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留学全般

2025.03.30

【最新版】オランダワーホリ完全ガイド|仕事・暮らし・ビザ情報を徹底解説!

オランダといえば、広大なチューリップ畑や風車、自転車文化が印象的な国です。

観光地としての魅力はもちろん、ワーホリ(ワーキングホリデー)で実際に生活するとどのような日常が待っているのでしょうか?

2019年12月13日オランダの貿易開発協力大臣であるシグリッド・カーグ氏は、オランダと日本間のワーキングホリデープログラム派遣交換プログラム(WHS/WHP)について、オランダ駐日大使と合意しました。

これにより、ワーキングホリデー制度が2020年4月1日から開始されました。

オランダワーホリの申請は先着順・定員制となっております。詳細については後ほど解説します!

本記事では、オランダのワーホリに関するビザの条件や生活のメリットやメリット、仕事事情など様々な情報を徹底解説します!

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

オランダワーホリの魅力

オランダは、自然や文化が調和した魅力的な国です。ワーホリを通じて、新しい環境での生活や仕事を経験できるだけでなく、さまざまな魅力を発見できます。

この章ではオランダワーホリの魅力について紹介します!

自然と文化の融合

オランダは、自然の美しさと文化が調和した国です。自転車が主要な移動手段であり、街中には自転車専用の道が整備されていて、日々の生活がとても快適です。

この自転車文化は、オランダが環境に優しい社会を目指していることを象徴しています。また、オランダにはチューリップ畑や風車、広大な運河があり、四季折々の景色が楽しめます。

特に春にはチューリップの花が満開を迎え、どこを見てもカラフルな風景が広がり、まるで絵本の中にいるような感覚を味わえます。

自然に囲まれたライフスタイルを体験できることは、オランダならではの魅力です!

交通アクセスの良さ

オランダはヨーロッパの中心に位置しており、他の欧州諸国へのアクセスが非常に良好です。

アムステルダムからは、パリやベルリン、ブリュッセルなどの主要都市まで電車や飛行機で数時間以内で行けるため、ワーホリ中にヨーロッパ各地を観光することが簡単にできます。

また、オランダは鉄道網が発達しており、移動がスムーズで、またフライトも多くの国へ直行便があります。

週末や休暇を利用して、近隣の国々を訪れるチャンスが増えるため、文化や歴史を学びながら異なる国々を体験することができる点もオランダの大きな魅力です!

英語が通じる環境

オランダの公用語はオランダ語ですが、ほとんどのオランダ人は英語を流暢に話します。

小学校から英語教育が始まり、映画やテレビ番組もオランダ語字幕付きで放送されるため、英語の習得が自然に進みます。

そのため、英語を話せる人が非常に多く、外国から来た人とのコミュニケーションに困ることはほとんどありません。

また、オランダは国際貿易や観光業が盛んなため、日常的に英語が使われており、特に観光地や大都市ではほとんど英語で会話ができます。

ワーホリ初心者でも英語力があれば、すぐに生活に馴染むことができるので、言葉の壁を気にせず安心して生活できる点が魅力です。

日本人への起業支援

オランダでは、日蘭友好通商協定により、日本人が比較的簡単に居住・就労許可を取得できる環境が整っています。

また、オランダには外国人起業家を支援するプログラムがあり、日本人向けにも特別なサポートが提供されています。

例えば、スタートアップビザ制度を利用すれば、事業立ち上げに必要なサポートを受けられます。

ワーホリで現地の生活に慣れた後、起業を目指すことも可能で、現地のネットワークを活用すればビジネスチャンスが広がります!

円安のメリット

円安の影響で、オランダで稼いだユーロを日本円に換算すると、より多くの額になります。最低賃金も比較的高いため、フルタイムで働けば生活費を賄いながら貯金することも可能です。

ただし、オランダの物価は日本より高めです。

例えば、アムステルダムの中心部で1人暮らしをすると、家賃は月に€1,500(約24万円)を超えることが一般的ですが、シェアハウスなら€600〜1,000(約9.6万〜16万円)に抑えられます。

外食も日本に比べて高めで、レストランのランチは€15〜20(約2,400〜3,200円)、ファストフードでも€8〜10(約1,300〜1,600円)ほどかかります。

一方で、スーパーでの買い物をうまく活用すれば、食費を抑えることができます。

食材の価格は日本よりやや高い程度ですが、牛乳やパンなどは比較的安価で手に入り、自炊中心の生活にすれば節約できます。

そのため円安のメリットを活かしながら、工夫して暮らすことが大切です!

ワーホリビザの基本条件

オランダのワーホリビザは、オランダでの滞在を通じて文化や社会を学びながら、短期間の就業が可能となるビザです。

オランダでのワーホリ生活をスタートするためには、ビザを取得することが必須です。

ワーホリビザの申請にはいくつかの条件があり、申請前にしっかりと確認しておくことが重要です。

この章では、オランダのワーホリビザを取得するための基本的な条件と申請の流れについて詳しく説明します。

申請資格

オランダのワーホリビザを申請するためには、以下の条件を満たしていることが求められます。

【対象者】
・日本国籍を持つ18歳以上30歳以下の人(申請時点の年齢)
・過去にオランダの交換留学のためのビザを取得していない人
・扶養家族を帯同しない人

【滞在条件】
• オランダの文化や社会を学ぶことが目的であること
• 帰国時の航空券を持っている、または購入できる資金があること
• オランダ滞在中の生活費を十分に確保していること
• 医療費をカバーする保険に加入していること

