保育士に英語力は必要?メリットや役立つ資格、インターナショナルスクール等への転職・求人を徹底解説

「保育士として働いているけれど、これからは英語力が必要になるの?」と不安や興味を感じていませんか。
近年の英語教育熱の高まりを受け、現場でも外国籍の園児や保護者との関わりが増え、英語スキルの重要性が急速に増しています。
一方で、具体的にどんな資格が有利なのか、インターナショナルスクールなどの待遇はどうなのか、疑問は尽きないですよね。
本記事では保育士が英語を身に付けるメリットから、幼保英語士などの役立つ資格、理想の職場を探すコツまでを徹底解説します。
この記事を読むことで、あなたのキャリアを広げる具体的なステップが明確になります。
グローバルに活躍できる保育士への第一歩を、ここから一緒に踏み出しましょう。
保育士の仕事に英語力は求められる?
近年、保育の現場では「英語力」を持つ保育士のニーズが急速に高まっています。
まずは、現場で役立つ基本的な英語表現と、なぜ今これほどまでに英語が重視されているのか、その背景を確認していきましょう。
「保育士」や「保育園・幼稚園」は英語で何という?(例文付き)
英語で自分自身の仕事を説明する際、保育士は一般的に「Nursery school teacher」や「Childcare worker」と表現されます。
例文
I work as a nursery school teacher.
(私は保育士として働いています。)
My son goes to a preschool.
(私の息子はプリスクールに通っています。)
「保育園」はイギリス英語では「Nursery school」、アメリカ英語では「Daycare center」と呼ばれることが多いです。
一方、3歳から小学校入学前の子供が通う施設は「Preschool」や「Kindergarten(幼稚園)」と訳されます。
なぜ今、保育業界で英語教育が必要とされているのか
保育業界で英語力が求められる理由は、園児や保護者の多様化です。
都市部を中心に外国籍の家庭が増えており、日常的な連絡事項や体調報告を英語で行う場面が増えています。
また、幼児期からの英語接触が脳の発達に良い影響を与えるという認識が広まり、他園との差別化を図るために「英語タイム」を導入する園が急増しています。
英語ができる保育士は、現場の円滑な運営に欠かせない存在となっているのです。
小学校での英語教育必修化と保護者ニーズの高まり
2020年度から小学校での英語教育が必修化・教科化されたことにより、保護者の方の意識は大きく変化しました。
「小学校に上がる前に英語に親しませておきたい」というニーズがあり、園選びの基準として英語プログラムの有無を重視する保護者の方が増えています。
保育士が英語を習得するメリット・デメリットと対処法
ここでは英語を習得することで得られる具体的なメリットと直面しやすい課題への対処法を解説します。
メリット1:外国人の子供や保護者とのコミュニケーションが円滑になる
大きなメリットは現場での対応力が向上することです。
近年、日本で暮らす外国籍の家庭が増えており、連絡帳のやり取りや送迎時の体調報告を英語で行う機会が増えています。
英語で直接コミュニケーションが取れれば保護者の方との信頼関係をより深く築くことができ、子供たちも安心して園生活を送れるようになります。
メリット2:バイリンガル保育士として希少価値が高まり、就職・転職に有利
保育士資格に「英語力」が加わることで市場価値は一気に高まります。
英語教育に力を入れる認可外保育園やプリスクール、インターナショナルスクールなど、選べる職場の選択肢が格段に増えるためです。
専門知識と語学力を兼ね備えた「バイリンガル保育士」は、採用市場でも非常に希少な存在として重宝されます。
メリット3:仕事の幅が広がり、平均給与・年収がアップする傾向にある
英語スキルを活かせる職場は、一般的な保育園と比較して給与水準が高い傾向にあります。
英語手当が支給されたり、主任やリーダー候補として高い基本給で迎えられたりすることも珍しくありません。
また、英語プログラムの企画・運営に関わるなど、専門性を活かしたキャリアアップも目指せます。
デメリット:使わないと忘れてしまう!英語力を維持し続けるための対処法
一方で、せっかく身に付けた英語も、日常的に使わなければ忘れてしまうというデメリットがあります。
対処法としては、オンライン英会話を活用して継続的にアウトプットの場を持つことが重要です。
【実録】英語教育に注力する保育園の仕事内容と待遇
英語教育を積極的に取り入れている保育現場では一般的な保育業務に加えて、語学力を活かした専門的な業務が求められます。
実際にどのような役割を担い、どのような待遇で働いているのか、具体的な実態を見ていきましょう。
英語スキルを持つ保育士が担う役割(イベント準備・英語での製作・保護者フォロー)
英語力を備えた保育士は、園内での「英語環境づくり」の中心的な役割を担います。
主な業務には以下のようなものがあります。
- ハロウィンやクリスマスといった季節行事の企画・運営
- 英語の歌や絵本、アルファベットを用いた製作活動の指導
- 外国人講師と日本人担任との橋渡し(通訳・情報共有)
- 英語教育に関心の高い保護者の方への学習進捗のフィードバック
外国人講師が在籍する園ではレッスンの補助だけでなく、講師が子供たちと円滑に交流できるようサポートする重要な役割を任されます。
インターナショナルスクールで働く保育士の1日と仕事内容
インターナショナルスクールやプリスクールでは、基本的に「All English」で生活を共にします。
