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2025.07.27

TOEIC初心者がまずやること完全ガイド|勉強法・参考書・600点突破へのロードマップ

5 1 2| TOEIC初心者がまずやること完全ガイド|勉強法・参考書・600点突破へのロードマップ

「TOEICに挑戦したいけれど、何から始めればいいのかわからない」

そんな悩みを抱える方は少なくありません。

本記事ではTOEIC初心者がまずやるべきことを5ステップでわかりやすく解説し、600点突破に向けた最短ルートを丁寧にご紹介します。

無駄なく着実にスコアアップを目指すための実践的ガイドを、ぜひ最後までご覧ください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

TOEIC初心者がまずやるべき5ステップ

ここではTOEIC初心者が効果的に学習を進めるための5つのステップをご紹介します。

ステップ1. 今の英語レベルを確認する

まずは自分の現在の英語力を把握することが効果的な学習の第一歩です。

「何ができて、何ができないのか」を明確にすることでムダのない学習計画が立てられます。

以下のような方法でレベルチェックを行いましょう。

  • 無料のTOEIC模試サイトを活用する(例:abceed、TOEIC公式サイト)
  • 英語4技能ごとのスキルチェック(Listening/Reading/Vocabulary/Grammar)
  • 短時間で全体感を把握できる診断アプリを使うのもおすすめです

自分の強みと弱点を把握することで以降の学習効率が大きく変わります。

ステップ2. 目標スコアと受験日を決める

TOEICで何点を取りたいのか、いつまでに達成したいのかを明確に目標を設定することが大切です。

具体的な受験日を申し込むことで、学習に緊張感とモチベーションが生まれます。

企業の採用条件や社内昇進基準として「600点以上」が目安とされるケースが多いため、まずは600点を一つの基準にしてみましょう。

ステップ3. 必要な勉強時間を把握する

スコア目標に対して「どれくらい勉強すれば到達できるのか」を知ることです。

一般的にTOEICのスコアアップには100点アップに200~300時間必要です。

1日1時間なら約3〜6ヶ月が目安になります。

現在の実力と照らし合わせて、無理のない計画を立てましょう。

ステップ4. 学習スケジュールを立てる

時間の見積もりができたら実際に週単位・月単位でスケジュールを組んでいきます。

ポイントは以下のとおりです。

  • 平日と休日で学習量を調整する
  • リスニング・リーディングを交互に入れる
  • 毎週末に「復習日」を設けて定着させる
  • 月に1度は模試で実力チェック

ステップ5. 公式問題集で形式に慣れる

TOEICでは「問題形式への慣れ」が大事です。どれだけ英語力があっても設問のパターンや解答のコツを知らないと点数が取れません。

まずはTOEIC公式問題集を1冊やり切りましょう。

  • 初回は制限時間なしで解き、設問形式を把握する
  • 2回目以降は実際の試験と同じ時間で解く
  • 解説を読んで「なぜ間違えたか」を理解する
  • 間違えた問題だけを何度も解き直す

公式問題集はTOEICの傾向に最も忠実な教材です。

形式に慣れることで本番でも焦らずに実力を発揮できます。

TOEIC初心者が挫折しないためのコツと注意点

ここでは、TOEIC初心者が挫折せずに学習を継続するためのコツと注意点をご紹介します。

毎日コツコツ続けることの重要性

初心者の場合、短期間で一気に詰め込むよりも毎日少しずつ取り組むほうが記憶の定着にも効果的です。

1日30分でも1週間続ければ3時間半。

まずは「決まった時間に学習する」「学習記録を残す」など、日々のルーティン化を意識しましょう。 

無理のない学習量にする

最初から1日2〜3時間を目標にすると仕事や家庭との両立が難しくなり、挫折につながるケースが多く見られます。

おすすめは「最低ライン」を決めて、達成感を積み重ねる方法です。

「最低15分だけでもやる」と決めておけば結果的に長時間学習につながります。 

同時に多くの教材に手を出さない

ありがちな失敗が、複数の教材を並行して進めることです。

まずは信頼できる1〜2冊に絞り、何度も繰り返して理解を深めましょう。

「単語帳1冊+公式問題集1冊」からスタートし、使いこなせたら次の教材に進むという順序がおすすめです。

モチベーションを保つ工夫(仲間/ご褒美/習慣化)

