LINEを海外で使う方法!渡航前に必ず確認すべき設定・準備・注意点

「海外に行くけどLINEはそのまま使えるの?」
「友達や家族との連絡手段がなくなったら困る…」
「帰国したら高額請求が来ていたらどうしよう」
もしあなたが今、海外渡航を控えていて、こんな不安を抱えているならご安心ください。
LINEは世界中のほとんどの国で利用できます。
しかし、何も準備せずに渡航してしまうと一部の国でLINEが使えなかったり、帰国後に恐ろしいほどの高額請求が届くリスクがあるのも事実です。
この記事ではセブ島の語学学校を運営する私たちQQEnglishが海外でもLINEを快適に、そして安全に使いこなすために必要な情報をすべて網羅して解説します。
不安なく海外生活を楽しむための第一歩として、LINEの徹底的な準備を始めましょう!
LINEは海外でも使える?可否と無料通話の基本知識
海外でもLINEはほとんどの国で問題なく利用できます。
チャット・音声通話・ビデオ通話も、スマートフォンがインターネットにつながっていれば日本と同じように使えます。
ただし、無料で使えるのは 通信料が発生しない環境(Wi-FiやeSIMなど)につないでいる場合のみです。
ここを理解しておかないと、知らないうちに高額請求につながるので注意が必要です。
インターネット環境があればチャット・通話は原則無料
LINEは「データ通信」を使うアプリのため、海外でも以下の環境なら 追加料金なしで使えます。
- ホテルやカフェなどのWi-Fi
- 海外旅行用 eSIM / SIM
- ポケット型Wi-Fi
逆にスマホの「海外ローミング」をONにしたまま利用すると、数千〜数万円の請求になるケースもあります。
ビデオ通話や複数人での通話、LINEスタンプ・送金機能などの利用可否
海外でも多くのLINE機能がそのまま使えます。
使える主な機能
- トーク(テキスト)
- 音声通話
- ビデオ通話
- グループ通話
- ノート・アルバム
- スタンプの送受信
- 位置情報の共有
ただし一部の国(中国・ロシアなど)では規制があるため、VPNが必須になる場合があります。
海外でLINEが使える国・使えない国は?
LINEが使える国/使えない国を一目で確認できる表にまとめました。
LINEを使える国・使えない国のリスト
| 地域 | 国名 | LINE利用 |
| 日本 | 日本 | ○ |
| アジア | 韓国 | ○(※現地はKakaoTalk主流) |
| アジア | 台湾 | ○ |
| アジア | 香港 | ○ |
| アジア | マカオ | ○ |
| アジア | 中国本土 | ×(※VPN必須、基本はWeChat(微信)) |
| アジア | タイ | ○ |
| アジア | フィリピン | ○ |
| アジア | ベトナム | ○ |
| アジア | マレーシア | ○ |
| アジア | シンガポール | ○ |
| アジア | インドネシア | ○ |
| アジア | カンボジア | ○ |
| アジア | ラオス | ○ |
| アジア | インド | ○ |
| アジア | バングラデシュ | ○ |
| アジア | ネパール | ○ |
| アジア | スリランカ | ○ |
| 中東 | サウジアラビア | ○ |
| 中東 | UAE(アラブ首長国連邦) | ○ |
| 中東 | カタール | ○ |
| 中東 | オマーン | ○ |
| 中東 | トルコ | ○ |
| 中東 | イスラエル | ○ |
| オセアニア | オーストラリア | ○ |
| オセアニア | ニュージーランド | ○ |
| ヨーロッパ | イギリス | ○ |
| ヨーロッパ | ドイツ | ○ |
| ヨーロッパ | フランス | ○ |
| ヨーロッパ | イタリア | ○ |
| ヨーロッパ | スペイン | ○ |
| ヨーロッパ | オランダ | ○ |
| ヨーロッパ | スイス | ○ |
| ヨーロッパ | ベルギー | ○ |
| ヨーロッパ | スウェーデン | ○ |
| ヨーロッパ | ノルウェー | ○ |
| ヨーロッパ | フィンランド | ○ |
| ヨーロッパ | ポルトガル | ○ |
| ヨーロッパ | オーストリア | ○ |
