TOEICは何点からすごい?評価される基準と目指すべきスコアを完全ガイド | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

留学全般

2025.04.14

TOEICは何点からすごい?評価される基準と目指すべきスコアを完全ガイド

TOEIC-score

「TOEICって何点取ればすごいって思われるの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

この記事ではスコア別の印象や企業が求める基準、自慢できる点数の目安まで徹底解説します。

TOEICのスコアに自信を持ちたい方、評価されたい方は必見です!

ぜひ、最後まで読んでみてください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

TOEICのスコアとは?基本構成と平均点

TOEICは990点満点で構成されている

TOEICは英語によるコミュニケーション能力を測る試験で、合計990点満点になります。

スコアは英語力の客観的な証明として、国内外の多くの企業や教育機関で活用されています。

リスニング495点・リーディング495点の配分

試験はリスニングセクションとリーディングセクションの2部構成で、それぞれ495点が満点です。

各セクションの得点は別々に集計され、合計点で最終スコアが決まります。

日本人の平均スコアは600点前後

日本人のTOEIC平均スコアはおよそ600点程度です。

これは全体の中間層に位置し、履歴書に記載できる実用的なレベルの指標ともいえます。

TOEICスコア別のレベル感と特徴【100点ごと7段階】 

400点未満:中学生英語レベル

TOEICスコアが400点未満の方は、英語の基本的な語彙や文法の理解が不十分な状態です。中学レベルの英語力とされ、日常会話も難しいと判断されます。

まずは基礎の文法と単語を固めることが重要です。 

400点〜495点:初心者・高校英語レベル

このスコア帯の方は高校英語の基本が身についてきた段階です。ただし、スピーキングやリスニングの応用力には課題が残ります。

英文の意味を部分的に理解できるものの、スムーズな読解や聞き取りには練習が必要です。 

500点〜595点:基礎力があるレベル

TOEIC500点を超えると、簡単なビジネスメールや指示をある程度理解できる基礎力があると評価されます。

ただし、実務で英語を使うには不十分な場合が多く、さらなるステップアップが必要です。日系企業の新卒で目標にされるラインです。 

600点〜695点:就活で評価される入り口レベル

600点以上になると企業の採用基準に達するケースが増えます。

IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、600点台は英語で基本的な情報交換ができると評価され、就職活動で履歴書に書ける最低ラインとされています。

700点〜795点:すごいと思われ始めるレベル(中級)

TOEIC700点を超えると「英語ができる人」と見なされます。業務で英語の資料を読んだり、会議の内容を理解できるレベルです。

多くの企業がこのスコアをひとつの基準にしており、実力の証明として「すごい」と言われ始めるスコア帯です。

800点〜895点:ビジネスレベル・上級者

800点を超えると社内外のビジネスシーンで円滑に英語を使えるレベルです。

外資系企業や英語を日常的に使う部署での評価も高く、履歴書に記載すると強みになります。

TOEIC上級者として一目置かれる実力を持つと判断されます。

900点以上:ネイティブに近いプロフェッショナルレベル

900点以上はTOEICで到達できる最上級クラスで、CEFRのC1レベルに相当します。

内容が複雑な英文資料も正確に理解し、ネイティブと対等にやり取りできる力を示します。英語指導者や海外駐在員、通訳者レベルの英語力とも言えるでしょう。

TOEICは何点から「すごい」「自慢できる」と思われるのか?評価の基準を解説

一般的には700点以上が「すごい」と言われる

TOEICで「すごい」と思われる基準は、一般的に700点以上とされています。このラインを超えると、英語がある程度使える人という印象を持たれます。

700点を取ると日本人の平均スコアの約579点(2023年度)よりも120点以上高く、上位30%程度に位置します。

800点を超えるとビジネス英語として信頼度が高い

TOEIC800点以上は、ビジネス現場で英語を使うレベルだと見なされます。

英語の資料を読んだり、簡単な会議内容を理解したりする力があると評価され、外資系企業の応募条件でも多く見られるスコアです。

IIBCのスコア換算表によると、このレベルはCEFRのB2〜C1に相当します。

900点以上は圧倒的実力として一目置かれる

900点以上は、全受験者の上位5%ほどしか到達しない超上級レベルです。

このスコアを持っていると、ほとんどのビジネスシーンに対応できる英語力があると判断され、英語講師や海外駐在員など高度な言語運用が求められる職種にも強くアピールできます。

英語力の証明として最もインパクトのある水準です。

他人から見て「自慢になる」と思われる点数の印象

​TOEICスコアに関する評価は、個人の目標や業界の基準によって異なります。​

株式会社Green Styleが2024年3月に実施したアンケート調査によると、回答者108人のうち、最も多かったスコア帯は「805点から900点」で22人(約20.4%)でした。

​次いで、「705点から800点」と「605点から700点」がそれぞれ19人(約17.6%)となっています。

この結果から多くの受験者が700点以上のスコアを取得しており、800点以上を目指す傾向があります。

​一般的にTOEICスコアが700点を超えると「すごい」と評価されることが多く、800点以上ではビジネス英語としての信頼性が高まります。

ただし、評価基準は業界や職種、個人の目標によって異なるため、自身の目的に応じたスコアを目指すことが重要です。

年代・職業別の評価の違い(就活生・社会人)

就活生:600〜700点で「頑張っている」と好印象。800点で「即戦力」扱いされることも。 社会人(特にビジネス職):700点は基礎、800点以上でようやく評価対象。

英語教育・航空・外資系:900点以上が事実上のスタートラインとなるケースも。

このようにTOEICスコアの「すごさ」は数字だけでなく、立場や目的によって変わります。自分の業界や目標に合ったスコアを目指すことが大切です。

TOEIC高得点のメリットとは?

