2018.10.17
こんにちは!ジュンペイです!
最近生徒さんと話をしていると、「なかなかいきなり英語を話せるようにはならない」、という声を聴くこともあります。日々授業を8時間こなしていて、なかなか成果を感じられなかったら、せっかく頑張っているのにちょっとこたえるものですよね。
今日は、「1日でも早く会話力を鍛えたい!」という効果的な方法についてまとめてみました。ちなみに、この記事ではQQEnglishの校長である須藤元気さんが本校でのセミナーでお話されたことも参考にした上で書いています。
最も手っ取り早い方法は、単語や熟語ではなくて使えるフレーズごと覚えてしまうこと。そして、フレーズを使う場面のイメージとリンクさせること。
例えば、レストランに行ってお会計をするときには「May I have check please?」というフレーズを使えばOK。今の例のように、「これさえ言えば、思っていることが一発で通じる」というフレーズのストックを増やしていけば、どんな場面でも自分の思うように言葉を伝えることができます。
ここで大事なのが、必ずフレーズで覚えること・どの文章を覚えるか?という自分の型を先に決めてしまうこと。例えば、お会計をしたいときには他にも「Can I have the check please?」や、極端な話「Check please」でも通じます。一つのシーンでもいろんな伝え方があるので、あなたがどのフレーズを言うか?ということを先に決めておいて、覚えておけば実際にその場面が来たときも動揺することなくスッとフレーズが出てくるようになります。そのためには繰り返し繰り返し反復をしてみてください。さらに、実際に使うシーンをふんだんにイメージしてからやってみると効果は格段に変わるはずです。
英語だけでなく、日本語でも言えることなのですが、辞書に載っている単語を実際の会話ですべて均等な回数使うか?と言われるとそうではないと思います。実際には挨拶に関するフレーズはたくさん使ったり、例えば出会いが多い人だったら「What’s your name?」「Where are you from?」とか、自己紹介に関するフレーズが多くなるかもしれません。
このように、人によって日頃たくさん使うフレーズというのは変わってくるはずです。留学生の方であれば、先生や他の生徒さんとの出会いも多いと思うので、例えば相手の休日の過ごし方だったり、出身国のことだったり、相手の留学後の進路や目標について聞くことになるのではないでしょうか。そういった場面での会話をマスターしたいと思えば、当然ですがあらかじめ質問する文章や、複数の相手に通用する「型」を決めておき、それを先生にチェックしてもらった上で反復練習をすれば、実際の会話でも問題なく出てくる、というわけです。
反対に、テキストや単語帳に載っていても、ぶっちゃけあまり使わない単語やフレーズだな、というのも実際にはあります。ここで大事なのは、自分なりに「使うであろう」と思われる単語やフレーズを取捨選択すること。「ヤマを張る」ではないですが、自分の状況を踏まえた上で思い切り良く決めることで、フレーズを覚える効率というのは格段にアップするのではないかと思います。
最後に、ぜひマスターしていただきたいのは自己紹介。外国人と話す上では絶対に避けては通れない部分であり、自分という人間やこれまで・これからを知ってもらう上で最も大事な部分でもあります。オススメなのは、最初に自己紹介のテンプレートをつくること。名前、出身地、趣味などはもちろんのこと自分の過去と今がつながるようなストーリーをわかりやすく作ることが出来たら完璧と言えるかもしれません。
外国では自分という存在をどれだけ効果的に伝えることができるか、というのも人間関係において重要な部分になってきます。「自己アピールの場」において、どれだけ相手を魅了できるかはストーリー作りによって決まってきます。誰にでもわかりやすく、そしてあなたという人間が表せて、オチやジョークも交えることが出来たら完璧ですね!
つづく
ジュンペイ