海外留学のためのクレジットカード選び!選ぶポイントと利用時の注意点も | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.04.23
海外留学のためのクレジットカード選び!選ぶポイントと利用時の注意点も

留学先での支払い手段として、クレジットカードを準備するといいでしょう。
「留学へ行くときの支払い方法はどうすれば良い?」
「留学中の支払いに便利なクレジットカードは何がある?」
など、留学に向けて支払いの準備で、疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、留学にクレジットカードを持っていくメリット・デメリットとカードを選ぶときの重要なポイントを解説します。
どのようなカードがおすすめかもご紹介しますので、ぜひカード選びの参考にしてください!
留学にクレジットカードを持っていくメリット・デメリット
まずは、クレジットカードを利用するメリットとデメリットについて、解説します。
クレジットカードのメリット
1.持ち歩く現金を最小限にできる
海外で現金をたくさん持ち歩くのは不安があると思います。
クレジットカードの最大のメリットは、カード1枚で支払いができる便利さです。
盗難にあった場合も、盗まれた現金が戻ってくる可能性は限りなく低いです。
クレジットカードの盗難・紛失が発生したときは、カードの利用を停止し、無効化することで不正利用を防止できます。
2.カード付帯の海外旅行保険を利用できる
クレジットカードには、海外旅行保険を付帯しているものがあります。
補償の内容はクレジットカードごとに異なり、自動付帯ではなく条件付き付帯(利用に応じた付帯)のカードも多くあります。
保険期間は多くの場合90日以内で、期間内の留学であればクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用できます。
3.キャッシング機能を利用できる
現地で現金が必要になったときは、キャッシング機能がついたクレジットカードがあればATMで現金を引き出せます。
海外で利用可能店舗が多いVISAカードは、世界200ヵ国のATMでキャッシングが可能です。
キャッシングには手数料と利用利息がかかるので、注意が必要です。
キャッシングの手数料は当日の実勢レートで換算されるため、実は日本円から両替するよりもお得になるかもしれません。
海外に銀行口座を開設しなくても現金を手元に用意できる点では、あると便利な機能です。
4.信用証明として利用できる
海外では、ホテルやレンタカーなどの支払いにクレジットカードの提示を求められる場合があります。
有効なクレジットカードを持っていれば、支払い能力の証明として利用できます。
言葉が通じづらい海外で、カード1枚で手続きを済ませられることは非常に便利です。
クレジットカードのデメリット
1.使いすぎに注意する
「使いすぎ」は、クレジットカードを利用する際に常に注意すべき課題です。
現金のように目に見えてお金が減っていくことがないため、帰国してから支払いに苦労する場合があります。
通貨が違う海外では慣れないうちは金銭感覚がつかみにくく、日本にいるときよりもいっそう「使いすぎ」には注意が必要です。
2.カード利用時の手数料がかかる場合がある
海外での支払いには多くの場合、決済金額に加えて海外事務手数料がかかります。
カード会社によってその手数料率は異なりますが、利用回数が多いとその分高額な請求につながります。
困ったときに便利なATMキャッシング機能ですが、海外では利用日数に合わせて利息が発生することも知っておきましょう。
3.不正利用に注意する
留学に限りませんが、クレジットカードの紛失・盗難によって、知らないところで不正利用されるリスクがあります。
紛失に気付いてカード会社へ連絡をする際も、時差があると利用停止の手続きがすぐにできない可能性があります。
さらに海外では日本国内よりも悪質な店舗やATMが多く、安易に利用するとカード情報をスキミングされ、不正利用につながるケースもあります。
4.18歳未満の申し込みができない
基本的に、18歳未満の人を名義とするクレジットカードは作れません。
親御さんに家族カードを発行してもらい、それを利用することになります。
海外留学を目的とする場合に限って、15歳以上(高校生以上)のお子さまが家族カードを発行できるカード会社もあります。
家族カードでは利用明細を親御さんが確認できるため、使いすぎを防止する点で効果的です。
海外留学のためにクレジットカードを選ぶときのポイント5つ
これから留学するために、クレジットカードを新しく作りたいという方に、カード会社を選ぶ時のポイント5つを解説します。
1.国際的なブランドを選ぶ
一般的にVisaとMastercardは加盟店が多く、世界中ほとんどの国で利用可能です。
留学のためにクレジットカードを作るときは、どちらかのブランドを選ぶことをおすすめします。
一方JCBは日本で生まれたブランドで、日本人が訪れる機会が少ない国や地域では利用できない場合があるので、注意してください。
その他、留学先の国で多く使われている国際ブランドを事前に調べておくと良いでしょう。
2.海外旅行保険の付帯されているクレジットカード(自動付帯を推奨)
クレジットカードのメリットとしても解説しましたが、海外旅行保険が付帯されているカードがあります。
クレジットカードで旅行代金の一部を支払うことで、付帯されるという条件付きの「利用付帯」と特に利用は関係なく、持っているだけで海外旅行保険を適用できる「自動付帯」があります。
航空券やホテル、その他ツアー代金など、クレジットカードで支払う場合は利用付帯でも問題ありません。
現地での支払いのためにクレジットカードを作るのであれば、海外旅行保険が自動付帯されているカードがおすすめです。
関連記事:海外留学保険は必要?留学期間別保険の選び方と補償について徹底解説!
