日本の「隣国」でかなえる英語学習!台湾の英語留学について解説 | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

留学全般

2025.06.29

日本の「隣国」でかなえる英語学習!台湾の英語留学について解説

10 1 1| 日本の「隣国」でかなえる英語学習!台湾の英語留学について解説

近年、英語学習において注目が高まる台湾。

日本人にとって地理的・文化的に親しみやすく、英語教育の環境も整っています。

本記事では、学生時代にイギリス留学を経験した筆者が、現地留学の特徴からリスクや費用などを紹介します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

台湾留学の特徴やメリット

台湾は日本にとって地理的に近く、文化的にも親和性の高い国でありながら、英語と中国語の両言語の環境が整っています。

特に英語を学びたいと考える学生にとって、コストパフォーマンスや生活のしやすさ、安全性といった要素が魅力となっています。

1. 学費・生活費が比較的安価

台湾の大学や語学学校は、欧米圏に比べて授業料が大幅に安く設定されています。

台湾の国立大学における授業料は年間およそ30万円〜50万円前後であり、日本の私立大学やアメリカ・イギリスの大学と比較するとかなり経済的です。

また、生活費も都市部を除けば比較的安価で、台北以外の地方都市であれば、月8万円〜12万円程度で十分に生活することが可能です。

さらに、多くの大学では国際学生向けの奨学金制度も用意されており、学費の一部免除や生活費補助を受けられるケースもあります。

2. 英語と中国語を同時に学べる環境

台湾は中国語(北京語)が公用語である一方、英語教育にも積極的です。

政府は「2030年バイリンガル国家政策(Bilingual Nation 2030)」を掲げており、英語での授業を拡充し、国民の英語運用能力を底上げしようとしています。

これにより、大学の一部学部では英語のみで授業を行う「全英語プログラム(English-Taught Programs)」が導入され、外国人学生の受け入れも強化されています。

留学生は英語で授業を受けながら、日常生活では中国語を使うことで、二言語を同時に習得できるという大きな利点があります。

英語だけでなく中国語にも興味がある学生にとっては、まさに理想的な学習環境といえるでしょう。

3. 親日的で安全な社会環境

台湾は日本に対して非常に友好的な国として知られています。

東日本大震災の際に多額の義援金を送ってくれたことでも記憶に新しく、街中では日本語を話せる人も多く見られます。

こうした親日的な雰囲気の中で生活できることは、特に初めての海外生活に不安を感じる学生にとって大きな安心材料となります。

また、台湾は治安の良い国としても評価されており、世界平和指数(Global Peace Index)においても上位に位置しています。

ひったくりや暴力事件が少なく、夜間に一人で外出しても比較的安全である点は、日本人留学生にとって大きな魅力です。

さらに、医療制度が整っており、外国人留学生も加入できる国民健康保険を通じて、安心して治療を受けることが可能です。

4. 国際的な教育水準と歴史ある語学教育

台湾には、国立台湾大学や国立政治大学、国立台湾師範大学といった高い教育水準を誇る大学が多数存在し、世界大学ランキングにもランクインしています。

特に語学教育に関しては、国立台湾師範大学付属の「国語教学センター(Mandarin Training Center)」が1956年に設立されて以来、世界中の中国語学習者を受け入れてきた実績があります。

こうした教育機関では、英語による学位プログラムに加えて、学術交流の盛んな環境も整っており、アジア各国や欧米からの留学生とともに学ぶことができます。

5. アクセスの良さと短期留学のしやすさ

日本から台湾までは飛行機で約3〜4時間と近く、LCCを利用すれば往復数万円で渡航可能です。

そのため、長期留学だけでなく、春休みや夏休みを利用した短期語学留学にも適しています。

ビザも一定期間内であれば不要なケースが多く、比較的手軽に留学を実現できる点も魅力です。

台湾留学のリスク

多くのメリットがある一方で、少なからずリスクも存在します。

念のため把握しておきましょう。

1. 英語環境の限界

台湾は中国語圏です。

日常生活では中国語が中心のため、英語は「学習言語」に留まりがち。

英語に没入できる環境が少ない可能性も当然あります。

2. 専門教育の認知度

一部の専攻(特に人文社会系)は、世界的に認識度がやや低い場合があります。

特に欧米圏の大学学位取得を目指す場合、台湾単独では認知面での懸念があるかもしれません 。

3. 漢字・中国語の負担

英語学習中でも、生活や移動、手続きなど中国語(繁体字)を使う場面が多く、負担や時間がかかる可能性があります。

台湾の全英授業プログラムについて

台湾における英語教育は近年大きな転換期を迎えています。

その中心にあるのが、政府が掲げる「2030 Bilingual Nation(2030年バイリンガル国家)」政策です。

これは台湾全体を英語と中国語の二言語環境に近づけることを目的とした国家戦略であり、教育機関においても英語による授業の拡充が積極的に進められています。

この政策のもと、大学レベルでは「全英語授業プログラム(English-Taught Programs, ETPs)」の整備が急速に進んでいます。

政府主導の英語教育拡充政策

台湾教育部(日本の文部科学省に相当)は、2030年までに主要大学における学部・大学院の授業のうち一定割合を英語で行うことを目標として掲げています。

これにより、台湾の大学はアジア圏や欧米からの優秀な留学生を積極的に受け入れようとしています。

特に理系・工学系、経営・経済系などの分野で、英語による授業が整備されつつあります。

また、台湾の大学ランキング上位校(例:国立台湾大学、国立成功大学、国立陽明交通大学など)は、全英語による学位プログラム(Bachelor/Master/Ph.D.)を複数設けており、国際認証を取得したコースも存在します。

