2019.01.02
こんにちは!ジュンペイです!
英語の勉強をしている方は、リーディング・ライティングもそうですが実際の会話で使うようなリスニング・スピーキングも必要ですよね。
とはいえ会話となるとどのように勉強やトレーニングをして能力を上げていけば良いのかがわからないという方も多いはず。
そこで、まずはじめにやってみるといいことを3つお伝えします。
実際の方法を見ていく前に、ここで一つ大事な事実をお伝えしたいと思います。
それは、リスニングでもスピーキングでも「自分が話せない音は聞き取れない」ということ。
少し例を挙げます。
僕ら日本人にとって日本語を聞いて書き留めたり理解することは簡単ですよね。朝飯前すぎて問題にすらならないでしょう。
でも、日本語を全く知らないロシア人が「日本語の文章を聞いて書き取って下さい」と言われたら、実際問題できるでしょうか?
もちろん難しいと思います。というのも、まず日本語の「音」、「フレーズ」、「文章」に対する知識も経験もないからです。
でも、例えばそのロシア人に「はじめまして」というフレーズの発音を教えたとしましょう。
すると、面白いことに日本語の文章は聞き取れなくても「はじめまして」だけは聞き取れるんです。もちろん意味も教えれば、「なるほど、こうゆうことなんだ」とわかります。
このように、初めて習う言語でも「音」「フレーズ」「意味」を抑えれば理解することができます。
特に、リスニングとスピーキングに関しては「音」、つまり正しい発音を理解してインプットとアウトプットの両方ができるようになればいいわけです。
今日ご紹介するのはその「音」に慣れるための方法です。
まずは発音をする上での型をマスターしていきましょう。「超基本的じゃん!」と言われること間違いなしのこの方法。「エイ、ビー、シー・・・・」と、この歌を習ったのは4〜5歳?かもしれません。
そんな、幼児でも歌えるこの歌。でも意外と実用性があり、役に立ちます。
留学中の皆さんもそうでない方も、英語を話す前にこの歌を2周くらい歌ってみて下さい。ちなみに口はかなり大きめに開いて喉のずっと奥から声を発する感覚で。口や全体をほぐし、日本語に慣れきっていた発声を英語モードに切り替えていきましょう。
僕はこれから「英語をガッツリ話す」という前に余裕があればたまにやっているのですが、かなり効果はあると感じています。日本人が英語を話すとき、これはノンネイティブ全員に言えるのですが無意識に日本語の発音の仕方で英語をそのまま発音しがち。
でも実際にはそうではありません。特に英語だとRとLの違いがあるのですがまったく同じ発音をしてしまう日本人が非常に多いです。(自分もよく先生に注意されます!)
英語のアルファベットは、口全体を使って、その度その度に口の形を変形させて喉の奥から声を発します。かなり大げさに真似するくらいでちょうどいいです。外国で通用する英語を目指すなら、そういった細かい部分、というよりも基礎的な部分からやってみることをオススメします。
ネイティブが歌うABCの歌を真似し、近づくことができればそれだけでとても大きなアドバンテージになります。すべてのフレーズ・単語の発音に活きてくるので。持論ですが、スポーツで言うところの柔軟体操&ウォームアップ&基礎的な筋トレに相当すると感じています。
1で紹介した「ABC」に加えて、他にも学ぶべき発音があります。
例えば、アルファベットのAなら「エイ」という発音の他にも、「エの口でアを言う」発音もあります。(顎を下げてしゃくれたような形)。「can’t」など。なのでそういった日本語にはない、英語ならではの発音も僕らは型として覚える必要があるわけです。これらに関しても一つひとつ覚えていきましょう。
また、忘れてはならないのが実際の会話で出てくる「前後の音がつながった形」。
例えば、「I have a pen.」
この文章だと、「アイハブ ア ペン」ではなくて実際は「アイハバ ペン」になります。つまり「have」と「a」がつながった音になる。ネイティブのスピードが早いため、自然とこうなります。
このような形を「リエゾン(Liaison)」と言います。
困ったことに、リエゾンに関しては自分が慣れていないとリスニング中にフレーズが飛んだような聞こえ方になり「え、今何が起こったんだ?」と動揺する可能性もありますが、リスニングテストなどでは当然のように出てくるため、これらに関しても慣れておくことが必要です。
対策としては、普段から自分で積極的に使ってみること。
ある程度基礎ができてきたら、早い段階で少し早口気味で英語を話すようにすると良いでしょう。外国のリアルなシーンでは学校の英語の授業のようにのんびりゆっくりと話すことなどまずありません。なので、高いレベルを目指す人ほど「テンポ」を意識して、速めのスピードで話せるように練習していくと言いです。それが結果的に、リスニングにも活きてきて速いスピードでも聞き取れるはずです。