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2025.08.05
【徹底比較】TOEICと英検®の違い|スコア換算表・難易度・選び方ガイド

TOEICと英検®、どちらの英語試験を受けるべきか悩んでいませんか?
「就職や転職ではどっちが有利?」「大学受験や留学に使えるのは?」そう考えているあなたのために、この記事ではTOEICと英検®の違いからスコア換算、そして目的に合わせた選び方まで徹底的に解説します。
大学受験や就職、キャリアアップなど、あなたの目標達成に最適な試験を見つけるためのヒントが満載です。
この記事を読めば、あなたの英語学習の方向性がきっと見えてくるでしょう。
さあ、一緒に最適な一歩を踏み出しましょう!
TOEICと英検®の違い|試験内容・目的・難易度を徹底比較
TOEICとは?特徴と試験概要
- 特徴
- 合否ではなく、10点から990点のスコアで英語力を評価します。
- リスニングとリーディングの2技能に特化しています。
- ビジネス関連のテーマが多く出題されます。
- 試験概要
- TOEIC Listening & Reading Test:200問(リスニング100問、リーディング100問)、約2時間。
- TOEIC Speaking & Writing Test:スピーキング(約20分)、ライティング(約60分)。
こちらはL&Rとは別の試験です。
日本で最も一般的に受験されているのは「TOEIC Listening & Reading Test」です。
英検®とは?特徴と試験概要
- 特徴
- 5級から1級までの7段階の級で英語力を評価します。
- リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測定します。(3級以上)
- 中学・高校での英語学習の成果を測る指標としても広く使われています。
- 試験概要
- 一次試験:筆記(リーディング、ライティング)とリスニング。
- 二次試験:スピーキング(面接形式、3級以上)。
- 級ごとに試験時間や問題形式が異なります。
試験形式・出題範囲・測定できる英語技能の違い
項目 | TOEIC Listening & Reading Test | 英検®(3級以上) |
測定技能 | リスニング、リーディング | リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング |
試験形式 | マークシート方式(多肢選択式) | 一次試験(マークシート、記述)、二次試験(面接) |
出題範囲 | ビジネス・日常生活の英語コミュニケーション | 日常生活、社会生活、アカデミックな場面での英語 |
回答形式 | 全て選択式 | 記述式、面接応答が含まれる |
TOEICはビジネス英語に特化しているため、仕事での場面を想定した問題が多く出題されます。
一方、英検®はより広範な英語力を測るため、日常生活や社会的な話題、論説文など、多様なテーマが含まれます。
実施頻度・受験費用・有効期限の比較
- 実施頻度
- TOEIC L&R:年10回程度(公開テスト)
ほぼ毎月実施されています。
- 英検®:年3回(本会場)
団体受験などを含めると、より多くの機会があります。
- 受験費用
- TOEIC L&R:7,810円(税込)
- 英検®:級によって異なりますが、2級で8,400円、準1級で9,800円、1級で11,800円程度です。(2024年度の個人申込料金、本会場)※最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
(参考:IIBC、公益財団法人 日本英語検定協会)
- 有効期限
- TOEIC:公式な有効期限はありませんが、企業や学校によっては2年以内のスコア提出を求められることが多いです。
- 英検®:合格自体に有効期限はありません。
ただし、資格を証明する書類(合格証明書など)は再発行期限が定められている場合があります。
難易度と必要な学習スタイルの違い
- 難易度
- TOEIC L&R:スコア制のため、受験者全体の平均点と比較して自分のレベルが把握できます。高得点を目指すには、幅広い語彙力と速読・速聴能力が求められます。
- 英検®:級が上がるごとに難易度が明確に設定されています。特に1級や準1級では、専門性の高い語彙や、論理的な思考力・表現力が求められます。
- 必要な学習スタイル
- TOEIC対策:短期間でスコアアップを目指す場合、TOEIC頻出の単語・フレーズを重点的に覚え、問題形式に慣れるための演習が不可欠です。
リスニングとリーディングのスピードと正確性を高めるトレーニングが中心になります。
- 英検®対策:級ごとの出題傾向が明確なため、過去問演習が非常に有効です。
特にライティングとスピーキング対策では、表現力を養うための実践的な練習や、論理的な思考力を鍛えることが重要になります。
単語も級ごとに難易度が上がるため、着実な語彙力アップが求められます。
TOEICと英検®はそれぞれ異なる特性を持っています。
ご自身の目的や現在の英語力に合わせて、最適な試験を選ぶことが、英語学習の成功への第一歩となります。
TOEICと英検®のスコア換算表とレベル比較
TOEICと英検®のスコア・級別換算表
TOEICと英検®は評価方法が異なるため、直接比較するのは難しいですが、文部科学省や教育関連機関が発表しているデータを参考にすると、おおよその換算が可能です。
以下は代表的な目安です。
TOEICスコア | 英検®級の目安 |
945点以上 | 1級 |
785〜944点 | 準1級 |
550〜784点 | 2級 |
225〜549点 | 準2級 |
120〜224点 | 3級 |
TOEICスコア別レベルの目安
TOEICは10〜990点のスコアで評価され、数値が高いほどビジネスシーンで使える英語力があると判断されます。
- 900点以上:会議や交渉など高度な英語運用が可能
- 730〜895点:ビジネスで十分に通用する英語力
- 600〜725点:基本的なビジネス英語の理解・使用が可能
- 400〜595点:日常業務で簡単な英語が使用できるレベル
- 300点未満:基礎的な英語の理解が必要なレベル
就職や転職活動では、外資系やグローバル企業では730点以上が評価されやすく、昇進や海外赴任を目指す場合は800点以上が目標とされることが多いです。
英検®級別レベルの目安
英検®は5級から1級までの7段階に分かれており、上位級ほど高度な英語力が求められます。
- 1級:大学上級程度。専門的な内容を英語で議論できるレベル。
- 準1級:大学中級程度。海外留学や高度なビジネス英語で通用するレベル。
- 2級:高校卒業程度。日常生活や基礎的なビジネス英語に対応可能。
- 準2級:高校中級程度。基本的な英会話や短文作成ができるレベル。
- 3級:中学卒業程度。日常会話レベルの理解が可能。
英検®はライティングやスピーキングも評価対象となるため、総合的な英語力を養いたい方に向いています。
一方でTOEICは短期間でスコアアップを狙いやすく、キャリアアップや転職活動での活用に適しています。
どちらの試験を受けるかは、自分の目的や目標に合わせて判断すると良いでしょう。
TOEICと英検®、どっちを受けるべき?目的別おすすめ試験
大学受験や進学に有利なのはどっち?
