実践的な会話に挑戦する。この流れこそが、最短で成果を出すための最適解といえるでしょう。

毎月1名に抽選でセブ島留学1週間分をプレゼント

一覧へもどる

留学説明会 開催中

Web Seminar

QQEnglishのセブ島留学はどんな体験ができる?
疑問点をオンラインで直接聞こう!

説明会の日程はこちら