英語を使う仕事とは？将来性まで徹底解説【完全ガイド】

「英語を使う仕事」と聞くと、どんな働き方を思い浮かべますか？

「自分にもできる仕事はあるのかな」
「TOEICはどれくらい必要？」

そんな疑問を抱える人は少なくありません。

本記事では英語を使う仕事の特徴・将来性から実際の職種一覧（業界別）、さらに気になるTOEICスコア別で応募できる仕事まで徹底解説します。

「英語＋専門スキル」でキャリアを広げたい人のための仕事診断、転職成功のポイントまで網羅。

それでは、あなたに合った英語のキャリアを一緒に見つけていきましょう。

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

英語を使う仕事に求められる英語力（英語レベル・TOEICスコア）

英語レベルの目安（日常会話／ビジネス／ネイティブ）

一般的な英語レベルをTOEICスコアの目安とセットでまとめました。

日常会話レベル（TOEIC 約470点〜600点相当）

• 簡単な接客対応や観光案内ができる
• ゆっくり話してもらえば会話が成り立つ
• 短い英語メールの読み書きができる

ビジネス英会話レベル（TOEIC 約730点〜850点相当）

• 英語での電話対応やミーティング参加ができる
• 英文メール・資料を問題なく扱える
• 業務上の交渉や説明が英語でできる

ネイティブレベル（TOEIC 約860〜900点以上）

• 英語での交渉、プレゼン、専門議論も問題ない
• 高度な文章作成ができる
• ニュアンスの違いも理解できる

企業が求める英語レベルと採用のポイント

企業が英語力を評価する際はTOEICスコアだけでなく「どの場面で英語を使えるか」が重視されます。

企業が見るポイント

• 英語を使用する頻度（メール中心／会議／商談）
• 自主学習の継続度
• 英語での実務経験の有無
• 海外とのコミュニケーション経験

英語を使う仕事への応募を考える場合、TOEICスコア以外に実際の会話力や実務経験を証明できるエピソードもセットで準備すると選考で有利になります。

TOEICスコア別｜英語を使う仕事一覧（レベル別）

TOEIC500点〜で応募できる仕事

TOEIC500点前後は「基礎的な英語力」があると判断され、多くの接客・観光系の仕事で評価されるレベルです。

• ホテルのフロント業務（チェックイン対応、案内）
• 飲食店やテーマパークでの外国人対応
• ショップスタッフや販売員としての接客
• 簡単な英文メールの読解・返信
• 観光案内所での外国人向け対応
• 空港での案内スタッフ
• 外国人が多いエリアでの接客・受付業務

英語での詳しい説明や交渉は難しくても基本的なコミュニケーションが求められる職場では活かすことができます。

TOEIC600点〜で応募できる仕事

TOEIC600点台は「職場で英語を業務レベルで使える目安」とされ、多くの企業で応募条件に設定されています。

• ホテルスタッフ（グランドスタッフ含む）
• 英語保育園の保育士
• 留学カウンセラー／留学コーディネーター
• 海外旅行関連スタッフ（ツアーオペレーターなど）
• 英文事務、簡単な翻訳・メール対応
• 貿易事務の基礎業務（書類作成・船会社との連絡など）
• 外資系企業の一般職
• テクニカルサポートの英語問い合わせ対応

英語での業務連絡が増えるため、読み書きのスキルが重要になります。

TOEIC700点〜で応募できる仕事

TOEIC700点以上は「ビジネス英語を使える」と判断され、英語使用頻度が高い職種への応募が可能になります。

• 外資系企業の営業・マーケティング
• 海外営業（商談・プレゼンがある）
• バイヤー／マーチャンダイザー
• フォワーダー（国際物流コーディネート）
• 日本語教師（海外勤務）
• 留学支援や国際部門の学校職員
• IT企業の海外案件担当
• 役員秘書（バイリンガルセクレタリー）

読み書きだけでなく、オンライン会議でのやり取りも求められるレベルです。

TOEIC800点〜で応募できる仕事

TOEIC800点以上は「高度な英語力」と評価され、英語を中心に使う仕事への採用可能性が高まります。

• 中学・高校の英語教師
• 社会人向け英会話講師
• 海外特派員（メディア関係）
• 通訳案内士（観光ガイド資格）
• 国際部門の公認会計士・専門職
• 英語を用いた企画・調査のリサーチャー
• グローバル企業の広報・PR

