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TOEIC®700点の完全ガイド|レベル・勉強時間・勉強法・おすすめ教材まで

6 1 1| TOEIC®700点の完全ガイド|レベル・勉強時間・勉強法・おすすめ教材まで

就職や転職、昇進といったキャリアの分岐点でTOEIC700点のスコアは「できる人」の証として多くの企業から高く評価されます。

しかし「どれくらい勉強すればいいの?」「何から始めれば効率的?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、TOEIC700点のレベル感から必要な勉強時間、スコア達成に直結する勉強方法、忙しい社会人・学生でも続けられる学習習慣の作り方までを徹底解説。

戦略的に、そして継続的に学べば、TOEIC700点は十分に現実的な目標です。

さあ、次の章からその全貌を紐解いていきましょう。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

TOEIC®700点はどれくらいのレベル?

まずはTOEIC700点がどれくらいのレベルなのかを具体的に見ていきましょう。

英検や他の英語試験と比較するとどのくらい?

TOEIC700点は他の有名な英語試験と比較すると以下のレベルに相当します。

  • 英検:準1級の合格ライン(730点から)の少し手前、2級合格レベルよりは上
  • TOEFL iBT:60点前後
  • IELTS:5.5
  • CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠):B1レベル

TOEIC700点は「日常生活で困らない程度の英語力があり、ビジネスでも簡単なやり取りなら問題なくできる」レベルです。

TOEIC700点のリスニング・リーディング力の目安

TOEIC700点に到達する人の多くは、リスニングで約350点前後、リーディングでも同程度のスコアを獲得しています。

リスニング力ではナチュラルスピードの会話を聞いて要点を理解できるレベルであり、業務上の英語会議や電話応対にもある程度対応できます。

リーディング力としては、英文メールや報告書などをスムーズに読み取れる程度が目安です。

ただし、700点はまだ「英語での業務遂行が可能」とまではいかないため、さらなる実践力の強化も必要です。

必要な語彙数や正答率は?

TOEICで700点を目指すには、約7,000〜8,000語の語彙力が必要と言われています。

正答率の目安は、リスニング・リーディングともに70〜80%です。

正答率が7割以上あればTOEICの出題形式に慣れていなくても、700点に到達できる可能性は十分にあります。

TOEIC700点に必要な勉強時間とは?

英語初心者が700点を目指す場合の目安時間

英語学習の基礎があまりない初心者の場合、TOEIC700点に到達するにはおおよそ600〜800時間の学習が必要とされています。

文法の基礎固め、語彙力の習得、リスニングとリーディングのトレーニングなど、土台作りに時間がかかるためです。

週に15時間の学習を継続できれば、約10〜12ヶ月で目標スコアに到達する計算になります。

焦らずに段階を踏んだ学習が成功のカギです。 

学習スケジュールの立て方と学習期間の目安

TOEIC700点を効率よく目指すには現状のスコアと目標までのギャップを把握した上で、現実的な学習スケジュールを立てることが大切です。

以下にスコア別の学習期間の目安を表にまとめました。

現在のスコア目安学習時間推奨学習期間(1日2時間)
500点約300時間約5ヶ月
600点約150時間約2.5ヶ月
初心者(400点以下)約600〜800時間約10〜12ヶ月

