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留学全般

2025.07.15

北欧で体験する英語学習!フィンランドの英語留学を解説

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英語学習の留学先として、フィンランドにどのようなイメージをお持ちでしょうか?

フィンランドは英語による高等教育プログラムが非常に充実しており、質の高い教育と自然豊かな環境を同時に享受できる魅力的な留学先です。

本記事では、大学生時代にイギリス留学を経験した筆者がフィンランドの英語留学について、そのメリットや注意点、費用、奨学金制度などを解説します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

フィンランド留学のメリット

英語で学べるプログラムが豊富

フィンランドの大学では、英語による学士・修士・博士課程のプログラムが広く提供されています。

特に修士課程は、英語で開講されているプログラム数が非常に多く、フィンランド国外からの学生を積極的に受け入れる体制が整っています。

たとえば、ヘルシンキ大学やアールト大学、タンペレ大学などでは、ビジネス、工学、教育、国際関係、デジタル技術など幅広い分野で英語プログラムが開講されています。

教育の質が高く、学習環境が整っている

フィンランドは教育先進国として世界的に知られており、OECDのPISA調査などでも高い評価を得ています。

高等教育機関では、少人数制のクラスや学生中心のアクティブラーニングが実施されており、批判的思考や問題解決力を育む教育が重視されています。

また、学生と教員の距離が近く、自由な意見交換がしやすい環境も魅力です。

留学生へのサポート体制が充実

多くの大学では、外国人学生向けのオリエンテーションやチューター制度、キャリア支援、メンタルヘルスサポートなどが提供されています。

英語でのカウンセリングや就職活動支援も行われており、初めての海外生活でも安心して学業に集中できる環境が整っています。

治安がよく、安心して暮らせる

フィンランドは世界平和指数(Global Peace Index)や幸福度ランキングにおいて、毎年上位にランクインしています。

犯罪発生率が低く、医療や福祉制度も整っているため、留学生にとっても安全・安心な生活環境が整っていると言えます。

女性一人での夜間移動も比較的安心できる国の一つです。

多様な文化と自然に触れられる

フィンランドは森と湖に囲まれた自然豊かな国でありながら、首都ヘルシンキを中心にデザインや建築、音楽などの文化面も充実しています。

四季を通じてサウナやオーロラ観測、白夜やクリスマスマーケットなど、北欧ならではの体験が可能です。

学びだけでなく、暮らしのなかで異文化に触れることができる点も大きな魅力です。

フィンランド留学で気をつけるべきこと

生活費と学費の負担が大きい

フィンランドの教育機関では、EU・EEA以外の出身者(日本人を含む)には授業料が発生します。

大学や学部によって異なりますが、年間で約4,000〜18,000ユーロ(約65〜290万円)と高額になるケースもあります。

また、フィンランドは物価水準が高く、特に首都ヘルシンキでは家賃や食費の負担も大きいため、年間の生活費は最低でも7,000〜10,000ユーロ程度(約115〜165万円)は見込んでおく必要があります。

