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海外で活躍できるパティシエになりたい(まどか)

私の夢はパティシエになることです。

小さい頃から私の祖母が誕生日とクリスマスにホールケーキを買ってくれていました。今でも覚えている瞬間はケーキの箱を開けた時に宝石のようにキラキラしたケーキを見て、このような人を感動させるケーキを作れるパティシエになろうと思った時です。高校進学の時に製菓が学べる学校に行きたいと親に相談しましたが、家から遠いし、夢が変わるかもしれないし、高校は普通科に行って欲しいと反対されました。

入学して部活にも入らなかった私は、好きな事を見つけて、それを自分の武器にしたいと思いました。そこで高校受験の時に1番勉強して比較的好きだった英語を喋れるようになりたいと思い、英会話教室に通い始め、3年間続けました。今までテストのために勉強してきた英語が、世界中の人達とコミュニケーションを取るための便利なものとして学ぶようになりました。英語を学べば視野が広がる、世界中には色々な人がいて、その人たちと意見交換ができる、自分の為にもなるし、私はそれがすごく楽しくて、英語に凄い魅力を感じ、どんどん好きになりました。

高校3年生になっても将来の夢は変わらず、パティシエになる事でした。でも3年間学んできた英会話も本格的に学び、長期留学をして自分の力を試してみたい。とも思い、製菓が学べる学校と英語が学べる学校のオープンキャンパスに何度も行きました。しかし、昔からの夢は諦めきれなく、英語は家でも学べると思ったので、製菓専門学校への進学を決めました。私は奈良県出身なので大阪の専門学校に通う予定をしていましたが、ある日、母に東京の姉妹校に進学するのはどうかと提案されました。それは、外国人がたくさんいて英語を使う機会も多いし、有名なパティスリーが多く、ケーキの事も沢山学べるだろうという理由でした。

東京に出てきて約5ヶ月、素晴らしい環境の中で自分の好きな事が学べているので親には凄く感謝しています。しかし英語が好きな事は今でも変わりません。なので、今の夢は、自分の作ったケーキで海外の人を幸せにする事です。海外で修行をして新しい事を若いうちに沢山吸収したいです。海外に何度か行ったことのある私は日本がどれだけ素晴らしい国か、身にしみて感じ、日本が大好きです。しかし私は色々な人に出会って、色々な経験をして、他の人と少し違うことをしたいです。海外で就職ができ、もし自分で考えたケーキをお店に出せる日が来るのであれば日本で生まれ育った私だからこそできるケーキを販売して日本に興味を持ってもらえる人が増えればいいなと思います。

自分の人生は自分のものなので、自分のやりたい事があれば、誰に反対されようとそんなの関係ないと思っていますし、私は最後まで自分の夢を諦めるつもりはありません。

 

 
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