2024.11.27
フィリピンのイロイロ市で英語を学ぶイロイロ留学は、治安の良さと穏やかな環境での生活が大きな魅力です。
イロイロには学園都市として英語学習に集中できる環境が整っており、費用を抑えて効率的に学びたい方に人気の留学先となっています。
なかには「イロイロとセブ島のどちらに留学すればいいのかな?」と迷っている方もおられることと思います。
そこで、フィリピン留学の経験が豊富なプロが、あなたの悩みを解決します!
この記事では主に、
についてお答えしていきます。
イロイロ留学に興味がある方は、ぜひ目を通してくださいね。
この記事であなたの次の悩みが解決します。
イロイロは学園都市として知られており、留学生にとって非常に住みやすい環境が整っています。治安も良く、物価も安いため、安心して学業に専念できます。
また、イロイロは歴史と文化が豊かな街であり、フィリピンの他の都市にはない独特の魅力があります。
ここでは、イロイロの特徴を詳しく見ていきましょう。
イロイロはフィリピン中部のパナイ島南岸に位置し、ビサヤ地方のイロイロ州に属しています。
西ビサヤ地方の主要都市として知られるイロイロは、古くから歴史的に商業や貿易の拠点として栄えてきました。西ビザヤ地方では、最古の歴史をもつ都市です。
特にスペイン植民地時代には経済の中心地として発展したため、その名残が感じられる歴史的な建造物が多く残されています。
イロイロの人口は約40万人で、フィリピンのなかでは中規模都市にあたります。
地方都市ならではの落ち着いた雰囲気を残しつつも、近年は急速に発展を遂げており、ショッピングモールやホテル、レストランなどが次々と建設され、活気にあふれています。
こうした施設とともにスペイン統治時代のコロニアル建築が数多く見られ、伝統的な建築と現代的な施設が共存している独特の雰囲気がイロイロにはあります。
また、イロイロは「City of Love(愛の街)」の愛称で親しまれているだけに、現地の人々は温かく親しみやすく、留学生でも安心して暮らせる街です。
温暖で過ごしやすい気候がイロイロの特徴です。フィリピンの他の都市と同様に熱帯のサバナ気候に属し、12月から5月の乾季と、6月から11月の雨季に分かれています。
年間を通じて平均気温は26~27℃程度で、寒暖差が少なく安定した気候が続きます。それでも4月には最高気温が33℃近くに達することもありますが、フィリピンの他のエリアに比べると過ごしやすく、暑さが苦手な人にも適しています。
雨季の間は短時間に激しいスコールが降ることが多く、この時期には雨具を用意しておくと便利です。スコール後には、すぐに蒸し暑くなることが一般的です。
また、フィリピンは台風の通り道にあるため、多くの地域が影響を受けやすいなか、イロイロは地理的な位置から台風の上陸が少ない地として知られており、安心して生活できます。
もちろん自然環境にも恵まれています。近くにギマラス島やボラカイ島といった観光地もあります。平日はしっかり勉強し、週末や休日にはビーチやリゾート地で自然を満喫しながらリフレッシュできます。
イロイロ留学には多くの魅力がある一方で、他の都市と比べていくつかの不便さもあります。
ここではイロイロ留学のデメリットについて、正直にお伝えします。
イロイロへは、日本からの直行便がありません。日本からはマニラやセブを経由して国内線でイロイロへ向かうことになります。
日本からセブやマニラまでのフライトは約4~5時間、イロイロへはマニラから約1時間20分、セブからは約40分かかります。乗り継ぎのための待ち時間を含めると、どうしても1日がかりの移動になってしまいます。
アクセスの不便さは短期留学、あるいは週末に日本へ帰国しなければならない方にとって、大きな負担になりそうです。
ただし、日本との直行便はないものの、イロイロの空港はフィリピンの他の地方都市とは異なり国際空港のため、フィリピン国内外からのアクセスは比較的良好です。
イロイロは近年急速に発展していますが、一部のインフラがまだ整備中のため、生活面で不便さを感じることがあります。特にWi-Fiやインターネット環境
