2023.10.11
良くも悪くも他の国や地域に比べると、セブ島のお土産は実は「ザ・セブ島」というようなお土産はそんなに選択肢がありません。
もちろん人気のリゾート地なので、観光地にはいろいろなお土産店が営業しています。しかしながら、昨今のフィリピンの経済成長と円安の影響で、観光客向けのお店では日本と変わらないぐらいの高い値段で商品が売られていることもしばしば。
マンゴーやマンゴスチンを始めとする果物や肉、魚、バロット(アヒルの卵)などの珍味といった現地での食事にこそ魅力が多いといえます。
今回は、セブ島在住経験のある筆者がおすすめするお手頃な価格で買えるお土産に焦点を絞って、盤石なものから変わり種まで紹介していきます。(2023年時:1ペソ2.5円換算)
今やど定番で日本でも輸入が進んでいるドライマンゴー。ドライマンゴーを作っている会社はいくつかあれど、最も人気があるのが7Dという会社の商品です。
元々筆者はドライフルーツ自体がそこまで好きではなかったのですが、こちらは食べやすかったので自信を持って万人にとても推したい逸品です。
大型ショッピングモールに併設されているスーパーマーケットに売られていて、およそ次の価格帯で販売されています。
100g/140ペソ、200g/240ペソ
また、チョコをトッピングしてある商品もあるのでチョコ好きにはそちらもオススメです。
値段はプレーンのものの2割増し程度です。しかしながら、空港内で買うと市内のスーパーの2〜3倍の値段しますので、買い忘れないようにお気をつけください。
2個入りの個包装が10袋入って何と60〜80ペソ。圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、味付けも日本人好みであるため、会社や学校などに配るのにピッタリの商品です。
OTAP(オタップ)というフィリピンの会社が製造している代表的なパイ菓子で、スーパーマーケットのお菓子コーナーには必ずといって良いほど陳列されています。
スーパーによって多少価格帯に差はありますが、ロビンソン系列のモールでは高く売られている印象です。また、こちらはOTAPの直営店が市内に数ヶ所だけあり、アクセスはあまり良くないのですが、そこに行くとさらに安く40〜50ペソ程度で購入可能です。
もちろんスーパーには置いていないOTAPの他の商品も多数あるので時間がある方は一度足を運んでみると良いかもしれません。
フィリピン発のブランドとして、若者を魅了するスタイリッシュなデザイン、高品質な商品、手頃な価格という要素を兼ね備えている日本のユニクロ的な存在の衣料品店です。
日本には進出しておらず、現地ならではのデザインの服や、有名アーティストとのコラボ商品など、他の日本の衣料品店では手に入らないアイテムが豊富に揃っています。
価格も安く抑えられている上に、日本で他の人と同じ服を着ることもないため、自分へのお土産としてもお勧めです。常時セール品が展示してあり、Tシャツは300ペソ〜です。大型ショッピングモールにテナントとして入っていることが多いです。
ビタミンやミネラルを含んでいて、天然の甘みであり、追加の砂糖や化学添加物が少ない健康的なのに美味しいお菓子なんです。
「JOVY’S(ジョビーズ)」と「OWL TREE(オウルツリー)」のバナナチップスがおすすめです!
最近人気急上昇中の「OWL TREE」は、珍しい縦切り・薄切りのバナナで作られ、一度食べ始めると止まらなくなる食感が特徴です。「JOVY’S」は肉厚で食べ応えがあり、バナナチップス好きにはたまりません。
そのまま食べるだけでなく、アイスクリームのトッピングやミックスナッツに加えるなど、他の食品やデザートにも使うことができ汎用性が高いことも人気の秘訣です。
約100g/60ペソとお財布にも優しいです。ショッピングモール内ではもちろん、地元のスーパーマーケットでも見かける商品です。
<豆知識>フィリピンといえばバナナのイメージが強いと思いますが、日本で私たちが目にするフィリピン産のバナナはフィリピンではあくまで輸出用で現地の人は食べません。ピサンマスバナナやモンキーバナナといった小さいバナナが露店では基本メジャーです。とっても甘いので、土産話のためにぜひ一度トライしてみては?
