留学用スーツケースの選び方と4つの失敗防止ポイント | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

留学全般

2025.07.22

留学用スーツケースの選び方と4つの失敗防止ポイント

3 1| 留学用スーツケースの選び方と4つの失敗防止ポイント

「留学のスーツケースを選ぶときに、容量や個数はどれくらいが良いのか分からない」
「サイズを間違えて空港で追加料金がかかるのは避けたい」

と不安に思っている方もいるかもしれません。

留学用スーツケースは、滞在期間や航空会社の荷物規定を押さえて選ぶと失敗しにくくなります。

この記事では、留学期間別の容量の目安、サイズと個数の決め方、ブランドの選び方、よくある失敗例と注意点まで分かりやすく紹介します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

留学期間で変わるスーツケース選びの4つのポイント

留学期間に合わないスーツケースを選んでしまわないか、不安ではないでしょうか。

このセクションでは、期間に合わせた最適な選び方を解説します。

ポイント1:短期留学に必要なスーツケース容量とポイント

1週間から1か月程度の短期留学なら、大きすぎるスーツケースを用意する必要はありません。

40〜60リットルほどのサイズでも十分です。旅行用のスーツケースを活用する方も多いと思います。

ただ、荷物を詰めすぎると帰国時のお土産が入らなくなることもあるので、現地で洗濯できるものは最小限にして、航空会社の重量制限を超えないようにしましょう。

出発前に家で一度測っておくと安心です。

ポイント2:半年程度の留学で失敗しないスーツケース選び

半年の留学は、留学中に季節が変わると、その分荷物が増えやすいです。

おすすめは80リットル以上の中〜大型サイズ。

特に冬服やコート、ブーツなどかさばる物があるなら、圧縮袋や仕切りポーチを活用して整理してみてください。

全部を詰め込むのではなく、現地で買える日用品は無理に持っていかず、スーツケースに余裕を持たせませしょう。

ポイント3:1年以上の長期留学に適したスーツケースの条件

1年以上の長期滞在では、大きめのスーツケースが必要になります。

85〜100リットル×2個の容量で、丈夫なハードタイプがおすすめです。航空会社によっては無料で預けられる個数が決まっているので、必ず事前に確認しましょう。

現地での引っ越しなども考えると、頑丈さと移動しやすさは大切なポイントです。

ポイント4:何個持って行くのがベスト?複数持ちのメリット・デメリット

スーツケースを何個に分けるかは、留学準備で悩むポイントです。

1個にまとめると移動は楽ですが、重量オーバーすると追加料金が発生する恐れがあります。

2個に分ければ、紛失や遅延があっても最低限の荷物を確保できる安心感があります。

ただし、複数持ちは空港から滞在先までの移動が大変になることもあるので、宿泊先までの移動手段を考慮して、自分に合う方法を選んでください。

留学用スーツケースのおすすめブランド

スーツケースのブランドが多すぎて迷いますよね。

このセクションでは、留学生に人気のブランドを紹介します。

留学生に人気のスーツケースブランド

初めての留学では、どのブランドが良いのか分からなくなりますよね。

よく選ばれているものでは、リモワやサムソナイトなどの定番ブランドがあります。リモワは軽くて丈夫なアルミ製が有名で、長期の移動でも壊れにくいです。

サムソナイトは種類が豊富で、デザインや容量も自分の好みに合わせて選びやすいのが特徴です。

