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2025.08.03

IELTS5.0 難易度と勉強方法を徹底解説!

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この記事を読み始めた方には、大学受験や海外留学でIELTSのスコアを必要とする方も多いのではないでしょうか。

  • IELTS5.0ってどれくらいの英語レベル?
  • IELTSのスコアがあればどんな場面で使えるの?
  • IELTS5.0取得には、どれくらいの勉強が必要?

と、疑問に思う方もいるはずです。

本記事ではIELTS5.0の英語力の目安や他試験との比較、スコアの活用方法などをわかりやすく解説します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

IELTS5.0があるとできること

IELTS(アイエルツ)は、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく測定する英語力テストです。

英語教育の専門家によって設計され、国際的にも高く評価されており、現在では世界140ヶ国以上・1万以上の教育機関や企業で採用されています。

英語力を証明する手段として、世界中で最も多くの人が受験している試験の一つです。

ではIELTSで5.0のスコアを取得すると、どんなことができるのでしょうか?

具体的にみていきましょう。

国内の大学入試での優遇

近年、総合型選抜の枠が広がりつつあります。

この入試方式では、英語力が評価対象となり、一定のIELTSスコアを持っていると出願資格を得られたり、点数が加算されたりといったメリットがあります。

中には英語だけで受験できる学部や学科も存在します。

つまり、英語力を証明できる受験生は、入試の際に大きなアドバンテージを得られるのです。

海外の大学・大学院への留学

英語力を証明する試験として、IELTSやTOEFLは海外の大学・大学院に出願する際の必須条件となっています。

多くの教育機関では、「IELTS⚪︎点以上」や「TOEFL⚪︎点以上」といったスコア基準を設定しており、出願時にはそのスコアを証明する書類の提出が求められます。

なお、必要な試験の種類やスコアは学校ごとに異なるため、志望校の要件を事前に確認し、適切な試験を受験するようにしましょう。

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留学や移住のためのビザ申請

IELTSスコアは、英語圏の国で留学や移住のビザを申請する際に、語学力を証明する手段として活用されています。

特にイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドでは、永住権や一部の就労ビザでIELTSスコアの提出が求められることがあり、IELTS5.0がその最低条件となるケースも多くあります。

例えば、オーストラリアの特定スキル移住ビザでは、各セクションで4.5以上、全体で5.0以上が必要です。

将来、留学や移住を目指す場合は、IELTS5.0を取得しておくと、選択肢が広がります。

就職やビジネスシーンでの活用

IELTSのスコアは、日本国内でも就職活動や社内での昇進評価において注目されています。

特に外資系企業や海外との取引がある企業では、社員の英語力が重視される傾向があり、IELTSのスコアを保有していることで有利になることがあります。

ただし、IELTS5.0のレベルでは「身近な話題について基本的なやりとりができる」程度の英語力とされており、ビジネスシーンで求められる高い英語力には達していないと判断されることもあります。

一般的に、履歴書に記載して評価されやすいのはIELTS6.0以上とされています。

それでも、IELTS5.0を取得していることは、英語力向上への前向きな姿勢を示す材料となり、就職活動で他の応募者と差をつけるアピールポイントになるでしょう。

IELTS5.0のレベル・難易度

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ここでは、IELTS5.0のレベルや難易度について解説します。

他の英語試験との比較

日本ではあまり知られていないIELTSですが、スコアを見ただけでは実際の英語力がどの程度なのかイメージしにくいかもしれません。

そこで、IELTSのスコアを、日本で広く認知されている英検やTOEIC、TOEFL iBTのスコアと比較しながら見ていきましょう。

IELTS英検TOEICTOEFL iBT
6.0準1級740-82060-78
5.5600-74046-59
5.02級550-60035-45
4.5500-55032-34
4.0準2級450-490-31

IELTS5.0は、おおよそ英検2級、TOEIC550〜600、TOEFL iBT35〜45程度に相当します。

ただし、試験の目的や形式が異なるため、正確な比較はできません。

例えば英検は級ごとに合格を目指す試験ですが、IELTSやTOEICはスコアで英語力を測る形式です。

また、IELTSは4技能(読む・聞く・書く・話す)を測るのに対し、TOEICは主にリスニングとリーディングのみです。

このような違いがあるため、スコア比較はあくまで目安として考えましょう。

IELTSの特徴

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前述の通り、IELTS(アイエルツ)とは、英語圏にある大学への進学や留学、または移住や仕事の際に自分の英語力を証明するための試験です。

正式には「International English Language Testing System」といい、その頭文字を取ってIELTSと呼ばれています。

IELTSには以下の2つの種類があります。

  • IELTSアカデミック・モジュール大学や大学院などへの進学、または専門機関への登録を目指す人向け。高等教育に関する内容が出題されます。
  • IELTSジェネラル・トレーニング・モジュール高校への入学や、英語圏への移住を希望する人向け。日常生活に必要な実用的な英語力を計ります。

IELTSの受験方法とは

IELTSの受験方法には「ペーパー形式」と「コンピューター形式」の2つの受験方法があり、それぞれに異なる特徴があります。

IELTSペーパー版IELTSコンピューター版
問題と解答用紙が配布され、鉛筆で記入します問題は画面に表示され、タイピングで回答します
リスニング試験では会場のスピーカーを通して行われることが一般的です(一部の会場ではヘッドフォンが使えます)リスニングでは、ヘッドフォンが提供され、個別に音声を聞くことができます
試験結果は受験後13日目に確認できます試験結果は受験後3〜5営業日で発表されます

