ヨーロッパで英語が通じる国ランキング!旅行・留学前に知っておきたい言語事情 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.04.21
ヨーロッパで英語が通じる国ランキング!旅行・留学前に知っておきたい言語事情

「ヨーロッパって英語だけで留学できるの?」
「英語が通じるなら留学先の候補にしたい」
そんな不安や疑問がある方も多いのではないでしょうか?
ヨーロッパは世界的に見ても英語力が高く、観光地や大都市では英語だけで十分に過ごせる国もあります。
一方で、地方や一部の国では英語が通じにくく、現地の言語が必要になる場面も少なくありません。
英語だけでどこまで対応できるかは、渡航先や滞在の目的・期間によって異なります。
そこで本記事では、英語が通じるヨーロッパの国をランキング形式でご紹介。
地域やシーン別に英語がどの程度通じるのかを解説するので、旅行や留学の準備に役立てられます。
ヨーロッパへ渡航する予定のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
英語が通じやすいヨーロッパの国ランキング
ヨーロッパは世界的にみても英語が通じやすい地域です。
下記の表では、2024年に実施された世界の国別英語力調査をもとに、ヨーロッパ各国の英語の通じやすさを順位付けしています。
世界ランキング | 国 | 英語レベル(スコア) |
1位 | オランダ | 非常に高い(636) |
2位 | ノルウェー | 非常に高い(610) |
4位 | スウェーデン | 非常に高い(608) |
5位 | クロアチア | 非常に高い(607) |
6位 | ポルトガル | 非常に高い(605) |
7位 | デンマーク | 非常に高い(603) |
8位 | ギリシャ | 非常に高い(602) |
9位 | オーストリア | 非常に高い(600) |
10位 | ドイツ | 高い(598) |
12位 | ルーマニア | 高い(593) |
13位 | ベルギー | 高い(592) |
14位 | フィンランド | 高い(590) |
15位 | ポーランド | 高い(588) |
— | 中略 | — |
46位 | イタリア | 中程度(528) |
49位 | フランス | 中程度(524) |
65位 | トルコ | 低い(497) |
世界でも、上位のほとんどをヨーロッパの国が占めています。
ちなみにヨーロッパ以外の国に目を向けると3位はシンガポール、11位は南アフリカ。日本は世界ランキングで92位「低い(454)」となっています。
ヨーロッパ諸国の英語力は世界的にみて非常に高いですが、国によって評価が異なることがわかります。
第1位:オランダ(世界で最も英語が通じる国)
オランダは、非英語圏でありながら世界一英語が通じる国として知られています。
実際、カフェの店員から駅員、地方の年配の方まで英語を自然に話す光景がみられます。
観光地に限らず日常生活のあらゆる場面で英語が通じるため、オランダ語が話せなくても困りません。
国際企業や外国人居住者が多く、英語でのコミュニケーションが社会的に浸透しています。
オランダ語を覚える余裕がなくてもそこまで困らないため、旅行はもちろん留学や就職先としても非常に魅力的な国です。
関連記事:【最新版】オランダワーホリ完全ガイド|仕事・暮らし・ビザ情報を徹底解説!
第2位:ノルウェー(映画・TVも英語ベースが多い)
ノルウェーは北欧諸国の中でも英語力が高く、国民の多くが流暢な英語を話します。
テレビや映画が吹き替えではなく、英語のまま字幕で放送される文化が特徴のひとつ。
日常的にネイティブの英語に触れる機会が多いため自然と英語が身についています。
観光地で困ることは少なく、ノルウェー人は親切で聞き取りやすい英語を話すため、英語が得意でない人でも安心して旅行できます。
関連記事:ノルウェーのワーキングホリデー完全ガイド|ビザ・仕事・費用・英語活用まで徹底解説
第3位:スウェーデン(英語教育が進んでいる)
スウェーデンは安全で清潔な、自然と都市のバランスが取れた住みやすい国です。
スウェーデン語が話せなくても、学業や生活が成り立つため留学にも人気の国です。
スウェーデンは小学校から英語の授業が始まり、大学では英語で行われる講義も多くあります。
実際に、街中のサインやサービス業でも英語対応が当たり前で、観光で訪れても言語の壁を感じることはほとんどありません。
さらにスウェーデン人の英語はクリアで発音もきれいなため、聞き取りやすさという面でも優れています。
英語が通じにくいヨーロッパの国ランキング
ヨーロッパならどこでも英語が通じると思う人も多いですが、国によって英語力に大きな差があります。
特に南・東ヨーロッパの地域では、英語が通じにくく現地の言語が求められる場面も少なくありません。
ここでは、旅行者や留学生が注意したい英語が通じにくいヨーロッパの代表的な国を紹介します。
