
34歳。ごくごく一般的な家庭の主婦です。 昼間はOA機器メーカーで働いています。 早くに子供を授かり、子供の成長と共に手もかからなくなり、少しずつ自分の時間が持てるようになってきました。 当たり前の日常に感謝しつつ、ふと考えるのは今後の自分の人生。 今まで通りに家事をこなし仕事をこなし、繰り返し巡ってゆく季節に流される様に過ごして行くだろう私の未来。 しかし、10年後、子供たちは自分の人生を見つけ巣立っている事でしょう。 その時、私には何が残っているのだろうか・・・ 間もなく迎える35才。私の中では人生の折り返し地点。 我が子にはやりたい事にはなんでも挑戦するように言いながら、重要なタイミングでの決断はいつも周りの言葉に影響されていた今までの人生。 「海外で働きたい」 漠然とした夢に周囲は笑い、反対した。 「子供が好き。子供に関わる仕事をしたい」 尊い命を預かる様な仕事は大変だ、そう言われると自信が消えていった。 周りの考えや反対に左右されずに自分の意志を貫いたことなんてあっただろうか・・・。 残りの人生は自分自身が一番の理解者になり、自分のやりたい事に挑戦してみたい。 誰かの為に生きる人生も楽しいが、自分がキラキラできる人生も経験してみたい。 過去を振り返りそんな色々な想いを巡らせながら、今この文章を綴っています。 大人になって知った学ぶことの楽しさ。 大抵のことは手が届きやすく経験しやすい年齢になりながら、あと一歩踏み出せず届きそうで届かない海外の世界。考える程に果てしなく夢が広がります。 それは自分の知識や経験を超えた無限の世界が広がっているから・・・。 今まで自分にはそれ程関係無いと思っていた各国の問題。 世界中の子供たちはどんな暮らしをしていてどんな生活をしているのか。 素晴らしい遺産の数々や観光地もずっと身近に感じ始めました。 離れた国との時差さえも、海外を夢見る私には尊く愛おしく感じてしまいます。 やっぱり私はあの時に感じた「海外で働きたい。子供に関わる仕事がしたい」という想いを心の底に置いたまま生きて来たのかもしれません。 英語を身につけ海外に出たら、その先には何があるのか。 そう言われると明確な答えはまだ出ていません。胸を張って言える様な「成し遂げたい何か」も今はまだありません。 その答えもまた、ここから学び直す英語の知識と留学経験を人生のパスポートに、自分自身で見つけたいと思います。 子育てに夢中になっていたらもう34才。でも、まだ34歳と思いたい。 普通の主婦で普通の母で普通の会社員が、今ここからスタートをきる未来には何が待っているのでしょうか。 女性の活躍が推進される時代。 結婚したら、母になったら、女性は活躍できないのでしょうか。 人生で一度だけ。自分の心に素直に。英語を学習し人生を変えて見たい。 周りの意見にとらわれず、やりたい事に挑戦してみたい。 子供や家庭を言い訳にせず、応援してくれる周りの期待を力にチャンスを活かしたい。 本当にやりたい事を見つけるまでに34年もかかってしまったけれど、今からでも間に合うと強く信じたい。 「過去の自分と向き合い、まだ見た事のない世界と向き合ってみたい」それが私が世界を目指すわけです。