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フィリピン留学

2025.03.13

海外就職ならフィリピン!フィリピン就職の方法・ビザ・給与相場を徹底解説

Philippine-employment

「フィリピンで働きたいけど、どうやって就職すればいいの?」  

そんな疑問を持つあなたに向けて、フィリピン就職をわかりやすく解説します。  

近年、フィリピンは日本人にとって注目の海外就職先の一つとなっています。

「どんな仕事があるのか?」
「ビザはどう取得するのか?」など、不安を感じている方も多いでしょう。  

本記事では3つのポイントを詳しく解説します。  

1. フィリピンの就職市場と人気の職種  
2. ビザ取得の手順と就職活動の流れ
3. セブ島留学を活用したキャリアアップ戦略

この記事を読めば、フィリピン就職の全体像がわかり、スムーズに準備を進められます!

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

1. フィリピンで働くって実際どう?

まずはフィリピンの労働市場やどのような就職があるか確認しましょう。

フィリピンの労働市場の特徴

フィリピンは近年急速な経済成長を遂げ、特にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業が急成長中です。

日本人向けの求人も増えており、海外就職のハードルが下がっています。

  • ASEAN諸国の中でも高い経済成長率(2023年は5.6%成長)
  • BPO業界が雇用の中心で英語を活かせる職種が多い
  • 日本人向けの求人が増加し海外就職のハードルが低下

フィリピン政府の発表によると外国人労働者の受け入れが拡大しており、日本人の就職チャンスも多いです。

日本人に求められるスキルと業種

フィリピンで働く日本人に求められるスキルと、活躍できる業種をまとめました。

スキル関連業種
日本語・英語のバイリンガル能力BPO業界(カスタマーサポート、翻訳)
営業・マーケティング日系企業、観光業、外資企業
IT・プログラミング外資系IT企業、スタートアップ

BPO業界では日本語対応のカスタマーサポートの需要が高く、未経験でも採用されやすいです。

セブ島とマニラの就職環境の違い

フィリピンでの就職先として人気のあるマニラとセブ島。それぞれの特徴を比較しました。

地域特徴主な業界
マニラフィリピン最大のビジネス都市で外資系企業が多いBPO、IT、金融、製造業
セブ島観光業が盛んで、日系企業が多く、生活コストが低い観光業、語学学校、BPO

セブ島はリゾート地としての魅力だけでなく、日本人向けの求人も豊富です。

フィリピンの企業形態と日系企業・外資系企業の特徴

フィリピンには、現地企業、日系企業、外資系企業の3つの雇用形態があります。

企業タイプ特徴日本人向けの職種
現地企業ローカル文化が強く、タガログ語が求められることもある営業、マーケティング、ITエンジニア
日系企業日本語を活かせる仕事が多く、文化的な違いが少ないBPO、営業、管理職
外資系企業給与が高く、英語が必須。成果主義の企業文化IT、金融、カスタマーサポート

給与相場とキャリアパス

フィリピンの給与水準は日本より低いですが、職種によっては安定した収入がもらえます。

職種平均月収(PHP)平均月収(円換算: 1PHP=2.5円)
日本語カスタマーサポート60,000〜100,000150,000〜250,000円
ITエンジニア80,000〜150,000200,000〜375,000円
ホテル・観光業40,000〜80,000100,000〜200,000円

キャリアパスとしては、現地での経験を積んだ後、管理職への昇進や他国への転職を目指す人も多いです。

2.フィリピンで働くための条件

フィリピンではビザの申請に時間がかかります。他にも労働許可書も必要です。

就労ビザの種類と取得方法

フィリピンで働くためには就労ビザが必須です。就労ビザの種類をまとめました。

  • 9Gビザ:最も一般的な就労ビザで、企業のスポンサーが必要
  • PEZAビザ:特定の経済特区で働く人向けのビザ
  • スキルビザ:特定の専門職(IT、医療など)の人向け

就労ビザは企業のサポートが必要のため、雇用先が決まってから申請します。

労働許可証(ワークパーミット)の申請手順

フィリピンで働くには就労ビザ以外にも労働許可証(AEP: Alien Employment Permit)が必要です。

  • 企業がフィリピン労働雇用省(DOLE)に申請
  • 申請審査(1〜2か月)
  • AEP取得後に就労ビザ(9Gビザなど)を正式申請

3.フィリピン就職のメリット・デメリット

フィリピン就職にはどのようなメリットとデメリットがあるか確認しましょう。

メリット:生活コスト・キャリアアップの可能性

生活コストの安さ

  • 家賃は都市部(マニラやセブITパーク)は高めだが、日本よりもリーズナブルで、広い住居を手頃な価格で借りることが可能
  • ローカルレストランや市場を利用すれば食費は日本の3分の1程度で生活できる

温暖な気候と豊かな文化

  • 年間を通して温暖な気候で寒暖差が少なく過ごしやすい
  • フィリピン人はフレンドリーで、外国人にも親しみやすい
  • 国民の約80%がカトリック教徒であり、宗教行事が生活の一部になっている