には注意が必要です。学校や宿泊施設によっては通信速度が遅いことがあるため、事前に確認することをおすすめします。
また、イロイロ市外の田舎にあたるエリアでは大都市と比べてインフラの整備が遅れているため、水道や電力の供給に問題がある地域が多くなります。
停電が発生することも多いため、留学生向けの寮やアパートを選ぶ際には発電機が完備されているかをチェックするとよいでしょう。
都市全体としては便利で住みやすい一方、生活インフラがまだ整っていないエリアもあるため、事前にしっかり情報収集を行ってください。
イロイロは静かで落ち着いた学園都市として留学生に人気がありますが、その反面、他の大都市に比べて娯楽施設やナイトライフの選択肢は少ないことがデメリットです。
セブやマニラにあるような多彩な娯楽施設はなく、夜遅くまで営業しているバーやクラブも限られています。
そのため、都会的なナイトライフやアクティビティを重視する方には、刺激の少ないイロイロでの生活は物足りなさを感じるかもしれません。
学業に集中しやすい環境と都会的な刺激のどちらを優先するのか、選ぶ必要があります。
イロイロの語学学校は、セブやマニラの語学学校に比べると規律やカリキュラムに対するサポートが緩やかな学校が多い印象を受けます。
比較的自由な雰囲気のなかで学べる環境がイロイロの語学学校の特徴のため、自ら学びに取り組む「自主性」が求められます。
そのため、自己管理が苦手な留学生だと、効率的な学習ができない可能性が高くなります。
イロイロはフィリピン留学のなかでも安心して生活できる環境が整っているだけに、学業に集中したい留学生に適した留学先といえます。
ことに治安の良さや物価の安さ、穏やかな学園都市としての雰囲気が大きな魅力です。イロイロ留学であれば、ストレスの少ない環境で充実した留学生活を送れることでしょう。
ここでは、イロイロ留学ならではのメリットについて詳しく説明します。
イロイロはフィリピンのなかでも治安が良い都市として知られています。
その一因として「Noカジノ」「Noスラム」「Noストリートチルドレン」の目標を掲げ、安心安全な街づくりに真剣に取り組んでいることをあげられます。
実際、イロイロはフィリピンの他の都市と比べて犯罪発生率が低く、他の都市でよく見かけるような街なかでギャンブルに興じる人やホームレス、ストリートチルドレンを目にすることはほとんどありません。
夜間や人通りの少ないところ、繁華街周辺では危険リスクが高まるため注意が必要ですが、総じて治安については安心して暮らせる街です。
イロイロはフィリピンのなかでも物価が低く抑えられている地域です。イロイロ留学であれば、生活費を抑えつつ質の高い生活を送ることが可能です。学費や授業料も他の都市と比べて経済的です。
経済面ばかりでなく、イロイロは「City of Love(愛の街)」と呼ばれるだけに穏やかで優しい雰囲気の住民が多く、海外からやって来た留学生を温かく迎え入れてくれる雰囲気に満ちています。
物価が安く、地域住民の温かさに支えられた生活環境が整っているイロイロ留学は、理想的な留学先といえます。
名門フィリピン中央大学や西ヴィサヤ州立大学など、約40の教育機関が集まる学園都市としての側面も、イロイロはもっています。
伝統からして教育水準が高い地域として知られており、語学学校の講師にしても地元の一流大学を卒業した優秀な人材が数多くいます。そのような質の高い講師のマンツーマンレッスンを受けることで、英語力向上を大いに期待できそうです。
イロイロの教育機関は、地域住民と外国人学生が積極的に交流を行う手助けもしています。街全体が学問と成長をサポートする温かい雰囲気に包まれていることが、イロイロ留学のメリットです。
落ち着いた環境で勉学に励みたい留学生にとって最適な留学先といえそうです。
まだ留学先としての知名度が低いイロイロは、日本人留学生が比較的少ない環境を保っています。
周りに日本人が少ないため、日本語を使わずに英語だけで生活する機会が多く、短期間に英語を集中して学びたい方にとって理想的な環境が整っています。