細かいニュアンスの理解や専門文書の読み込みが求められる仕事が多いのが特徴です。

TOEIC900点〜で応募できる仕事

TOEIC900点以上は「英語上級者」とされ、高度な専門職への応募が可能になります。

• 通訳者（逐次・同時通訳）
• 翻訳者（法律・医療・技術など専門分野）
• 国際コンサルタント
• 語学学校・大学の英語教員
• グローバルプロジェクトリーダー
• 英文速記者
• 専門性の高い外資系企業の管理職候補

専門知識＋英語力が求められるため、希少価値が高いポジションが多くなります。

タイプ別で選ぶ｜あなたに合った英語の仕事診断

旅行・観光が好きな人に向いている仕事

旅行や異文化交流が好きな人は、英語を使う場面が自然と多い観光・旅行系の仕事が向いています。

• ツアープランナー（旅行プランの企画・手配）
• ツアーコンダクター（海外添乗員）
• ホテルスタッフ（フロント・コンシェルジュ）
• 航空関連スタッフ（客室乗務員・グランドスタッフ）
• 通訳ガイド（外国人旅行者への案内）

人と接するのが好きな人に向いている仕事

コミュニケーションが得意で人と話すことにやりがいを感じる人は、英語を使う接客・教育分野が向いています。

• 英会話講師・子ども英語講師
• ALT（外国語指導助手）
• 英語を使う接客業（販売スタッフ・カフェ・ホテルなど）
• 留学カウンセラー
• 国際交流スタッフ

バリバリ働きたいキャリア志向の人向け

キャリアアップ志向が高く、ビジネスの現場で英語力を活かしたい人向けにまとめました。

• 外資系企業（営業・マーケティング・PR・秘書）
• 海外営業（商談・交渉）
• 総合商社・専門商社
• 国際物流・フォワーダー
• IT企業の海外案件担当、ブリッジSE

リモート・フリーランス志向の人向け

場所に縛られず働きたい人や副業・兼業で英語を活かしたい人には、オンラインで完結できる仕事が増えています。

• オンライン英会話講師
• フリーランス翻訳者
• ライター（海外情報・英語学習）
• リモート通訳
• 海外企業向けカスタマーサポート

資格を活かしたい人向け（通訳・会計・貿易）

専門資格を持つことで英語を使う仕事の中でも年収アップやキャリアの幅が広がりやすいのが特徴です。

• 通訳者（逐次／同時）
• 翻訳者（医薬・法律・ITなど専門分野）
• 国際税務・会計（英語が必須の専門職）
• 貿易実務（通関士・国際物流関連）
• 特許事務・弁理士

英語を使う仕事に就くための方法・キャリア選び方（就職・転職向け）

まず自分の英語レベルを把握する

英語を使う仕事を目指す第一歩は「いま自分がどのレベルにいるのか」を正しく知ることです。

レベルがわかれば応募できる仕事の範囲も明確になります。

確認ポイント

• 英語で自己紹介や業務説明ができるか
• 英文メールをどの程度理解できるか
• 会議・電話で英語をどれだけ聞き取れるか
• TOEIC・英検®︎などの客観的な指標

おすすめの方法

• TOEIC受験で現状把握
• オンライン英会話で実力チェック
• 英語面接の練習で弱点を可視化

英語力を証明する資格取得（TOEIC／英検®︎／IELTS）

資格は企業にとって英語力を判断する重要な材料です。

TOEICのスコアはほぼすべての企業で評価されます。

代表的な資格の特徴

• TOEIC：ビジネス英語力の証明として最も使用される
• 英検®︎：準1級以上で「高い総合力」をアピールできる
• IELTS：海外大学進学・国際機関志望者などに有効

仕事でよく求められる目安

• 海外営業・外資系：TOEIC730点〜
• 通訳・翻訳：TOEIC900点〜
• 接客・観光：TOEIC500〜600点

実務経験を積む方法（留学・インターン・ビジネス研修）

「英語を実際に使った経験」は面接で大きな強みになります。

経験がまだ少ない場合は、以下の方法で実践力を身につけられます。

実務経験を積む方法

• セブ島留学で英語を集中的に学ぶ
  　→ マンツーマン指導で会話量が多く、短期間で伸びる
  
• 海外インターンに参加する
  　→現地で仕事の流れやビジネス英語を学べる
  
• 外資系企業でアシスタント職から始める
  　→実務経験を積みながら英語力も向上
  
• 国際プロジェクトに参加する
  　→国内企業でも英語使用の機会は増えている

英語力＋αのスキルを身につける（業界・職種別）

英語だけでは差別化が難しく、企業が求めているのは「英語 × 専門スキル」の組み合わせです。

代表的な組み合わせ

• 英語 × 営業力 → 海外営業
• 英語 × 事務スキル → 貿易事務／国際事務
• 英語 × ITスキル → ブリッジSE／ITサポート
• 英語 × 教育 → 英会話講師／ALT
• 英語 × 会計 → 国際会計／外資系経理