| ヨーロッパ | ギリシャ | ○ |
| 北米 | アメリカ | ○(※現地はWhatsApp・Messenger主流) |
| 北米 | カナダ | ○ |
| 中南米 | メキシコ | ○ |
| 中南米 | ブラジル | ○ |
| 中南米 | チリ | ○ |
| 中南米 | アルゼンチン | ○ |
| 中南米 | ペルー | ○ |
| 中南米 | コロンビア | ○ |
| 規制国 | ロシア | ×(規制強い) |
| 規制国 | イラン | × |
| 規制国 | 北朝鮮 | × |
| その他 | ミャンマー | △(情勢で制限あり) |
| その他 | シリア | △(通信制限あり) |
| その他 | アフガニスタン | △(通信不安定) |
現地でLINEがあまり使われていない国の代替アプリ(WeChat、WhatsAppなど)
国によって「主要な連絡アプリ」が異なるため、LINEが規制されていなくても現地では別アプリが主流というケースもあります。
たとえば、
- 中国:WeChat(微信)がほぼ100%
- アメリカ・ヨーロッパ:WhatsAppやFacebook Messenger
- 韓国:KakaoTalk
- 東南アジア:LINE・WhatsAppが混在
旅行先の人と連絡を取る、現地のサービスを利用する、Wi-Fiのパスワードを確認するなど、生活の細かい場面で現地アプリが必要になることがあります。
事前に複数の連絡アプリを入れておくことで、海外でのコミュニケーションがよりスムーズになります。
フィリピンではLINEも使えますが、現地講師との連絡にはFacebook Messengerがよく使われます。
留学前に両方入れておくと安心です。
そのまま海外でLINEは使える?高額請求を回避する設定と注意点
国際ローミングの仕組みと高額料金になる可能性
海外でスマホを使う際に最も注意すべきなのが「国際ローミング」です。
ローミングは日本の携帯回線が自動で海外の回線に接続する仕組みで、設定をOFFにしていないと、知らない間にデータ通信が発生し、高額請求につながることがあります。
国際ローミングが危険な理由
- 海外到着時、スマホが自動で現地回線に接続する
- データ量に応じて 高額請求(数千〜数万円) になることがある
- LINEのビデオ通話・写真送信などは通信量が多く特に注意
- SNS・地図アプリを開いた瞬間に課金が発生することも
- ローミングをOFFにしないままの渡航が一番の原因
海外でLINEを使うなら「機内モードON+Wi-Fi接続」が必須テクニック
海外で安全かつ確実にLINEを使う方法が「機内モード+Wi-Fi」です。
その上でWi-Fiにつなげば、日本と同じようにチャット・通話が無料で利用できます。
機内モード+Wi-Fi をすすめる理由
- ローミングが完全に遮断される → 高額請求を100%防げる
- ホテル・空港・カフェなどの フリーWi-FiでLINEが使える
- 通話品質を安定させたい場合は eSIMやポケットWiFiの併用が最適
- LINEチャット・通話・ビデオ通話はすべてWi-Fiで無料
- セブ島留学生の多くも「機内モード+学校Wi-Fi」でトラブルなく利用
海外で安全かつ快適にLINEを使う方法(コツ・やり方・選び方)
海外でLINEを快適に使うためには安定したインターネット環境が欠かせません。
主な手段を下記表にまとめました。
4つの手段の比較表(eSIM、現地SIMカード、Wi-Fiレンタル、フリーWifi)
| 手段 | 特徴 | メリット | デメリット | 向いている人 |
| eSIM | スマホに直接データ通信を追加する仕組み | ・出発前に購入可 ・空港で手続き不要 ・料金が安いことが多い | ・対応スマホが必要 | 短期旅行・留学/手続き簡単がいい人 |
| 現地SIMカード | 渡航先で購入して利用 | ・現地の格安プランが選べる ・長期滞在向け | ・購入の手間 ・設定が英語で難しい場合あり | 中長期滞在者/現地番号が必要な人 |
| ポケット型WiFi | ルーターをレンタルして接続 | ・複数人で共有可 ・通信が安定 | ・持ち運びが必要 ・充電切れのリスク | 家族旅行/複数端末を使う人 |