就活・転職で有利になる(600点〜)

スコアが600点を超えると履歴書に記載できる「英語力の証明」になります。

多くの日本企業では600点以上を英語基礎力のラインと見なしており、グローバル展開する企業では応募条件や加点要素になることがあります。

外資系・海外勤務を狙うなら800点以上

800点以上のスコアはビジネス英語を実務で活かせるレベルとされ、外資系企業や海外との取引が多い企業で高く評価されます。

大手総合商社やIT企業の海外部門では、TOEIC800点を応募条件として掲げる例もあります。

英語での会議やメール対応が求められる環境で信頼されるスコア帯です。

昇進・昇格に影響するケースも

最近では入社後にTOEICスコアを昇進・昇格の条件とする企業も増えています。

国内の大手メーカーや金融機関では、係長や課長昇格に「730点以上」「800点以上」といった基準を設けているケースがあります。

海外部門や管理職での英語対応が必要な場面に備え、TOEICは「社内英語力」の指標にもなっています。

自信と学習モチベーションにつながる効果

TOEICで高得点を取ることは、就職や昇進だけでなく、自分自身の自信にもつながります。

目に見えるスコアとして成果が出ることで、「英語学習が楽しくなった」「次は英会話にも挑戦したい」といった学習意欲の向上にも効果的です。

また、800点・900点台を目指す過程で得た知識や習慣は、将来さまざまな形で活かされていきます。

このように、業種ごとに求められるTOEICスコアには明確な傾向があります。

自分の目指す業界に合わせてスコアを戦略的に設定することが、就職・転職活動を有利に進める鍵となります。

TOEICスコアだけを自慢することのリスクと注意点

高得点でも英会話ができないと評価されにくい

TOEICで高得点を取っても実際に英語を話せないと「本当に英語ができるの?」と疑問を持たれます。

TOEICはリスニングとリーディングのみのテストで、スピーキングやライティング能力は含まれていません。

そのため、TOEIC900点を持っていても、英語で自己紹介ができない人もいます。

実用的な英語力・行動力が伴うことが重要

TOEICスコアはあくまで英語力の「指標」にすぎません。高スコアを自慢するよりも、その英語力をどう活かすかが大切です。

600点以上を持っている人が海外の取引先と英語でメールや会話をこなしていれば「この人は本当に英語が使える」と評価されます。

逆にスコアが高くても実際の業務で使えなければ、スコアだけが浮いてしまい、逆効果になります。

ビジネスの現場では実際に英語を使えるかが重視されるため、「TOEICだけの英語力」以外に実践の英語も必要です。

TOEIC受験からスコア取得・活用までの流れ

申し込み〜受験の手順

TOEICは公式サイトから簡単に申し込みできます。試験は月に1〜2回実施されており、日程と会場を選んで登録するだけです。

支払いはクレジットカードでもできます。受験当日は指定の会場で約2時間の試験を受けます。

試験はリスニングとリーディングの2部構成で、マークシート形式で解答します。

海外では毎日開催している国もありますので、公式サイトを確認しましょう!

結果の確認方法(オンライン・郵送)

試験結果は受験日から約17日後にオンラインで確認できます。公式サイトのマイページにログインすれば、スコアが表示されます。

また、数日遅れて公式スコア証明書が自宅に郵送されるため、書面での確認も可能です。

スコアはリスニング・リーディングそれぞれの点数と合計で示され、最大990点です。

スコアの履歴書・ESへの記載方法

TOEICスコアは、履歴書やエントリーシート(ES)でアピール材料になります。

記載する際は「TOEIC ○○○点取得(取得年月)」のように書くのが一般的です。

企業によっては600点以上から評価対象になるため、スコアが高ければ高いほど好印象です。

まとめ

TOEICで「すごい」と言われるスコアは一般的に700点以上、企業や業種によっては800点〜900点でより高い評価になります。

就活や転職、昇進など、英語力をアピールする上でTOEICスコアは非常に有効な指標です。しかし、スコアだけでなく、実用的な英語力や学習の姿勢も評価につながります。

本気でTOEICのスコアアップを目指すなら、学習環境選びが重要です。

セブ島留学は英語漬けの環境で短期間にリスニングやスピーキング力を高められる絶好の選択肢です。

マンツーマンレッスンが中心の語学学校も多く、自分の弱点を徹底的に強化できます。TOEICだけではなく、実践的な英語も鍛えられます。さらに日本よりもリーズナブルな費用で留学できる点も魅力です。

TOEIC高得点を目指す方は、ぜひセブ島留学という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

毎月1名に抽選でセブ島留学1週間分をプレゼント