特に若い女性に人気がある、こちらの歯磨き粉。人気の理由は、日本で販売できる制限値を超える量のホワイトング成分を含んでいることにあります。
時間と高い金額をかけずに、毎日の歯磨きでホワイトニングが出来るに越したことはありません。
フィリピン独自の美容製品も人気を博していますが、万人に喜ばれ、価格も手頃なこちらをランクインさせました。
価格は1本135g/約90ペソです。規模の大きいドラッグストアやショッピングモール内でのスーパーに売ってあります。
フィリピンでは、日本に比べてドリンクが約2割ほど安い価格で楽しむことができます。その中でも特に人気のあるカフェチェーンがスターバックスです。
現地の人々からも愛されており、その理由は様々な要素にあるのですが、安さも一つのポイントです。
さらに、スターバックスでは、フィリピン限定のマグカップが販売されていて、日本人のスタバが好きな人々にとって、非常に魅力的なアイテムだと思います。
フィリピン限定のマグカップには、現地の文化や風景をデザインしたイラストが描かれており、セブ島限定のものもあります。これらのマグカップは、プレゼントとしても喜ばれること間違いありません!!
そして、マグカップは、600ペソというお手頃な価格で購入することができます。日本の価格と比べると少し安めで、手に入れやすい価格帯であることは、嬉しい利点の1つです。
スタバ好きの方々にとって、フィリピン旅行の記念品としても最適なアイテムであり、自分自身のスタバコレクションを充実させる、まさに海外の定番お土産といっても過言ではないでしょう。
セブ島から船で2時間に位置するボホール島。
世界最小のメガネザルターシャや幻想的な光景のチョコレートヒル、観光だけでなく白い砂浜が続くビーチやダイビングスポットも数多いこの島ですが、ここでしか買えないカラマーイという珍味がお土産に最適です。
ココナッツと、もち米そしてブラウンシュガーを練ったもので、現地ではココナッツの殻に入れて販売されているものが美味しいと言われますが、売っている店を観光客が探すのは少し難しいです。。。
お土産用にプラスチックの容器に入ったものは比較的容易に露店やお土産店で購入できます。価格は100g/50ペソ〜250ペソと観光客向けの店で買うかローカル向けの店で買うかで変わってきますが、ボホールは田舎であまりお店自体が少ないので、ここはケチらずに見つけたら買っておくと良いでしょう。
味は、甘いようでさっぱりとした、まさに日本人は食べたことのない味でパンにジャム感覚で食べると合います。カラマーイを食べるとボホール島での思い出がフラッシュバックするような個性的かつ良い意味でクセのある品だと思います。
今回紹介した、お土産は基本的に全て大型ショッピングモール内のスーパーマーケットで購入できます。
もちろん、地元の小さいスーパーマーケットやドラッグストアでも売っていることがありますが、運次第の部分がありますので、お土産選びには時間をかけたくないという方ショッピングモールに足を運ぶと良いでしょう。
もちろんローカルエリアを練り歩いたり、現地の人々の生活にじっくり触れたいという方は、地元民が通う店を訪ねるとより安価で商品を購入できるできます。空港にもお土産店はありますが、前述したように価格が跳ね上がるので、その点だけ留意していただければと思います。
今回は手頃な価格で買えるお土産品についてまとめていきました。
観光地のお土産店で購入する品ももちろん自分自身や大切な人への思い出を形に残すのに重要でしょう。
ただそれだけではなく、セブ島独自のブランドや現地での日用品についてもお土産としての価値を持たせることが十分できると思います。近年はネットで何でも買えるので、ネット販売がないものかということと、メイドインセブかどうかも気になるところです。
露店や市場を散策するとネットにはないような品に出会えることが多々あるため、お土産探しには、そういったローカル地域で自分好みのものを買うことも大アリだと思います。
最後に、セブ島の醍醐味はやはり生の食事やアクティビティです。たくさんの濃いお土産話とギフト品で皆さんの心を鷲掴みにしましょう!!