「must」 と 「have to」 の違いを簡単に理解!義務・必要を表す英語ガイド

qq top 12 6 5| 「must」 と 「have to」 の違いを簡単に理解!義務・必要を表す英語ガイド

英語で「〜しなければならない」「〜する必要がある」と表現したいとき、「must」 と 「have to」 のどちらを使うべきか迷ったことはありませんか?

どちらも義務や必要を表す表現ですが、話し手の主観や状況によって使い分けが必要です。

本記事では、基本的な意味の違いから、日常会話やビジネスの場面での自然な使い方まで、わかりやすく解説します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

「must」 と 「have to」 って何?

英語で「〜しなければならない」という義務や必要を表すとき、「must」 と 「have to」 がよく使われます。

どちらも「〜しなければならない」という意味を持ちますが、ニュアンスや使う場面には違いがあります。

本記事では、「must」 と 「have to」 の基本的な意味の違いや、日常会話やビジネスでの自然な使い方をわかりやすく解説します。

どちらも「〜しなければならない」を表す

「must」 と 「have to」 は、どちらも「〜しなければならない」という義務や必要を表す表現です。

しかし、同じ「義務」でも、その義務がどこから来ているのかによって使い分けが必要になります。

たとえば、話し手自身の強い意志や判断による義務なのか、外部のルールや状況による必要なのかで、自然な表現が変わってきます。

英語学習の段階でこの違いを理解しておくことで、日常会話やメール、ビジネス文章でも、より自然で正確な「〜しなければならない」を表現できるようになります。

使い分けのポイントをざっくりイメージ

「must」 と 「have to」 を使い分けるときは、文法の細かいルールよりも 義務の「由来」を意識することが大切です。

感覚的には次のようにイメージするとわかりやすいでしょう。

  • must → 自分の内側から来る義務や強い意志
  • have to → 外部のルールや状況によって課される義務

まずはこの感覚を押さえておくことで、実際の会話や文章でも自然に使い分けられるようになります。

H2 「must」 の特徴

must」 は、話し手自身の強い意志や内心の義務を表すときに使われる英語表現です。

「絶対に〜しなければならない」「自分がそう決めている」というニュアンスを伝えることができます。

日常会話だけでなく、ビジネスや文章でも、自分の判断や意志に基づく義務をはっきり表現したいときに便利です。

ここでは、「must」 が持つ特徴や使い方のポイントを具体例とともに解説していきます。

話し手の強い義務感や意志を表す

「must」 は、話し手自身が「絶対に必要だ」と強く感じているときに使われます。

自分の意志や考えが反映されるため、やや強い印象を与える表現です。

日常生活では、自分の行動に対する決意やおすすめを伝える場面でよく登場します。

例文

I must finish this report today.
(今日はこのレポートを絶対に終わらせなければなりません。)
You must try this restaurant. It’s amazing.
(このレストランは絶対に行くべきです。本当においしいですよ。)

どちらの例も、話し手の「強い気持ち」や「絶対にやるべきだ」というニュアンスが含まれています。

禁止や推量にも使える

「must」 には、義務だけでなく 禁止強い推量 を表す用法もあります。

  • 禁止 の場合は 「must not」 を使い、「〜してはいけない」という意味を伝えます。
  • 推量 の場合は、「〜に違いない」と話し手が強く確信していることを表すことができます。

日常会話や文章で、強い断定や注意を伝えたいときに便利な表現です。

例文

You must not enter this room.
(この部屋に入ってはいけません。)
It must be very important for him.
(それは彼にとってとても大切に違いありません。)

このように、「must」 は義務だけでなく、禁止や確信の強い推量も表せる万能な表現です。

「have to」 の特徴

「have to」 は、外部のルールや状況によって課される義務や必要を表すときに使われる英語表現です。

学校や会社、法律などの規則に従わなければならない場合や、状況的に避けられない必要があるときに自然に使えます。

「have to」 は、話し手の個人的な意志よりも、外部の要因に基づく「しなければならない」を伝えるのに適しており、日常会話からビジネスシーンまで幅広く活用できます。

ここでは、「have to」 の特徴や使い方のポイントを具体例とともにわかりやすく解説していきます。

外部からのルール・状況による必要を表す

「have to」 は、話し手自身の意志ではなく、外部のルールや状況によって課される義務や必要を表すときに使われます。

会社や学校、法律などの規則に従う場合や、状況的に避けられない必要があるときに自然な表現です。

自分の気持ちや希望とは関係なく「そうする必要がある」というニュアンスが強く出ます。

例文

I have to go to the meeting at 3.
(3時の会議に行かなければなりません。)
→会社の予定だから

Students have to wear a uniform at this school.
(この学校では生徒は制服を着なければなりません。)
→学校の規則

このように、「have to」 は外部要因による義務や必要を表すときに使う、と覚えておくとわかりやすいです。

「must」 より口語で日常会話でもよく使われる

日常生活やカジュアルな会話では、「must」 よりも 「have to」 が圧倒的によく使われます。

特に話し言葉では、「have to」 が 「hafta(ハフタ)」 のように短く発音されることもあり、自然でスムーズな会話表現として定着しています。

例文

I have to leave now.
(もう行かなきゃ。)
Do we have to finish this today?
(これ今日終わらせなきゃいけない?)

このように、日常会話では 「have to」 を使う方が自然で、聞き手にも違和感なく伝わります。
覚えておくと、カジュアルな会話での義務や必要を表現する際にとても便利です。

「must」 と 「have to」 の使い分けまとめ

must」 と 「have to」 は、どちらも「〜しなければならない」を表す表現ですが、義務の由来やニュアンスによって使い分けが必要です。

  • must → 話し手自身の強い意志や内心から生まれる義務。「絶対に〜すべき」という強い気持ちや推量を表すときに使います。
  • have to → 外部のルールや状況によって課される義務。「〜しなければならない」という必要性が自分の意志とは無関係に存在する場合に使います。

日常会話では、口語的に自然に聞こえる 「have to」 がよく使われ、ビジネスや文章では話し手の意志を強調したい場合に 「must」 が登場します。

この違いを意識するだけで、会話や文章での「〜しなければならない」がより自然で正確に表現できるようになります。

まとめ

「must」 と 「have to」 は、どちらも「〜しなければならない」を表しますが、ニュアンスは大きく異なります。

  • must → 自分の意志・感情から生まれる強い義務
  • have to → ルールや状況による外部の義務
  • 普段の会話では 「have to」 が圧倒的に自然

この感覚を理解しておくと、会話でもビジネス文書でも、より自然で正確な英語表現が使えるようになります。

大学生や社会人の皆さまが、自信を持って英語を使えるようになる助けになれば嬉しいです。

英語学習は、日々の小さな積み重ねが大きな力になります。

海外での語学学習をより確実に、そして柔軟に進めたい方には、セブ島留学という選択肢もおすすめです。

なかでも QQEnglish(フィリピン日系最大規模の語学学校) は、全教師が正社員のプロフェッショナルという安心感と、最短1日から好きな期間だけ留学できる自由度が魅力。

学びの質と通いやすさを両立した環境で、効率的に英語力を伸ばしたい方に最適の留学先です。

まずは雰囲気だけでも知っていただけるよう、説明会のご参加も大歓迎です。

毎月1名に抽選でセブ島留学1週間分をプレゼント

一覧へもどる

留学説明会 開催中

Web Seminar

QQEnglishのセブ島留学はどんな体験ができる?
疑問点をオンラインで直接聞こう!

説明会のお申し込みはこちら