ペーパー版では、設問に線を引いたり、書き込みができるため、紙の試験に慣れている人に向いています。

一方でコンピューター版には、コピー&ペーストや、文字数表示などの機能が便利で、結果も早く出るのが特徴です。

パソコン操作やタイピングに抵抗がない方であれば、コンピューター版での受験をお勧めします。

必要な勉強時間

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IELTS5.0を達成するためにはどれくらいの学習時間が必要になるのでしょうか。

ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment English)によると、IELTS5.0の取得にはおよそ180〜200時間の学習が目安とされています。

ただし、この数値は英語に日常的に触れている国の人々も含んだ平均値です。

日本人の場合は、より多くの学習時間が必要になることが多く、800〜900時間程度を見込んでおくと安心です。

もちろん、現在の英語力や生活環境、勉強時間の確保状況によって、必要な時間は人それぞれ異なります。

自分に合った学習スタイルを見つけることで、より効率的に目標に近づくことができます。

IELTSリーディングで5.0を取るには?難易度と具体的対策法

IELTSリーディングで5.0を取るには、40問中15〜18問の正解が必要です。(正答率約38%)

特に得点しやすいのは「穴埋め問題」です。Passage1が最も易しく、後半に進むほど難易度が上がるため、前半でしっかり得点することが重要です。

基本的な文法・語彙をマスターする

IELTS5.0を目指すには、中学校レベルの文法を正確に理解し、英文をスムーズに読める力が必要です。

また、英検2級やTOEIC550〜600点レベルの語彙力を身につけ、頻出単語にも慣れておきましょう。

多読して長文に慣れるのが効果的

IELTSアカデミックのリーディングでは、約900語の長文が3つ出題され、合計3,000語ほどを時間内に読む必要があります。

長文に慣れていないと読み切るのは難しいため、日頃から多読をして慣れておきましょう。

教材は自分のレベルや興味にあったものを選ぶと、無理なく続けやすくなりますよ。

IELTSリスニングで5.0を取るには?難易度と具体的対策法

IELTSリスニングで5.0を取るには、40問中16〜17問(約40%)の正解が必要です。

高い正答率ではなく、特に「穴埋め問題」が得点源になりやすいと言えます。

音読でリスニング力アップ

英語の音が聞き取れずにリスニングが苦手な人は多いですが、その原因の一つは「発音できない音は聞き取りにくい」ことです。

ただ聞くだけでは上達しにくいため、音読の練習が効果的です。

最初は短い文から始めて、慣れてきたら少しずつ長い文章にも挑戦してみましょう。

同じ音声を何度も繰り返して聴いて耳を慣らそう

音読に慣れてきたら、実際の英語の音声を聞く練習に進みましょう。ここで大切なのは、同じ音声を何度も繰り返して聞くことです。

自分のレベルより難しすぎる音声(例えばネイティブ向けのニュースなど)を選んでも、聞き取れないままで終わってしまいます。

自分と同じくらいのレベルか、少し簡単な教材を使うのがコツです。

また、スクリプト(書き起こし)がある音声を選ぶのがお勧めです。

IELTSのリスニング問題集などを使っても良いでしょう。

まずは音声を聞いてみて、内容が分からなければスクリプトを確認します。

その後、再び音声を聞いて、何度も繰り返しましょう。

何度も聞いているうちに、だんだん英語の音が聞き取れるようになりますよ。

スピーキング編:シンプルな文を使って話せる力をつけよう

スピーキングセクションは3つのパートで構成され、所要時間はおよそ11〜14分です。

IELTSで5.0を取るためには、簡単な文章で自分の考えを伝えられる力が求められます。

簡単な英語を使って自分のことを話そう

スピーキング試験では、難しい単語やネイティブのような話し方は必要ありません。

大切なのは、英語でコミュニケーションが取れるかどうかです。

パート1は最も易しい部分なので、まずはここでしっかり答えられるようにしましょう。

日頃から、自分のことや身近な話題について、簡単な英語で話す練習をしておくと安心です。

頭の中で英文を作る練習をしよう

スピーキング試験では、すぐに口頭で答える必要があります。

そのため、日頃から英語で文を考え、そのまま話す練習が大切です。

ポイントは、日本語から訳さず、最初から英語で考えること。

簡単な単語や文法でOKなので、スキマ時間に少しづつ練習してみましょう。

ライティング編:シンプルな文で表現できる力をつける

ライティングの試験は60分で2つの課題に取り組みます。

1つはグラフや図表を見て内容を説明する問題、もう1つは自分の考えを述べるエッセイ形式の問題です。

どちらも、正確でわかりやすい基本的な英文が書けることが大切です。

文法の基礎を復習する

ライティングでも文法の基礎はとても重要です。

特にIELTS5.0を目指すなら、中学校レベルの文法や5文型をしっかり復習しておきましょう。

主語・述語・目的語などの基本が分かれば、シンプルな英文が書けるようになります。

また、Task1ではグラフや表を使った問題が出るので、過去問で形式に慣れておくことも大切です。

たくさんの英文を書く練習をする

IELTS5.0を目指すなら、英語で書くことに慣れる必要があります。

まずは日記などで日常の出来事や感じたことを英語にしてみましょう。

目にしたものを英語で説明するのも効果的です。

最初は教材の例文を真似してOK。

続けるうちに自然と型が身につき、自分の言葉で書けるようになります。

大切なのは、書くことへの抵抗をなくすことです。

まとめ

IELTSのレベルや難易度についてイメージが掴めたでしょうか。

海外の大学に進学したい方はスコア6.0以上、海外で働きたい方は7.0以上を目指すのが一般的です。

初めて受験する方は、まずは5.0を目標にすると良いスタートになるでしょう。

また、IELTSは英検やTOEICとは形式が大きく異なるため、IELTSに特化した対策が必要です。

自分に合った参考書や学習アプリを使いながら、1日30分でも学習を続けることが上達の近道です。

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