学習計画には毎日のルーティンを決めることも有効です。

「朝に単語・文法、夜にリスニング・読解」といった時間帯別の学習で集中力を維持しやすくなります。

定期的な模試やアプリでの進捗確認も組み込むことで、モチベーションの維持にもつながります。

TOEIC700点を取得する3つのメリット

TOEIC700点を取得すると多くのメリットがあります。

具体的に見ていきましょう。

就職・転職活動での評価が高まる

TOEIC700点は、多くの企業が「即戦力の英語力がある」と判断する基準のひとつです。

外資系企業やグローバル展開を進める日本企業では、履歴書に700点以上と記載することで面接への通過率が高まる傾向があります。

英語を活用するポジションへの応募にも有利に働くため、就職・転職の幅が大きく広がります。 

昇進・昇給・海外配属などキャリアの選択肢が広がる

キャリアアップを目指す場合にもTOEIC700点は有効なアピールポイントです。

昇進や昇給の条件としてTOEICスコアを設定している企業も多く、語学力の証明として重宝されます。

海外拠点での勤務や国際プロジェクトへの参加といった機会も増え、将来のキャリアプランに多様な選択肢をもたらします。 

英語学習の成果として自信につながる

TOEIC700点の取得は、英語学習の中間目標として大きな達成感を得られるポイントです。

明確なスコアという形で実力を可視化できるため、自信を持って「英語ができる」と言えるようになります。

これは次の学習ステップへのモチベーションにもなり、スピーキングやライティングなど実践的なスキル習得への意欲を高めてくれます。

TOEIC700点突破のための勉強法まとめ

ここからはTOEIC700点突破に向けた具体的な勉強法をご紹介します。

単語力強化:頻出語+例文で覚える

TOEIC700点を目指すうえで、語彙力は最優先で強化すべき分野です。

頻出単語を覚えるだけでなく、例文の中で意味や使い方を確認しながら覚えることで、記憶の定着率が上がります。

たとえば、「金のフレーズ」や「銀のフレーズ」などのTOEIC特化型単語帳を活用すると、出題傾向に沿った効率的な学習が可能です。

音声付きの教材を併用し、発音とスペル、意味を同時に覚えるのも効果的です。

文法対策:高校英語の基礎+品詞理解

文法問題(Part 5・6)で失点しないためには、高校レベルの基礎英文法をしっかり復習しましょう。

動詞の時制・助動詞・仮定法・関係詞などは頻出テーマです。

品詞の識別力を高めることで空所補充問題に強くなります。おすすめは「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」や「でる1000問」など、基礎~応用まで網羅された教材を使うことです。

反復練習を繰り返すことで、自然と英文構造が理解できるようになります。

リスニング対策:シャドーイング・音読・聞き流し

リスニングパート(Part 1〜4)では、音声スピードや英語のリズムに慣れる必要があります。

シャドーイングは、音声を聞きながら即座に繰り返す練習法でリスニング力と発音の両方を鍛えられます。

音読は文章構造の理解を深め、英語の「耳」を育てるのに役立ちます。

通勤中などに英語音声を聞き流すだけでも、英語のリズムに自然と馴染むことができます。

公式問題集の音源やニュース英語なども活用して、毎日耳を英語に慣らしましょう。 

リーディング対策:速読と時間配分の訓練

リーディングセクション(Part 6・7)は時間との勝負です。

限られた時間内に長文を正確に読み解くには、速読力と戦略的な設問の解き方が必要です。

まずは語彙と文法を強化したうえで、制限時間を設けて問題演習を行いましょう。

設問文から先に読んで本文内の該当箇所を探す「スキャニング」も有効な手法です。

長文を構造ごとに分けて読む「チャンクリーディング」も理解度を高める助けになります。

演習は必ずタイマーを使って、本番同様の緊張感で取り組むことがポイントです。

忙しい社会人・学生でも勉強時間を確保する方法

TOEICの勉強は継続がカギとなります。

忙しい毎日の中でも学習時間を確保する方法をご紹介します。

朝・通勤・休憩中の「スキマ時間活用術」

  • 朝:起床後すぐに30分、単語学習をする。
  • 通勤・通学中:電車の中などで、リスニング音源を聞く、単語帳アプリを使う。
  • 休憩時間:会社の昼休憩中に、文法問題を数問解く。

