IELTS対策には単語帳が必須!選び方と人気教材3冊を紹介 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

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2025.02.23

IELTS対策には単語帳が必須!選び方と人気教材3冊を紹介

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IELTSを受験しようと思って問題集を見てみると、分からない単語がずらり。

単語帳を探してもTOEICと違い情報不足で、どれを選んだら良いか分からず「おすすめの単語帳が知りたい!」と悩む受験生は少なくありません。

単語学習は、IELTSで目標のバンドスコアを達成するために重要です。

特にIELTSはアカデミックな内容であるため、専門的な単語やイギリス英語特有の単語対策が欠かせません。問題集と並行して単語帳を使った対策はIELTSに必須の学習方法です。

本記事では、おすすめのIELTS単語帳3選と選び方、単語帳を有効活用する方法をご紹介します。IELTSを受験しようと考えている方はぜひ本記事で紹介する単語帳を手に取ってみてください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

IELTS単語帳の選び方の基本

目的に合った語彙数の単語帳を選ぶ

目標のバンドスコアを設定することは単語帳選びに役立ちます。当然ですが高いスコアを目指すほど、必要な語彙数は多くなります。

【バンドスコア別の英語レベル】

バンドスコア〜5.0日常会話レベル
バンドスコア〜6.0英語圏の大学入試レベル
バンドスコア〜7.0英語圏の大学院の入試レベル
バンドスコア7.0〜9.0上級〜ネイティブ並

目安をお伝えすると、日常英会話レベルが2,000語です。ちなみに英語ネイティブの単語力は20,000語。日常英会話レベルとネイティブの英単語力は10倍以上の差があります。

バンドスコア5.0以上を目指す方は基礎的な単語の2,000語に加えて、IELTS頻出の単語をどれだけ覚えられるかが重要

ただ語彙数を増やしても、4技能で単語を活用できないと目標のスコアが取れません。各セクションで実際に単語が使えるレベルまで理解を深めることが必要です。

イギリス英語音声付きの単語帳を選ぶ

イギリス英語音声付きの単語帳を選ぶことをおすすめします。

IELTSのリスニングは主にイギリスアクセントの音声です。

アメリカ英語とはスペルも発音も異なる単語が存在します。日本人は学校でアメリカアクセントの英語を学ぶため、イギリスアクセントには慣れておらず重点的な対策が必要です。

IELTSの英単語を対策するときは、イギリスアクセントの音声で学習を効率的に進めましょう。

【イギリス音声で対策するメリット】

  • イギリスアクセントに慣れる
  • アメリカ英語と異なるスペルで対策できる
  • 単語対策をしながらリスニングも対策できる

例文の分かりやすさで選ぶ

単語帳の例文は重要です。単語の意味だけ分かっても、実際に使えるまで理解していないとIELTSのスコアアップは期待できません。

なぜなら、IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能が試される試験だからです。

例文を使って単語を覚えると単語の理解が深まるだけでなく、ライティングやスピーキングでも応用できます。

スピーキングやライティングは自分で英文を作る必要があるため、例文が頭に入っていると咄嗟に英文が出てくるようになります。

例文を確認したときに、基礎的な単語の理解が追いついていない場合はレベルを落として『DUO3.0』『Distinction2000』のような基礎力を固める単語帳から始める必要があるかもしれません。

【例文で覚えるメリット】

  • 単語の理解力が深まる
  • スピーキングとライティングで例文が活用できる

おすすめのIELTS単語帳3選【本】

実践IELTS英単語3500

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本の長さ352ページ
出版社旺文社
発売日2024年2月21日
価格(税込)2,860円

基本単語1,000、重要単語2,500が対策できるIELTS単語帳でもっともポピュラーな本です。IELTS頻出の英単語が効率的に対策でき、日本語の解説つきで分かりやすい。

品詞、発音記号、例文、音声など単語帳に必須の内容はもちろん、例文の質も高くこれからIELTSを受験する方におすすめの1冊です。

【特徴】

  • 基本単語1,000、重要単語2,500が対策できる
  • イギリス英語のスペリングと音声
  • 例文の質が高い

IELTS必須英単語4400

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本の長さ423ページ
出版社ベレ出版
発売日2016年2月21日
価格(税込)2,970円