| フリーWi-Fi | ホテル・カフェなどのWi-Fi | ・無料で手軽 ・追加費用なし | ・セキュリティが弱い ・通信が不安定 | 節約したい人/利用頻度が低い人 |
例えばQQEnglishの学生寮や校舎では高速Wi-Fiを完備しているので、到着直後から家族にLINE電話が可能です。
おすすめのインターネット接続サービス・VPN(おすすめ商品/サービス)
海外でLINEを安全に利用するためには信頼できるVPNサービスを選ぶことが重要です。
VPNは通信を暗号化し、フリーWi-Fi利用時でも情報漏洩のリスクを大幅に減らしてくれます。
LINEが規制されている国へ渡航する場合は必須ともいえるツールです。
ここでは初心者から上級者まで幅広く選ばれている3つのVPNを紹介します。
海外で安全にLINEが使えるおすすめVPNサービス3選(比較表)
| VPNサービス | 特徴 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
| MillenVPN | 日本企業が運営する国内向けVPN | ・日本語サポートが丁寧 ・通信が安定 ・中国など規制国にも比較的強い | ・海外サーバー数は大手より少なめ | ★★★★★(初心者に最適) |
| NordVPN | 世界大手の高速VPN | ・通信速度が非常に速い ・世界60か国以上にサーバー ・セキュリティレベルが高い | ・アプリが多機能でやや複雑 | ★★★★★(速度重視) |
| ExpressVPN | 規制国にも強いプレミアムVPN | ・中国・ロシアなど規制エリアに強い ・安定した接続品質 | ・料金が高め | ★★★★☆(規制国に行く人向け) |
海外渡航前に確認すべきよくあるQ&A
Q. 海外でもLINE通話は無料ですか?
インターネットに接続していれば無料で利用できます。
ただし、国際ローミング中にデータ通信を行うと高額になる可能性があるため、必ず「機内モード+Wi-Fi接続」で利用するか、eSIMなどのデータプランを準備しましょう。
Q. LINEはどの国でも使えますか?
ほとんどの国で使えますが、中国・ロシア・イランなど一部の国では規制されています。
規制国へ渡航する場合はVPNが必要になる場合があります。
Q. データ通信量はどれくらい必要ですか?
チャットはほぼ気にならない程度ですがビデオ通話は1時間で数百MB消費します。
長時間使う予定がある場合はデータ容量に余裕のあるeSIMプランを選ぶと安心です。
Q. LINEが急に使えなくなったときの対処法は?
以下を確認してください。
- Wi-Fiやデータ通信が有効か
- 機内モードが適切か
- VPNのオン/オフを切り替える
- アプリの再起動やアップデート
Q. 渡航前にやっておくべきLINE設定はありますか?
トーク履歴のバックアップ、パスワード管理、メールアドレス登録、二段階認証設定がおすすめです。
まとめ
海外でLINEを安全かつ快適に使うためには「ネット環境の確保」「セキュリティ対策」「事前設定」が欠かせません。
これはセブ島留学の準備とまったく同じプロセスです。
QQEnglish の留学生の多くも、渡航前に
- eSIM/Wi-Fi環境の用意
- 友人・家族とLINEで連絡が取れるよう事前確認
- 学習記録をクラウドで管理(Google・LINE連携)
といった準備をしています。
セブ島ではLINEが問題なく使用できます。
そのため、留学中でも家族や友達、日本の学校・職場ともスムーズにつながれます。
さらにQQEnglishでは、
- 安定した校内Wi-Fi
- 日本語スタッフのサポート
- 初日のオリエンテーションでネット環境の案内
- 困った時のチャットサポート
があるため、初めての海外でも安心して生活を始められます。
QQEnglishでは全教師が国際資格TESOLを取得しているため、初心者でも安心してマンツーマンレッスンを受けられます。
LINEで家族とつながりながら快適なネット環境で英語に集中できる環境が整っています。
「海外でLINEが使えるか不安…」「留学生活のネット環境が気になる…」
そんな方は、まずは気軽にQQEnglishへご相談ください。



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