フィリピン・セブ島で使えるeSIMは?選び方のポイントとおすすめをご紹介 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.05.26
フィリピン・セブ島で使えるeSIMは?選び方のポイントとおすすめをご紹介

フィリピン・セブ島でのインターネット通信手段は、いろいろありますが、最近よく利用されるのがeSIMです。
「eSIMにするメリット・デメリットは?」
「フィリピンへ行くのにeSIMを利用したいけれど、どれを選べば良い?」
など、初めてeSIMを利用する際は、疑問が多くあるのではないでしょうか。
本記事では、フィリピン・セブ島で初めてeSIMを利用する人のために
- eSIMのメリット・デメリット
- eSIMを選びぶときのポイント
- おすすめeSIMの比較
について、分かりやすく解説します!
ぜひ参考にして頂き、フィリピン渡航に便利なeSIMを導入してみてはいかがでしょうか。
フィリピンのインターネット環境
まずは、フィリピンのインターネットやWiFi環境について確認していきます。
フィリピンの首都マニラ、セブ島といった主要都市では、ホテルやカフェなどの施設でフリーWiFiが利用できる場合がほとんどです。
マニラのニノイアキノ国際空港やセブのマクタン国際空港でも、構内でフリーWiFiが使用できます。
最近では、フィリピン都市部のインターネット環境は非常に改善されています。モバイルデータ通信においても、4GやLTEが一般に普及しつつありますし、市内では5Gのサービスも始まっています。
しかし、日本の安定しているインターネット環境比べると、フィリピンの通信インフラはまだまだ不安定で、場所やその日の天気によっても速度が遅くなることがよくあります。
また、フィリピンでフリーWiFiを利用する際は、日本以上にセキュリティの注意が必要です。
パスワードなしで誰でも入れるような暗号化されていないWiFiは、第三者によるスキミングや盗聴の危険が高まります。
フリーWiFiを利用するときは、原則VPNを利用するようにしましょう。
重要な情報を含むサイトの利用をするときは、eSIMやSIMでのモバイルデータ通信、もしくはモバイルWiFiなど、暗号化された通信環境で接続することをおすすめします。
フィリピン渡航におすすめなeSIMとは?
eSIMとは端末に内蔵されたSIM(組み込み型SIM)で、スマートフォンにデータをダウンロードして使う通信サービスです。
従来のSIMカードのように実際のカードを持ち歩く必要がなく、契約から利用まですべてオンラインで完結します。
SIMカードを利用する場合は、フィリピンの空港や街中にあるSIMショップでSIMを購入する必要があります。
一方eSIMは、オンラインで購入できるので、日本で事前に準備できます。
日本出発前に購入しておけば、フィリピンについた後すぐに現地のモバイルデータ通信を利用でき、とても便利です。
eSIMとモバイルWiFiの特徴について
eSIMを使って現地のモバイルデータ通信を利用する場合と、モバイルWiFiでインターネットに接続する場合の違いをご説明します。
eSIM | モバイルWiFi | |
利用回線 | 現地回線(利用回線を選べ安定して使える) | クラウドSIM(エリアによって使う回線が違う) |
料金 | 4,290円(Holafly 7日間無制限) | 16,072 円(グローバルWiFi5G 7日間無制限) |
利用可能人数 | 1人 | 5〜10人 |
セキュリティ | 紛失・盗難のリスクが低い | 紛失・盗難リスクあり |
参考:Holafly フィリピン向けeSIMのデータ無制限プラン | Holafly
グローバルWiFi WiFiレンタル・料金確認 WiFiレンタルはグローバルWiFi
eSIMは現地のモバイルデータ通信をそのまま利用するため、比較的安定した環境で通信できます。
eSIMのほうが料金を圧倒的に安くできます。
eSIMはスマートフォン1台につき1契約ですが、モバイルWiFiを利用する場合は、1台で5つ程度のデバイスを同時に接続可能です。
モバイルWiFiはWiFi機器を持ち歩く必要があるため、紛失や盗難のリスクがあります。
フィリピンでeSIMがおすすめな理由【メリット】
1.オンラインで手続きできる
eSIM最大のメリットは、契約申込から利用まですべてオンラインで進められることです。
SIMカードやモバイルWiFiをレンタルする場合と違い、物理的な準備が必要ないので、日本にいる間に契約できます。
購入後はすぐに使えるので、現地到着後すぐに利用したい人におすすめです。