厳しい気候と長い冬

フィンランドは北欧に位置するため、冬は非常に長く、地域によっては11月から4月まで雪が積もることもあります。

また、12月から1月ごろにかけては日照時間が極端に短く、フィンランド北部では「極夜」と呼ばれる期間があるほどです。

日中でも薄暗い時間が続くため、精神的に落ち込みやすくなる「冬季うつ(Seasonal Affective Disorder)」のリスクもあります。

気候に慣れていない留学生にとっては大きなストレスとなる場合があるため、メンタル面のケアや防寒対策はしっかり準備しておく必要があります。

フィンランド語・スウェーデン語の壁

授業は英語で行われるものの、日常生活ではフィンランド語やスウェーデン語が主に使われています。

多くのフィンランド人は英語を流暢に話せるとはいえ、病院や市役所などの公的機関では英語対応が限られる場合もあります。

留学期間が長期にわたる場合は、最低限のフィンランド語表現を身につけておくと安心です。

また、アルバイトやインターンの求人でも、言語能力を求められるケースがあります。

教育スタイルの違い

フィンランドの大学では、自主性や批判的思考を重視した教育が行われています。

日本の大学と比較して、講義の中で積極的に意見を述べる、グループワークで議論する機会が多く、受け身の学習姿勢ではついていくのが難しいと感じる場合もあります。

また、成績評価も課題提出やレポート、プレゼンテーションの質に大きく左右されるため、日常的に英語でアウトプットする力が求められます。

フィンランド留学の費用

フィンランドへの留学には、授業料と生活費の両方がかかります。

EU・EEA圏外からの学生(日本人を含む)は、授業料の支払いが必要です。

授業料は大学や専攻によって異なりますが、年間でおおよそ4,000〜18,000ユーロ(約65万〜290万円)が相場です。

特にビジネス、デジタル技術、国際関係など人気分野の英語プログラムでは授業料が高めに設定されている傾向があります。

生活費は、地域によって差はあるものの、学生1人あたりの月間費用は平均700〜1,200ユーロ(約12万~20万円)程度とされています。

主な内訳としては、家賃300〜600ユーロ、食費300〜400ユーロ、交通費や通信費、交際費などを含めて合計1,000ユーロ前後を見込んでおくのが無難です。

年間の総費用としては、最低でも約11,000〜15,000ユーロ(約180万〜250万円)程度が必要です。

加えて、航空券、ビザ申請料、海外保険料なども発生するため、余裕を持った資金計画が重要です。

物価の高いフィンランドでは、自炊や学生寮、奨学金制度の活用などにより〜出費を抑える工夫が求められます。

フィンランド留学の奨学金制度

フィンランドでは、EU・EEA圏外の留学生に対して、さまざまな奨学金制度が用意されています。

ここでは、主な3つの奨学金制度について紹介します。

1. フィンランドの大学独自の奨学金制度

フィンランドの国立大学はそれぞれに、EU/EEA圏外からの学生を対象とした独自の奨学金制度を設けています。

たとえば、アールト大学やヘルシンキ大学、タンペレ大学などでは、入学選考時の成績や志望動機、提出書類の内容に応じて、授業料全額免除(Full tuition waiver)や50%免除(Partial waiver)といった制度があります。

これらの奨学金は基本的に競争型であり、申請時に明確な志望理由と学業計画を示すことが求められます。

2. フィンランド政府による奨学金(Finland Scholarship)

フィンランド政府が主導する「Finland Scholarship」は、特に修士課程の優秀な留学生を対象としたプログラムです。

この奨学金では、初年度の授業料が全額免除となるほか、生活費補助として最大5,000ユーロ(約80万円)が支給されます。

この制度は主に公立大学に設置されており、対象となる専攻や学位プログラムは大学によって異なります。

Finland Scholarshipは大学ごとに管理されているため、詳細な条件や申請方法は各大学の公式ウェブサイトで確認する必要があります。

3. Kela(フィンランド社会保険庁)による生活支援

フィンランドの社会保険庁(Kela)は、フィンランド在住の学生に対して、生活費を補助する制度を提供しています。

これは奨学金ではなく社会保障の一環で、学業を主とする学生で一定の居住要件を満たした場合に適用されます。

ただし、非EU圏出身者がKelaの制度を利用できるかどうかは、滞在資格や居住期間、ビザの種類によって異なるため、基本的には留学生は対象外と考えるのが一般的です。

移民局(Migri)やKelaの公式サイトで最新情報を確認しましょう。

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2. マンツーマンレッスン中心の学習設計

基本的にマンツーマン授業が主軸で、「1日4〜8コマ(1コマ50分)」などのコースが提供されています。

特に、1対1形式により英語発話量は欧米留学(グループ授業)と比べ10倍以上確保できるとして評判です。

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留学中に学んだ内容を定着させたり、渡航前に事前学習を進めたりと、柔軟に活用できます。

まとめ

フィンランドは、英語で学べる高品質な教育プログラムと自然豊かな生活環境を兼ね備えた、魅力的な留学先です。

一方で、授業料や生活費は比較的高く、長い冬や言語面の壁など、生活面での課題も存在します。

こうした点を踏まえ、費用計画や精神面の準備、現地語の基礎学習なども重要となるでしょう。

また、大学ごとの奨学金や政府支援制度を活用すれば、経済的な負担を大きく軽減することも可能です。

自分の目的や学びたい分野に合った大学・制度を見極め、自信を持って一歩を踏み出しましょう。

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