3.手数料や年会費が少ないカード
外貨でクレジットカード決済を行う場合、実際の支払い金額の1.6%〜2.2%程度事務手数料がかかります。
カード会社によっても異なるので、できるだけ手数料の少ないカードを選びましょう。
海外でATMを利用する場合も、引き出しの際に手数料がかかります。
手数料が無料のカードもあるので、ATMでの引き出しを予定している人は、利用する前に調べておきましょう。
さらに年会費が無料、もしくは安いカードを選べば、留学から帰国後も普段使いのカードとして長期的に利用しやすいと思います。
4.セキュリティを確認する
海外では、日本以上にクレジットカードに関連した犯罪に注意が必要です。
カード情報のスキミング、ひったくり、盗難の可能性を考えて、セキュリティの整ったカードを選びましょう。
具体的には、ICチップ搭載のカードや、カードに直接番号の記載がないナンバーレスカード、スマホと連携して決済が可能なカードなどがあります。
万が一、カードの紛失・盗難によって不正利用された場合に、その金額を補償してくれる紛失・盗難保険が付いているカードだとより安心です。
5.2枚以上持っていく
クレジットカードはブランドによって、海外で利用ができない店舗もあります。
1枚が使えなかった場合や、紛失・盗難で一時的にも使えなくなってしまった場合を考えて、2枚以上のカードを持っていくことをおすすめします。
その際にVisaとMastercardなど、それぞれ異なる国際ブランドを選ぶと良いでしょう。
海外留学におすすめのクレジットカードは?
学生でも発行できる、海外留学におすすめのクレジットカードをいくつかご紹介します。
1.ANAカード(学生用)
ANAカード(学生用)は、90日間の海外旅行保険が自動付帯されています。
90日以内の短期留学であれば、このカードで保険をカバーすることができます。
全日空(ANA)を初め、スターアライアンスグループの航空会社を利用することが多い人は
マイレージ積算にも有効です。
年会費 | 無料 |
スマホ決済 | 対応 |
海外旅行保険 | 自動付帯(最高1,000万円) |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
公式サイト | ANA JCBカード |
2.三井住友カード(NL)/三井住友カード(学生)
満18歳以上(高校生を除く)であれば、年会費永年無料で利用できます!
最大の特徴は、ナンバーレスカードであること。
カードに直接番号が印字されていないため、支払いの際も安心です。
海外旅行保険は利用付帯ですが、最高2,000万円の海外旅行傷害保険を付帯できます。
帰国後は全国のコンビニや飲食店で、スマホタッチ決済が使えます。
スマホ決済の場合、ポイントが最大7%還元されるのも学生にとっては嬉しいですね。
年会費 | 無料 |
スマホ決済 | 対応 |
海外旅行保険 | 利用付帯(最高2,000万円) |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
公式サイト | 三井住友VISAカード |
3.楽天カード、楽天カードアカデミー
楽天カードの最大の特徴はポイント還元率の高さです!
海外で利用した場合も、日本国内での利用と同じように100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。
ICチップ搭載、カード利用時に通知メールを受け取れるサービスなど、セキュリティ面でも安心です。盗難・紛失の際の不正利用補償もついています。
18歳未満のお子さまには家族カードも発行可能で、留学先で利用するのに便利です。
年会費 | 無料 |
スマホ決済 | 対応 |
海外旅行保険 | 利用付帯(最高2,000万円) |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
公式サイト | 楽天カード |
4.エポスカード
エポスカード(一般)も年会費が永年無料で、留学から帰国後も持ち続けるのに便利なカードです。
海外旅行保険は利用付帯ですが、傷害治療費が最大200万円、疾病治療費が最大270万円まで利用できます。
他のカードよりも保険の補償内容が充実しているため、海外旅行保険を目的にカードを作りたいという人におすすめです。
年会費 | 無料 |
スマホ決済 | 対応 |
海外旅行保険 | 利用付帯(最高3,000万円) |
国際ブランド | Visa |
公式サイト | エポスカード |
留学中のクレジットカード利用時の注意点
クレジットカードの利用は便利な反面、注意が必要なこともあります。
そこで、留学中にカードを利用する際の注意点についてまとめました。
現地通貨で決済する
基本的には現地通貨決済となりますが、店舗によっては日本のクレジットカードで支払いをする際に、通貨を選べる場合があります。
手数料は店舗が自由に設定できるので、つい日本円で決済すると、手数料を多く取られるかもしれません。
店舗の設定している為替レートや手数料が、現地通貨建てよりもお得な場合を除いて、現地通貨で決済するのがおすすめです。
利用限度額、キャッシング可能額を確認しておく
クレジットカードには利用限度額があります。
高額の支払いをカードで行うと、利用限度額を超えてカードが利用できなくなる可能性があります。
キャッシング機能を利用する場合も同様に、事前に利用可能額を確認しましょう。
レシートなど決済の控えをとっておく
普段の支払い後、レシートなどの控えをそのまま捨てていませんか?
留学先でクレジットカードで支払った場合、レシートを保管してカード利用明細と相違ないかしっかり確認してください。
レシートがあれば、万が一不正利用があったときにもすぐに気づけます。
カード会社が不正利用を確認するために必要な書類ともなりますので、捨てずに取っておきましょう。
まとめ
留学中の支払い方法として、クレジットカードを準備しておくと便利です。
クレジットカードは、多額の現金を持ち歩く手間とリスクを減らし、短期の海外旅行保険やキャッシング機能など、付随したサービスを受けられるなどのメリットがあります。
一方、利用時には使いすぎや不正利用に注意が必要です。
本記事では、海外留学のためのクレジットカード選びについて、ポイントを5つ解説しました。おすすめのカード会社もご紹介したので、ぜひ参考にしてください。
海外での支払いは、現金とクレジットカードを上手く併用することが大切です。
大事な支払いができなくなるトラブルがないよう、渡航前にしっかり準備をしましょう。