成長市場でのキャリアアップ

  • BPO業界が成長しており、日本語対応のカスタマーサポートやマーケティング業務の求人が多い
  • IT業界でのシステム開発やWebマーケティングの専門職が増加
  • 観光業が盛んでホテルスタッフや日本人向けツアーガイドなどの仕事が豊富

英語環境でスキルアップできる

  • 外資系企業やBPO業界では英語が共通言語
  • 英語力を武器に他国や外資系企業への転職のチャンスがある

デメリット:ビザ取得の手間・給与水準・生活環境

ビザ・就労許可の取得手続きの手間

  • 企業のスポンサーが必要なため、内定が決まらないと申請できない
  • 申請手続きに時間がかかる(1〜3か月)
  • ビザの更新手続きが必要で、ルールが変更されることもある

医療費・社会保障制度の違い

  • 公立病院は費用が安いが、医療設備やサービスが不十分な場合がある
  • 民間病院の医療費は高額で入院や手術の費用がかかる

文化の違いと適応の必要性

  • 「フィリピン時間」と呼ばれ、予定が遅れることが多い
  • 上司との関係性を重視する文化がある

言語の壁

  • 英語は通じるがフィリピン人同士の会話は、タガログ語が多い
  • 公的機関やローカル市場ではタガログ語が話せると便利

生活インフラの違い(停電・交通渋滞など)

  • 停電が頻繁に発生(特に地方では電力供給が不安定)
  • 交通渋滞が深刻(マニラやセブの中心部は通勤に時間がかかる)

4.フィリピン就職の具体的な手順

フィリピンで就職するための流れを知っておきましょう。

応募から内定獲得までのフロー

  • 求人情報を探す
    • 求人サイト(JobStreet、LinkedIn など)
    • 日系人材紹介会社(J-K Network Services、Reeracoen など)
    • SNS(Facebook の求人グループなど)
  • 履歴書・職務経歴書を準備する
    • 英語で CV(履歴書)を作成
    • 日本の職務経歴書とは違い、A4 1~2 枚に要点をまとめる
  • 企業へ応募する
    • 企業の採用ページやエージェント経由で応募
  • 面接を受ける
    • 英語または日本語での面接が一般的
    • 日本語を活かせる職種でも基本的な英語力が求められる
  • 内定・雇用契約の確認
    • 給与、福利厚生、契約期間などを事前にしっかり確認
    • 就労ビザ取得の手続きを企業がサポートしてくれるか確認

5.フィリピン就職の成功事例・体験談

フィリピンで働く日本人の成功事例を紹介します。実際に働いている人の声をもとに、フィリピン就職のリアルな魅力を見ていきましょう。

現地採用からキャリアアップしたケース

「英語は得意じゃなかったけど、現地で学びながらスキルアップし、現在は海外マーケティング担当として活躍しています」という方もいます。

フィリピンで働くことで英語力が上がり、より良いポジションを狙えます。

駐在員としての赴任体験談

駐在員としてフィリピンで働く場合、日本基準の給与や福利厚生が適用されるため、安定した生活を送れます。

「給与が日本と同水準なので、フィリピンの物価の安さも相まって生活に余裕が生まれた。インターナショナルスクールも多く、子供も英語が得意になった」といった声があります。

しかし、駐在員は任期が終わると本社に戻らなくてはいけないので、フィリピンに長く住み続けたい人にはおすすめしません。

在住日本人のリアルな声・評価

「物価が安く、高級コンドミニアムに住み、のんびり暮らしています」
「ビザやワークパミットの更新はめんどくさいが、時間の流れがゆっくりしていて余裕が持てます」
「日本食レストランが多く、食生活に困ることはない」

海外で英語を鍛えながらキャリアアップを目指すなら、フィリピン就職も選択肢の一つ。

特にBPO、IT、観光業などでは日本人の需要が高く、今後も成長が期待されています。

6.セブ島留学で英語力を伸ばして就職を有利に!

フィリピンの公用語は英語のため、日常的に英語を使う環境です。

取引先や顧客とのコミュニケーションに英語が必要ですので、最低限TOEIC 600点はあったほうがいいでしょう。

セブ島留学のメリットと活用方法

英語が不安な方にはセブ島留学をおすすめします。

  • 短期間で実践的な英語を学べる
    • マンツーマン授業が主流で、スピーキング力が伸びる
  • 費用がリーズナブル
    • 1 か月の授業料+滞在費が約 15~20 万円程度
  • 就職前の準備として最適
    • 英語力を向上させてから現地就職を目指せる

セブ島で留学中にフィリピンの求人を探し、そのまま就職ができます。

まとめ:フィリピン就職を成功させるための第一歩

フィリピン就職は日本人向け求人が増加し、BPO業界やIT、観光業での需要が高まっています。

マニラは外資系企業が多く、セブ島は生活コストが低く働きやすい環境です。就労には9Gビザや労働許可証が必要で英語力も求められます。

セブ島留学を活用すれば、スムーズに就職ができます。

給与水準は日本より低めですが、生活費が安くキャリアアップのチャンスも豊富。ビザ手続きやインフラの課題があるものの、海外キャリアを築く魅力的な選択肢です。

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