2023.05.01
「フィリピンに留学したけど、英語を話せるようにならなかった。」
このような留学経験者の話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
語学留学をすれば英語を完璧に話せるようになると考えている方も多いかもしれません。
しかし、実際は学校・コース選び、学習環境、留学までの事前準備など、さまざまな要因により学習成果に差が生じます。
この記事ではフィリピン留学でよく耳にする失敗談とその対策をご紹介します。是非最後までご覧ください。
よく耳にする、フィリピン留学で英語が話せるようにならない3つの原因をご紹介します。
フィリピン留学で失敗しないように、経験者の失敗談を知っておきましょう。
フィリピン留学で失敗する一つ目の原因は「留学中に日本人と過ごしてしまうこと」です。
日本にいる家族や友達のもとを離れ、慣れない土地で数ヶ月間過ごすのはとても不安が募ります。
語学学校で日本人同士で仲良くなり、授業以外の時間や休日を日本人と過ごしてしまうのはよく見られる失敗例です。
「休日くらい日本人と一緒に過ごしてもいいのではないか」と思う方もいるのではないでしょうか。
それでは半年間のフィリピン留学を想定してみましょう。
月曜日から金曜日までは語学学校で授業を受け、土曜日・日曜日は日本人と一緒に過ごすとすると、週に2日間、月に8日間も英語を話す機会を失います。
これを半年間に換算すると約50日間を無駄にしていることになります。この50日間を有意義に使えば、英語能力の向上も期待できるでしょう。
また、最近ではフィリピン留学を斡旋する日本企業が増えてきました。企業ごとに紹介する語学学校に被りがあるため、多くの日本人が同じ語学学校に集中してしまいます。
日本人の比率が高い学校に入学すると、日本語を話す機会が増えてしまい、フィリピン留学での失敗につながります。
フィリピン留学ではTOEFL、IELTS、TOEICなどさまざまなテスト対策も用意されています。
これらのコースを受講する際にはTOEICではなく、TOEFL、IELTSコースを受講、または教材を選択しましょう。
その理由は、TOEICコースは文法の知識やリーディングのトレーニングがメインで、TOEFL、IELTSコースはスピーキングやリスニングのトレーニングがメインだからです。
そもそもTOEFL、IELTS、TOEICの特徴を知らない方に向けて、それぞれの概要を説明します。
TOEFLやIELTSは海外留学を目的に受験されるのに対して、TOEICは就職・転職などの場で利用されます。
海外留学で利用されるという目的の通り、TOEFLやIELTSはスピーキングやリスニングの能力を測ることができるテストです。
TOEICにはTOEIC L&R(リスニング・リーディング)とTOEIC S&W(スピーキング・ライティング)の2種類があります。
元々はTOEIC L&R(リスニング・リーディング)だけでしたが、より実践的な英語能力を測るために、2007年にTOEIC S&W(スピーキング・ライティング)が追加されました。
TOEIC L&R(リスニング・リーディング)と比較し、TOEIC S&W(スピーキング・ライティング)はまだまだ浸透していないのが現状です。
こちらは2005年のTOEIC受験者の国別の内訳です。
直近のレポートでは国別の受験者数の割合が記載されていないため、古い情報になりますが、全体の65%は日本人、12%が韓国人という結果になっています。
スピーキング能力を向上させるためには、試験の目的や内容、国際的な浸透度の観点からもTOEICよりもTOEFLやIELTSが望ましいことがわかります。
よく見られるフィリピン留学の失敗例の一つが「英語の基礎を勉強せずに留学すること」です。
語学学校で授業を受けても英単語や文法がわからず、英語が話せないという事例を目にします。現地でスピーキングの練習ができずに、英単語や文法を覚えるのに時間を使うのはもったいないですよね。
フィリピン留学を有意義な時間にするために、必ず国内で英語の勉強をしていきましょう。
フィリピン留学で失敗する原因をご紹介しました。
それでは、どうすればフィリピン留学を有意義な時間にすることができるのでしょうか。
その対策をご紹介します。
周りに日本人が多くいると、どうしても日本語を話してしまう機会が増えてしまいます。
限られた留学期間で英語能力を向上させるために、日本人が少ない語学学校を選ぶようにしましょう。
日本人が少ない語学学校を選ぶ際に参考にしたい指標は以下です。
・日本人生徒の割合
・多国籍であること
●日本人生徒の割合
授業の合間や休日に日本人と過ごしてしまうことがないように、日本人生徒の割合が低い語学学校を選ぶようにしましょう。
●多国籍であること
日本人が少ない語学学校を選ぶのと同様に、さまざまな国籍の生徒がいる学校を選びましょう。
例えば韓国人の割合が50%を超える学校を選んだとします。韓国人が集まればその場で使用される言語は韓国語となってしまい、あなたが英語を使用する機会の減少につながります。
目的や自分の語学力にあわせて学習コースを選ぶようにしましょう。
コース選びに失敗すると、自分の目標とする英語力に到達できないことにつながりかねません。
目的 |
おすすめのコース例 |
語学試験で点数を取りたい |
TOEFL/IELTS/TOEICコース |
ビジネスで活用したい |
ビジネス英会話コース |
日常会話を身に付けたい |
日常会話コース |
先ほども記述した通り、TOEICはリスニング・リーディング対策を中心とした知識のインプットがメインとなります。
スピーキング能力を向上させたい方はTOEFL/IELTSコースや英会話をメインとするコースを選びましょう。
また、英語の基礎に不安がある人は授業の取りすぎに注意してください。英語を効率的に身に着けるには、特に授業の復習が重要です。
授業を取りすぎると、授業の合間の予習・復習ができず、下のような負のスパイラルにはまってしまいます。
●授業の取りすぎによる負のスパイラル
英語能力の基礎ができてない
↓
授業の内容がわからない
↓
授業の復習が間に合わない
↓
定着せずに次の授業もわからない
↓
わからないところが増えていく
「フィリピンに行けばなんとかなるだろう」と考え、英語の基礎知識がないまま留学し失敗に終わる方も多くいます。
現地ではスピーキングやリスニングに力を入れるように、最低でも中学レベルの英単語や文法は国内で勉強しておきましょう。
英単語や文法を身に着けておけば、現地でスピーキングの練習に力をいれることができます。
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フィリピン留学でよくある失敗事例と対策をご紹介しました。
お金と時間をかけて行うフィリピン留学。「楽しくて良い思い出ができた」で終わらないないように、事前準備をしっかりし有意義な留学にしましょう。
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