1日の中で「何もしていない時間」を少しずつ勉強時間に充てることで、まとまった勉強時間を確保できます。

週末のまとまった時間をどう活かすか

週末には2〜3時間のまとまった時間を確保して、以下の学習に取り組むのがおすすめです。

  • 模試の演習:本番と同じ時間配分で模試を解く。
  • 復習:平日に解いた問題の復習や、間違えた箇所の見直しをする。
  • 長文読解の練習:苦手なPart7の長文読解にじっくり取り組む。

学習習慣を継続するためのコツ

  • 目標を細分化する:「700点」という大きな目標を「1ヶ月で単語帳を1冊終える」「1週間で模試を1回解く」など、小さな目標に落とし込む。
  • 記録をつける:勉強時間や正解数を記録する。自分の成長が目に見えることで、モチベーションを維持しやすくなります。
  • ご褒美を用意する:小さな目標を達成するたびに、好きなものを食べる、趣味に時間を使うなど、自分へのご褒美を用意する。

TOEIC700点を目指す人におすすめの教材5選

おすすめの5種類の教材を比較表でまとめました。

教材カテゴリ教材名特徴おすすめレベル
単語帳金のフレーズ/銀のフレーズTOEIC頻出単語をスコア別に収録。例文付きで効率よく暗記でき、音声対応でリスニング対策にも効果的。初級〜中級
文法書高校英文法をひとつひとつわかりやすくイラストや図解で英文法の基礎を丁寧に解説。文法が苦手な方にもわかりやすく、Part5の対策に有効。初級〜中級
模試・問題集公式TOEIC問題集/730点突破シリーズ本番形式に近い問題と音声で、実践力を鍛えられる。時間配分や出題傾向の把握にも最適。中級
総合教材速読速聴・英単語シリーズ長文読解の中で語彙・リスニング・文構造を同時に習得可能。実践的な英語力が身につく。中級〜上級
アプリ教材スタディサプリENGLISHなど動画・問題演習・解説がセットになっており、スマホでスキマ時間学習が可能。習慣化しやすい設計。初級〜中級

迷ったときは単語帳+模試から始めると効果を実感しやすいでしょう。

スコアが伸びないときの原因と対処法

「毎日勉強しているのにスコアが伸びない…」と悩んでいる人もいるかもしれません。

原因を理解し、適切な対策をすることで、再びスコアを伸ばすことができます。

勉強法が合っていない場合の見直しポイント

  • 単語や文法を覚えるだけでなく、実際に問題を解く「アウトプット」の時間も確保しましょう。
  • 間違えた問題をそのままにせず、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できるのかを分析することが大切です。
  • 難しすぎる教材は挫折の原因になります。

自分の現在のスコアより少し上のレベルの教材から始めるのがおすすめです。

モチベーションが下がったときの対策法

  • 「今日は単語を10個覚えた」「苦手なパートの問題が1問解けた」など、小さな目標達成を喜ぶことで、モチベーションを維持できます。
  • SNSやコミュニティなどで、同じ目標を持つ仲間と情報交換したり、励まし合ったりすることで、モチベーションを保てます。
  • 図書館やカフェなど、いつもと違う場所で勉強することで気分転換になります。

インプットとアウトプットのバランスを整える

英語学習はインプット(知識を蓄える)とアウトプット(知識を使う)の両方が重要です。

単語や文法を覚える「インプット」だけでなく、模試を解く、音読・シャドーイングをするといった「アウトプット」の時間を意識的に確保しましょう。

まとめ

TOEIC700点は明確な目標があるからこそ、途中で挫折しやすいスコア帯でもあります。

続けるコツは、完璧を目指すよりも「まずは習慣化」すること。 

以下の工夫で学習を継続しやすくなります。

  • 学習時間を可視化(タイマーアプリや記録ノート)
  • 週ごとの小さな目標設定(例:金フレを200語覚える)
  • モチベーション維持のためのご褒美設定

短期間で本気でTOEICスコアを上げたい方には「英語漬けの環境」がおすすめです。 

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独学で限界を感じている方は、学習環境そのものを変える選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

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