日本ブランドのプロテカは修理サポートが手厚く、長期滞在でも安心して使えます。

ブランド選びに迷ったら、周りの先輩留学生がどのメーカーを選んだか調べてみてもいいかもしれません。

耐久性や保証で選ぶときのポイント

長期の留学では、スーツケースの丈夫さがとても大切です。

荷物を何度も出し入れするので、衝撃に強いハードタイプを選ぶと安心です。

また、保証が充実しているブランドなら、もし移動中に壊れてしまっても修理がしやすいので、購入するときは保証内容や修理サポートの有無を必ず確認しておきましょう。

値段だけで決めずに、耐久性や保証の手厚さも含めて比較してみてください。

留学生に人気スーツケースモデル3選

リモワ エッセンシャル

軽くて容量が大きく、長期滞在に向いています。

アルミ製ではなくポリカーボネートなので扱いやすく、色展開も豊富で自分好みのデザインを選べます。

サムソナイト コスモライト

軽さと耐久性のバランスが良く、女性や荷物を多く持ち運ぶ学生にも人気です。

曲線的なデザインで衝撃を分散しやすく、空港での荷扱いでも壊れにくいのが特徴です。

プロテカ エース

国内ブランドで修理サポートが充実しているため、万一の破損時も安心です。

静音キャスターや鍵のセキュリティ性能も高く、留学中の移動が多い人に向いています。

モデル選びで迷ったら、先輩留学生の体験談を参考にして、自分の荷物量や生活スタイルに合う一台を選んでください。

航空会社の預け荷物ルールと超過料金を避けるコツ

空港で預け荷物の重量オーバーが心配ではありませんか。

ここでは、超過料金を防ぐために気をつけたいポイントをお伝えします。

主要航空会社の荷物制限

航空会社ごとに無料で預けられる荷物の個数や重さは異なります。

一般的にエコノミークラスの場合、1個あたり23キロまでが目安ですが、航空会社によって許容量が違うので注意が必要です。

特に乗り継ぎ便では、経由する航空会社のルールも忘れないようにしましょう。

ここでは留学生がよく利用する主要航空会社の預け荷物ルールの基本を紹介します。

・ANA(全日本空輸)

国際線エコノミークラスは通常23キロ×2個まで無料。

座席クラスにより上限が変わるので公式サイトを必ず確認してください。

・JAL(日本航空)

ANAと同様、23キロ×2個が一般的です。

超過料金は1個ごとに設定されているため、余裕を持ったパッキングがおすすめです。

・エミレーツ航空(Emirates)

運賃タイプによって23〜30キロまで幅があります。

重量制と個数制の両方があるので、発券後に再確認しましょう。

・シンガポール航空

23〜30キロの範囲で路線により異なります。

学生向け特典を設けている場合があるため、学生証提示で追加無料枠がつくこともあります。

・大韓航空(Korean Air)

多くの国際線では23キロ×2個まで無料。

アシアナ航空と比較して条件が似ているため、乗り継ぎ便でも大きくズレはありません。

・アシアナ航空(Asiana Airlines)

基本的に大韓航空と同様。

渡航先によって条件が変わる場合があるので、必ず公式情報を確認してください。

・ユナイテッド航空(United Airlines)

北米系は1個あたり23キロ×2個が一般的です。

ただし格安運賃では個数が減ることもあるので予約時にチェックが必要です。

・デルタ航空(Delta Airlines)

ユナイテッドとほぼ同様です。

超過料金が高めに設定されているため、荷物の重量管理が大切です。

・エアカナダ(Air Canada)

