休学して留学しても問題ない? メリットとデメリットを徹底解説 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.07.20
休学して留学しても問題ない? メリットとデメリットを徹底解説

大学在学中に「一度は海外で生活してみたい」「もっと本格的に英語を学びたい」
そう感じるのは、ごく自然なことです。
中には、学内プログラムだけでは物足りず、休学してでも留学したいと考える人もいるでしょう。
ただ、いざ本気で留学を検討しはじめると、卒業の遅れや就職活動への影響、親への説明など、気になることが次々に浮かび、不安から踏み出せずに悩んでしまう学生も少なくありません。
そこで本記事では、休学留学を選ぶメリット・デメリットや、後悔しないための判断基準・準備の進め方をわかりやすく解説します。
休学留学とは
休学留学とは、大学に在籍したまま休学し、その期間を活用して海外で語学学習や専門分野の勉強、インターンシップなどに取り組む留学方法です。
大学の正規プログラムではなく、自ら情報を集め、語学学校の選定や滞在先の手配を行う形式が一般的で、学習内容やスケジュールを自由に設計できます。
ただし、日本の大学での卒業要件には直接関係しない場合がほとんどで、大学の単位としては認められません。
そのため、卒業時期の遅れや休学費用負担などのリスクもあります。
それでも、明確な目的を持ち、主体的に海外で経験を積みたい学生にとっては、将来につながる有意義な選択肢だといえるでしょう。
休学して留学するメリット
休学留学によって得られる自由度や経験の幅は広く、学びの質や自己成長のスピードが大きく変化する可能性があります。
この章では、休学して留学する代表的なメリットを3つ紹介します。
- 留学期間を自由に決められる
- 自分のペースで学べる
- 視野が広がり、将来の選択肢が増える
留学期間を自由に決められる
休学留学は学期や試験などの大学のスケジュールに左右されず、自分で計画を立てて留学期間を設定できるのが特徴です。
在学中の短期プログラムでは期間が限られる場合が多い一方で、半年から1年といった中長期の滞在も実現しやすくなります。
語学力の土台を丁寧に築いたり、インターンシップやボランティアに挑戦したりと、目的に応じて柔軟に過ごし方を選べるのが大きな魅力です。
時間の使い方を自分で決められるため、関心のある分野や将来の進路に直結する経験を積みやすくなります。
自分のペースで学べる
休学中は大学の授業や単位の心配をせず、自分の興味や学びに集中して取り組めます。
語学学校で英語力を伸ばすだけでなく、ビジネススクールや専門分野の講座に参加するなど、目的に応じた学びを選択できるでしょう。
ボランティア活動や現地での実践的な経験も組み合わせることで、大学では得にくいスキルや視野を広げることが可能です。
学習内容や進度を自分で調整できる環境は、知識の定着や主体性の向上の点でもメリットがあるといえます。
視野が広がり、将来の選択肢が増える
休学留学では、語学力の向上に加えて、異文化への理解や国際的な視点、自己管理能力など、社会に出てから役立つ力を多面的に身につけられます。
休学留学は自由度が高い代わりに、休学期間のスケジュールは全て自分で組まなければなりません。
そのため、決められた単位をこなしていく大学生活とは違い、自分で判断し行動するため社会人として社会に出る前に自律心と行動力が身に付きます。
現地での生活を通じて多様な価値観に触れたり、異なる文化背景を持つ人々と交流したりする経験は、自分自身の視野を広げ、将来の進路や生き方を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。
また、休学という形で大学に籍を残しておけば、新卒としての就職活動にも支障がなく、留学経験を強みにしたキャリア形成を目指すことも可能です。
休学して留学するデメリット
休学留学には多くの魅力がありますが、一方で見落とせないデメリットやリスクも存在します。
十分な準備や検討をしないまま決断してしまうと、「想像と違った」「準備不足だった」と後悔につながるケースも少なくありません。
この章では、休学留学を検討するうえで把握しておきたい代表的なデメリットを3つ紹介します。
- 卒業が遅れる場合がある
- 経済的な負担が大きい
- 「なんとなく留学」はリスクになる
卒業が遅れる場合がある
休学して留学する場合、卒業時期が遅れる場合が一般的です。
多くの大学では、休学中に単位を取得できないため、1年間休学すれば、その分だけ卒業も後ろ倒しになります。
ただし、明確な目的を持って休学期間を過ごすことができれば、得られる経験がスケジュールの遅れを上回る可能性もあります。
進学や就職にどのようにつながるかを見据えたうえで、卒業の延期も含めて納得のいく判断を行うことが大切です。
経済的な負担が大きい
休学留学において、費用面の負担は大きな懸念材料のひとつです。
大学の学費とは別に、語学学校の授業料、滞在費、生活費、航空券、保険料、ビザの申請費用など、さまざまな支出が発生します。
期間や留学先によって異なりますが、1年間の留学であれば100万円以上の費用がかかることが一般的です。
さらに、大学によっては休学中でも学費の一部が返還されなかったり、休学費が発生したりする場合もあるため、出発前に制度を確認する必要があります。
こうした経済的負担を軽減するには、早い段階から現実的な資金計画を立てることが欠かせません。
親の援助に頼るだけでなく、奨学金の活用や出発前のアルバイトによる貯蓄など、複数の手段を組み合わせて準備を進めておくことが重要です。
「なんとなく留学」はリスクになる