学習を継続するにはモチベーションを保つ工夫も必要です。

以下のような方法が効果的です。

  • 学習仲間を作る(SNSや学習アプリで共有)
  • 小さなご褒美を設定する(1週間続いたら好きなスイーツなど)
  • 進捗を見える化する(学習記録やアプリで可視化)

「朝のコーヒーと一緒にリスニングを聞く」など日常の中に自然に組み込むことで習慣化が進み、学習のハードルを下げることができます。

完璧を求めず、小さな達成の積み重ねが挫折しない学習のポイントです。

600点を超えるためのTOEIC勉強法

ここでは各パートの具体的な勉強法と、全体的な学習のコツをご紹介します。

【リスニング対策】シャドーイング・ディクテーション

TOEICのスコアを伸ばすうえで、リスニング力の強化は欠かせません。

Part1〜4の音声に対応するには聞き取りの精度を高めるトレーニングが有効です。 

おすすめは以下の2つの学習法です。

  • シャドーイング:音声を聞きながら少し遅れて声に出して真似します。耳と口を同時に使うことで、英語の音に慣れ、集中力も向上します。
  • ディクテーション:英文を聞いて書き取る練習です。細かい音や構文を聞き取る力が養われ、文法理解にもつながります。

最初は短いフレーズから始め、徐々にスピードを上げていくと無理なく続けられます。

【リーディング対策】スラッシュリーディングと音読

TOEICリーディングでは、時間内に大量の文章を処理するスキルが求められます。

そこで重要になるのが、「意味のかたまり」で文を読み取るスラッシュリーディングです。

例文:The manager / who joined the company last year / was promoted.

このようにスラッシュを入れて読むことで、理解のスピードが格段に上がります。

英文を声に出して読む「音読」も効果的です。

黙読よりも脳が活性化され、構文の定着にもつながります。

【単語・文法対策】頻出語彙と基礎文法を固める

600点を目指す場合、高度な文法知識は必要ありません。

まずは中学〜高校レベルの基礎文法をしっかり固め、TOEIC頻出の単語を重点的に覚えることが大切です。

  • 語彙:TOEIC頻出の約1,000語を確実に
  • 文法:時制、助動詞、受動態、関係詞、仮定法など

単語は1日20語ずつ、文法は1日1テーマずつ進めていくなど計画的に取り組むと習得がスムーズです。

苦手な項目はまとめてノートに書き出すと効果的です。

【実践演習】時間を測って公式問題集を解く

いくら個別の対策をしても、本番形式での演習なしでは高得点は望めません。

公式問題集を使い、本番と同じ2時間という時間を測って解く練習をしましょう。

時間配分の感覚を掴み、集中力を維持する練習ができます。解き終わったら必ず答え合わせをして、間違えた問題や時間がかかった問題を徹底的に復習してください。

なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを分析することが、次回につながります。

スキマ時間を活かす方法

忙しい社会人の方にとって、まとまった学習時間を確保するのは難しいかもしれません。

しかし、工夫次第で学習時間はいくらでも生み出せます。

  • 通勤時間:電車の中や徒歩移動中に単語帳を見たり、リスニング音声を聞いたりしましょう。
  • 休憩時間:会社の休憩時間や待ち時間にアプリで単語クイズを解いたり、短い英文記事を読んだりするのもおすすめです。
  • ながら学習:家事をしながら、お風呂に入りながらなど、他の作業をしながらリスニング音声を聞くことも有効です。

TOEIC初心者におすすめの参考書&教材

ここではTOEIC初心者が効率的にスコアアップを目指せる、おすすめの参考書と教材をご紹介します。

単語帳:出る単特急 金のフレーズ

  • TOEIC頻出単語をスコア別(600・730・860・990点)に分類
  • コンパクトで持ち運びしやすく、スキマ時間に最適 
  • 音声データを使えばリスニング対策にも活用可能 
  • 初心者から上級者まで長く使える定番単語帳 