授業だけでなく、ゼミ、レポート、試験、さらには卒業論文まで、すべて英語で行われるコースが増えています。

実施例

  • 国立台湾大学(NTU):「International College」構想のもと、全英語学士課程を導入しています。
  • 国立政治大学(NCCU):国際ビジネス学部や外交学部などで、留学生向けに英語専用カリキュラムを提供。

ビジネス、国際関係、公共政策などの分野で実践的な英語教育が行われています。

  • 工学・情報技術系に強みを持つ台北科技大学や国立清華大学:理工系の研究科で英語中心の大学院プログラムを展開しており、海外からの研究者や学生との共同研究も盛んです。

学費・入試・進路について

全英語プログラムの学費は大学や専攻により異なりますが、おおよそ年間30万円〜80万円程度とされており、欧米留学と比較して非常にリーズナブルです。

入学には、英語能力試験(TOEFL iBT 80以上など)や高校・大学での成績証明書、推薦状などが求められます。

また、英語での面接を実施する大学もあります。

卒業後は台湾国内や日本・海外での就職に加え、欧米大学院へ進学する学生もいます。

台湾の大学はアジアの教育ネットワーク(APR, AUN等)とも連携しており、欧米の大学とダブルディグリープログラムを組む例も増えています。

留学生向けサポート体制

ほとんどの大学では、外国人留学生のための国際センター(International Office)を設けており、履修登録、ビザ手続き、生活サポートなどの支援が受けられます。

さらに、英語による学内カウンセリングやチュータリングサービスも充実しており、初めて海外で学ぶ学生にも配慮された環境が整っています。

台湾留学にかかる費用

語学学校や全英プログラム

  • 中国語語学学校:3〜6ヶ月で20〜30万円(税込)のコースもあり 。
  • 全英プログラム:授業料は年間30〜80万円程度(大学・専攻により変動します)。

生活費

  • 家賃・食費など含め、月10〜15万円程度。
  • 都市部ならやや高めで、台中や高雄だと抑えられます。

奨学金

台湾政府が提供する制度(MOE/MOFA等)や大学独自の奨学金があります 。

QQEnglishについて

台湾留学と同様に注目されているのが、フィリピン留学です。

「QQEnglish」はフィリピン・セブ島を拠点とする日本資本の語学学校で、初心者から上級者まで幅広い学習者に対応した質の高い指導とサービスが提供されています。

その特徴を紹介します。

1. 最短1日から留学可能な柔軟性

QQEnglishでは、入学と卒業日が曜日に関係なく設定でき、最短1日〜滞在期間中は毎日レッスン受講可という非常に柔軟な制度が採用されています。

平日だけでなく土日も受講できるため、仕事や学業の合間を縫って効率よく学べる点が大きなメリットです。

2. マンツーマンレッスン中心の学習設計

基本的にマンツーマン授業が主軸で、「1日4〜8コマ(1コマ50分)」などのコースが提供されています。

特に、1対1形式により英語発話量は欧米留学(グループ授業)と比べ10倍以上確保できるとして評判です。

3. TESOL教師・認定メソッドの採用

QQEnglishの教師は全員、国際的な英語教授法資格であるTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)を取得しています。

加えて、すべての教師が正社員として雇用され、定期的に社内研修や指導スキルのアップデートを受けています。

 4. 拠点の多様性と高い安全性

QQEnglishは、セブ島内に「ITパーク校」と「ビーチフロント校」という2つの校舎を運営しています。

ITパーク校はセブ市内のビジネスエリア内に位置し、治安面でも比較的安心できる立地です。

ビーチフロント校は徒歩5分でアクセスできる美しいビーチがすぐ目の前にあり、リゾート気分を味わいながら英語学習に集中できます。

5. 充実した学習サポート体制

ポイント制レッスン予約システムを導入。

ポイントを消費して講師を選ぶ方式で、自分のニーズに合ったレッスンを受講できます。また、教材はカランやREMSメソッドに対応し、英語の反復練習やアウトプットを重視した学習ができます。

6. オンライン学習との併用も可能

QQEnglishは、オンライン英会話サービスも長年運営しており、帰国後も同じ教師陣から継続してレッスンを受けることができます。

留学中に学んだ内容を定着させたり、渡航前に事前学習を進めたりと、柔軟に活用できます。

まとめ

台湾で英語を学ぶ魅力は、コストパフォーマンスの高さに加え、英語と中国語の両環境に身を置きつつ、安全で快適な生活ができることです。

ただし、英語環境の限界や、学位の国際的認知度は考慮が必要です。

同じく注目度が高まっているフィリピン留学とあわせて、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

毎月1名に抽選でセブ島留学1週間分をプレゼント