希望する仕事・業界を明確にする＆応募書類／面接対策

キャリア選びで最も重要なのは「自分がどの方向に進みたいか」を明確にすることです。

方向性の例

• 海外に関わる仕事がしたい
• 外資系でキャリアアップしたい
• 安定した英語職に就きたい
• フリーランスとして自由に働きたい

応募書類のポイント

• 英語を使った経験を具体的に書く
• 数字・成果を入れる
• TOEICなどの客観的指標を必ず記載

面接で評価されるポイント

• 英語の使用シーンを具体的に説明できる
• 英語学習を継続している姿勢
• 自分のキャリアの軸が明確であること

自分の方向性が固まれば、必要な英語力・資格・スキルも自然と明確になります。

英語を使う仕事を探す方法（求人・転職活動）

求人サイトで「英語／グローバル」で絞るコツ

英語を使う仕事を効率よく探すためには、求人サイトでの検索条件が大切です。

以下のポイントを押さえるとミスマッチを防ぎながら希望の求人に出会いやすくなります。

• 「英語使用」「英語必須」「グローバル」などのキーワード検索
• TOEICスコアや英語レベルの条件でフィルタリング
• 職種を「外資系」「海外事業部」「貿易」など英語使用が前提の領域に絞る
• 求人票の「英語使用頻度（メールのみ／会議あり等）」を必ず確認

日常会話レベルの英語でも応募できる求人も多いため、まずは幅広くチェックするのがおすすめです。

外資系・グローバル企業に強い転職サービス活用

外資系企業やグローバル展開している企業には一般の求人サイトに掲載されていない「非公開求人」が多数存在します。 

専門の転職サービスを活用するメリットをまとめました。

• 外資系や海外部門の求人を優先的に紹介してもらえる
• 英文レジュメ作成サポート
• 英語面接対策を受けられる
• キャリアアドバイザーが企業との条件交渉を代行

英語を使うキャリアに特化したサポートが受けられるため、初めての転職でも安心です。

就活／転職エージェントに相談するメリット

「英語を使う仕事に興味はあるけれど、自分に合う仕事がわからない」という方には、エージェント相談が効果的です。

• 英語レベルに合わせた求人を紹介してくれる
• 非公開求人に出会える可能性が高い
• 職務経歴書・英文レジュメの添削
• 英語面接の練習ができる
• キャリアの方向性をプロと整理できる

転職するか迷っていても相談できるため、情報収集としてだけでも十分価値があります。

未経験者向け求人の探し方とポイント

未経験から英語を使う仕事に挑戦したい場合は「英語を使う環境」を重視して選ぶことが大切です。

• 「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」の求人をチェック
• OJTや研修制度が整っている企業を選ぶ
• 英語を使うシーンが具体的に書かれている求人を選ぶ
• 英語の読み書きや会話量が多い職種を優先する

未経験でも環境次第で英語力が伸び、キャリアの土台をつくることができます。

まとめ

英語を使う仕事でキャリアを広げるためには英語学習と実践経験を同時に積むことがとても重要です。

QQEnglishはセブ島にあり、留学で学習とキャリア準備を同時に進められます。

• マンツーマン授業で英語を使う量が圧倒的に増える
• 実践的な会話が中心で、即戦力として使える表現が身につく
• 海外経験として職務経歴書や面接でアピールしやすい
• 短期留学でもスキルの伸びが実感しやすい

日本で独学するよりも英語を使う環境に身を置くことで効率よくレベルアップできます。

QQEnglishの教師は全員TESOL資格を持つプロの先生のため、指導力の高さが評価されています。

あなたのキャリアの可能性は英語力が伸びた瞬間に一気に広がります。

セブ島から、英語を武器にした新しい未来を目指しましょう。