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2025.04.08
【完全版】韓国ワーホリ完全ガイド仕事・生活・注意点まで徹底解説!

韓国のワーホリ(ワーキングホリデー)は日本と文化的に近い一方で、独自の魅力が多く、新しい経験ができる貴重な機会です。
韓国のワーホリはK-POPや韓国ドラマ、韓国ファッションに興味がある方はもちろん、海外で働きながら生活したい方にも特におすすめです!
この記事では、韓国ワーホリの基本情報から仕事探し、生活のリアル、現地で生活する上での注意点まで詳しく解説します!
韓国ワーホリの魅力
1.日本から近いため気軽に行ける
韓国は日本から飛行機で2時間ほどとアクセスが良く、航空券も比較的安いため、初めての海外ワーホリとして挑戦しやすい国です。
2.K-POPや韓国文化を現地で体験できる
K-POP、韓国ドラマ、韓国コスメ、韓国ファッションなどが好きな方にとって、本場の文化に触れられるのは大きな魅力です。
日本にいると体験できないような韓国のトレンドや雰囲気を、日常の生活の中で楽しむことができます。
3.韓国語を実践的に学べる
韓国ワーホリでは、日常生活や仕事を通じて韓国語を学ぶことができます。
語学学校等に制限なく通うことも可能ですが、実際に現地の人と関わることで、より実践的な韓国語を身につける事が出来ます。
4.食費が安く、外食がしやすい
韓国では外食文化が発達しており、食堂や屋台を利用すれば1食5,000〜7,000ウォン(約500〜700円)程度で食べられます。
特にキンパやトッポッキ、ビビンバなどはリーズナブルで美味しいため、食費を抑えつつ韓国グルメを楽しむことができます。
韓国ワーホリビザの基本条件
韓国でワーキングホリデーをするには、ワーホリビザ(H-1ビザ)を取得する必要があります。
1.ビザの申請条件
- 対象年齢:18歳~25歳(韓国政府が30歳まで認める場合あり)
日本と韓国の協定では、18歳〜25歳以下が原則となっています。
ただし、25歳を超えた場合は、韓国政府の特別な許可があれば30歳以下でも申請が可能です。
その際、申請が遅れた理由や今後の活動計画を記載した理由書を提出する必要があります。
- 滞在期間:最長1年(延長不可)
- 就労制限:週25時間以内(一部の職種は例外あり)
- 資金証明:300万ウォン以上(約30万円)の残高証明が必要
- 申請方法:日本国内の韓国大使館・領事館で申請
- 年間発給数:10,000人
2.年齢制限(25歳・30歳問題)について
これまで韓国のワーホリビザは30歳まで申請可能でしたが、2023年以降、基本的に申請対象年齢は25歳以下に変更されました。
ただし、韓国政府の判断によっては、30歳以下でも申請が認められることがあります。
26歳以上で申請する場合には、理由書の提出が求められます。以下の内容を記載することが必要です!