- 英検®が有利なケースが多い
- 国内の大学受験(特に一般入試、推薦入試):多くの大学で英検®の級が英語の得点換算や出願資格として認められています。
英検®2級や準1級は、優遇措置の対象となることが多いです。
英検®は4技能(読む・聞く・書く・話す)を総合的に評価するため、高校までの英語学習の成果を測る指標として採用されやすい傾向があります。
- AO入試や推薦入試:英検®の取得級をアピールポイントとして活用できるケースが多数あります。
- 大学での単位認定:大学の英語科目の単位として、英検®の級が認められることがあります。
- TOEICも活用できるケース
- 一部の大学ではTOEIC L&Rのスコアを英語の得点に換算したり、出願資格として利用できる場合があります。
ビジネス系学部や国際系の学部でTOEICスコアが重視されることがあります。
まずは志望校の募集要項や入試情報をしっかり確認することが重要です。
一般的には高校生が大学受験で活用するには英検®の方が選択肢が広い傾向にあります。
就職活動・転職で評価されやすいのはどっち?
- TOEICが有利なケースが多い
- 一般企業(特に大手企業、外資系企業):TOEIC L&Rスコアは、ビジネスシーンでの実践的な英語コミュニケーション能力を測る指標として、最も広く認知され、評価されています。
多くの企業が採用基準としてTOEICスコアを設定しており、昇進・昇格の要件にもなっています。
- 海外との取引がある企業:海外とのビジネスコミュニケーションが頻繁な企業では、即戦力となるTOEIC高スコア保持者が歓迎されます。
- 職種:営業、マーケティング、事務、技術開発など、幅広い職種でTOEICスコアが求められます。
- 目安: 多くの企業ではTOEIC L&R 600点以上、外資系や海外と深く関わる企業では730点以上が目安とされることが多いです。
ビジネスシーンでの英語力アピールならTOEIC L&Rが圧倒的に有利です。
まずは志望する企業や業界がどのような英語力を求めているのかリサーチすることをおすすめします。
キャリアアップ・海外勤務を目指す場合はどっち?
海外赴任や外資系企業でのキャリアアップを目指す場合は、TOEICのスコアが最も評価されやすいです。
国際部門や海外とのやり取りが多い職場では、TOEIC850点以上を求められることもあります。
一方で、英検®1級や準1級は高度な英語力の証明として専門職や教育関連で評価されやすく、国際的な資格やスキルとの組み合わせで強みを発揮します。
スピーキングやライティング能力を含めた総合的な英語力を磨きたい場合は英検®で基礎を固め、TOEICでスコアを伸ばすという併用も有効です。
自分のキャリア目標に合わせて、どちらを優先的に取得するかを考えるといいでしょう。
TOEICや英検®以外の英語資格もチェック
TOEFL・IELTSとの違いと活用場面
TOEFLとIELTSは、海外大学への進学や留学、移住申請で求められることが多い国際的な英語試験です。
- TOEFL:アメリカやカナダの大学進学で広く求められる試験。リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を測定します。
- IELTS:イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどで認知度が高い試験。スピーキングは面接形式で行われ、実践的な会話力が必要です。
GTEC・日商ビジネス英語検定などその他の試験
- GTEC:中高生向けの英語試験で学校教育の中で採用されることが多く、4技能を総合的に評価します。
- 日商ビジネス英語検定:ビジネスシーンでの実務的な英語力を評価する試験。
ビジネス文書や会議での英語使用能力が問われます。
このように、目的や活用場面に応じてさまざまな試験が存在します。
TOEICや英検®と併せて受験することで、より幅広い英語力を証明できます。
まとめ
就職や転職で英語力をアピールしたい場合はTOEICが有利で、大学受験や総合的な英語力を測りたい場合は英検®が向いています。
まずは自分が英語を学ぶ目的を整理し、最適な試験を選ぶことが大切です。
また、効率的な学習のためには自分のレベルに合った教材や学習方法を選ぶことが大切です。
TOEICは頻出問題に慣れることでスコアアップしやすく、英検®は英作文やスピーキングの練習が不可欠です。
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