留学先として人気のカナダでは1個23キロ×2個までが標準です。

超過時の追加料金が高いので重量を必ず自宅で測りましょう。

※情報は執筆時点のものです。必ず最新の公式情報を確認してください。

重量オーバーで追加料金を払わないために

空港のカウンターで荷物が重量オーバーしてしまうと、思わぬ追加料金がかかります。

荷造りが終わったら、家でスーツケースを一度計測しておくと安心です。

重たい物はすぐに取り出せるようにまとめておくと、空港で中身を調整しやすくなります。

スーツケース以外の預け荷物の注意点

スーツケース以外にも、段ボールやスポーツ用品を預ける場合はルールに注意が必要です。

形や大きさが規定を超えると追加料金が発生することもあります。

パソコンやカメラなどの貴重品は預け荷物に入れずに、必ず機内持ち込みにするのも忘れないよう注意してください。

荷物の種類によっては預けられない物もあるので、航空会社の公式情報をよく確認しておきましょう。

スーツケースに荷物を上手に詰める3つのパッキング術

荷物をどう詰めるか迷って時間がかかっていませんか。

このセクションでは、誰でもできるスーツケースの詰め方を紹介します。

無駄なく入れるコツ

スーツケースは、ただ物を詰め込むだけではすぐにパンパンになるので、中身を仕分けると必要な物をすぐに取り出せるのでとても便利です。

圧縮袋や仕切りポーチを使うと、衣類や小物がまとまりやすくなります。

重たい物はキャスター側に入れると運びやすくなり、型崩れも防げます。

到着後すぐに必要な物は、一番取り出しやすい場所に入れておきましょう。

割れ物や防犯対策も忘れずに

留学中にお土産などの割れ物を持ち運ぶときは、衣類でしっかり包んでおくと安心です。

スーツケースにはTSAロックが付いている物を選ぶと、検査のときに鍵を壊される心配が少なくなります。

南京錠を使う場合は、予備の鍵を必ず手荷物に入れておきましょう。ちょっとした準備で、移動中のトラブルを防げます。

現地で役立つ持ち物リストの作り方

荷物の入れ忘れを防ぐには、持ち物リストを作っておくのが一番です。

滞在先での生活をイメージしながら、必要な物を先に書き出しておきましょう。

衣類は現地の気候を調べてから決めると無駄が減ります。日用品は現地で買える物も多いので、詰め込みすぎないように気をつけてください。

留学のスーツケース準備の4つの注意点

荷物の準備で失敗して後悔したくないですよね。

このセクションでは、よくある失敗例と防ぐポイントを紹介します。

スーツケースをレンタルするという選択肢

留学期間が短い場合や、保管場所に困る人はスーツケースをレンタルする方法もあります。

購入すると費用や保管スペースがかかりますが、レンタルなら必要なときだけ使えて経済的です。

ただし、短期留学以外では割高になることが多いので注意してください。

また、受け取りと返却の流れや延長料金、破損時の補償内容を確認しておきましょう。

スーツケースが壊れたときの備え

長期の移動や空港での扱いで、スーツケースが壊れてしまうことも珍しくありません。

丈夫なスーツケースを選ぶのはもちろんですが、万一に備えて修理保証が付いているブランドを選ぶと安心です。

応急処置用にガムテープや結束バンドを手荷物に入れておくと、いざというとき役立ちます。

大きめのエコバッグを用意しておくと、荷物を分けて持ち運べるので便利です。

先輩留学生の体験談から学ぶポイント

実際に留学を経験した先輩の体験談は、何よりも参考になります。

荷物をたくさん持って行ったものの、ほとんど使わずに後悔した人もいれば、思い切って最小限にして身軽に行動できた人もいます。

リアルな声を知ることで、自分が何を優先すべきかが見えてきます。

SNSや口コミを活用して、経験者の失敗談や成功談を探してみてください。

海外の航空会社での荷物トラブル

海外の空港では荷物が届かない、破損しているといったトラブルが起こることがあります。

英語ができると自分の状況を正確に伝え、スムーズに解決を依頼できるでしょう。

最近はフィリピン留学でのマンツーマンレッスンが注目され、短期間で英語力を高める人が増えています。

自分である程度のコミュニケーションを取れるようにしておくことは、トラブル回避にもとても効果的です。

まとめ

留学でのスーツケース選びや荷造りは、期間や航空会社のルールを考慮しておけば、失敗が少なくなります。

容量や個数を見直し、必要以上の荷物を持たずに済む工夫をしておきましょう。

ポイントを押さえて準備すれば、余計な出費を抑えて留学生活に集中できます。

この記事を読んだあなたの留学生活が、充実したものになることを祈っています。

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