「周りが行っているから」「海外行けば英語話せるようになるでしょ」といった漠然とした動機で休学留学を決めるのは、非常にリスクが高い選択です。
明確な目的を持たずに渡航すると、現地で何に取り組むべきかが定まらず、時間や費用を十分に活かせないまま帰国してしまう可能性があります。
休学留学を有意義なものにするには、渡航前の段階で「何を学びたいか」「どのような経験を積みたいか」を明確にし、目標に基づいた計画を立てることが大切です。
休学して留学するか迷ったときの判断基準
休学してまで留学すべきかどうかは、多くの大学生にとって簡単に答えを出せる問題ではありません。
将来にプラスになる可能性がある一方で、卒業や就職への影響、費用などの不安も伴います。
この章では、後悔のない決断をするための判断基準として、3つのポイントを紹介します。
- 留学の目的がはっきりしているか
- 経済的な準備ができているか
- 卒業や就職にどう影響するか
留学の目的がはっきりしているか
休学留学を検討するうえで、最も重要な判断材料が「留学の目的が明確かどうか」です。
目的が具体的であれば、現地での行動に迷いが生まれにくく、時間を有効に使いやすくなります。
一方で、「なんとなく海外に行きたい」「友人も行っているから」といった曖昧な理由では、成果を感じられないまま帰国してしまう可能性が高くなります。
留学を考える段階で、「なぜ行きたいのか」「何を得たいのか」を明確にし、それを将来の進路やキャリアにどう結びつけるかを整理しておくことが重要です。
目的意識を持って行動することで、休学留学は充実した経験へと変わっていきます。
経済的な準備ができているか
休学留学には、語学学校の授業料、滞在費、航空券、ビザ申請料、海外保険料など、多くの費用が発生します。
親からの支援がどれほど受けられるのか、奨学金制度などの利用が可能か、自費でどこまでまかなえるのかを具体的に把握しておきましょう。
また、留学先での仕事がすぐに見つかるとは限らないため、現地での収入をあてにせず、出発前に必要な資金を確保しておくことが重要です。
経済的な不安を最小限に抑えると気持ちに余裕ができ、留学を成功させる大きな土台となります。
卒業や就職にどう影響するか
休学して留学をする場合、卒業や就職活動のタイミングが大きく変わる可能性があるため、事前のスケジュール確認は必須です。
履修状況や取得済みの単位数をもとに、復学後の流れを整理し、「卒業予定はいつになるのか」「就活のピークに間に合うのか」を明確にしておく必要があります。
卒業が1年遅れることで、友人と就職時期がずれたり、環境の変化に不安を感じたりする場面があるかもしれません。
ただし、目的を持って過ごした留学経験は、就職活動において十分な強みとなります。
帰国後に慌てず動き出せるよう、渡航前の段階から就活スケジュールを見据えた準備を進めておくと、卒業と就職の計画を無理なく組み立てられるでしょう。
休学留学後の就職活動はどうなる?
休学によって卒業時期がずれると、就職活動のタイミングも通常とは異なる場合があります。
しかし、留学経験はアピール次第で大きな強みになります。
この章では、就活スケジュールへの影響や企業への伝え方、留学経験を活かしやすい業界について解説します。
就活スケジュールへの影響
休学留学を選ぶ場合、就職活動の時期が一般的な流れとずれる可能性があるため、注意が必要です。
日本の就活は、大学4年の春から夏にかけてピークを迎え、多くの企業が一斉にエントリー受付や面接を行います。
帰国時期がこの期間と重なるかどうかは、事前に確認しておくことが大切です。
たとえば、帰国が4年生の夏以降になると、多くの企業の選考に間に合わなくなる可能性があります。
こうしたリスクを避けるには、卒業時期を明確にしたうえで、帰国後すぐに就活に向けて動き出せるよう事前準備をしておくことが大切です。
留学経験をどうアピールするか
就職活動で留学経験を活かすには、語学力だけでなく、目的や成果を具体的に伝えることが重要です。
企業が注目するのは、「なぜ留学を選んだのか」「何を学び、どのような力を身につけたのか」といった具体的なストーリーです。
異文化の中で直面した問題をどのように解決したか、積極的に行動して得た経験、柔軟に環境に適応したエピソードなど、問題解決力や行動力、コミュニケーション能力を実績とともに伝えることが重要です。
留学経験を活かせる業界・職種
休学留学で得た経験は、特に国際性や語学力が求められる業界で大きな強みとなります。
たとえば、外資系企業や総合商社、メーカーの海外部門では、異なる文化背景を持つ人々とのコミュニケーションや柔軟な対応力が評価されやすく、留学経験が実務に直結する場面も多くあります。
また、観光業や航空業界も多様な国籍の人々と接する機会が多く、語学力と異文化対応力が活かしやすい分野です。
ベンチャー企業や国際的なNPO・NGOなど、柔軟な発想とグローバルな視点を重視する職場でも、留学経験が強みとして生きるでしょう。
留学で得た経験や思考を就活で存分にアピールして、自分の将来の目標にあった業界・職種選びをしましょう。
まとめ
「なぜ留学したいのか」「何を得たいのか」という目的を明確にしておくことが、後悔のない決断につながります。
目的がはっきりしていれば、費用や卒業時期の遅れといった不安にも向き合いやすくなり、経験を将来の成長につなげられるでしょう。
迷いがある場合は、「留学しなかった場合の後悔」と「実際に得られる経験」のどちらが大きいかを自分自身に問いかけてみてください。
しっかり準備をして目標に向かって踏み出せば、休学留学はかけがえのない価値ある時間となるはずです。
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