文法問題集:でる1000問

  • TOEIC Part 5に特化した文法問題集
  • 設問形式に慣れながら、文法の理解も深められる
  • 解説が丁寧で基礎から応用まで学べる構成
  • 毎日少しずつ進めれば自然と文法力が向上 

総合対策本:はじめて受けるTOEIC L&Rテスト

  • TOEIC試験の全体像を理解できる初心者向けの1冊
  • 各パートの傾向や解き方、時間配分のコツを網羅
  • 模試付きで、自分のレベルチェックにも最適
  • 受験が初めての方におすすめ 

公式問題集:Listening & Reading 問題集(最新巻)

  • 実際の試験形式と同じ構成で模試ができる
  • 音声も公式ナレーターを使用しており、本番に近い環境を再現 
  • 解説も詳しく、復習に活かしやすい 
  • できるだけ最新版を使うのが効果的です

TOEIC初心者におすすめのアプリ&学習サービス

スタディサプリENGLISH

  • リクルートが提供するTOEIC対策専用アプリ
  • 有名講師によるわかりやすい動画解説つき
  • リスニング・リーディングの両方を網羅
  • 学習管理機能や復習機能が充実しており、初心者にも使いやすい構成

Santaアルク

  • AIが弱点を分析し、最適な問題を自動で提案
  • 目標スコアに到達するための「スコア予測機能」が便利
  • 1問ごとの学習データが蓄積され、効率よく進められる
  • 無料プランでも十分活用可能、プレミアムでさらに充実

abceed

  • 有名教材(公式問題集、金フレ等)をアプリで一元管理できる
  • AIによるスコア診断とパーソナライズ学習が可能
  • 音声再生・シャドーイング機能も搭載
  • 無料でも基礎機能が使えるため初心者にも人気

トレーニング TOEICテスト(アプリ)

  • Part別に特化した問題演習が可能な無料アプリ
  • 出題形式が本番に近く、繰り返し練習しやすい
  • シンプルな構成で学習記録が残せる
  • Part 5・6の文法対策に強く、スキマ学習に最適

TOEIC対策にスクール・オンライン留学は必要?

独学とスクール・オンライン留学のメリット・デメリットを比較し、どのような場合に活用すべきかをご紹介します。

アプリで独学できる人/できない人の違い

項目独学に向いている人独学が難しい人
学習スタイル自分でスケジュール管理ができる習慣化が苦手で長続きしない
自己管理能力高く、継続力があるモチベーションが維持しにくい
環境静かな場所で集中できる周囲の誘惑に流されやすい
対策傾向自力で課題を分析・改善できる弱点に気づかず放置しがち
サポートの必要性基本的に不要外部からの管理や指導が必要

アプリ学習は費用が抑えられる一方で継続力が大切です。

性格や生活スタイルに合った方法を選びましょう。

英語の音に慣れるには「リアルな英語環境」が有利

英語のリズムやスピードに自然と慣れるには実際に「英語を浴びる環境」に身を置くのが効果的です。

オンライン英会話や語学留学では日常的に英語を使う機会があり、リスニング力が伸びやすくなります。

専門コーチングとスクールの活用法

TOEICに特化したスクールでは、以下のようなサポートがあります。

サポート内容説明
弱点分析模試や課題を通じてスコアを妨げる要因を特定
個別指導自分専用のカリキュラムで効率的にスコアアップ
習慣化支援定期的なフィードバックで学習を継続できる
モチベーション管理専門コーチが進捗を伴走しながら支援

まとめ

TOEIC初心者にとって大切なのは「やみくもに勉強する」のではなく、今のレベルを把握し、目標スコアと期限を明確にしたうえで、効果的なステップを踏んでいくことです。

本記事では学習の始め方から挫折を防ぐコツ、600点突破に向けた勉強法、おすすめの教材・アプリまで幅広くご紹介しました。

もし「一気にスコアを伸ばしたい」「英語に本気で向き合いたい」とお考えであれば、英語漬けの環境で学べる留学プログラムも選択肢のひとつです。

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