IELTSに必須の英単語3300、英熟語1100を収録しています。難易度ごとにセクションが分かれているため、目標スコアによって重点的に対策範囲を絞れます。

「同義語」が各単語に付属しているため、単語理解がより深まります。例えば、単語 capable「能力のある」→同義語 able のように意味の似た英単語をチェックしながら表現力を広げられます。

【特徴】

  • A〜Dの難易度ごとのセクション
  • 各単語に「同義語」が付属

文脈で覚えるIELTS英単語

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本の長さ352ページ
出版社Gakken
発売日2024年2月27日
価格(税込)2,090円

文脈で単語を覚えるコンセプトのある単語帳です。セクションごとに長文が掲載されており、記事のジャンルごとに単語が覚えられます。

IELTSはアカデミックな内容が多く、長文読解も幅広いテーマを対策する必要があります。文脈で単語を覚えていると、理解力が深まりやすく、試験で似たようなテーマが出たときに効果が発揮されます。

【特徴】

  • リーディングに役立つ設計
  • ジャンルごとに単語が覚えられる

IELTSの単語帳を有効活用する方法

単語帳のおすすめの活用方法を3つご紹介します。

  • 単語帳は何周も繰り返して使う
  • 発音とセットで覚える
  • 例文がわかりにくい場合はAIを使う

単語帳は何周も繰り返して使う

単語帳を何度も開いてボロボロになるまで使い込むことが、単語学習の基本です。単語帳は目と耳を使って進めていきます。

音声を聴きながら単語を目で確認音読も取り入れながら進めることをおすすめします。

対策すべき単語数は膨大ですので、書いて覚えるのは効率が悪く、記憶の定着にも有効ではありません。分からない単語はチェックしておいて、覚えるまで復習します。

単語帳を購入したら「1日100単語に目を通す」など目標の単語数を決めると、何日で単語帳が一周できるか計算できます。

3,000単語が掲載されている本で1日100単語を対策すると、30日(約1ヶ月)で1周です。

試験日までの期間を逆算すると、1日のノルマが決まります。単語帳が何周できそうかチェックしてみてください。

【単語帳の使い方のコツ】

  • 単語は書いて覚えず、目と耳で覚える
  • 回転率を意識して何度も目に留めることで定着する
  • 1日〇〇単語のノルマを決める

発音とセットで覚える

単語は発音とセットで覚えると、記憶の定着に効果的です。リスニングやスピーキングの対策にもなります。

単語学習は単調な作業でモチベーションを保ちにくいものです。音声と一緒に単語帳を使うと、勉強時間も決まるため学習計画が立てやすくなります。

例えば、1音声10秒であれば1分で6単語を学習できます。10分で60単語、20分で120単語の学習ができそうですね。

IELTSの試験対策中はこのように10分、20分の単語対策を生活に何度も取り入れながら、各セクションの対策も同時に行っていきます。

【発音とセットで覚えるメリット】

  • 記憶の定着に効果的
  • リスニング、スピーキング対策
  • 1日の目標単語数を決めて計画的に学習を進められる

例文が分かりにくい時はAIを活用

例文が分かりにくい場合はAIを活用しましょう。例えば「単語〇〇」と「例文作成」とAIに打ち込むと、例文を出してくれます。

自分で例文を作って、使い方が合っているかチェックすることも可能です。AIはライティングのレビューでも有効な方法です。

ぜひAIツールも有効活用してみてください。

まとめ

本記事ではIELTSの単語帳の選び方とおすすめ3選、さらに単語帳の活用方法をご紹介しました。単語力は英語力の土台となります。難しい単語も使いこなして、IELTS試験で目標のバンドスコアを達成しましょう。

【IELTS単語帳のポイント】

  •  IELTSはイギリス英語の単語を対策
  • 目指すバンドスコアのレベルを確認
  • 単語は例文や発音とセットで覚えると効果的

IELTS受験に向けて単語対策は必須です。日々の学習習慣の中に単語学習を取り入れて、少しずつ語彙数を増やしていきましょう。

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