間違えやすい「other / others」を超シンプルに整理する|今日から迷わない英語の使い分け

other| 間違えやすい「other / others」を超シンプルに整理する|今日から迷わない英語の使い分け

英語の「other」と「others」は、どちらも「他の〜」という似たような意味を持つため、学習者が混乱しやすい典型的なペアです。

特に、英作文やメール・会議などの実践的な場面で「どっちを使うべきだっけ?」と立ち止まることが多いのではないでしょうか。

しかし、この2つは使い分けの基準が非常にシンプルで、品詞(形容詞か代名詞か)に注目するだけで迷わなくなります。

本記事では、例文・関連表現・実務での使われ方などを通じて、今日からスッキリ理解できる解説をお届けします。

まず押さえたい「other」と「others」の基本の違い

まず最初に理解しておきたいポイントは、「other」と「others」は「品詞の違い」によって役割が明確に分かれているということです。

品詞が異なれば文の中で果たす働きも変わるため、どちらを使うべきかは文の形を見るだけで判断できます。

この基礎をしっかり押さえておくと、複雑な表現や実践的な使い分けもぐっと簡単に理解できるようになります。

「other」は「別の〜」を説明する形容詞

「other」は形容詞のため、必ず 後ろに名詞が続くという特徴があります。

例えば「other ideas, other people, other reasons」のように、「他の〜という種類の名詞」を説明するときに使われます。

社会人のメールでは「other documents」や「other options」といった表現が頻繁に登場し、大学生の英作文でも論述の幅を広げるためによく使われます。

名詞を直接修飾しているかどうかをチェックするのが、「other」を正しく使い分けるための大きな判断ポイントです。

「others」は「他の人・物」を指す代名詞

一方で「others」は名詞を伴わない代名詞 で、「他の人たち」「他のもの」といった意味を表します。

例文

I’d like to hear from others.
(ほかの人の意見も聞きたい。)

文中で名詞が省略されているため、より抽象的で広い意味を持つ点が特徴です。

「残りの人たち」「他の意見を持つ人々」など、名詞を明示しなくても文脈から十分に理解できる場面で使われます。

形容詞か代名詞かで使い分けるのがポイント

「other」と「others」を見分けるときの最大のポイントは、後ろに名詞が必要かどうかです。

  • 名詞が後ろに続く → other
  • 名詞が続かない(名詞を含んだ代わりの役割をする)→ others

この1点さえ押さえておけば、実際のメール・英作文・日常会話でもほとんどのケースで迷わずに使えるようになります。

形だけで判断できるため、英語学習の中でも非常に実用的なルールです。

実例で理解する「other / others」の使い分け

抽象的なルールだけでは曖昧に感じることもありますが、実際の例文に触れると一気にイメージがつかみやすくなります。

特に社会人のメールや大学の英作文では、「other」と「others」の使い分けが頻繁に登場するため、実際にどんな文脈でどちらを使うのかを理解しておくことは大きな武器になります。

ここでは、現場でよくあるシチュエーションをもとに、直感的に理解できるよう整理していきます。

「I need other ideas.」は複数名詞を修飾するパターン

この文では「other」が形容詞として働き、後ろに続く名詞「ideas」を修飾しています。

つまり、「今出ているものとは別の種類のアイデアが必要」という意味を表します。

ビジネスシーンでは、会議・企画立案・ブレストなどで「もっと違う視点が欲しい」「別パターンも検討したい」といったニュアンスを伝える際に頻繁に使われるフレーズです。

たとえば

  • ひとつの方向性しか出ていないとき
  • 既存案がしっくり来ないとき
  • 多角的な意見を集めたいとき

こうした場面で「other ideas」と言うことで、「ほかの名詞(=アイデア)」を明確に指しながら、次の提案を促す柔らかい表現になります。

このように 名詞を伴う場合は必ず「other」を使う──ここが判断の大きなポイントです。

「I need others.」は名詞を省略した「他のもの/人」

この文では「others」が代名詞として使われ、後ろに名詞がありません。

つまり「他のもの」「他の人たち」をまとめて指す言葉です。

たとえば

  • 選択肢が足りないとき → I need others.
  • 他の人の意見を聞きたいとき → I’d like to hear from others.