利用後(帰国後)も、SIMを入れ替えたりWiFi機器を返却したりする作業が不要で、解約手続きの手間が省けます。
2.料金が安い
eSIMは、モバイルWiFiのレンタルや国際ローミングを利用するよりも、料金が非常に安いです。
通信費はできるだけ安く抑えられると嬉しいですよね。
現地での通信を安く便利にしたいなら、ぜひeSIMの利用をご検討ください。
3.2つのSIM(eSIMとSIMカード)を同時に利用できる
1つのeSIMで利用できる回線は1つですが、SIMカードであればeSIMと併用して同時に使えます。
モバイルデータ通信を海外用のeSIMで行い、端末にセットしたSIMカードを利用して、日本国内用の電場番号でSMSを受信することもできます。
ただし、フィリピンで日本の電話番号(SIMカード)を利用して通話をすると、国際通話となってしまい非常に高額ですので注意しましょう。
通話は、LINEなどの無料通話アプリを利用すると便利です。
フィリピンでeSIMを使うときの注意点【デメリット】
1.非対応の機種もある
eSIMは、すべてのスマートフォンで使えるわけではありません。
eSIM非対応の機種では利用できないため、お持ちのデバイスで利用可能かを確認してから契約するようにしましょう。
eSIM対応を確認する方法
【iPhoneの場合】
設定アプリを開く→モバイル通信を選択→eSIMを追加するという表示項目があれば利用できます。
【Androidの場合】
設定アプリを開く→ネットワークとインターネットを選択→SIMの横の+マークを開く
→SIMをダウンロードという表示項目があれば利用できます。
2.電話番号はついていない
フィリピンで利用できるeSIMは、ほとんどの場合データ通信専用です。
電話番号は付与されないため、音声通話やSMSの送受信はできません。
フィリピンの電話番号が必要な場合は、eSIMではなく現地のSIMカードを利用しましょう。
3.申し込み後のキャンセルができない
eSIMはデータをダウンロードして利用する仕組みのため、購入後のキャンセル(返品)はできません。
購入後すぐに使えるようになるメリットはありますが、間違って購入してしまうと変更ができないので注意が必要です。
購入する前に、しっかりと必要な利用日数、データ容量、利用国(地域)などを確認してから申込をするようにしてください。
eSIMを選ぶときのポイント
これまでご紹介したeSIMの特徴をふまえて、フィリピンで利用するeSIMはどのように選べばよいのでしょうか?
eSIMを選ぶ時の重要ポイントは、主に3つあります。
1.必要なデータ容量は充分か
eSIMを選ぶときに、1番重要なポイントはデータ容量です。
eSIMは利用日数と必要なデータ容量によって、料金プランが違います。
フィリピン渡航中に使用するデータ通信の内容を事前に把握して、自分にちょうどよいプランを選択してください。
主なデータ通信目的 | 必要なデータ容量 |
Webサイト閲覧・地図アプリの利用など | 1〜3GB |
Youtubeなどの動画視聴 | 3〜5GB |
ZOOMなどのビデオ通話、テザリング利用 | 5GB以上 |
Youtubeなどの動画配信サービスや、ZOOMなどを利用したビデオ通話を頻繁に行う場合は5GB以上、もしくは無制限プランに申し込んだほうが安心です。
1週間以内の滞在であれば、3〜5GB程度の契約でも問題ないです。
2.滞在する地域で利用可能か
eSIMは現地のモバイルデータ通信を利用するので、フィリピンの滞在先で利用可能なキャリアかを確認することが大切です。
フィリピン国内でeSIMに対応している通信キャリアは、GlobeとSmartです。
Globe Telecomは特にマニラ、セブ島、ダバオといった主要都市を中心に利用可能です。都市部では回線が早い反面、地方都市や小さい島では不安定になる場合があります。
Smart Communicationsは、Globeに比べて地方都市でもつながりやすい場合もあるようです。
通信速度も速いので、データ容量の大きい作業をする場合はSmartがおすすめです。
3.日本語対応のサポート窓口があるか
フィリピンで急なトラブルが起きたときに、すぐに対応してもらえるかは重要なポイントです。
フィリピンでeSIMを初めて使う場合や長期滞在の場合は、24時間日本語でトラブル対応が可能なところを選ぶと安心です。
フィリピン渡航におすすめなeSIMブランド
先ほどご紹介したeSIMを選ぶ時のポイントをおさえて、フィリピン渡航におすすめなeSIMを4社ご紹介します!
