親子留学の費用ガイド|相場・国別比較を徹底解説 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

留学全般

2025.04.19

親子留学の費用ガイド|相場・国別比較を徹底解説

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海外での学びを親子で体験する「親子留学」が、近年ますます注目を集めています。

とはいえ、「実際どれくらい費用がかかるの?」「どの国が一番コスパが良いの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、親子留学にかかる費用の相場から、国別の特徴・コスト比較、そして実際にかかった費用例までを徹底解説。

親子留学を検討中の方が、理想の留学先とプランを見つけられるよう、費用面の不安や疑問をクリアにしていきましょう。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

親子留学の費用はどれくらい?相場と内訳を徹底解説

滞在費・学費・航空券など主な費用内訳

親子留学にかかる費用項目をまとめました。

  • 滞在費(コンドミニアム・ホテル・ホームステイなど)
  • 学費(語学学校、現地校、ジュニアプログラムなど)
  • 航空券(往復チケット×人数分)
  • ビザ取得費用(国や期間により異なる)
  • 海外留学保険(任意だが強く推奨)
  • 生活費(食費・交通費・娯楽費など)

滞在費と学費は、留学先の国によって大きく差が出ます。

カナダやオーストラリアでは学費や住居費が高めになる傾向があります。

短期(1週間・1ヶ月)・長期(3ヶ月〜1年)の費用相場

これらはすべて「親1人+子1人」を想定した相場です(親2人・子2人になると+30〜50%増)。

国・地域名傾向期間別の費用例(目安)※親子1組
フィリピン(セブ島)費用が安く、マンツーマン授業が主流1週間:約15〜25万円1ヶ月:約30〜45万円1年:約300〜400万円
カナダ教育制度が整い、学費が高め1週間:約25〜35万円1ヶ月:約45〜60万円1年:約500〜700万円
オーストラリア自然環境と教育のバランスが良い1週間:約25〜30万円1ヶ月:約45〜60万円1年:約500〜700万円
ニュージーランド教育と自然の調和、安全な国1週間:約20〜30万円1ヶ月:約40〜55万円1年:約450〜650万円
マレーシア・シンガポール多文化・多言語、費用は中間〜やや高め1週間:約20〜30万円1ヶ月:約40〜55万円1年:約400〜550万円
ハワイ(アメリカ)治安が良く人気だが、物価と学費が高い1週間:約30〜40万円1ヶ月:約50〜70万円1年:約600〜800万円

短期留学は観光や体験を兼ねた目的が多く、費用も抑えられます。
長期になると現地校への通学やビザ更新など追加費用が発生します。

国別の費用比較|セブ島・カナダ・オーストラリア 他

セブ島|コスパ抜群で親子向け施設も充実

フィリピン・セブ島は、親子留学の中でもコストパフォーマンスが高く、人気の渡航先です。

授業はマンツーマン形式が中心で、親子それぞれのレベルや目的に合わせた柔軟な学習ができます。

滞在費や学費も欧米諸国に比べて圧倒的に安く、1ヶ月の留学で親子2人あたり約25〜35万円で収まります。

また、子供向けのアクティビティや保育付きのプログラム、親子で通える施設が多く、初めての海外生活でも安心です。

マレーシア・シンガポール|安全でバランスの良い価格帯

東南アジアの中でもマレーシアとシンガポールは、英語が公用語の一つであり、教育水準が高く、治安も安定している点が魅力です。

費用面ではセブ島よりやや高めですが、欧米圏よりは安価で、1ヶ月の費用は親子2人で約40〜60万円が目安です。

マレーシアは多民族国家であるため、多様性を学べる環境としても注目されています。

シンガポールは衛生面・交通面で日本と近い水準の暮らしができるため、小さなお子様連れにも人気です。

カナダ・ハワイ|教育レベルは高いが費用も高め

カナダやハワイは、親子留学先として定評があります。

教育の質が非常に高く、公立学校への通学が可能になる制度も一部州で提供されています。

ただし、物価や学費が高いため、1ヶ月の滞在でも親子2人で60〜80万円以上かかるケースが多いです。

ハワイではリゾート地としての滞在価値もあり、生活全体を楽しむスタイルを希望するご家庭には魅力的な選択肢となります。

オーストラリア・ニュージーランド|自然×教育の人気国

自然に囲まれた環境と落ち着いた生活スタイルを求める家庭には、オーストラリアやニュージーランドが適しています。

教育面でも国際バカロレア対応の学校が多く、将来を見据えた長期留学にも向いています。

費用は親子2人で1ヶ月あたり50〜70万円が目安で、ビザの申請や医療保険の加入が義務付けられているので別途費用がかかります。

安全で過ごしやすい環境から長期滞在を計画する家庭に根強い人気があります。

親子留学を安く抑えるための5つの工夫

航空券・滞在先の選び方で節約

費用の中でも大きな割合を占めるのが航空券と滞在費用です。

航空券は出発の2〜3ヶ月前から価格が上がりやすいため、早めの予約が基本です。また、直行便にこだわらず経由便を選ぶことで、数万円の差が出ます。

滞在先については、ホテルやコンドミニアムではなく、学校の寮やホームステイを選ぶことで費用を抑えられるケースが多いです。

費用に強い国を選ぶ(セブ島など)

