2017.03.13
「踊る囚人」1500人を超える囚人が音楽に合わせて一斉に踊るイベントです。
そもそもは囚人の更生プログラムで始められてイベントですが今では観光客にも踊りを披露しています。毎月最終土曜日の15時からおよそ2時間のプログラムですが刑務所の更生プログラムとは思えないほどの完成度の高さです。
およそ10年前、刑務所内で暴動やケンカが多発していたのを改善させる目的で始めたプログラムでインターネットの動画サイトで投稿されると瞬く間に世界中で大人気になりました。
マイケル・ジャクソンの振り付けも手掛けたトラヴュス・ペイン(Travis Payne)氏がダンスを指導しているのでクオリティーはとても高いです。
「スリラー」が有名ですが毎年レパートリーが増え流行りのダンスを披露してくれます。
プラットホームと呼ばれる高い位置から全体を見る事ができ会場はまるでロックコンサートを視聴しているようです。
囚人の人権や個人情報などの制約から日本では刑務所にカメラが入ることができませんがオープンなフィリピンでは記念撮影や動画も撮り放題なのでカメラを持参してください。