申請の流れ

1.事前登録

日本人がビザを申請する場合、申請前にオランダ移民局(IND)での事前登録が必要です。

事前登録を完了すると、INDから証明書が発行されるため、ビザ申請時に提出しなければなりません。

2.ビザ申請

申請期間:毎年4月1日から受付開始(先着順、年間200人限定)
申請費用:81ユーロ(費用は毎年変更される可能性あり)
審査期間:最大90日(審査が長引く場合は延長の可能性あり)
提出書類:
①パスポートの個人情報が記載されているコピー
②帰国の航空券の予約確認書または航空券を購入できる資金証明(銀行残高証明など)
③事前登録証明書

3.オランダ到着後の手続き

オランダに到着した後、90日以内に必要な手続きを完了させる必要があります。具体的な手続きは以下の通りです。

まず、滞在する市役所で住民登録を行います。この際、住民登録が可能な住所を確保しておくことが必要です。

次に、オランダの法律に基づき、有効な健康保険に加入しなければなりません。

【注意点】
提出する書類はすべてA4サイズで統一し、文字は明瞭に印刷または記入する必要があります。手書きの場合は、ブロック体で書くことが推奨されています。

また、住民登録の際、アポスティーユ認証が付された戸籍謄本または戸籍抄本の提出を求められる場合があります。

この手続きには時間がかかることがあるため、日本での取得や翻訳を早めに準備しておくことをおすすめします。

翻訳方法は、在オランダ日本大使館で申請するか、オランダ法廷に登録されている翻訳者に依頼する方法があります。どちらの方法を選ぶ場合でも、十分な時間を持って手続きを進めるようにしましょう。

オランダ生活のデメリットと注意点

オランダには多くの魅力がありますが、生活する上で不便や注意が必要な点もあります。ここでは、事前に知っておきたいデメリットについて紹介します!

住居不足

オランダの都市部、特にアムステルダムなどの人気エリアでは、住居の需要が非常に高く、家賃も高い傾向にあります。

特にシェアハウスやルームシェアを利用することで家賃を抑える方法が取られますが、それでも予算を大きく割り当てる必要があるかもしれません。

住居を早めに探し、複数の選択肢を持つことが賢明です。

気候と環境

冬は日照時間が短く、寒さや暗さが気分や体調に影響を及ぼすことがあります。不安定な天候が続き、年間の晴天日数は80〜100日程度とされています。

税金・社会制度の複雑さ

オランダの税金は一般的に高めですが、高度なスキルを持つ外国人労働者には優遇措置が設けられている場合があります。

自身の条件に応じた税制優遇の有無を確認することが大切です。

大麻文化

オランダでは大麻に対して寛容な文化が根付いています。抵抗がある場合は、住む地域やコミュニティを慎重に選びましょう。

行政手続きの煩雑さ

オランダでは病院や公共機関の手続きは予約制が多いため、早めに予約を取ることが求められます。

特にワーホリ中に必要な健康保険や住民登録など、事前に準備しておくことが非常に重要です。

オランダでの仕事事情

オランダでのワーキングホリデーでは、さまざまな仕事を体験できるチャンスがあります。観光業をはじめ、飲食業や小売業など、英語を活かした職場が多く、外国人にも働きやすい環境が整っています。

この章では、オランダの仕事事情を具体的に紹介し、どのような職種があるのか、また仕事選びの際に考慮すべきポイントについても解説します!

最低時給

2025年2月現在、21歳以上の労働者の最低時給は€14.06(日本円で約2,277円)に設定されています。

アルバイトやパートタイムの仕事でも生活費をカバーできる可能性があります。

求人の例と職種

1.観光・サービス業

アムステルダムなどの都市部では、カフェ、レストラン、ホテルなどの観光業が盛んで、英語が通じる環境のため外国人にもチャンスがあります。特に、日本食レストランも多く、日本人スタッフが求められることもあります。

2.小売・接客業

外国人向けの店舗や国際的なブランドショップでの仕事も豊富です。

3.オフィスワーク

日本とのビジネス関係が深い企業では、日本語や英語を活かせる事務職や営業職の求人もあります。

仕事選びのポイント

海外での就職では、言語力だけでなく、経験や即戦力としてのスキルも求められます。

生活費や将来のキャリアアップを考慮しながら、アルバイト、パートタイム、正社員などの多様な働き方の中から、自分に合った職種を選ぶことが大切です。

また、オランダでは、ワークライフバランスを重視する文化が根付いており、労働時間や休暇制度も比較的整っています。

そのため、労働契約の内容や勤務時間、福利厚生、就労環境を事前にしっかり確認し、自分にとって安心して働ける職場を見つけましょう!

まとめ

オランダは、美しい風景と先進的な文化、さらに英語の通じやすい環境が魅力的なワーホリ先です。

自転車文化や便利な交通アクセスを活かしながら、ヨーロッパ各地を旅行することも可能です。

しかし、ワーホリビザの取得には一定の条件があり、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。住居や仕事の面では注意点もありますが、しっかり準備をすれば充実したワーホリ生活を送ることができます。

オランダでの新しい経験や挑戦が、皆さんにとって素晴らしいものとなることを願っています!

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