セブ島は他国と比較して物価が安く、学費・滞在費ともに抑えられるため、留学費用を全体的に圧縮できます。

授業の多くがマンツーマンであることから、少ない期間でも効果的な学習が可能です。

限られた予算でも、内容の濃い留学を実現できる点は大きな魅力です。

ビザ費用・保険など見落としがちな出費

親子留学ではビザの申請費用や海外留学保険など、意外と見落としがちな費用が発生します。

国によっては、保護者ビザや学生ビザが必要となり、それぞれ数千円〜数万円の出費が伴います。

保険加入は義務ではないものの、病気やケガ、盗難といった万が一に備えて検討しましょう。

学費が無料になる制度を活用(例:カナダ)

国によっては一定の条件を満たすと子供の学費が無料になる制度があります。

カナダの一部地域では、親が学生ビザで語学学校に通っている場合、子供を現地の公立学校に無償で通わせることができる場合があります。

適用には地域や学校の条件があるため、事前にエージェントや教育委員会に確認しておきましょう。

親子留学のよくある失敗例とその対処法

予算オーバーしてしまったケース

親子留学の失敗でよくあるのが、当初の予算を大幅に超えてしまうケースです。

現地で思ったよりも外食が増えたり、アクティビティに参加しすぎたり、子供の教材や制服などの追加費用が発生することもあります。

また、為替の変動や予期せぬビザ延長費用なども想定していない出費に繋がります。 

  • 渡航前に費用内訳を細かくシミュレーションしておく
  • 現地生活の中で「節約できる部分(食費・移動手段など)」を意識する
  • 学費や滞在費がパッケージ化されている留学先(例:セブ島)を選ぶ

子供が現地環境に馴染めなかった例

子供が現地校の学習スタイルや生活リズムにうまく適応できず、ストレスを感じてしまうケースもあります。

英語に対する不安や、文化の違いによる孤立感は子供にとって大きな負担になります。
事前に準備をしておくことで、リスクを下げられます。

  • 日本でオンライン英会話などを使って英語環境に慣れておく
  • 滞在先や学校に日本語サポートがあるか確認しておく
  • 小規模で個別対応が可能な語学学校を選ぶ

「慣れるまで焦らず、少しずつ現地生活に馴染ませる」ことが大切です。

学校選びのミスを防ぐチェックリスト

学校選びで後悔するパターンも多く見られます。

料金だけで決めてしまい、実際に行ってみると授業内容が期待と違っていた、サポートが手薄だったという声もあります。
以下のチェックリストを活用することで、ミスマッチを防ぐことができます。

  • 授業形式(マンツーマン or グループ)、授業数
  • 子供向けプログラムの有無
  • 日本語対応スタッフの在籍状況
  • 学校と滞在先の距離や利便性
  • 実際に通った人の口コミ・体験談の確認

初めての親子留学では「現地でトラブルがあってもすぐ相談できる体制があるか」を重視しましょう。

初めてでも安心!親子留学の準備と手順ガイド

留学までのステップ(資料請求~渡航)

親子留学を成功させるには、スムーズな準備と明確なスケジュール管理が大切です。

一般的な流れをまとめました。

  1. 情報収集・資料請求(3〜6ヶ月前)
  2. 行きたい国・都市・学校を選定
  3. エージェントまたは学校に申し込み
  4. パスポート・ビザの取得、航空券予約(2〜3ヶ月前)
  5. 留学保険の手配、生活用品の準備
  6. 渡航前の英語学習(特に子どもにおすすめ)
  7. 渡航当日:空港送迎や現地サポートの確認

初めての方はスケジュールに余裕を持つことで焦らず準備を進められます。

ビザ・航空券・保険など準備リスト付き

親子留学の準備で必要となる代表的な項目をリストアップしました。

  • パスポート(親子ともに有効期限を確認)
  • ビザ(渡航国ごとに種類・申請方法が異なる)
  • 航空券(直行便・経由便、座席指定など)
  • 海外留学保険(医療・盗難補償付きがおすすめ)
  • 滞在先(寮・ホームステイ・コンドミニアム)
  • 学費支払い手続き(分割・一括など)
  • 学用品・生活用品・常備薬
  • 電子機器(Wi-Fi環境の確認、変換プラグなど)

項目ごとに準備状況をチェックすることで、直前のトラブルや忘れ物を防げます。

エージェント or 自力手配?判断基準と選び方

親子留学では、エージェントを使うか自力で手配するかという選択も重要です。

項目エージェント利用自力手配
手間少ない(相談・手続き代行)多い(全て自分で進行)
学校探し相談に乗ってもらえる反面、エージェントの売り出したい学校をおすすめされることもある学校選びの相談はできないが、現地の学校スタッフに詳しい相談ができる
費用手数料がかかる場合あり安く抑えられることも
安心感学校サポート+エージェントサポート学校サポート

留学前に違いがあります。学校探しでは大きな違いがありますので、注意が必要です。また、自力手配では費用を抑えられますが、時間と手間がかかります。

留学を始めてからは、あまり差はないです。

まとめ

親子留学を検討するうえで、最も気になる「費用」。

本記事では、費用の相場や内訳をはじめ、国別のコスト比較、節約のポイント、そして失敗しないための準備方法まで詳しく解説しました。

「なるべく費用を抑えつつ、子供にしっかりと英語と海外経験を身につけさせたい」というご家庭には、セブ島が最適な選択肢です。

まずは一度、費用のシミュレーションやオンライン相談を利用して、自分たちに合ったプランを見つけてみませんか?

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