英語で自己紹介|初心者・ビジネス・例文まで完全ガイド

英語で自己紹介をしようとすると
「何から話せばいいんだろう?」
「英語が合っているか不安…」
と手が止まってしまう方はとても多いです。
自己紹介は「型」を知れば必ず上達する、英会話の中でも取り組みやすいパートです。
この記事では英語初心者がまず押さえるべき基本の流れから、ビジネスで信頼される自己紹介のコツ、そのまま使える具体的な例文まで徹底解説します。
読み終わる頃には、あなたの自己紹介は「英語で自然に話せるレベル」へと一歩近づいているはずです。
まずは、英語の自己紹介がどんな流れで進むのか、一緒に確認していきましょう。
英語で自己紹介の基本の流れ
英語で自己紹介をするときは、内容そのものより「話す順番」を決めておくことが大切です。
1. 挨拶
- 最初は短く明るいトーンであいさつする
- 例文
Hi, nice to meet you.
Hello, how are you?
ゆっくり話すだけで印象が大きく変わる
2. 名前(呼びやすい名乗り方)
- 「My name is〜」のほか「You can call me〜」も定番
- 英語話者が発音しやすいニックネームを伝えると会話がスムーズ
- 日本語名が難しい場合は音を区切る、短くするなど工夫する
3. 出身・住まい
- 出身地または現在地を短く伝えるだけで十分
- 例文:I’m from Osaka. I live in Tokyo now.
- 相手が知っている地名を添えると話題が広がりやすい
4. 職業・学校・専攻
- 仕事は「職種+一言の説明」が最も伝わりやすい
- 例文:I work in marketing. I handle SNS promotions.
- 学生の場合は「major(専攻)」を添えると自然に聞こえる
5. 趣味・好きなこと
- 自己紹介の中で最も会話が広がるパート
- スポーツ、映画、旅行など、相手が質問しやすい話題を選ぶ
- 例文:I like watching movies, especially thrillers.
- 「少しだけ詳しく」伝えると距離が縮まりやすい
6. 一言コメント・締めの言葉
- 最後は前向きなひと言で印象アップ
- 例文:I’m looking forward to talking with you.
- 長く話す必要はなく、締めの一言があるだけで全体が整う
英語の自己紹介で押さえるべきポイント5つ
1.ゆっくり、はっきり
- 英語に自信がないと早口になりやすい
- 名前・地名などの固有名詞はいつもよりゆっくり
- 相手は「正確さ」より「聞き取りやすさ」を重視している
2.簡潔に話す
- 自己紹介は長く話す必要がない
- 1つの情報を短い英文でまとめると伝わりやすい
- 例文:I work in sales. I support clients with product choices.
3.話題の深掘りで会話を広げる
- 自己紹介は「会話の入口」
- 趣味や仕事を少しだけ詳しく説明すると相手が質問しやすい
- 例文:I like cooking, especially Japanese dishes.
4.文化差を意識する(言いすぎない・盛りすぎない)
- 海外ではプライベートな話題に敏感な人も多い
- 避けた方がいい話題:年齢、収入、宗教、政治
- 事実をシンプルに伝える姿勢が好印象
5.緊張しないためのコツ
- 話す順番を「型」として覚えるだけで安定する
- 挨拶 → 名前 → 出身 → 仕事 → 趣味 → 締め の流れが定番
- オンライン英会話で1回練習するだけでも本番の緊張が大幅に減る
英語での自己紹介は「上手に話す」より「伝わる形で話す」ことが何より大切です。
自己紹介で使える基本フレーズ&単語リスト
ここでは初心者からビジネス利用者まで幅広く使える基本フレーズをカテゴリーごとに整理しました。
挨拶のフレーズ
Hi, nice to meet you.
(こんにちは、はじめまして。)
Hello, how are you?
(こんにちは、お元気ですか?)
It’s great to meet you.
(お会いできて嬉しいです。)
Good morning / Good afternoon / Good evening.
(時間帯の挨拶)
少し丁寧な表現
Thank you for having me.
(お招きいただきありがとうございます。)
I appreciate this opportunity.
(この機会をいただき感謝します。)
初心者はまず「Hi, nice to meet you.」だけでも十分丁寧に見えます。
名前・出身
My name is 〜.
(私の名前は〜です。)
You can call me 〜.
(〜と呼んでください。)
I’m from 〜.
(〜出身です。)
I live in 〜 now.
(今は〜に住んでいます。)
職業・業務内容
I work as a 〜.
(〜として働いています。)
I work in 〜.
(〜業界で働いています。)
I’m responsible for 〜.
(〜を担当しています。)
I study 〜 at 〜.
(〜を〜で学んでいます。)
I study 〜 at 〜.
(〜を〜で学んでいます。)
My major is 〜.
(私の専攻は〜です。)
趣味・家族・性格
I like 〜, especially 〜.
(〜が好きで、とくに〜が好きです。)
There are 〜 people in my family.
(家族は〜人です。)
I’m a positive / calm / friendly person.
(私は前向き・穏やか・フレンドリーな性格です。)
I enjoy -ing~.