イロイロの語学学校の多くは、英語のみの使用が推奨されています。日本語に頼らない厳しい環境に身をおくことで、英語力を短期間で伸ばすことを期待できます。
イロイロには留学中にリフレッシュできる魅力的な観光地が数多く揃っています。勉強の合間に、それらの観光地で心身を解放することで、より学習効率は高まります。
スペイン統治時代の美しい建築が残る「モロ・マンション」をはじめ、旧市街には歴史的建造物が点在しています。歴史や文化を学ぶことが好きな方であれば、十分に楽しめます。
また、世界一甘いマンゴーの産地として知られるギマラス島へは船で30分ほど、世界で最も美しいビーチと称されるボラカイ島へはバスで5~6時間ほどでアクセスでき、週末の小旅行に適しています。
勉強の息抜きをバランス良く楽しめるメリハリのある留学生活を送るのに、イロイロ留学はおすすめです。
フィリピン留学を考える際、イロイロとセブ島はどちらも魅力的な選択肢ですが、それぞれ異なる特徴をもっています。
イロイロは治安の良さと物価の安さに優れ、学園都市ならではの静かで落ち着いた環境で学業に集中したい方に適しています。
一方、セブ島は語学学校の数が多く、コースやカリキュラムの選択肢が豊富に用意されているだけに、自分に合った学校を見つけやすいメリットがあります。
観光やナイトライフなども充実しているため、活気ある生活を楽しみたい方には、セブ島留学が向いています。
ここでは、どちらの都市が自分のニーズに合っているのか、双方のメリット・デメリットを比較して考えてみましょう。
イロイロ留学が向いているのは、勉強に専念できる環境を求める方です。
特に日本語を話す環境を極力避けたいと考える方にとっては、理想的な選択肢となります。また、治安の良さや物価の安さも大きな魅力です。
イロイロは古くから学園都市として発展してきた歴史をもち、街は落ち着いた雰囲気で満たされています。そのため、勉強に集中できる環境を求めている人にとっては、理想的な留学先といえます。
セブにあるようなカジノやナイトクラブはほとんどないため、誘惑されることなく、学業に専念できます。
日本人留学生が少ない環境も整っているため、日本語に逃げることなく、英語に集中しやすい環境に身を置けます。
留学中はとにかく勉強に集中したいのであれば、イロイロ留学が適しています。
安全性を強く意識した政策が実施されているイロイロは、犯罪発生率が低く、清潔で整備された都市環境が保たれています。
留学にあたり何よりも治安を重視したい方であれば、セブよりもイロイロ留学が、やや上回ります。
逆にスラムやストリートチルドレンなど、現代のフィリピンが抱える問題を直視したいのであれば、セブの方が向いています。
セブのような大都市に比べて物価が低く、生活費を抑えつつ充実した留学生活を送れることが、イロイロ留学の大きな魅力です。
少しでも留学費用を抑え、経済的に安心できる環境で学びたい方であれば、イロイロ留学が勝ります。
セブ島留学は、豊富な語学学校の選択肢や都会的な生活環境を求める方に適しています。リゾート地としても人気が高いセブには、週末に楽しめるアクティビティや観光が多彩に用意されています。
勉強とレジャーの両方を満喫したい方であれば、セブ島留学が向いています。
また、語学学校の数が圧倒的に多いため、自分の希望にあう学校が見つかる可能性も高いです。
初心者向け、あるいは中級者向けのマンツーマンレッスンではなく、TOEICやIELTSなどの試験対策コースやビジネス英語、カランメソッドなど、幅広い学習ニーズに対応できるコースを求めるのであれば、多くの語学学校が集まり、カリキュラムや学習プログラムの選択肢が豊富なセブ島留学の方が適しています。
学校ごとに特色があるため、セブ島留学であれば学習スタイルや目標に合わせた最適なプログラムを選べます。
一方、イロイロには教育水準の高い地元大学を卒業した優秀な講師が揃っているものの、語学学校の数が少ないため、プログラムは限定されます。
特別なコースではなく、一般的な初級・中級者向けのマンンツーマンレッスンを希望する場合は、イロイロでも最大限の成果を期待できます。
都会生活の利便性に慣れており、留学後にも同様な環境を望む方であれば、大都会であるセブの方が地方都市であるイロイロよりも適しています。