- なぜ25歳を過ぎて申請するのか(仕事や家庭の事情、留学、金銭的な問題など)
- ワーホリでの具体的な活動計画(語学学習や文化交流など)
- 帰国後の予定(韓国での経験をどのように活かすのか)
理由書には、これらの具体的な事情をしっかりと説明することが重要です。
また、「25歳を過ぎてしまったけれど、どうしてもワーキングホリデーに行きたい」という強い意志が伝わる内容を目指すことが何より重要です。
その際に、稼ぐことを主目的として申請するのは適切ではありません。
領事館によって審査基準が異なり、25歳を超えると審査が厳しくなる傾向があります。そのため、25歳までに申請するのが望ましいとされています。
3.就労制限について
ワーホリビザは観光・文化交流が目的のビザであり、週25時間までの就労制限があります。
ただし、一部の職種(日本語教師・通訳・翻訳業務・専門職など)は例外として25時間以上の労働が認められることもあります。
また、ワーホリビザから就労ビザへの切り替えは容易ではないため、ワーホリ期間中にスキルや韓国語能力をしっかり磨いておくことが重要です。
4.申請時の必要書類
- 有効期限6ヶ月以上のパスポート(コピーも必要)
- ビザ申請書(韓国大使館や領事館で入手)
- 6ヶ月以内に撮影したカラー写真(45mm×35mm)1枚
- 1年間の旅行日程および活動計画書(韓国語または日本語)
- 本人名義の残高証明書(約30万円以上)
- 往復航空券のコピー(残高証明が40万円以上の場合、出発日の片道航空券か片道船舶券のみ提出)
- 最終学歴の卒業証明書または在学証明書
- 理由書(26歳以上の場合)
- 手数料 : 免除
5.外国人登録(長期滞在者向け)
韓国に91日以上滞在する場合、入国日から90日以内に滞在地の管轄出入国管理事務所長、または出張所長に外国人登録を行う必要があります。
また、滞在地を変更する場合は、14日以内に新しい滞在地の出入国管理事務所長、または市町村長に転入届を提出する必要があります。
外国人登録をしなければ、一度出国した際に韓国に再入国できない可能性があります。
外国人登録証は、韓国に滞在するすべての外国人に必要であり、この登録を怠ると、就業や通帳の開設、公共サービスを受けることができなくなります。
韓国生活のデメリット
韓国ワーホリには魅力が多いですが、日本とは異なる点も多く、事前に知っておくべき注意点があります。
1.家賃が高い&保証金(チョンセ)が高額
韓国では、賃貸契約時に保証金(チョンセ)を支払うのが一般的です。
これは日本の敷金、礼金のようなものですが、金額が非常に高くワンルームでも500万ウォン(約50万円)〜1,000万ウォン(約100万円)ほど必要になります。
保証金を高く設定すると月々の家賃が安くなる仕組みになっていますが、ワーホリで1年間の滞在を考える場合、保証金の負担が大きいため、シェアハウスやコシウォン(小さな個室付きの宿泊施設)を利用する人が多いです。
2.韓国語ができないと仕事探しが難しい
韓国では英語が通じる場面もありますが、基本的に仕事をするためには韓国語が必要になります。
韓国語が話せない場合、選べる仕事が限られるため、事前に韓国語を勉強しておくことをおすすめします。
ワーホリでよくある仕事(飲食店・カフェ・販売など)も、接客業は韓国語が必須です。
日系企業や外国人向けの職場であれば英語や日本語が使えることもありますが、選択肢は少なくなるため、韓国語の基礎は身につけておいたほうが良いでしょう。
3.ワーホリ後の現地就職が難しい
韓国の就職市場は経験やスキルが重視され、ワーホリビザから就労ビザへの切り替えは簡単ではありません。企業がビザスポンサーを提供しない限り、韓国で働き続けるのは難しいです。
さらに、韓国人の若者の間でも就職が難しく、競争が激しいため、外国人が正社員として採用されるのは高いハードルです。
ワーホリ後に韓国での就職を考えている場合、語学力を高めるだけでなく、IT・デザイン・貿易・翻訳などの専門スキルを身につけると有利になります。
4.気候
韓国の気候は、特に冬が非常に寒く、ソウルなどでは氷点下になることもあります。寒さ対策として暖房設備が必須となり、外出時には暖かい服装が必要です。
また、夏は湿度が高く蒸し暑い日が続くため、衣服や住環境の工夫が必要です。
韓国での仕事事情
韓国でのワーホリは、語学や文化を学びながら現地での生活を体験できる貴重な機会です。
しかし、ビザの制限があるため、働くことにはいくつかの注意点があります。