といったように、具体的な名前を出さずに「他のもの・人」を指したいときに便利です。

「other people」と「others」のニュアンスの違い

「other people」は、「それ以外の人たち」というように、比較対象がはっきりしているときに使われます。

特定のグループの中で A さんたちではなく別の人たち のように、範囲が比較的明確です。

一方で「others」は、文脈によって意味が決まる、より抽象的な表現です。

「他の人」「他のもの」のように、対象を特定せずにふんわり指すときに使われます。

この 特定度の違い を押さえておくと、英作文やメールでより自然な表現ができるようになります。

「another / the other / the others」との違いもまとめて整理

英語では「他の〜」を表す表現がいくつもありますが、特に混乱しやすいのが「another / the other / the others」と「other / others」の違いです。

一見よく似ていますが、実は数(1つか複数か) と 特定しているかどうか の2つのポイントで明確に使い分けられています。

ここを整理しておくと、英作文でも会話でも「自然で伝わりやすい英語」が一気に使えるようになります。

まずはシンプルに、全体像をつかんでいきましょう。

another=「もう1つ/別の1つ」

「another」は「an + other」が語源で、「1つの別のもの」という意味を持つ表現です。

基本イメージは 「もう1つ」「別の1つ」

そのため、必ず数えられる名詞の単数形と一緒に使われます。

例文

another cup
(もう1杯)

another chance
(もう1つのチャンス)

「1つだけ追加でほしい」「1つ違うものが必要」といった場面で登場する、とても日常的な単語です。

the other=2つのうちの「もう一方」

「the other」は、対象が 2つしかないときの「もう片方」 を指す表現です。

たとえば、「A」と 「B」の2択があり、「A」について説明したあとに残る「B」を指したいときは「the other」。

「残り1つ」がすでに特定されている状況で使うのがポイントです。

the others=特定された残りすべて

「the others」は、複数の対象があり、その中の残りすべてを指すときに使います。

たとえば、10人中3人について話したあとに「残りの7人」と言う場合は「the others」。

すでに範囲が特定されている集団の「残り全部」を指す表現です。

社会人・大学生が間違えやすい例と正しい言い換え

社会人や大学生が英作文やメールで特によく混同するのが、「other / others / another / the other / the others」の使い分けです。

どれも「他の〜」という意味を含んでいるため、一見すると同じように思えますが、実際は「特定しているかどうか」「数はいくつか 名詞が必要か」など微妙な条件によって使う表現が変わります。

ここでは、実際によく間違えられる例を取り上げ、自然な英語に直せるように分かりやすく整理していきます。

「others people」は誤り|なぜ?

「others + 名詞」は文法的にNG。

「others」は代名詞なので、後ろに名詞を置けません。

正しくは「other people(形容詞 + 名詞)」です。

このエラーは特に日本人学習者に多く、TOEIC でも頻出の間違いとして出題されます。

会議・メールでよく使うフレーズでチェック

実際のビジネスシーンでは、「other」と「others」の使い分けはそのままメール表現や会議の発言に直結します。

例文

  • Let’s consider other options.
    (ほかの選択肢も検討しましょう。)
    → 「options」という名詞を修飾しているため「other」
  • I’d like to hear opinions from others.
    (他の方々の意見も伺いたいです。)
    → 名詞なしで「他の人々」を指すため「others」
  • Do you have any other questions?
    (他に質問はありますか?)
    → 「questions」を修飾しているので「other」

どれも日常業務でそのまま使える定番フレーズばかりです。

使い分けに慣れるには、まず「名詞の有無」をチェックする習慣をつけるのが効果的です。

まとめ

「other」と「others」の違いは、最終的には以下の1点に集約されます。

  • other:形容詞 → 名詞が必要
  • others:代名詞 → 名詞なしで使う

さらに「another / the other / the others」の違いも合わせて理解することで、英語で「他の〜」を表現する幅が格段に広がります。

社会人・大学生が日常的に使う表現だからこそ、この機会にしっかり整理しておくと、自信を持って英語を使えるようになります。

必要であれば、「例文だけをまとめた版」や「図解で理解する版」も作成できますので、お気軽にお知らせください。

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