セブにはバーやナイトクラブといった娯楽施設が豊富に揃っているため、充実したナイトライフを期待できます。昼間は英語学習に集中し、夜は都会的なナイトライフを楽しみたいのであれば、セブ島留学の方が向いています。
セブ島へは日本から3~4時間のフライトで到着する直行便があるため、アクセスの良さは抜群です。
一方、イロイロは日本からの直行便がなく、マニラやセブを経由する必要があるため、乗り継ぎの待ち時間を含めると1日がかりの移動になることが普通です。
時間に余裕のない短期留学の方や頻繁に日本との行き来をする予定のある方にとっては、セブ島留学の方が便利です。
セブはフィリピンの主要都市であるため、インターネットや通信インフラが整っており、ビジネスエリアや宿泊施設では高速Wi-Fiが完備されています。
一方、イロイロは急速に発展している都市ではあるものの、インフラの整備はまだ進行中の状態です。インターネットの接続が不安定な地域が多く、語学学校や宿泊施設によっては通信速度が遅いこともあります。
リモートでの学習や仕事の必要な方や、インターネットの安定性を重視する方であれば、セブ留学の方が適しています。
イロイロ留学を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。
フィリピン留学は手頃な価格にて効果的な英語学習環境が得られることで、近年非常に人気が高まっています。
特にマンツーマンレッスンが充実している点は大きな特徴です。マンツーマンレッスンは短期間で集中的に英語力を伸ばしたい人にとって理想的な学習スタイルです。
英語はフィリピンの公用語であるため、日常生活でもフィリピン人と英語を使ってコミュニケーションをとる機会が多く、学んだ知識をすぐに実践で活かすことができます。
欧米への留学に比べると、授業料や生活費をかなり安く抑えられることもフィリピン留学の人気が高い原因のひとつです。
フィリピンには語学留学に向いている街が複数ありますが、適度な利便性を備えつつも落ち着いた学園都市の環境で勉強に集中したい人、そして留学費用をできるだけ抑えて安全に暮らしたい人にはイロイロ留学がおすすめです。
学園都市として学業に集中できる環境と住みやすい生活環境が、イロイロの特徴です。
特に治安の良さが際立っており、犯罪発生率はマニラの約1/25、セブの1/8以下に抑えられています。市民も親切でフレンドリーな人々が多く、留学生にとって安心して過ごせる留学先です。
物価も安く、食費や生活費はセブやマニラに比べて低く抑えることが可能です。一般的な移動手段はジプニーやトライシクル(バイクにサイドカーをつけたもの)、タクシーで、安価で便利です。
ただし、インフラ面では一部のエリアでWi-Fiやインターネット接続が不安定なことが多く指摘されています。快適なネット環境を求める場合は、現地のSIMカードやポケットWi-Fiを活用した方が良いでしょう。
イロイロは治安の良さや生活費の安さ、落ち着いた学園都市の雰囲気を備えており、英語学習に集中したい留学生にとって理想的な留学先のひとつです。
インフラの整備状況が大都市に比べて遅れていることや、ナイトライフや娯楽施設が少ないことはデメリットとしてあげた通りですが、逆に強制的に誘惑を断ちきれる環境ともいえます。
インターネット接続が遅く、不安定なことにより、YouTubeや他の動画配信サイトに割いていた時間を英語学習に当てることができるからです。
日本人留学生が少ない環境も、英語漬けの生活を送りたい方にとっては理想的です。
このように、生活費を抑えながら、安心して充実した学びを求める方にとってイロイロ留学はおすすめです。
しかし、イロイロでの留学が自分には合わないと感じた場合は、セブ島での留学も検討してみてください。セブ島にはイロイロとは違った魅力が豊富にあり、フィリピン留学を別の視点から楽しむことができます。
留学先を選ぶ際には事前にしっかりと情報を集めて、自分に最適な環境を見つけることが大切です。そうすることで、より充実した楽しい留学生活を実現できます。