特に、韓国で働くための規則や給料について理解し、しっかりと準備をしてから渡航することが重要です。
1.就業規則
先述した通り、韓国のワーホリビザでは週25時間以内の就労が認められています。
ただし、一部の職種では例外的にそれ以上の労働が可能な場合もありますが、基本的にはフルタイムの仕事はできません。
そのため、韓国ワーホリでは現地で稼ぐことをメインにするのではなく、文化を楽しむことが目的 になります。
生活費をすべてアルバイトで賄うのは難しいため、生活に余裕を持てる渡航をするのが理想的です。
2.給料
韓国の2025年の最低賃金は、時給1万30ウォン(約1,073円)となっており、前年から1.7%の引き上げが行われました。
そのため、最低賃金でかつ週25時間の労働時間で計算すると、月の収入は約104万ウォン(約11万1,000円)となります。
3.韓国ワーホリでできる仕事
⚫︎カフェスタッフ
韓国はカフェ文化が非常に発達しており、おしゃれなカフェやチェーン店でアルバイトを募集していることが多いです。
⚫︎日本食レストラン
韓国では日本食が人気で、日本食レストランや居酒屋では日本人スタッフを募集していることがあります。韓国語があまり話せなくても採用される可能性が高い仕事の一つです。
⚫︎芸能界を目指す人向けの活動
韓国はK-POPやドラマの影響で、芸能界を目指す人にとっても魅力的な環境です。ワーホリ中に エキストラの仕事やオーディションに挑戦する人もいます。
その他にも、コスメやお土産屋などのショップ店員や、日系企業での事務やオフィスワークなどがあります。
4.仕事探し
韓国での仕事探しには、以下のような方法があります。
求人サイトを利用する
韓国での仕事探しには、いくつかの方法があります。
- コネスト(日本語対応の求人サイト)
- アルバモン(韓国の求人サイト)
- ジョブコリア(韓国の大手求人サイト)
Instagramで直接応募
韓国のカフェやレストランは、公式Instagramでアルバイトを募集していることがあります。気になるお店があれば、DMで問い合わせるのも一つの方法です。
知人の紹介
韓国に住んでいる知人や日本人コミュニティの情報を活用すると、より条件の良い仕事を見つけやすくなります。
韓国語を学ぶ方法
ワーキングホリデーで韓国に滞在する際、韓国語を学ぶことは生活をより充実させるために重要です。
韓国語の学び方として、主に語学堂と語学学校がありますが、ワーホリ中の方には語学堂を選ぶことをおすすめします。その理由や特徴について詳しく紹介します。
1.語学堂とは
韓国では語学堂が非常に重要な存在です。
語学堂とは、韓国語を学ぶための学校で、主に外国人を対象にしています。
多くの大学には語学堂が併設されており、一般的にフルタイムのコースが提供されています。
これらのコースでは、基礎から上級まで幅広いレベルのクラスがあり、韓国語を効率的に学べる環境が整っています。
語学堂では、文法や語彙、会話を中心に学習しますが、実際に韓国で生活しながら学べるため、日常生活の中で得た知識をすぐに実践に活かすことができるのが魅力です。
また、語学堂の多くは、就労ビザを取得するための条件を満たすための学習機会としても利用されています。
学食や寮、サークルなど大学の施設が利用できるのもおすすめポイントの一つです。
2.語学学校
一方で、語学学校は民間の施設で、韓国語を学ぶための選択肢の一つです。
語学学校は、短期間で集中的に学びたい人に向いています。
語学学校は入学時期が柔軟で、最短で1週間から通学を開始することができるため、仕事や旅行の合間に学ぶことができます。
また、授業は1日3時間以上の集中講義が一般的で、授業内容も自分のニーズに合わせて選べるため、効率よく学習を進めやすいです。
価格も語学堂に比べて比較的リーズナブルで、1週間3万円以内から始められるため、気軽に挑戦しやすいという点も大きな魅力です。
まとめ
韓国ワーホリは、日本から近距離で異文化を体験し、韓国語を学べる魅力的な選択肢です。現地では韓国ならではのグルメやカフェ巡り、旅行、ファッションなども楽しめます。
ただし、賃貸契約の保証金や仕事探しにおける韓国語の習得、ビザの就労制限など、十分な事前準備が求められます。
そのため、現地でワーホリ生活を満喫するためには準備をしっかりと整え、現地の生活を楽しむことで、貴重な経験を得ることができるでしょう。
皆さんのワーホリ生活が素晴らしいものになるよう願っています!