初めてでも安心の24時間日本語サポート対応
1.trifa(トリファ)
アプリは日本語対応で初めてeSIMを利用する人でも、簡単に手続きできます。
24時間日本語でチャットできるサポート体制が整っているので、安心です。
7日間利用のおすすめプラン | 無制限 約6,000円(41.3USD)、5GB 約2,800円(18.8USD) |
利用通信業者 | Globe、Smart |
テザリング | 可能 |
問い合わせサポート | 日本語チャットサポート/24時間年中無休 |
公式アプリ | トリファ | 利用者No.1の海外eSIMアプリ |
ポイント:日本の大手通信会社で安定・安心の品質
2.World eSIM(ワールドeSIM)
各空港にもカウンターがあるレンタルWiFiの「グローバルWiFi」を扱っている会社が販売しているeSIM。
高品質でトラブルが少ないと好評です。
使用期限が30日間と短いので、1ヵ月以内の滞在におすすめです。
7日間利用のおすすめプラン | 無制限 6,100円、3GB 1,470円 |
利用通信業者 | Globe |
テザリング | 可能 |
問い合わせサポート | 日本語メール・電話サポート/9:00〜18:00 |
公式サイト | 海外旅行・出張向けのeSIMならWorld eSIM |
ポイント:無制限プランがお得
3.Holafly(オラフライ)
フィリピンは無制限プランしかありませんが、他社と比較してもお得な料金で利用できます。
容量無制限を検討している人におすすめのeSIMです。
テザリング利用は1日500MBと制限があるので、利用する場合は注意が必要です。
7日間利用のおすすめプラン | 無制限のみ 4,290円 |
利用通信業者 | Globe、Smart |
テザリング | 500MB/日 |
問い合わせサポート | 日本語チャットサポート/24時間年中無休 |
公式サイト | Holafly | 海外旅行向けeSIMのデータ無制限プラン |
ポイント:支払い方法が選択可能
4.VOYAGEE
1日あたりの容量が1GBで、上限を超えると低速になりますが継続して利用できます。
30日以内の滞在で、容量の少ないプランを探している人におすすめです。
クレジットカード支払いのみの会社が多いなか、Apple PayやAmazon Payといった他の決済手段も利用できるのでとても便利です。
7日間利用のおすすめプラン | 1日1GB 2,490円 |
利用通信業者 | Smart |
テザリング | 可能 |
問い合わせサポート | 日本語チャットサポート/24時間年中無休 |
公式サイト | フィリピン旅行のeSIMならVOYAGEESIM for Philippines |
まとめ
フィリピン・セブ島での通信手段に迷ったら、eSIMがおすすめです。
SIMカードを持ち歩く必要がなく、アプリなどのオンラインで契約から利用までの手続きができます。
モバイルWiFiをレンタルしたり、購入するのに比べて比較的安価に利用できるのもおすすめの理由です。
本記事ではeSIMを選ぶときに確認するポイントと、おすすめのeSIMについても解説しました。
滞在日数や、滞在中に使うデータ容量も考慮して、最適なeSIMを選んでくださいね!