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環境問題〜一人一人の愛は地球を救う〜(ゆず)

‘’人類は絶滅する恐れがある、それも決して遠くない未来に‘’
これは、環境ドキュメンタリー映画「Tomorrow〜パーマネントライフを探して〜」の一節です。
2012年、21人の科学者グループが、学術雑誌「ネイチャー」に “私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する” という論文を発表し世界に衝撃が走りました。

この映画を見た時、私は妊娠中でした。映画の監督で、同じく子を持つ母親であるメラニーロランは、
「息子は将来、水も食糧も石油も乏しい環境で暮らすことになる」
と危惧していました。

私は生まれてから今まで、こういった話はよく耳にしていましたが、まるで他人事で、まだまだ先の話だと思っていました。
今さえ良ければいい。。
誰かがやるだろう。。

恥ずかしながら、未来のことなど考えようともせず、「仕方のないこと」だとして片付けてしまっていたところがありました。

しかし母になった私は、無邪気に笑うこの子の笑顔をいかに守っていくかが生活の中心となっていきました。
「子ども達の未来を守りたい」子どもと過ごす毎日の中で、日に日にこの思いが私の中で強くなっていきました。その後あらゆる国を調べ、環境保護をしながら持続可能な社会を作り、人々が幸せに生きる方法がないかと模索しました。そこで辿り着いたのが、ヨーロッパのデンマークという国です。

デンマークのロラン島という小さな島が行っているEcoチャレンジは、今世界から注目されています。かつて「腐ったバナナ」と言われ、巨額の財政赤字と高い失業率に苦しむお荷物自治体だったこの島が、今では環境に配慮した自然エネルギー率100%、自給率600%で他国にもエネルギーを供給し、「グリーンバナナ」と呼ばれるまでに成長しました。彼らの生活隅々に環境に対する配慮が存在します。「必要なものを、必要な分だけ、感謝して頂く。」これは、デンマーク人にとっては当たり前とする精神ですが、昔の日本人にも多く存在した精神と共通している部分を感じます。

デンマークは、国民の幸福度世界一とも言われている有名な国です。その根底には、民主主義を確立する為の幼い頃からの教育が、独自の高度な社会意識に繋がっているのではと考えます。デンマークの政治に対する国民投票率は約90%。反対に、政治の話をする事すらタブーとされる日本。自分たちの国は自分たちで作る。この自国に対する責任意識の強さが、今の日本とデンマークの大きな違いではないかと感じます。

私はデンマークの社会制度や教育システム、出産・育児などに関心を強め、その秘密を探るべく、デンマークに留学したいと考えています。北欧独自の教育機関であるクローロップホイスコーレにおいて、世界中で起きている環境をはじめとする様々な問題を、世界中から集まる学生たちと学びたい。

そこで得たヒントを日本に持ち帰り、少しずつその意識改革を広めて行く事が、私の夢です。
できる事から始めたい。

この小さな活動が、次世代の子どもたちへ引き継がれていくことを願って、私は世界を目指します。例えばスーパーに並んでいる食用肉が、身動き一つ取れないケージの中で、排泄物まみれや劣悪な環境で育てられた動物達だとしたら、、例えばスーパーに並んでいる色とりどりの野菜が、「売れる為」だけを考えられた、農薬まみれの野菜だとしたら、、過剰な生産・消費主義が生み出す環境破壊が自然災害へと繋がり、その連鎖は必ず私達に返ってきます。一人一人が、毎日何気なく購入する商品の裏側に、どんな物語が隠れているのかを意識して欲しい。

知らない事は罪であり。私達一人一人の意識が世界を変える。その小さな架け橋に私はなりたいです。
以上が、私が世界を目指す理由です。

 

 
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