(〜をするのが好きです。)
締めのフレーズ
I’m looking forward to talking with you.
(お話しできるのを楽しみにしています。)
Thank you for listening.
(聞いてくれてありがとうございます。)
Let’s enjoy the conversation.
(一緒に会話を楽しみましょう。)
よく使う単語一覧(職業・家族・性格など)
初心者がつまずきやすいカテゴリーをまとめました。
〈職業〉
- engineer(エンジニア)
- teacher(教師)
- salesperson(営業)
- designer(デザイナー)
- student(学生)
〈家族〉
- father / mother(父 / 母)
- brother / sister(兄弟 / 姉妹)
- husband / wife(夫 / 妻)
〈性格〉
- positive(前向き)
- calm(穏やか)
- friendly(社交的)
- hardworking(勤勉な)
〈趣味〉
- traveling(旅行)
- cooking(料理)
- reading(読書)
- sports(スポーツ全般)
これらの基本語彙を覚えておくと自己紹介だけでなく日常会話にも役立ちます。
シチュエーション別の自己紹介
同じ自己紹介でも「ビジネス」「友達」「面接」「大学」「SNS」など、場が変わると求められる情報量やトーンが異なるため、状況に合わせたバリエーションを持っておくと安心です。
ビジネス
- 丁寧で簡潔、役職や担当業務を明確に伝えることが重要です。
- 例文:My name is 〜. I work for 〜 as a 〜. I’m in charge of 〜.
商談やプロジェクト関係では「目的」や「担当範囲」を加えると信頼につながります。
友達・カジュアルな場
- 軽いトーンで、趣味や好きなものを中心に話すと距離が縮まります。
- 例文:I’m into cooking and traveling. What about you?
友人づくりでは共通の話題が鍵になるため、興味のあることを少し詳しく伝えるのが効果的です。
就職面接
- 強み・経験・目標を端的にまとめ、論理的に話すのがポイントです。
- 例文:I majored in 〜 and have experience in 〜. I’m interested in applying my skills to 〜.
具体的な成果や得意分野を一言添えることで、評価が高まりやすくなります。
大学・アカデミック
- 専攻分野、興味のある研究テーマ、学生としての活動内容を中心に構成します。
- 例文:I’m studying 〜, especially focusing on 〜. I hope to research 〜 in the future.
研究や学習スタイルを説明できると、アカデミックな場で好印象を与えます。
SNS/オンライン
- 短く、読みやすく、カジュアルな文体が適しています。
- 例文:Hi! I love travel, food, and photography. Follow me for more!
自己紹介欄は少ない文字数で魅力を伝えるため、ポイントだけに絞ると効果的です。
プレゼンやスピーチ
- 聴衆の理解を第一に、専門分野や経験を明確に伝えることが求められます。
- 例文:I have been working in 〜 for X years. Today, I’ll talk about 〜.
話す内容の背景や目的を初めに伝えることで、プレゼン全体が理解されやすくなります。
英語自己紹介でやりがちな間違い&NG表現
ここでは初心者がよくやってしまう典型的なミスやビジネスの場で避けた方がよい言い回しをまとめました。
名前紹介で「This is ○○」を使ってしまう
よくある間違い
This is Keiko.
→ 「誰かを紹介するときの言い方」になるため、自分紹介には不自然。
正しい表現
- My name is Keiko.
- I’m Keiko.
- You can call me Kei.
「呼びやすい名前」を添えると会話がスムーズになります。
職業説明で「I am 〜(職業)」だけで終わる
よくある間違い
I am sales.
(「私は売り上げです。」という意味になる…)
正しい表現
- I work in sales.
- I work as a sales representative.
- I’m responsible for client support.
英語では「業界 or 役割」を伝える方が自然です。
「よろしくお願いします」をそのまま英訳しようとする
「Please take care of me.」は「私を世話してください」という意味になり、完全に不自然です。
自己紹介の締めとして最も自然なのは次の表現です。
正しい表現
- I look forward to working with you.(ビジネス)
- I’m looking forward to talking with you.(レッスンや会話)
- Thank you for your time.(丁寧に締めたい場合)
NG話題
文化差があるため、避けた方がよい話題があります。
- 年齢
- 年収
- 政治・宗教
- 恋愛・家庭の深い話
英語圏では「プライバシーに踏み込む話題」は敬遠されます。
迷ったら 「仕事・趣味・興味」の3つに絞れば間違いありません。
まとめ
英語の自己紹介は、英会話のあらゆる場面で最初に求められる基本スキルです。
挨拶から名前、出身、職業、趣味まで「自分のことを短く・わかりやすく伝える力」が身につけば、その後の会話も自然に広がります。
英語は「使うほど上達する」言語です。
どれだけ例文を読んでも、自分の口で話してみない限り、本番で言葉が出てきません。
シャドーイングや暗唱も効果的ですが、最も伸びるのは「実際に英語を使う環境」に身を置くことです。
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英語の自己紹介をきっかけに、自信を持って英語を使える未来をぜひ手に入れてください。


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