朝の登園から食事、午睡、自由遊びの時間まで、子供たちへの声掛けはすべて英語です。
仕事内容は一般的な保育園と同じく「生活面のサポート」が軸ですが、言語習得の黄金期にある子供たちに対し、遊びを通じて自然な英語表現を促す工夫が求められます。
単に英語が話せるだけでなく、子供の成長に合わせた語りかけができる教育的視点が欠かせません。
求人から見るインターナショナルスクールの待遇・年収・キャリアパス
インターナショナルスクールで働く保育士の待遇は一般的な保育園に比べて高い水準に設定されているケースが多いです。
- 年収:300万円〜500万円程度(経験やスキルにより幅がある)
- 手当:英語手当や資格手当(TOEIC等のスコアに応じた加算)が充実
- 休日:土日祝休みや長期休暇(サマースクール期間など)が設定されている園も多い
キャリアパスとしては現場での経験を積んだ後、教務主任やヘッドティーチャーとしてプログラム開発に携わったり、園の運営管理職へ昇進したりする道が開かれています。
【資格の選び方】保育士のキャリアを支える英語資格4選
保育士が英語力を証明し、キャリアアップに繋げるためには、客観的な評価指標となる「資格」の取得が有効です。
ここでは現場で高く評価される主要な資格を4つご紹介します。
汎用性の高い資格(英検®︎・TOEIC・TOEFL)の目標スコア
まず検討したいのが知名度の高い一般的な英語資格です。
多くの園で採用の基準となっており、以下のスコアが目安となります。
- 実用英語技能検定(英検®︎):準2級〜2級以上
- TOEIC L&R:600点〜700点以上
- TOEFL iBT:60点以上
日常的なクラス運営や保護者対応が求められるプリスクール等では英検®︎2級やTOEIC700点程度の「日常会話+α」の力が一つのボーダーラインとなります。
専門資格「幼保英語士(イングリッシュエキスパート保育士)」の概要と級別レベル
「幼児教育・保育英語検定(幼保英語検定)」は、1級・準1級・2級・3級・4級の5段階で構成され、合格者は「幼保英語士」として認定されます。
旧・保育英語検定の合格者は「イングリッシュエキスパート保育士」と呼ばれていました。
- 4級:入門レベル(中学初級〜中級程度)
- 3級:基礎レベル(日常の園でのやりとり)
- 2級:実務レベル(指示や保護者対応ができる)
- 準1級:リーダーレベル(指導案作成・スタッフへの指示など)
- 1級:専門レベル(英語保育の専門家として海外でも活躍できる)
保育の専門性を英語で証明したい方には、おすすめの資格です。
J-SHINE(小学校英語指導者資格)は保育現場でも有効?
J-SHINEは、日本の小学校での英語教育を担う指導者を養成する民間資格です。
保育士が取得することで「英語を教える理論と実践」を体系的に学んでいることの証明になります。
英語カリキュラムを自前で持っている園や放課後等デイサービスなどへの転職で有利に働くことがあります。
履歴書で最も評価される資格の組み合わせ
転職を成功させるための最強の組み合わせは「保育士資格 + 汎用資格(TOEIC等) + 専門資格(幼保英語士)」です。
「どれくらいの英語力があるか」をTOEIC等のスコアで示し「保育現場でどう使えるか」を幼保英語士で裏付けることで採用担当者に安心感を与えられます。
英語力を活かして働く際の注意点とリスク
保育士が英語力を武器にキャリアを築く際、事前に把握しておくべき注意点があります。
理想と現実のギャップに悩まされないよう、以下の2つのポイントを意識しておきましょう。
職場によって異なる「ネイティブレベル」の要求と実務のギャップ
求人票に「英語力不問」や「日常会話レベル」とあっても実際の現場ではそれ以上のスキルが求められるケースがあります。
インターナショナルスクールやプリスクールでは以下の点に注意が必要です。
- 外国人講師との打ち合わせがすべて英語で細かなニュアンスが伝わらない
- 緊急時の連絡や専門的な教育方針の解説を英語で行わなければならない
- 園内の掲示物やカリキュラム作成に高いライティング能力が求められる
「ネイティブレベル」の定義は職場によって曖昧なため、面接時に「どのような場面で、どの程度の頻度で英語を使うのか」を具体的に確認することがリスク回避に繋がります。
英語力「だけ」では通用しない?保育スキルとのバランスの重要性
重要なのは、あくまで「保育のプロ」であることが前提という点です。
どれほど高い英語スコアを持っていても子供の安全管理や情緒的サポート、保護者への細やかな配慮ができなければ保育現場での信頼は得られません。
- 子供一人ひとりの発達段階に合わせた適切な声掛け
- チーム保育における他の日本人スタッフとの緊密な連携
- 日本の保育指針に基づいた質の高い教育の提供
これらを疎かにして英語指導のみに注力してしまうと保育士としての評価が下がってしまう恐れがあります。
真のバイリンガル保育士を目指すなら英語を「教える対象」としてだけでなく、保育を円滑にするための「コミュニケーション手段」として捉えることが大切です。
まとめ
現代の保育現場において、英語力は単なる「特技」ではなく、キャリアを切り拓くための「強力な武器」となっています。
外国籍の園児や保護者との円滑なコミュニケーション、そしてインターナショナルスクールへの転職による年収アップなど英語を身に付けるメリットは計り知れません。
資格取得や求人探しも大切ですが現場で最も求められるのは「実際に英語を使って子供たちと心を通わせる力」です。
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