ワースト1位:トルコ
ヨーロッパ諸国で英語力が低いのはトルコです。
イスタンブールやカッパドキアといった世界的に人気の観光地でも、英語が通じる人と通じない人に差があります。
トルコ人は自国の言語に誇りを持っており、トルコ語で話しかけると笑顔で返してくれます。
旅行前に挨拶「メルハバ」や感謝の言葉「テセキュラ」など、簡単なトルコ語を覚えておくといいでしょう。
トルコは親日派が多く、日本に関心を持っている人も少なくありません。
中には日本語を話せる人もいて「こんにちは」と声をかけられることもあります。
一方で、観光地では外国人観光客を狙ったしつこい客引きや詐欺行為にあうケースもあるため、注意が必要です。
親しく近づいてくる人には、油断せず慎重に対応しましょう。
ワースト2位:フランス
フランスは「英語が通じにくい国」として名前が挙げられます。
ヨーロッパの中でも英語力が低い原因には、フランス語に対する誇りや文化的な背景も影響しています。
パリを代表とする都市部のホテルやレストランでは英語が通じやすいですが、個人のカフェや商店ではフランス語以外の対応に消極的なケースも。
とはいえ、若い世代を中心に英語が通じる場面も増えてきています。
特に大学やビジネスの場では英語が使われているので、留学先としては条件次第で英語だけでも対応可能です。
旅行中に「ボンジュール」などの簡単なあいさつを使うだけで、相手の態度が変わる場合もあります。
ワースト3位:イタリア
イタリアでは、英語が話せる人の割合は都市部の若年層に限られています。
ローマやミラノ、フィレンツェなどの観光都市では問題ありませんが、地方都市や田舎に行くと英語が全く通じないこともあります。
ホテルやレストランでは、スタッフによって英語のレベルに差があるため、簡単なイタリア語のフレーズを覚えておくと安心です。
イタリア人は親切で身振り手振りも駆使してくれるため、言語が通じなくても助けてもらえるケースも多いです。
地方都市やローカルなエリアに訪れる場合は英語が通じないケースが多いので注意しましょう。
英語だけで旅行・留学はできる?
ヨーロッパは世界でも英語が通じやすい地域ですが「どこに行くか」「どれくらい滞在するか」によって、求められる言語のレベルが異なります。
都市部の留学に関しては、英語で行われるプログラムもあるため、現地の言語が話せなくても問題ないケースがほとんどです。
旅行や留学を考えるうえで英語のみで対応できるかをシーン別に解説します。
都市部ならほとんど問題なし(特に北・西ヨーロッパ)
アムステルダム、ストックホルム、ベルリンなど、北・西ヨーロッパの都市部では、英語だけでも問題なく過ごせます。
観光地やホテル、レストランでは英語対応が基本で、若い世代の多くが高い英語力を持っています。
短期の旅行であれば、英語だけで十分楽しめるでしょう。
大学や院に進学する場合でも、英語で受けられる学位プログラムや短期留学コースが充実しており、世界中から多くの留学生が英語で授業を受けています。
地方や田舎では現地の言語習得が必要
一方で、地方都市や田舎に足を伸ばすと英語が通じない場面が多くなります。
特に高齢の方やローカルなお店では英語が全く通じないことも珍しくありません。
「こんにちは」「ありがとう」「これください」などの簡単なフレーズを覚えておくと、スムーズにコミュニケーションが取れ、現地の人との距離も縮まります。
地方・田舎にある大学でも留学は可能ですが英語で開講するプログラムが少なく、現地語の理解が必須となるケースが多いです。
英語だけで留学したい場合は、大都市を中心に探すのが現実的です。
長期滞在(留学)なら現地語の基礎学習をおすすめ
英語に加えて現地の言語の基礎があると、より深い交流やつながりを持てます。
留学やワーキングホリデーなど、数ヶ月〜数年にわたって現地で滞在する場合は、現地の言語の基礎を理解しておきましょう。
授業や学内のコミュニケーションは英語で対応できるかもしれませんが、日常生活では現地の言語が求められる場面もあります。
たとえば、役所での手続きや銀行口座の開設には、現地の言語の理解が必要なケースも。
語学学校や現地のコミュニティを利用して、最低限の読み書きや日常会話を学ぶのがおすすめです。
長期滞在を考える場合は、英語だけではなく滞在先の言語の基礎を身につけておきましょう。
ヨーロッパは英語が通じるが地方部では全く通じないこともある
ヨーロッパは世界的にみても英語が通じやすく、英語力の高い地域です。
一方で、地域や国によっては現地の言語が必要になるケースもあります。
- ヨーロッパで英語力が一番高い国はオランダ
- 都市部では留学・旅行は英語のみで問題ない
- 地方に行くと現地の言語が必要となるケースが多い
ヨーロッパ都市部の短期間の旅行や滞在であれば、英語のみのコミュニケーションで問題ありません。
長期間の留学やワーキングホリデーを計画している場合は、英語に加えて現地の言語を少しでも学んでおきましょう。